外壁塗装の見積もりの注意点は?内訳・単価相場・見積書例を参考に適正価格を知ろう

  • 【更新日】2022-06-25
外壁塗装の見積もりの注意点は?内訳・単価相場・見積書例を参考に適正価格を知ろう

塗装業界に詐欺や手抜き工事が多いのは有名な話です。

しかし、騙されないためには具体的には何に注意すれば良いのかまでは、あまり知られていません。

そこで、この記事では、初めて外壁塗装を行う方に向けて、見積もりのチェックポイントリストを解説します!

適正な見積額を知りたい方・外壁塗装を依頼すべき業者を見分けたい方は、ぜひチェックして見て下さい。

参考記事:外壁塗装を絶対に失敗しないための5つのコツ

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【詐欺!?】危険な見積もりの特徴6選

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外壁塗装工事は、「工程の省略」や「工事代金の水増し」などの不正を働く塗装会社が一定数存在しているのが実情です。

知識のない方であれば、悪徳業者の出した見積もり書の内容をそのまま受け入れ、損をしてしまうことも珍しくありません。

この章では、悪徳塗装業者に騙されないために、「危険な見積もりの特徴」を6つご紹介します。

特徴①「一式」という表記が多用されている

見積書の中に「◯◯一式」という表記が多用されていないか、確認しておきましょう。

「〇〇一式」という表記自体は、付帯部塗装などに利用される一般的な表記です。

塗装面積を正確に測るのが難しい箇所などに利用されます。

ただ、外壁や屋根の塗装の内訳には使用しないものなので、「外壁塗装一式」や「屋根塗装一式」といった内訳が記載してある場合には詳細の確認が必要です。

「〇〇一式」という表現では、塗装面積や使用する塗料の単価が分からないので、騙されていても判別がつかなくなります。

特徴②塗装面積がかさ増しされている

外壁の塗装面積は、知識のない方がパッと見ただけではどのくらいの面積が分かりにくいです。

そのため、「どうせばれないだろう」と塗装面積をかさ増しし、工事代金をあげようとする塗装会社が存在します。

このような手口に騙されないように、塗装面積が大きすぎないかはチェックが必要です。

【延床面積別のおおよその塗装面積】

延床面積 坪数 おおよその塗装面積
60㎡ 18坪
66~78㎡
80㎡ 24坪
88~104㎡
100㎡ 30坪
110.~130㎡
120㎡ 36坪
132~156㎡
140㎡ 42坪
154~182㎡
160㎡ 48坪
176~208㎡
180㎡ 54坪
198.~234㎡
200㎡ 60坪
220.~260㎡

なお、上記の表に該当する面積がない場合、お家の坪数・延床面積から概算することができます。

【坪数からおおよその塗装面積を算出する】
坪数×3.3㎡×1.1~1.3 = 塗装面積

【延床面積からおおよその塗装面積を算出する】
延床面積 ×1.1~1.3 = 塗装面積

計算するのが面倒な方は、ヌリカエのオペレーターに情報をお伝えいただけば、代わりに適切な塗装面積を算出することも可能です。

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特徴③具体的な塗料名が書かれていない

見積もりの中に具体的な塗料名が記載されているかはしっかり確認しましょう。

塗装会社によっては「シリコン塗装」「フッ素塗料」などのグレードでしか書いてない場合がありますが、同じグレードでも価格はピンきりです。

廉価なシリコン塗料の価格を、高価なシリコン塗料の価格で計算している可能性もありえます。

その場合、1㎡あたり500円~1000円ほど適正価格よりも高いかもしれません。

塗装会社が出してきた見積もりの価格が相場価格なのかどうか確認するために、必ず具体的な塗料名を見積もりに記載してもらってください。

特徴④値引き額が大きすぎる

塗装会社に工事代金の値引きをしてもらった場合は、値引かれた代金が大きすぎないかをチェックしてください。

工事代金の10%~15%程度までなら企業努力の可能性が高いですが、それを超えてくると必要な工程を省略して価格を安くしている可能性があります。

あるいは、もともと出していた工事代金が相場より大幅に高かったということも考えられます。

契約を取るために悪徳業者がよく行う手法なので、くれぐれも注意しましょう。

特徴⑤工程が省略されている

先述しているように、悪徳塗装会社はよく工事の必要工程を省略した手抜き工事を行います。

この手抜き工事にあたらないためには、見積もりに必要工程が詳しく書いてあるかをきちんと確認する必要があります。

見積もりに書いてない工程の場合、万が一省略されてしまっても反論する術がほとんどありません。

「もともと書いてないでしょ」と押し切られてしまいます。

業者の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分でも塗装の知識をつけて業者の言うことが本当かどうかを見極められるようにしましょう。

参考記事:外壁塗装にかかる期間はどれくらい?画像付きで工事ステップごとに期間を解説!

特徴⑥工事費用が適正価格からかけはなれている

平均的な広さの戸建て住宅(約30坪)の外壁をシリコン塗装で塗装する場合の相場価格は、70万円~90万円ほどです。

屋根も外壁と一緒に塗装する場合には、80万~110万円ほどかかります。

この金額から大きくはずれる見積もり書をもらった場合は注意しましょう。

塗装する家の坪数が分かる場合は、以下の表で塗装の費用相場を大まかに確かめることができます。

【坪数別の外壁塗装・屋根塗装の費用相場】

延べ坪数 塗装面積(㎡) 外壁塗装相場 外壁・屋根塗装相場
10坪 40 25万~30万円 30万~35万円
20坪 79 50万~60万円 60万~70万円
30坪 119 70万~90万円 80万~110万円
40坪 158 90万~120万円 100万~130万円
50坪 198 120万~150万円 130万~180万円
60坪 238 150万~180万円 190万~210万円

※シリコン塗料で塗装を行った場合

塗装工事の価格は塗料によっても異なりますが、上記の相場価格より50万円以上はずれているときは、しっかり理由を聞いて下さい。

優良業者は技術の高さを理由に価格をつり上げません。適正価格での工事をを行ってくれます。

そのため、相場よりも高すぎる見積もり書を出す塗装業者は、いくら話がうまくても優良業者とはいえないでしょう。

自分で判断できなければ専門家の意見を聞こう

ここまでで危険な見積もりの特徴をご紹介してきましたが、素人目に見積もり書がいくら正しそうに見えても、プロに意見を聞くと「それは騙されてるよ!」と返答されてしまうことも多いです。

そのため、安心して外壁塗装をしたければ、相見積もりをして他の塗装会社の意見を聞くのがおすすめです。

「塗装会社に何社も声をかけるのが面倒……」「断るのが申し訳ないから相見積もりをしたくない」

そんな風に考えられる方も、もしかするとおられるかもしれません。

その場合は、ヌリカエなどの一括見積もりサービスがおすすめです。

ヌリカエなら、優良塗装会社のネットワークの中からお客様のご条件に当てはまる塗装会社を複数社に絞ってご紹介することができます。

また、以下のツールでは、ご自宅の広さと使用する塗料から、外壁塗装にかかる工事費用を算出することができます。

料金計算ツール
Step1
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あなたの相場は…
万円
もっと詳しい結果を知りたい方は…

お家の広さがわからない場合は、日本の戸建住宅の平均の坪数が30~40坪なので、それを基準にして選んでみて下さい。

なお、最も一般的な塗料のグレードはシリコンです。

使用する塗料が決まっていない場合は、シリコン塗料を選択してシミュレーターを利用してみて下さい。

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外壁塗装の見積もり書の内訳相場・確認ポイント

外壁塗装の見積もり書は、基本的に以下の公式で計算されています。

外壁塗装の見積もり書の基本構成 平米単価×面積(数量)= 費用

面積を計測するのが難しい箇所については「一式」という表現が使われる場合もありますが、外壁や屋根の塗装に関わる内訳は原則上記の公式が用いられます。

また、見積書には細かく工程と単価が記載されているかと思いますが、それぞれの価格が相場通りなのかはしっかりと見ておく必要があります。

各工程の単価はおおよそ以下の通りになっています。

【外壁塗装の見積もりの単価相場】

内訳(品名) 相場価格 数量目安(30坪の場合)
仮設足場工事 700円~900円/㎡ 240㎡
飛散防止用メッシュ養生 100~200円/㎡ 240㎡
高圧洗浄 150~300円/㎡ 154㎡
下塗り(外壁塗装) 600円~1000円/㎡ 119㎡
中・上塗り(外壁塗装) 800円~4000円/㎡ 119㎡
屋根塗装工事 2000~5000円 80㎡
コーキング処理 500円~1000円/㎡
付帯塗装 500円~1500円/㎡
下地補修 500円~1000円/㎡
諸経費 10~20%

塗装工事は使用する塗料によって大幅に価格が変わるので注意が必要ですが、そのほかの項目は基本的に上記の相場表の価格におさまるはずです。

以下では、それぞれの工程の詳細について解説していきます。

仮設足場工事

仮設足場

仮設足場工事は、外壁と屋根を塗装する場合には、必ず必要な工事になります。

1㎡あたりの単価はおよそ700円~900円です。

なお、仮設足場工事のみ平米単価ではなく架平米(掛平米)という単位が用いられる場合があります。

ココをチェック!

足場の面積は、「家の外周+0.5m」を外周として計算したものに、「家の高さ+0.5m」を高さとしたものをかけ合わせて算出します。

例) 縦幅6m、横幅10m、高さ7mの場合

外周:(6m×0.5m×2)× 2 + (10m×0.5m×2) × 2 = 26m + 22m = 48m
足場面積:48m ×(6m+0.5m)= 312㎡

坪数から逆算する場合は、以下の数値を参考にしてください。

  • 自宅の面積が30坪なら180㎡~200㎡
  • 自宅の面積が40坪なら210㎡~230㎡
  • 自宅の面積が50坪なら240㎡~260㎡

「外壁塗装の足場」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装の足場費用はいくら?足場の設置理由と悪徳業者の見分け方も紹介」

飛散防止用メッシュ養生

養生とは、塗料が塗装現場から飛び散ってしまうことを防ぐための工程です。

平米単価の目安は、100円~200円ほどです。

「外壁塗装の養生」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装の養生とは?工事前に必ず知っておきたい塗装の基礎知識!」

高圧洗浄

高圧洗浄の写真

高圧洗浄とは、塗装工事に入る前に壁を水で洗浄する工事のことです。

高圧洗浄の平米単価はおおよそ200円~400円ほどです。

「外壁塗装の高圧洗浄」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装に高圧洗浄は必須?高圧洗浄の方法と費用を解説!」

下塗り(外壁塗装)

コンクリート塗装

下塗りは、外壁の下地と上塗り塗料をうまく接合させるための工程です。

下塗りには以下のような作業が含まれます。

  • ・シーラー塗装
  • ・プライマー塗装

平米単価の目安は、600円~1000円ほどです。

「下塗り」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装に下塗りは必須!下塗りの重要性・ポイント・手順を解説!」

中・上塗り(外壁塗装)

中塗りと上塗りは、厳密には別の工程ですが、単価は2回塗りとして計算されます。

平米単価は使用する塗料のグレードによって大きく異なりますが、2000円~4000円ほどです。

外壁塗装に利用される塗料は大きく分けて4つのグレードがあり、それぞれ耐用年数と価格が異なります。

【塗料のグレードごとの費用相場】

塗料のグレード 耐用年数 平米単価(円/㎡) 30坪の家の外壁塗装にかかる費用
アクリル 5~8年 1400~1600円 40~50万円
ウレタン 8~10年 1700~2200円 50~70万円
シリコン 10~15年 2300~3000円 70~90万円
フッ素 15~20年 3800~4800円 110~140万円

なお、最も一般的な塗料はシリコン塗料となっています。

ココをチェック!

外壁塗装の塗装は、「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗り以上が基本です。
2回塗りなどの記載があった場合は、必ず理由を確認してください。

悪徳塗装会社の中には、「見積もりには書いてなかったから」と下塗りや中塗りの工程を省くような会社もいます。
この手抜き工事による弊害が出るのは塗装の数年後ですが、弊害がでた頃には会社に連絡がつかなくなっている……ということもありえます。

「外壁塗装の塗料」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「【2022年最新】外壁塗装の塗料6種類の特徴・価格は?選び方と人気塗料ランキングも紹介」

屋根塗装

屋根の塗装にかかる費用です。

外壁塗装と同じく、平米単価は使用する塗料のグレードで変動しますが、2000円~5000円ほどが相場です。

「30坪の屋根塗装の相場」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「屋根塗装相場30坪【屋根材別】5選・【塗料別】4選|費用項目と変動要因も紹介」

付帯塗装

付帯塗装は、住宅の壁と屋根以外の箇所(付帯部)の塗装を指します。平米単価ではなく、「付帯部塗装一式」と表現されることもあります。

付帯部には以下のようなものが含まれます。

  • ・軒天
  • ・破風板
  • ・雨樋
  • ・鼻隠し

平米単価は使用する塗料によって異なりますが、500円~1500円の間であることが多いです。

「付帯塗装」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「部位ごとの名称と特徴をカンタン理解!住宅を塗装するための基礎知識」

コーキング処理

外壁のコーキング(シーリング)

コーキング工事とは、サイディングボードの間の目地の部分の補修工事です。

コーキング工事の平米単価は500円~1000円ほどです。

ココをチェック!

コーキングは面積を省いて「コーキング工事一式」などと書かれる場合もあります。
費用が相場とかけ離れてないかはきちんと確認しましょう。万が一不審な点があると感じたら、「コーキング工事一式」の詳細を塗装会社に聞いてみるべきです。
平米単価・工事内容などを確認してください。

「外壁コーキング工事」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁コーキングは必要?費用はいくら?工事で注意したいポイントを解説!」

下地補修

塗装前のケレン作業下地補修は塗装する箇所の下地を整えることで、外壁塗装を長持ちさせるための工程です。

    • ・ケレン作業
    • ・セメント補修
    • ・パテ埋め

平米単価の目安は、600円~1000円ほどです。

「下地補修」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「塗装の下地処理とは?方法と費用を解説! | 外壁塗装の基礎知識」

諸経費・運搬費

塗装工事で発生したゴミの処理や職人の交通費などを諸経費・運搬費として見積もりに掲載します。

この費用は平米単価・一式などではなく、工事費用の総額に一定の割合をかけて請求します。

諸経費・運搬費は、総工事費用の5%~15%ほどの塗装会社が多いです。

ココをチェック!

諸経費・運搬費は工事費用の総額の◯割と表現されることが多く、工事を依頼する側からすると不透明な項目です。
5%~15%を超える場合には、必ず詳細な内訳を聞いてください。

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外壁塗装の見積もり書の例

ここからは、外壁塗装の見積もり書の例を紹介します。

実際に使用される見積もり書と同じ形式のものをご用意しました。

最も一般的な30坪の住宅で、よくある工事内容を事例を見積もり書を紹介しています。

外壁塗装の費用感を掴む参考情報として活用してください。

外壁の軽度な劣化症状を直す場合の見積もり事例

工事項目 単価 数量 金額 備考
仮設足場工事 750 240(㎡) 180,000 単価700~900円が相場
飛散防止用メッシュ養生 200 240(㎡) 48,000
高圧洗浄 350 154(㎡) 53,900
下塗り(外壁塗装) 800 119(㎡) 95,200
中・上塗り(外壁塗装) 2,700 119(㎡) 321,300 ラジカル塗料を使用
コーキング処理 1,000 200(㎡) 200,000 打ち換え工法
下地補修 24,000 不要な場合あり
業者 諸経費 10% 92,240 工事費の10%と設定
税込合計 10% 1,116,104円
施工条件
  • 工事内容:外壁塗装のみ
  • 使用塗料:ラジカル塗料
  • 外壁材:窯業系サイディング

最もよくある施工条件の工事では、合計費用は約111万円となります。

足場の敷設面積は、外壁の施工面積とは関連がありませんので、注意をしてください。
30坪住宅の場合は、足場代の費用は約20万円が目安です。

足場の計算方法は記事上部でも詳しく解説しています。

また、外壁コーキングの施工面積についても同様に外壁の施工面積とは関係がありません。

外壁コーキングの費用の算出方法については下記の記事でも詳しく解説しております。

家全体の劣化が目立つ場合の見積もり事例

工事項目 単価 数量 金額 備考
仮設足場工事 750 240(㎡) 180,000 外壁用と共用、屋根足場不要の場合
飛散防止用メッシュ養生 200 240(㎡) 48,000
高圧洗浄 350 154(㎡) 53,900
外壁塗装
下塗り(外壁塗装) 800 119(㎡) 95,200
中・上塗り(外壁塗装) 2,700 119(㎡) 321,300 ラジカル塗料を使用
コーキング処理 1,000 200(㎡) 200,000 打ち換え工法
下地補修 24,000 不要な場合あり
屋根塗装
下地補修:屋根 24,000 不要な場合あり
屋根塗装 4300 80(㎡) 344,000 フッ素塗料を使用
付帯部分の工事
雨どいの交換 4,000 60(m) 240,000 ガルバリウム製を使用
ベランダ防水 13,200 25(㎡) 330,000
業者 諸経費 10% 186,040 工事費の10%と設定
税込合計 10% 2,251,084円
施工条件
  • 工事内容:外壁・屋根・付帯部塗装
  • 使用塗料:ラジカル塗料・フッ素塗料
  • 建材:ガルバリウム鋼板外壁・スレート屋根

建物の直せる箇所を一気にリフレッシュする工事です、合計費用は約225万円です。

施工内容は、「外壁・屋根の塗装」「雨樋などの付帯部分補修」「ベランダ防水の再工事」など多岐にわたります。

お住まいの方が高齢で、次回を最後の工事にしたい場合や、家を相続する前になるべくキレイな状態で譲りたい場合を想定しています。

ココをチェック!

外壁塗装の信用すべきでない見積書の例としては、以下のようなものが挙げられます。

悪い外壁塗装の見積書の例

上記の見積もりでは、細かな工事工程や平米単価の記載がありません。

そのため、「なににいくらかかるのか」「自分の家の広さに対して適正な価格なのか」が判別できません。

また、「一式」という表現自体は付帯部の塗装などで用いられますが、その表記がすべての工事に用いられているとなると問題です。

「塗装面積と平米単価はどうなっていますか?」

「下塗り・中塗りについても見積書に記載してください」

「塗装以外の工程も詳しく書いてください」

などと伝えた方が良いでしょう。

なお、悪徳業者の場合、見積書に塗料名が記載されていないと、証拠がないのをいいことに見積もり時よりも安い塗料で塗装して利益を大きくしようとすることもあります。

言った言わないの話にならないよう、見積書の段階で細かい部分まで記載をしてもらうべきです。

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外壁塗装の見積もりとトラブル事例

ここまでの解説で、外壁塗装の見積もりでは、騙されないように注意が必要なことをお分かりいただけたかと思います。

以下からは、より具体的にトラブル事例を紹介いたします。

よくあるトラブル事例を紹介しますので、業者とやり取りをする際に役立ててください。

(本事例は、「【増加する住宅リフォーム工事のトラブル】(独立行政法人国民生活センター)」の調査をもとに紹介しております)

請求額が最初の金額より 1.5 倍も高い

(前略)業者に対し書面を交付するよう契約前にも契約後にも伝えたが、渡されなかった。口頭で
の打合せはしており、100 万円の工事になるとのことだった。しかし、工事終了後に 150 万円を
請求されている。
(相談受付年月:2013 年 1 月、契約当事者:50 歳代、女性、東京都)

見積もりを受領する前に、口頭で工事の内容を取り決める口約束は大変危険です。

工事が始まる前に、必ず見積もりを受領して工事内容と契約金額を確認するようにしましょう。

見積もりを交付するよう伝えても交付をしない業者は、その時点で外壁塗装や工事そのものを断ってください。

代金を支払ったが業者と連絡がつかない

(前略)工事の契約を結び、工事代金を支払った。領収書に記載の連絡先に電話をしたが、つながらない。
(相談受付年月:2013 年 1 月、契約当事者:90 歳代、男性、兵庫県)

これは書面でのやり取りを済ませて契約を結んだあとに、業者と音信不通になってしまうパターンです。

工事費用を先払いしてしまったことがトラブルの要因です。

見積もり書には、工事がいつから開始なのか記載されていることを確認し、また、外壁塗装の費用は原則として、必ず後払いするようにしましょう。

実際の工事内容が見積もりの提案と違う

(前略)工事が設計書どおりに施工されておらず、業者を自宅に呼んだが来ようとしない。
(相談受付年月:2013 年 1 月、契約当事者:80 歳代、女性、愛媛県)

見積もりに書かれていた工程や、予定していた工事内容通りに工事が進まないといった事例です。

このトラブルは、業者の外壁塗装に関する知識不足によって生じるものです。

できない工事をできると伝える業者に対して、それが嘘かどうか見極めることは困難を伴うことでしょう。

そのような業者への対策として、相見積もりは必ず取るようにしてください。

相見積もりを取って業者が提案する工事内容を比較検討することは、嘘を見抜く際にも役立ちます。

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外壁塗装の見積もりに関する業者の選び方

刷毛で外壁を塗る人

外壁塗装を失敗させないもっとも重要なポイントが、どんな業者に工事をしてもらうかという点です。

本当に外壁塗装で失敗をしたくないのであれば、いかにして優良業者を探しだし工事をしてもらえるかが非常に重要になります。

ここからは、外壁塗装の見積もりを起点とした、優良業者を選びポイントを解説します。

真摯にヒアリングをしてくれる業者

まず、見積もり前の現地調査の段階で業者をチェックしておきましょう。

業者の素振りや話し方や話題からも、その業者がお金儲けのことばかり考えていないかどうかを見抜くことができます。

また外壁は、お住いの地域の気候条件や周辺環境に大きな影響を受けます。

そのため、お住いの地域に根付いた信頼できる業者へ現地調査をお願いすると施工内容にも安心することができるでしょう。

丁寧な現地調査をする業者

優良業者を見極める際のポイントとして、もっともわかりやすいのが現地調査時の対応です。

現地調査にかかる時間は、以下の通りです。

現地調査にかかる時間
  • 情報収集とヒアリング:30分~1時間
  • 建物診断:30分~1時間
  • 合計:1時間~2時間
外壁塗装の現地調査にかかる適切な時間は1~2時間です。

目安の時間より短すぎる場合は、適正な調査がなされていない可能性があるので注意しましょう。

調査内容を画像や動画で説明する業者

現地調査は、家主が目視できない箇所にまで調査が及ぶため、診断結果に対して疑問を持つこともあるでしょう。

そのような疑念を晴らすために、調査内容を画像や動画で説明してくれる業者があります。

現地調査の報告においても、優良業者かどうかの信頼度を図ることができます。

また、調査内容は必ず書面でも送ってもらうようにしましょう。

外壁塗装の現地調査や業者の選び方については下記の記事でも詳しく解説しています。

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まとめ

外壁塗装はトラブルの多い工事です。

ご自身もトラブルに巻き込まれた一員とならないよう、必要な知識をしっかり身につけて、信頼できる塗装会社に外壁塗装を依頼してください。

相見積もりをとり、見積書を十分比較することもトラブル防止につながるので、塗装会社を決めるときは、必ず複数の会社から見積書をもらいましょう。

なおヌリカエでは、優良業者の中から無料で一括の見積もりを取ることが可能です。

もし外壁塗装について悩んだら、中立な立場の相談員もご相談を承っているので、是非お気軽にご利用ください。

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