【2022年最新版】外壁塗装の費用相場は?単価から適正価格を把握して業者への依頼に備えよう

  • 【更新日】2022-05-18
【2022年最新版】外壁塗装の費用相場は?単価から適正価格を把握して業者への依頼に備えよう

一般的な30坪の戸建て住宅の場合、外壁塗装の費用相場は70万円~90万円です。

屋根と外壁の両方を塗装する場合、費用相場は80万~110万円です。

しかし、外壁塗装の費用は、坪数・都道府県・塗料などの要素で大きく変動するので、一概には言えません。

この記事では、ご自宅の塗装にかかる費用を知るために必要な知識を、初心者にも分かりやすく解説しています。

はじめての外壁塗装で損をしないために役立つ情報ばかりなので、ぜひ確認してみてください。

なお、外壁塗装を検討されている方には、こちらの記事もおすすめです。

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坪数別の外壁塗装の費用相場

冒頭で、外壁塗装の費用相場は70万円~90万円とお伝えしました。これは、延べ坪数が30坪の住宅の場合です。

実際の外壁塗装の費用は塗装する面積(塗装面積)によって変動し、その塗装面積は塗装する家の大きさ(延べ坪数)よって決まります。

そのため、当たり前ですが、坪数が少ない家は外壁塗装にかかる費用が安く、大きな家は高くなります。

坪数が10坪かわるだけで相場が20万円~30万円近く変わるので、ご自宅の外壁塗装の費用を確認する際には、必ず坪数と合わせて確認しましょう。

以下で、延べ坪数別の外壁塗装の費用相場をご紹介しています。該当する坪数をクリックすると、坪数に応じた費用相場の記事を読むことができます。
※シリコン塗料で塗装を行った場合

【坪数別の外壁塗装の費用相場】
延べ坪数 塗装面積(㎡) 外壁塗装相場
20坪 79 50万~60万円
30坪 119 70万~90万円
40坪 158 90万~120万円
50坪 198 120万~150万円
60坪 238 150万~180万円

【コラム:自宅の坪数が分からないときの対処方法】

お家を相続した場合や、建ててから年数が経過していると、「自宅の坪数が分からない!」という方もいると思います。

そんな時はある程度正確な数字を出す場合は「登記簿謄本」を取得する、ざっくりとした数字を知る場合は「お家の間取りと家族構成」から算出するもしくは平米数から算出する方法がオススメです。

増築をしていなければ、登記簿謄本を取得すれば土地の面積がわかるので、そこからある程度正確なお家の面積が推測可能です。
お家の間取りと家族構成から計算する場合は、下記がざっくりとした坪数となります。

■間取りが2階建て・3~4LDK・家族構成3~5名の場合:約30坪
■間取りが2階建て・4~5LDK・家族構成4~6名の場合:約40坪
■間取りが2階建て・5~6LDK・家族構成5~8名の場合:約50坪

もう一つの計算方法は、平米数が分かっているという場合は、平米数÷3.3で坪数が算出できます。

費用相場は塗装面積によって変動する

外壁塗装の費用は塗装面積によって大きく変動します。塗装面積は建物の中でも、窓や付帯部など外壁ではない箇所を全体の面積から差し引いたものになります。

最も正確な延べ坪数・塗装面積の調べ方は、お家を建てた際の図面を確認することです。

図面が手元にない場合は、以下の方法で計算することもできます。

塗装面積の計算方法

■塗装面積 = 延べ坪数 × 延床面積 ×1.2

例:35坪の2階建ての場合
塗装面積 = 35坪 × 3.3 ×1.2 = 116.7

塗装面積は延床面積に1.2をかけることで概算することができるので、まずは延床面積を出します。

1坪=約3.3㎡なので、延べ坪数×3.3㎡で延床面積を算出することが可能です。

外壁と一緒に屋根も塗装する場合の費用相場

外壁と一緒に屋根も塗装する場合は、80万~110万円が費用相場です。

外壁の費用に20万円~30万円ほど追加の費用が掛かります。

外壁と屋根の塗装を一緒に行うと、塗装の際に必要な足場の設置代金が1回分で良くなるので、別々で行うよりもお得になります。

屋根塗装を一緒に行う場合も、10坪変動するごとに2~30万円費用が変わります
※シリコン塗料で塗装を行った場合

【坪数別の外壁塗装と屋根塗装の費用相場】
延べ坪数 外壁・屋根塗装相場
20坪 60万~70万円
30坪 80万~110万円
40坪 100万~130万円
50坪 130万~180万円
60坪 190万~210万円

屋根の形状や使用する塗料などによって、実際の費用は変動します。

「屋根塗装の費用相場」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
屋根塗装の費用相場は?見積りの見方や工事方法・屋根材の選び方も解説

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外壁塗装の費用内訳と相場

外壁塗装の費用内訳は大きく4つ塗装代」「足場代」「工事代」「利益」に分かれます。

外壁塗装の費用内訳は以下の通りです。※30坪の住宅にシリコン塗料で塗装を行った場合

費目 単価
塗装代 2000~4000円/㎡
足場代 700~900円/㎡
工事代 高圧洗浄代 200~400円/㎡
養生代 200~400円/㎡
飛散防止ネット 100~200円/㎡
下地補修 700~1200/㎡

外壁塗装をする際は家の外周に足場を設置する必要があるほか、付帯部補修など当時は想定しなかった箇所の修繕が必要になる可能性もあります。

さらに、これら工事費目とは別に諸経費では職人の人件費や現場の管理費、交通費などが合算された費用が請求されます。諸経費の費用相場は工事費用全体の10~20%程度です。

このように、外壁塗装工事ひとつでも、さまざまな支払項目が存在することがお分かりいただけると思います。

費用の内訳について詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

①塗装のみを行う場合の見積事例

最もベーシックな「外壁塗装のみ」「使用塗料はシリコン」の工事では、合計費用は約61万円となります。
以下に、費用内訳や単価の目安を、業者の出す見積もり書とおなじ形式の表でまとめました。

費目 単価 数量 金額 備考
足場代 750 240(㎡) 180,000 ・単価700~1200円が相場
高圧洗浄代 200 119(㎡) 23,800
養生代 350 119(㎡) 41,650
飛散防止ネット 150 119(㎡) 17,850
下地補修 24,000 不要な場合あり
塗装材工費 2300 119(㎡) 273,700 シリコン塗料を使用
業者 諸経費 10% 56,100 工事費の10%と設定
税込合計 10% 617,000円

なお、足場の敷設面積は、外壁の施工面積とは関連がありません。
30坪住宅の場合は、足場代の費用は約20万円が目安です。

②外壁・屋根の塗装を行う場合の見積事例

外壁工事で建てた足場を利用して、「同時に外壁塗装も行う」場合、工事費用の相場は約100万円となります。
工事にかかる費用の内訳や、単価・施工面積などの目安は以下のとおりです。

費目 単価 数量 金額 備考
足場代 750 240(㎡) 180,000 外壁用と共用、屋根足場不要の場合
高圧洗浄代 200 119(㎡) 23,800
養生代 350 119(㎡) 41,650
飛散防止ネット 150 119(㎡) 17,850
外壁塗装
下地補修:外壁 24,000 不要な場合あり
外壁塗装 2300 119(㎡) 273,000 シリコン塗料を使用
屋根塗装
下地補修:屋根 24,000 不要な場合あり
屋根塗装 4300 80(㎡) 344,000 フッ素塗料を使用
業者 諸経費 10% 92,830 工事費の10%と設定
税込合計 10% 1,021,130円

③外壁・屋根・付帯部分の塗装を行う場合の見積事例

建物の直せる箇所を一気にリフレッシュする工事です。
施工内容は、「外壁・屋根の塗装」「雨樋などの付帯部分補修」「ベランダ防水の再工事」など多岐にわたります。
合計費用は約191万円です。
工事箇所ごとの費用内訳や単価・数量の相場は下記の表にまとめました。

お住まいの方が高齢で、次回を最後の工事にしたい場合や、家を相続する前になるべくキレイな状態で譲りたい場合を想定しています。

費目 単価 数量 金額 備考
足場代 750 240(㎡) 180,000 外壁用と共用、屋根足場不要の場合
高圧洗浄代 200 119(㎡) 23,800
養生代 350 119(㎡) 41,650
飛散防止ネット 150 119(㎡) 17,815
外壁塗装
下地補修:外壁 24,000 不要な場合あり
外壁塗装 4300 119(㎡) 511,700 フッ素塗料を使用
屋根塗装
下地補修:屋根 24,000 不要な場合あり
屋根塗装 4300 80(㎡) 344,000 フッ素塗料を使用
付帯部分の工事
雨どいの交換 4,000 60(m) 240,000 ガルバリウム製を使用
ベランダ防水 13,200 25(㎡) 330,000
業者 諸経費 10% 173,697 工事費の10%と設定
税込合計 10% 1,910,662円

見積の見方について詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

外壁塗装の費用相場は塗料によって変わる

ここまで見てきた通り、外壁塗装は塗装面積や施工箇所などさまざまな要素によって費用相場が変動します。

「外壁塗装は○○円です」と定額提示する業者はほとんど存在しません。これは、外壁塗装は建物の状態ひとつひとつによって大きく工事内容が変わるためです。

中でも費用相場に影響を与えるのが塗料です。使用する塗料の種類やグレードによって、外壁塗装にかかる費用相場は大きく変動します。

ここからは、外壁塗装で使用される塗料と費用の関連性について紹介します。

塗料の価格と耐久性

塗装に使用する塗料次第で金額が変わります
外壁塗装に使われる塗料は数千種類もあるのですが、初めての方は基本となる6種類の塗料を覚えておきましょう。

【表:主要な塗料の特徴まとめ】
グレード 耐久性 単価(㎡) 特徴
アクリル 5~7年 1200~1800円 最も安くDIYでも人気であるが、耐久性も低い
ウレタン 8~10年 1700~2200円 価格は安いが、紫外線に弱く変色しやすい塗料
シリコン 10~15年 2300~3000円 最も普及し、コストパフォーマンスに優れた塗料
ラジカル 12~15年 2500~3000円 シリコン塗料に代わる、近年注目の次世代型塗料
フッ素 15~20年 3800~4800円 価格は高いものの、高い耐久性と耐候性を備えた塗料
光触媒塗料 15~20年 4200~5000円 セルフクリーニング効果を持ち、耐久性・防汚性に優れた塗料
無機塗料 20~25年 4500~5500円 非常に高価だが、紫外線で劣化せず半永久的な耐久性を持つ塗料

このなかでも、シリコン塗料とラジカル塗料が特に人気の高い塗料です。

また、上記の単価は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りを行う際の費用相場です。外壁塗装は3回塗りが基本ですが、1回当たりの単価と騙して費用を提示する悪徳業者も存在します。

外壁塗装の見積は、必ず内訳と工程に対する費用単価を確認するようにしましょう。

▼「見積もり」についてもっと詳しく知りたい方はコチラ

塗料のコストパフォーマンス

費用を抑えたいという理由だけで安い塗料を選んでしまうと、耐久性が低く数年しか効果が持続しない可能性もあります。

再塗装や、塗り直しが必要になるなどメンテナンスの頻度が増えれば増えるほど、支出は増えてしまいます。

30坪(119㎡)の自宅のメンテナンスを20年する際に必要な費用を塗料別にシミュレーションしました。

最も普及しているシリコン塗料 1回あたりの塗装代:2,500円×119㎡=297,500円
シリコン塗料の耐用年数:10年
20年あたりの支出総額:297,250円×2=595,000円
最も安いアクリル系塗料 1回あたりの塗装代:1,500円×119㎡=178,500円
アクリル塗料の耐用年数:5年
20年あたりの支出総額:178,500円×4=714,000円
耐久性の高いフッ素塗料 1回あたりの塗装代:4,000円×119㎡=476,000円
フッ素塗料の耐用年数:10年
20年あたりの支出総額:476,000円×1=476,000円

以上のことから、安い塗料を使用することが必ずしも節約にはならないことが分かります。

長期的な視点に立ちつつ、どの塗料が自宅に最適か検討をしてみましょう。

「どの塗料を選べばいいか分からない…」という方は、こちらの記事をご覧ください。

外壁塗装の費用を安くする方法は?

では、相場の範囲内で、かつ少しでも費用を抑えるためには、どのような準備が必要なのでしょうか?

この記事を読んでいる方の中には、「外壁塗装にかける予算がない…」という方もいらっしゃると思います。

ここでは、賢い人はみんなやっている、外壁塗装を低予算で安く済ませる裏技を5つ紹介します。

①補助金で約20万円お得に
②リフォームローン15万円お得に
③相見積もりで3~10万円お得に

①助成金/補助金で約20万円お得に

自治体で定められている場合、省エネ効果がある塗料(遮熱塗料・断熱塗料)を使用することで、目安として10万~30万円ほど補助金を受け取れる可能性があります。

補助金について詳細をお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。

②リフォームローンで15万円お得に

実は「貯金をして2~3年後に塗装する」よりも「ローンを活用して今塗装する」方が、約15万円ほど安くなります。これは、2~3年間の貯金の間にさらに家の劣化が進行し、結果的に修繕費が跳ね上がり、ローンの金利よりも高額になってしまう、ということです。

リフォームローンについて知りたい方はこちらをご覧ください。

③相見積もりで3~10万円お得に

複数の業者から見積もりを依頼することを、相見積もりといいます。相見積もりをとることで、3~10万円の費用抑制が見込めます。

業者間で価格競合が生じることから、見積金額を抑えることができるというのが相見積もりの仕組みです。抑制できる金額は、工事費用の約5~10%程度であり、これを外壁塗装の相場にあてはめると、約3~10万円になります。

相見積もりの取り方や注意点について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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外壁塗装時に使える主な支払い方法

外壁塗装を業者に依頼したときの支払い方法は主に3種類あります。

「100万円前後の金額を現金一括で支払うのは難しい」という方のために現金以外にクレジットカード、リフォームローン、で支払うという手があります。

ただし施工を依頼した業者によっては支払い方法が定められている可能性があるので、支払い方法を指定したい方は、依頼する前にキチンと確認をしておきましょう。

現金

一番多い支払い方法は銀行振込による現金払いです。
しかし施工前の現金一括支払いは非常に危険です。なぜならお金を払ったが最後それっきり連絡が取れなくなり、お金だけを持ち逃げされてしまう可能性があります。

施工後の一括払いか、施工前後で半分ずつに分けて支払うようにしましょう。

クレジットカード

中にはクレジットカード払いができる業者もいます。
しかし手数料がかかるため現金払いのみ受け付けている会社が多いのが実態です。

依頼しようとしている業者がクレジットカードに対応しているかどうかは、業者のホームページを見ることで確認が可能です。
もし記載がない・見つけられないという場合でも、業者に聞けばちゃんと教えてくれるので、気になる場合は問い合わせてみましょう。

リフォームローン

依頼者の経済的負担を減らすために、業者や銀行が提携しているリフォームローンを使用する手もあります。

リフォームローンを使えば一時的な出費を抑えることはできますが、担保が必要になることや金利が発生し、結果的に費用がかさむことがあると認識しておきましょう。

外壁塗装費用の支払い方法についての詳しい内容はこちらから

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まとめ

今回は外壁塗装の相場を全般的な観点に立って解説をしました。

ご自身の坪数に応じた詳細な費用相場を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

外壁塗装業界は、業者の選び方によって費用が大きく異なる業界ですので、業者選びが最も肝心です。自分とご家族のみで判断されるよりも、中立かつ相談無料のヌリカエ をご利用下さい。

業者紹介前には、外装工事の専門知識豊富な相談員があなたのご要望を丁寧にヒアリングしますので、不要な連絡がいくご心配もありません。

お役立ていただけますと幸いです。

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