外壁塗装に火災保険を適用するための条件は3つ!申請の流れ・注意点まで徹底解説

  • 【更新日】2021-10-11

火災保険を申請すれば外壁塗装は無料でできます!

こんな勧誘を受けたことはありませんか?

火災保険を使って無料で外壁塗装を行うためには、事前にいくつか知っておくべきことがあります。

この記事では、「外壁塗装に火災保険は使えるの?」という疑問への回答から始まり、適用条件や適用のデメリット、適用のために注意すべきことなどを解説しています。

はじめての外壁塗装を検討されている方は、こちらの記事もおすすめです。

わたしの家にも火災保険は適用できる?

「火災保険で外壁塗装が無料になる」は本当?

「火災保険を使えば外壁塗装はタダになります!」という勧誘・広告に接したことがある方は多いと思います。

まずは、この勧誘が本当なのかを明らかにしておきましょう。

外壁塗装に火災保険を適用することは可能です。火災保険がおりれば外壁塗装が無料というのは嘘ではありません。

ただし、火災保険の適用には条件があるので、「確実に無料になります!」とは言えない点に注意しましょう。

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外壁塗装に火災保険を適用するための条件は?

次に、外壁塗装に火災保険を適用するための条件を見ておきましょう。

火災保険の適用条件のフローチャート

上記のフローチャートを見て、いかがでしょうか。ご自宅に火災保険は適用できそうでしょうか。

外壁塗装に火災保険が適用できる条件をまとめると、以下の3つが挙げられます。

外壁塗装に火災保険を適用する条件

  1. 外壁・屋根の破損が災害によるものであること
  2. 被災から3年以内に申請を行うこと
  3. 損害の補修にかかる費用が火災保険の免責金額を超えること

ご自宅がこれらの3つの条件に当てはまっていれば、火災保険で外壁塗装を行うことが可能です。

それぞれの条件について、もう少し詳しく見ていきましょう。

適用条件①外壁・屋根の破損が災害によるものであること

先述のとおり、前提として火災保険が外壁塗装に適用されるのは、「災害によって外壁・屋根に補修・塗装などが必要になった場合のみ」です。

つまり、同じ外壁・屋根の破損でも、原因が火災か自然災害でなければ火災保険の補償は受けられません。

ここでいう自然災害とは、風災(台風)・雪害(豪雪)・豪雨などです。水害(洪水・高潮など)や窃盗、騒擾は、プランによっては補償の対象外なので、注意しましょう。

実際、水害補償に加入しているのは火災保険加入者全体の18%ほどで、加入していない方のほうが多いです。

また、地震による火災や破損も火災保険の補償対象外です。地震のリスクまでカバーしたければ、地震保険に加入する必要があります。

具体的な被災例
  • ・台風や竜巻による屋根材・外壁材の破損
  • ・豪雪による屋根材の破損
  • ・飛来物による外壁材・屋根材の剥がれ
  • ・地盤面45cmを超える浸水による外壁材の劣化

適用条件②被災から3年以内に申請を行うこと

火災保険が適用できるのは、被災してから3年以内の補修工事についてのみです。(保険法第95条(消滅時効))

例えば、「5年前の台風が原因で外壁塗装が必要になった」といったケースでは適用ができないので注意しましょう。

なお、自費で既に工事を行ってしまっていても、3年以内であれば工事の請求書をもとに保険金を申請することができます。

さらに、内容によっては、追加工事にも申請が認められることがあります。

適用条件③損害の補修にかかる費用が火災保険の免責金額を超えること

火災保険には、免責金額といって、「この金額以下の補修は自己負担で直してください」という基準になる金額があります。

保険のパンフレットなどでは、自己負担額と表記されているものです。

この免責金額を下回った補修工事の場合、火災保険は適用されないので注意しましょう。

保険の内容にもよりますが、火災保険の免責金額はおおよそ20万円ほどで設定されているのが一般的です。

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外壁塗装に火災保険が適用できないのはどんなケース?

外壁塗装に火災保険が適用できる条件は先ほどお伝えした3つですが、では、火災保険が適用できないのはどのようなケースでしょうか?

適用できないケースとしては、主に以下のようなものがあります。

外壁塗装に火災保険を適用できないケース
  1. 外壁・屋根の破損の原因が経年劣化の場合
  2. 外壁・屋根の破損の原因が人的なものである場合
  3. 外壁・屋根の破損の原因が施工不良の場合
「災害以外の原因での火災保険適用は不可」と覚えておくのが最も分かりやすいでしょう。

火災保険の適用に関する相談窓口

「うちのケースが火災保険を適用できるかどうか分からない…」という方は、塗装業者に相談するか、火災保険を提供している保険会社に問い合わせましょう。

塗装業者に相談する場合は、ヌリカエを利用して、地域の優良業者を紹介してもらうのがおすすめです。

「火災保険を適用したいんですが・・・」とアドバイザーに伝えれば、火災保険に詳しい業者を紹介してもらうことも可能です。

また、保険会社に直接問い合わせたい方は、会社ごとの問い合わせ窓口を利用してみてください。

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火災保険にはどんな種類がある?

火災保険適用の条件を理解したところで、火災保険にはどんな種類があるのかを簡単に確認していきましょう。

火災保険とは、建物と、建物の内部の家財などの動産を補償する保険です。

ただ、火災保険と一口いってもいくつか種類があり、それぞれ補償内容が異なります。

ご自宅の保険はどれに当てはまるか見てみてください。

火災保険の種類は6種類

火災保険には、主に以下の6種類があります。

【火災保険の種類】

火災保険の種類 対応する物件の種別 概要
住宅火災保険 住宅 最も一般的な火災保険。火災による損害のほか、落雷、破裂、爆発、風、ひょう、雪災による損害を補償する。
住宅総合保険 住宅 住宅火災保険の補償内容に加え、飛来物の落下、衝突、水濡れ、騒じょう、労働争議、盗難、水災によって生じた損害などを補償する。
オールリスクタイプ 住宅 住宅総合保険の補償内容に加え、カギの紛失や水回りトラブルへの対応を受け付けている。災害時の時価ではなく実損額での補償がされるの商品が多い。
特約火災保険 住宅 住宅金融支援機構などから融資を受けて住宅を購入した場合に加入する火災保険。平成28年4月以降、新規の加入不可。住宅総合保険と同等の補償範囲が設けられている。
店舗総合保険 店舗・事務所 店舗・事務所の損害に備えるための火災保険。建物への補償に加え、什器、備品、家財への補償が受けられる。
普通火災保険 店舗・事務所 店舗・事務所・工場の損害に備えるための火災保険。事業用の建物・動産の補償が受けられる。

この中で最も一般的なのは、「住宅総合保険」です。また、近年は「オールリスクタイプ」に加入している家も増えてきています。

これらの保険のいずれかに加入していれば、外壁塗装を火災保険で無料にできる可能性があります。

各火災保険の補償内容

先述のとおり、火災保険は種類によって補償内容が異なります。

どの火災保険がどの補償に対応しているかは、以下の表で確認してみましょう。

【各火災保険の補償内容】

補償内容 住宅火災保険 住宅総合保険 特約火災保険
火災
落雷
破裂・爆発
風災
雹(ひょう)
雪害
水害 ×
地震
盗難 ×
落下・衝突 ×
騒擾(そうじょう) ×
水漏れ ×

※オールリスクタイプは商品によって異なるため割愛
※△ …任意で付帯させることが可能

上記の表から分かるように、住宅総合保険と特約火災保険の災害への補償内容はほとんど変わりません。

住宅火災保険の場合は、水害への補償がない場合があるので注意が必要です。

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火災保険申請の流れ

実際に火災保険を申請するときは、以下のような手続きを踏むことになります。

<火災保険の申請の流れ>

  1. 業者に連絡して、破損箇所を見てもらう
  2. 工事の必要があれば、見積書をもらう
  3. 保険会社に申請をする
  4. 保険会社の指示にしたがって、必要書類を用意
  5. 必要書類を保険会社に送る
  6. 鑑定人が自宅を調査し、受給の可否と補償金額を決定
  7. 受給が決定した場合、保険金が支払われる

①業者に連絡して、破損箇所を見てもらう

まずは塗装業者やリフォーム業者に現地調査をしてもらい、家の破損の状況を確認してもらいます。

この際、「火災保険申請を考えている」と伝えておくと、その後の流れがスムーズです。

②工事の必要があれば、見積書をもらう

専門業者の確認の上、工事の必要があれば、業者から見積書を取得しましょう。

③保険会社に申請をする

②で取得した見積書をもとに、保険会社に申請をしましょう。

申請方法は、ご契約中の火災保険のHPやパンフレットなどに記載されています。

④保険会社の指示にしたがって、必要書類を用意

申請後は、保険会社の指示に従って、以下のような書類を用意しましょう。

<火災保険の申請に必要な書類>

  • ・保険金請求書
  • ・修理内容の見積書
  • ・被害がわかる写真

写真などは、業者に依頼すれば撮影してもらうことができます。

屋根などの場合は自分で撮影すると危険なので、業者に撮影してもらいましょう。

⑤必要書類を保険会社に送る

④の必要書類が揃ったら、保険会社に送付しましょう。

この送付が終われば、申請が完了となります。

⑥鑑定人が自宅を調査し、受給の可否と補償金額を決定

申請後、保険会社から鑑定人が派遣され、ご自宅の被害状況の確認と補償額の決定をします。

ここで申請が却下されることもあるので注意してください。

もらえる火災保険金の額は、契約中の火災保険の契約内容によって異なります。

火災保険には大まかに分けると「フランチャイズ方式」と「エクセス方式」があり、どちらの方式の火災保険かによって免責金額と支払われる保険金が変わるのです。

火災保険の種類 免責金額(自己負担額) 支払われる保険金
フランチャイズ方式 一般的には20万円 損害額が免責金額を超えると全額補償
超えない場合は0円
エクセス方式 0~10万円の中から契約者が選択することができる 損害額が免責金額を超えた場合、損害額から免責金額を差し引いた金額を補償
超えない場合は0円

例えば、損害額が100万円の場合、フランチャイズ方式では100万円全額が支払われ、免責金額10万円のエクセス方式の場合には90万円が支払われます。

近年ではエクセス方式の火災保険が主流となっているので、火災保険での外壁塗装を検討する場合は、事前にご自身の免責金額を確認しておきましょう。

⑦受給が決定した場合、保険金が支払われる

鑑定人による調査が完了後、問題がなければ保険金の受給が確定し、保険金が支払われます。

火災保険金の支払い期限は「保険法」と呼ばれる法律で定められており、保険金の請求手続きが完了した日から30日以内に支払われるのが原則となっています。

請求内容と損害状況の確認がスムーズにすすめば、1週間以内に振り込まれることもあります。

しかし、これはあくまでも原則であり、現地調査や請求内容の確認等に時間がかかる場合には30日を超えるケースも。

特に、大規模な台風のあとなどは請求が集中するため、請求内容の確認に時間がかかり、支払いが遅れることがあります。

火災保険申請は専門業者相談しよう

ここまでで火災保険の申請の流れをご紹介しました。

しかし、これだけ読んでも、具体的になにをしなければいけないのかは分かりづらいですよね。

火災保険の申請は業者が段取りを含めて申請のサポートをしてくれることがほとんどなので、施主自身が無理にすべてを覚えておく必要はありません。

必要な書類なども、施主が保有している書類以外は業者が火災保険の申請に合わせて作成してくれます。

そのため、基本的には「火災保険の申請の詳細は業者に聞く」と考えて問題ありません。

ただし、業者に火災保険の申請のアドバイスを受ける場合には、信頼できる業者なのかどうかはきちんと判断しましょう。

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外壁塗装に火災保険を適用するための注意点

実際に外壁塗装に火災保険を適用する際には、事前に知っておくべき注意点がいくつかあります。

この章では、よくある失敗と注意点をあわせてご紹介します。

外壁塗装に火災保険を適用するための注意点
  1. 被害状況の写真がないと火災保険がおりない可能性がある
  2. 火災保険の申請手続きは施主が行う必要がある
  3. 鑑定人による審査に通らなければ火災保険は支給されない
  4. 申請が受理されても満額がもらえるとは限らない

以下でそれぞれ詳しく見てみましょう。

被害状況の写真がないと火災保険がおりない可能性がある

外壁塗装で火災保険を申請する際には、災害による被害状況をそのまま写真に残しておく必要があります。

自分で補修を行ってしまったりしたあとだと、被害状況の程度を確認できず、火災保険がおりない可能性があるので注意が必要です。

たとえば台風で外壁材の一部が飛ばされてしまった場合などは、その箇所の写真を補修前に撮っておくことをおすすめします。

火災保険の申請手続きは被保険者が行う必要がある

「火災保険の申請は弊社が行います!」と火災保険の申請代行を申し出る業者には注意が必要です。

なぜなら、火災保険の申請代行は契約違反であり、申請自体は必ず被保険者(契約者)が行うという決まりがあるからです。

ただし、申請のサポートをもらうこと自体は問題ありません。

なお、中には施主の知識不足につけ込んで保険金をだまし取ろうとする業者もいるので、信頼できる業者かどうかはしっかり見極めてください。

どの業者に依頼していいか分からない場合は、ヌリカエで地域の優良業者の紹介を受けるのがおすすめです。

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鑑定人による審査に通らなければ火災保険は支給されない

火災保険は条件を満たせば必ずおりるわけではなく、保険鑑定人とよばれる調査員が自宅の状況をみて、申請内容と相違ないかどうかを確認した上で支給されます。

「写真だけならばれないだろう」と虚偽の火災保険申請を行っても、保険鑑定人の審査に引っかかって不受理となるので注意してください。

虚偽の火災保険申請は詐欺罪にあたるおそれがあるので、くれぐれも行わないようにしましょう。

申請が受理されても満額がもらえるとは限らない

例えば100万円分の損害に対して火災保険を申請したとして、その火災保険申請が受理されても、満額が支給されるとは限りません。

鑑定人による調査の結果、30万円分しか損害が認められず、30万円しか保険がおりないこともあります。

「100万円の保険を受け取る予定で工事の契約をしたけど、30万円しかもらえないなら工事代金が払えない!」

このようなトラブルが起こらないようにするためには、被害状況を適切に判断することのできる業者と契約することが大切です。

安心して任せられる業者を探している方は、ヌリカエの利用をおすすめします。

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修理・塗装に火災保険を適用するメリットとは?

ここまでで、外壁塗装に火災保険を適用する際の概要や注意点を述べてきました。

しかしこの記事を読まれている方の中には、「そこまでして火災保険を適用するメリットってあるの?」と疑問を持たれた方もいるかもしれません。

そんな方に向けて、火災保険を正しく使うことのメリットをお伝えしていきます。

自己負担を最小限にして家の修理を行うことができる

修理・塗装に火災保険を適用する最大のメリットは、「自己負担を最小限にして家を修理できる」ということです。

お家は、人生で最も大きな買い物と言われています。

ちょっとした破損や不具合でもはやめに補修し、少しでも寿命を長くしたいのが本音ではないでしょうか。

しかし、家族の進学や介護などの事情が重なり、金銭的理由から修理を後回しにせざるを得ないこともありえます。

そんなときに、自己負担額を最小限におさえてくれる火災保険は、心強い味方になるはずです。

支払っている火災保険料を無駄にしないですむ

火災保険といえば、やはり「家に火災が起きたときの補償」というイメージを持つ方が多いです。

そのため、家の部分修理などでは火災保険を使わないケースがほとんど。

しかしながら、実際に家が火災に遭う確率は約0.04%と大変低く、火災の場合にのみ火災保険の申請をするのでは本来割にあわないのです。

後述しますが、火災保険の申請回数に限度やペナルティはありません。

災害によって家に修理が必要になったときは、積極的に火災保険を利用することをおすすめします。

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【詐欺に注意!】外壁塗装に火災保険を適用するデメリット

「そもそも、火災保険で外壁塗装をしてしまってデメリットはないの?」

火災保険で外壁塗装が無料になるなんて夢のような話で、いまいち信じきれないということもありますよね。

うまい話には裏がある……と、外壁塗装に火災保険を適用することのデメリットが気になる方もおられるのではないでしょうか。

結論としては、外壁塗装に火災保険を適用すること自体には、デメリットはありません。

火災保険は保険金額内であれば何度でも申請でき、申請回数で保険料があがることもないからです。

しかし、業者の中には、火災保険での外壁塗装を詐欺手段として使っている業者や、虚偽申請による保険金の不正受給を薦めている業者が一定数存在します。

このような悪徳の業者に引っかかってしまう可能性があることが、火災保険で外壁塗装をするデメリットといえるでしょう。

実際、この「保険金利用のリフォーム」に関するトラブルは多発しており、国民生活センターや日本損害保険協会も注意喚起しています。

こういったトラブルに巻き込まれないために確認すべきことを、以下でお伝えします。

「無料で修理できます」と断言する業者には要注意

まず知っておくべきなのは、「必ず無料で修理できます」と断言する業者は危険であるということです。

もちろん保険金がおりて修理費用が無料になることはありますが、それは保険のプラン次第です。

契約内容をしらない第三者が「無料で工事できます」とは絶対に言えないのです。

「絶対に保険金が使えます」となどと言われてもすぐには契約せず、まずは加入している保険内容を確かめ、保険会社に連絡してみましょう。

工事の申込書に不審な記述がないか必ず確認

以前、「工事の申込書をよく読むと『保険金が少なく工事ができない場合、30%の手数料を払う』といった記載がされていた」というケースがありました。

この場合は、突然セールスマンが訪れ、屋根に登ったあとに「火災保険をつかえば無料で修理ができる」と勧誘され、その場で申込書にサインをしたそうです。

申込書の内容を詳しく確認しなかったために、トラブルに発展したケースです。

「工事のクーリングオフはできるが、手数料を払ってもらうことは法律上きまっている」と迫り、話のままに契約したように見せかけ、あとから手数料や違約金を請求されれるケースもあります。

塗装工事自体詐欺の多いリフォームではありますが、火災保険の申請を行う場合には特に注意が必要です。

保険金を一部業者に支払う契約は詐欺

契約条件として、「保険金の20%を申請手数料として業者に支払う」などの条件を設けている業者はほぼ間違いなく悪徳業者です。

火災保険の保険金はあくまで修理費用の補償として支払われるものであり、一部を業者に渡すような契約は保険金の本来の用途からはずれています。

虚偽申請は施主も責任を問われる

「経年劣化による破損を自然災害による破損と偽り、火災保険を申請した」という話もよくあります。

施主が自然災害による破損ではないと伝えても、「こちらでうまく申請します」と誤魔化すこともあるようです。

虚偽申請は保険会社との契約違反になるため、絶対に避けましょう。

仮に虚偽申請した場合、保険契約の解除・保険金の返金を求められます。

また、最悪の場合、施主も業者とともに詐欺の共謀者として刑事上の責任を問われます。

虚偽の理由での申請を進められた場合は、必ず断ってください。

わたしの家にも火災保険は適用できる?

まとめ

最後に、本記事の要点を振り返ってみましょう。

経年劣化に伴う外壁塗装にも火災保険は適用できる?

経年劣化に伴う外壁塗装は、火災保険の補償の範囲外です。自然災害による外壁・屋根の破損の場合のみ、塗装工事に火災保険を適用することができます。詳しく知りたい方は外壁塗装に火災保険は使える?適用条件は3つをご覧ください。

外壁塗装に火災保険を適用するための条件は?

外壁塗装に火災保険を適用するためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。詳しくは外壁塗装に火災保険は使える?適用条件は3つをご覧ください。

  1. 外壁・屋根の破損が災害によるものであること
  2. 被災から3年以内に申請を行うこと
  3. 工事費用が火災保険の免責金額を超えること

外壁塗装に火災保険を適用するデメリットは?

火災保険は申請回数の上限がなく、申請回数によって保険料が上がることもないため、直接的なデメリットはありません。ただし、火災保険のしくみを悪用する業者が存在するため、騙されないよう注意が必要です。詳しくは【詐欺?】外壁塗装に火災保険を適用するデメリットをご覧下さい。

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