予算1000万円でどこまでリフォームできる?フルリノベーション事例や費用相場をご紹介

  • 【更新日】2024-04-08
予算1000万でどこまでリフォームできる?

築年が30年以上の古い家の場合は、リフォームが大規模になることがしばしば。部分的なリフォームではなく、フルリフォームとなると予算は1,000万円以上は必要となります。

では、実際に予算1000万円ではどのようなリフォームができるのでしょうか?
今回は、予算1,000万円以内でできるリフォーム内容や実際の施工事例を詳しく紹介しています。これからリフォームを検討している人はぜひ参考にしてみてください。

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予算1,000万円でできるリフォーム、できないリフォーム

1,000万円でできるリフォーム

予算1,000万円のリフォームの場合は、戸建て・マンションともに内装のフルリフォーム(スケルトンリフォーム)が可能です。
内装のフルリフォームとは、キッチンやお風呂などの水回り設備の交換や間取り変更、床や壁などの貼り替えが含まれます。

マンションの場合は多少商品のグレードを上げたとしても1,000万円で収まることが多いです。一方、戸建ての場合はリフォーム面積が広くなりやすいので、商品のグレードを上げすぎると1,000万円に収まらないので注意しましょう。

1,000万円でできないリフォーム

一方、以下の場合は予算1,000万円ではできない場合が多いです。

予算1,000万円でできないリフォーム
  • 戸建てで外壁塗装や屋根工事も一緒に行う場合
  • 建物の築年数が40~50年以上の場合

内装のフルリフォームだけではなく、外壁塗装や屋根工事まで含める場合は1,500万円以上はかかるため、1,000万円には収まりません。

また、建物の状態にもよりますが、築40~50年以上経っている家の場合は目には見えない壁や骨組み部分の腐食や、屋根の劣化による雨漏りリスク、耐震性への不安などがあるため、築年数が浅い住宅に比べると工事すべき箇所が増えるので費用も高額になってしまいます。

リフォームしたい箇所と家の状態を総合的に考えて予算を組んでいきましょう。

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【工事箇所別】リフォームの費用相場

リフォームにかかる費用はどの場所をどれくらい工事するのかで変動します。リフォームしたい場所と予算を考慮しながら理想の住空間をイメージしてみましょう。

水回りリフォームの費用相場

水回りリフォームの費用相場は以下の通りです。水回りとはキッチン・お風呂・トイレ・洗面台のこと。毎日使う場所なので家の中でも特に劣化しやすい部分です。

箇所 費用相場
キッチン 80~200万円
お風呂 60~150万円
トイレ 30~60万円
洗面台 10~30万円

水回りリフォームは新しく導入する製品のグレードや機能性によって価格が大きく変動します。例えばお風呂リフォームの場合、ローグレードのユニットバスであれば60~70万円ですが、ハイグレードの場合は100~150万円ほどと費用の差が出てきます。どこにどれくらいの予算を使うかをよく検討してから製品のグレードを選ぶのがおすすめです。

>>キッチンリフォームの費用相場
>>お風呂リフォームの費用相場
>>トイレリフォームの費用相場
>>洗面台リフォームの費用相場

内装リフォームの費用相場

リビングやダイニング、和室・洋室のリフォームの費用相場は以下の通りです。

箇所 費用相場
リビング・ダイニング 100~200万円
間取り変更 100~300万円
和室→洋室 50~90万円
畳→フローリング(6~8畳) 20~35万円
玄関・廊下 20~50万円

内装リフォームは自宅の雰囲気を決める大事な部分です。今の自宅の雰囲気を大きく変える場合や大きな間取り変更がある場合は、200万円程度はかかると見込んでおきましょう。

一方、和室を洋室に変更する場合や畳をフローリングにする場合など規模が小さめのリフォームであれば50~70万円で可能です。

また、玄関や廊下のリフォームについては近年自宅で介護する人が増えていることから、手すりの設置や足元照明をつけるなどのバリアフリー工事もできます。

>>内装リフォームの費用相場
>>ダイニングリフォームの費用相場
>>リビングリフォームの費用相場
>>間取り変更リフォームの費用相場
>>洋室リフォームの費用相場
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外壁・屋根リフォームの費用相場

外壁・屋根リフォームの費用相場は以下の通りです。

箇所 工事方法 費用相場
外壁 塗装 90~100万円
重ね張り(カバー工法) 120~220万円
張り替え 150~240万円
屋根 塗装 50~100万円
重ね葺き(カバー工法) 100~150万円
葺き替え 150~200万円

※一般的な30坪の戸建て住宅の場合

外壁・屋根リフォームは外壁・屋根の面積に応じて費用が変わるため、外壁の面積が大きくなればなるほど費用もかさみます。

また、それぞれ3種類の工事方法があり、今の外壁・屋根を活かす工事である「塗装」「重ね張り(重ね葺き)」は費用が安く、新しい外壁・屋根に作り変える「張り替え(葺き替え)」の場合は費用が高くなります。

外壁や屋根は紫外線や気温の変化だけでなく、台風や豪雨などの自然災害による劣化も懸念されます。そのため、耐久性や断熱性を考慮したリフォームが必要です。

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>>外壁塗装の費用相場
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耐震・断熱リフォームの費用相場

耐震・断熱リフォームの費用相場は以下の通りです。

箇所 費用相場
耐震リフォーム 100~200万円
断熱リフォーム 200~500万円

1981年の建築基準法の改正が行われる前の築年数が古い住宅は新耐震基準を満たしていない可能性があるため、リフォームの際には耐震リフォームを行いましょう。

耐震リフォームは物件の築年数によって変わりますが、おおむね100万~200万円が費用がかかります。耐震リフォームを検討される方は、まず専門家による耐震診断を受けるのをおすすめします。

また、築年数が古い物件の場合は「冷暖房が効きにくい」「底冷えする」などの悩みもあるかと思います。その場合は家全体の断熱リフォームもおすすめです。断熱リフォームの場合は天井・屋根・壁・床・窓など家全体に関わるため、総じて費用が高くなります。ただし、暮らしやすさに直結する部分なのでぜひ検討してみてください。

>>耐震リフォームの費用相場
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予算1,000万円のフルリフォーム・リノベーション事例

続いては実際に予算1,000万円以内でリフォームした事例を8個ご紹介します。

事例① 900万円|【戸建て】築40年の実家をフルリフォーム

ライフスタイルの変化により、築40年の実家に移り住むことになったご家族。全体的に古さの目立つ設備や内装だったことから思い切ってフルリフォームを実施しました。

■before


■after


物件種別 一戸建て
築年数 40年
施工面積 100㎡
費用 900万円
施工期間 60日
施工箇所 キッチン、お風呂、トイレ、洗面所、リビング・ダイニング、玄関、廊下
既存のキッチン、お風呂、洗面台、トイレなどの水回り部分の設備の刷新はもちろん、玄関やリビング・ダイニングなどの内装部分も大幅にリフォーム。特に古い和室をなくしてリビングに一体化させたことによって、広々としたリビング・ダイニングを実現できました。

間取りを変更する場合は間仕切り壁の撤去と共に設置が必要になるため、費用は高額になりがちです。ですが、こちらの事例では部屋を一体化させただけなので、間仕切壁の新たな設置はほとんど必要なく、費用が抑えられています。

事例② 1,000万円|【戸建て】皆が集えて、夫婦の時間も楽しめる空間にフルリフォーム

ライフスタイルの変化により築40年の家をフルリフォーム。夫婦2人の時間を楽しみつつ、来客にも十分に対応できるような広々とした家に生まれ変わりました。

■before

■after

物件種別 一戸建て
築年数 40年
施工面積 35㎡
費用 1,000万円
施工期間 45日
施工箇所 キッチン、お風呂、トイレ、洗面所、リビング・ダイニング

独立していた和室とダイニングの壁を撤去し、1つの大きな空間に変更したことで開放感のある部屋を実現。間仕切り戸は透明ガラスを採用しているので、より広く感じます。

また、お風呂はタイル貼りの細長く狭い浴室からゆったり入れる1.25坪(1620サイズ)のユニットバス(TOTO シンラ)に交換。浴槽からお湯が流れ出る「楽湯」を搭載したことでゆっくりと浸かれるくつろぎ空間へと生まれ変わりました。

さらに2重サッシの施工も行ったことで、結露がしなくなったり、暖房の効きが良くなったりと暮らしやすさもアップしました。

事例③ 1,000万円|【戸建て】庭付き平屋をフルリノベーション

1970年代に建てられた築47年の平屋住宅を購入してフルリノベーション。「ファーマーズハウス」をテーマに70年代らしさを生かしつつ、暮らしやすい空間へと作り変えました。

予算が1,000万円あれば、購入した中古物件の内装をフルリノベーションすることが可能です。特に平屋の場合はリフォーム面積が小さくなるので費用も抑えられます。

■before

■after

物件種別 一戸建て(平屋)
築年数 47年
施工面積 54.67㎡
費用 1,000万円
施工期間 150日
施工箇所 キッチン、トイレ、洗面所、リビング・ダイニング

こちらの物件は47年間ほとんどメンテナンスされていなかったことから、寒さや水回りの老朽化、白アリの発生など暮らすには問題が山積みでした。老朽化が進んだキッチン、トイレ、洗面台は新しい設備に交換。家の壁には断熱材を入れて寒さ対策を施したほか、白アリに食べられた柱もすべて交換し、長く暮らせる家にリフォームしました。

また、4畳の独立したキッチンは隣接した和室とつなげたことで、広々とした開放感のあるLDKに変身。解体した際に見つけた天井裏の鉄骨とブロック壁をそのままインテリアに採用するなどリノベーションならではのデザインになっています。

事例④ 1,000万円|【戸建て】断熱・耐震性UPリフォーム

二世帯暮らしをするため、家事動線の見直しや断熱性・耐震性UPのためのリフォームを実施しました。

■before

■after

物件種別 一戸建て
築年数 20年
施工面積 101.65㎡
費用 1,000万円
施工期間 106日
施工箇所 キッチン、お風呂、トイレ、洗面所、リビング・ダイニング

キッチン・リビング・寝室には温水式床暖房を施工し、浴室には浴室暖房乾燥機を設置、床・壁・天井に断熱材を入れることで、家全体の断熱性をUP。また、窓のサッシを二重サッシにすることで断熱効果と結露防止効果をプラスしています。

また、解体した際に家を支える梁の補強と筋交いの追加をし、建物が弱らないように耐震性もUPしました。

事例⑤ 1,000万円|【戸建て】定年後に向けたバリアフリーリフォーム

子どもが独立し、ご自身も定年を迎えられたことから定年後の生活を便利するために、バリアフリー、ヒートショック対策、省エネ化を実現できるようなリフォームを実施しました。

■before

■after

物件種別 一戸建て
築年数 24年
施工面積 17坪
費用 1,000万円
施工期間 30日
施工箇所 キッチン、お風呂、トイレ、洗面所、リビング・ダイニング

築24年が経過した木造住宅だったため、水回り設備の老朽化や窓や床の断熱性が低い状態でした。そこで家の窓すべてを断熱改修給湯器をガスからエコキュートに交換、床にはヒートポンプ式温水床暖房を施工して断熱性の高い暖かい家になりました。

また、下がり壁があることで開放感のないキッチンでしたが、下がり壁をすべて撤去したことで開放感を実現。さらにキッチンの背面には大きなカップボードを設置することで収納面を便利になりました。

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事例⑥ 786万円|【マンション】夫婦2人の生活に合わせて内装フルリフォーム

子どもが独立し、夫婦2人暮らしを心地よい時間にするため、マンションの内装フルリフォームを実施。間取りはほぼそのままで、老朽化した設備と内装を一新しました。

■before

■after

物件種別 マンション
築年数 24年
施工面積 77.6㎡
費用 786万円
施工期間 60日
施工箇所 キッチン、お風呂、洗面所、リビング・ダイニング、廊下

マンションのフルリフォームは戸建てよりもリフォーム面積が少ないので安く済むことがほとんどです。こちらの事例では以下のようなほぼフルリフォームの工事を行っても786万円で完了しています。

工事内容
  • 水回り設備の交換(キッチン、お風呂、洗面台)
  • 和室の間仕切り壁を撤去してLDKに接続
  • キッチンスペースの拡充
  • 壁面収納の増加
  • 家全体のクロス・建具の交換

家全体の内装は傷と色あせが特に目立っていたLDKのフローリングの貼り替えと家全体のクロスの取り替えを行ったことで、清潔感のある明るい空間に生まれ変わりました。

事例⑦ 950万円|【マンション】中古マンションをフルリノベーション

老後の生活を考えて、戸建てから駅近の中古マンションに住み替えし、内装のフルリフォームを実施。ご高齢のため、バリアフリーに配慮した安全性の高い住まいへとリフォームしました。

■before

■after

物件種別 マンション
築年数 39年
施工面積 76㎡
費用 950万円
施工期間 60日
施工箇所 キッチン、お風呂、トイレ、洗面所、リビング・ダイニング、和室、洋室

バリアフリーを意識して、必要な箇所に手すりを設置、和室の段差や敷居を撤去、床をクッション性のある床板に交換し、安全性に配慮した作りとなっています。

また、家のほとんどの窓に内窓を付けることによって断熱性もアップ。家の中の温度差をなくすことで過ごしやすい空間となっています。

家事ができるだけ軽減できるようにと、食洗器やレンジフード、浴室の床ワイパーなど機能性の高い水回り設備を導入したのもポイントです。

出典:TOTO(事例および画像)

事例⑧ 870万円|【マンション】趣味を楽しめる暮らしにリフォーム

大きな間取り変更はせずに、これまで暮らしてきた雰囲気や大切な家具を活かせるような温かみのある家にリフォームしています。

■before

■after

物件種別 マンション
築年数 35年
施工面積 71㎡
費用 870万円
施工期間 36日
施工箇所 キッチン、お風呂、トイレ、洗面所、リビング・ダイニング、玄関

子どもが独立したことでできた空き部屋をウォークインクローゼットにしたことで、家全体の収納力がぐっとUP。家の中で奥様お気に入りのコレクションを飾る「魅せる家具」を設置し、趣味も楽しめる空間になっています。

また、築35年の住宅は水回り設備が特に老朽化していたのですべて刷新しています。

出典:TOTO(事例および画像)

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活用すべきリフォームローンと補助金制度

予算1,000万円のリフォームは費用負担が大きいため、お金の工面に不安を抱える方も多いです。ここでは、リフォーム時に使えるリフォームローンと補助金制度について解説します。

リフォームローン

リフォームローンは各銀行で用意されているリフォーム時に利用できるローンのことです。

リフォームローンは無担保型・有担保型を選ぶことができたり審査がスピーディで通りやすいという特徴がありますが、住宅ローンと比較すると借入限度額が少なく金利が高く返済期間が短いというデメリットもあります。

一方、商品によっては借入限度額は1,000万円のものもあるので大規模なリフォームの際にも安心です。「リフォームしたいけど支払いが心配!」という方はぜひリフォームローンを検討してみてください。

ヌリカエでは独自の「ヌリカエローン」も提供しています。気になる方はぜひご相談ください。

リフォームの補助金制度

国や自治体ではリフォームする方向けに工事費用の一部を補助する補助金制度を用意しています。リフォームの補助金制度は工事の着工前に申請が必要ですので、事前にチェックしておきましょう。

ここでは①住宅省エネ2023キャンペーン②介護保険制度③各自治体の補助金制度についてご紹介します。

①住宅省エネ2023キャンペーン

出典:住宅省エネ2023キャンペーン【公式】

「住宅省エネ2023キャンペーン」は経済産業省、国土交通省、環境省の3省連携により、住宅の断熱性向上や省エネ設備導入などの住宅の省エネ化に関するリフォームに対して工事費用の一部を補助する事業です。

本事業は①こどもエコすまい支援事業②先進的窓リノベ事業③給湯省エネ事業の3つの補助金制度をワンストップで申請・利用できます。

補助金額はそれぞれ①5万円~60万円②5万円~200万円③5万円または15万円となっています。

補助金の申請は本制度に登録している業者が行いますので、一般の方が申請する必要はありません。事業登録されていない業者の場合は申請ができないため、事前に事業登録がある業者かどうかを必ず確認しましょう。

▼「住宅省エネ2023キャンペーン」の補助金制度
適用対象の工事 ・外壁、屋根、床、開口部などの断熱改修
・高断熱浴槽や高効率給湯器の省エネ設備の導入
・ビルトイン食洗器や浴室乾燥機の導入
・手すり設置や段差解消などのバリアフリー工事 など
申請条件 ・本制度に登録している業者と工事請負契約を結んでいること
・リフォームする住宅の所有者であること など
補助金額 ①子どもエコすまい:5万円~60万円
②先進的窓リノベ:5万円~200万円
③給湯省エネ:5万円または15万円/台
申請期間 2023年3月31日~2023年12月31日まで
※予算上限に達した場合は早めに受付終了
申請者 事業登録されているリフォーム業者
問い合わせ 住宅省エネ2023キャンペーン
補助事業合同お問い合わせ窓口
TEL:0570-200-594(ナビダイヤル)、045-330-1340
受付時間:9:00~17:00(土日祝含む)

②介護保険制度

介護保険の補助金制度は、手すりの設置や段差の解消などのバリアフリー化工事を行う際に受けられる制度です。要介護・要支援者の方がこれまでよりも安全に暮らせるように「住宅改修」をすることを目的とした制度です。

介護保険制度の補助金額は、適用対象となる工事費用の9割相当が工事終了後に償還払いで支給されます。

すでに要介護認定を受けている場合担当のケアマネジャー訪問介護事務所に相談します。まだ要介護認定を受けていない場合各自治体の介護保険担当課または地域包括支援センターに相談してみましょう。

▼介護保険の補助金制度
適用対象の工事 ・手すりの取り付け
・段差の解消
・滑りの防止や円滑に移動するための床材の変更
・引き戸などへの扉の取り替え
申請条件 ・利用者が要支援もしくは要介護に認定されている
・利用者が福祉施設や病院に入居・入院していない
補助金額 最大18万円(支給限度基準額は20万円)
※工事費用のうち、1割は自己負担となるため、補助金額は最大18万円となります
※要介護度が3段階以上あがる、または転居した場合は、再度20万円までの支給限度基準額が支給されます
申請期間 随時
申請者 担当ケアマネジャーと被保険者
問い合わせ ▼要介護認定を受けている場合
・担当のケアマネジャー
・担当の訪問介護事業所
▼要介護認定を受けていない場合
・各地方自治体の介護保険担当課
・各地域の地域包括支援センター
出典:厚生労働省/介護保険における住宅改修

③各自治体の補助金制度

全国の自治体ではリフォームに関するさまざまな補助金制度を独自に用意しています。リフォームを検討し始めたらまずお住まいの地域で使える補助金があるかどうかを調べるようにしましょう。

東京都内の各自治体では以下のようにリフォームに関する補助金制度があります。

例)東京都のリフォーム補助金
  • 目黒区:住宅リフォーム資金助成
  • 世田谷区:世田谷区エコ住宅補助金
  • 大田区:住宅リフォーム助成事業

お住まいの地域の補助金制度を探すときには以下の「住宅リフォーム支援制度検索サイト」を活用ください。

▼住宅リフォーム支援制度検索サイト

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が運営している、全国の自治体の補助金制度を検索できるサイトを要チェック!
地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト (一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会)出典:一般社団法人リフォーム推進協議会/地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

より詳細な補助金情報については以下の記事をご覧ください。

私のリフォーム費用はいくら?

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まとめ

リフォームで1,000万円という費用は決して少ない金額ではありませんが、建て替えや新居の購入に比べるとお得です。特に立地条件や周辺環境に満足している場所に自宅がある場合、その条件を変えることなくフルリフォームも実現できます。

1,000万のリフォームの場合は工事規模が大きく、工事内容によっては国や自治体からの補助金を受けられる可能性も高いです。事前にしっかりと情報収集し、満足のいくリフォームを実現しましょう。

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