外壁塗装のおすすめ塗料8選を紹介!塗料の種類と特徴・選び方も解説

  • 【更新日】2021-10-18

外壁塗装の満足度を大きく左右する塗料選び。

ご自身の希望に沿った塗料を選ぶのが大切ですが、「どんな塗料があるのか分からない……」と困っておられる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、初めての外壁塗装を検討している方に向けて、おすすめの塗料や塗料の選び方の基礎知識を解説しました。

主に、以下の内容をやさしく解説しています。

  • 実績・人気ともに豊富な定番の外壁塗料
  • 外壁塗装の塗料8種類の特徴
  • 業者の勧めてきた塗料の性能や適正価格が分かる知識

 

今は塗料選びに関して何もご存じない方でも、読後は自分の希望に沿う塗料を見つけることができるよう、自信をもってお届けします。

「塗装も含めたリフォーム全般」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「壁リフォームは張り替え・カバー工法の2つ!それぞれの特徴・費用相場を解説」

はじめての外壁塗装を検討されている方は、こちらの記事もおすすめです。

この塗料、私の家で使うといくら?

外壁塗装におすすめの塗料8選

「外壁塗装の塗料をとにかく早く決めたい!」「優秀な製品を先に知って、その中から選びたい!」という方に向けて、“この中から選べば間違いない”といえる、人気製品・定番製品を8つ紹介します。

塗料名 実勢価格 特徴
パーフェクトトップ 2,400円/㎡~
  • コストパフォーマンスが優秀
  • 取り扱い業者が多い
プレミアムシリコン 2,400円/㎡~
  • 上記「パーフェクトトップ」と同等
アレスダイナミックTOP 2,600円/㎡~
  • 上記「パーフェクトトップ」と同等
  • 小雨でも塗れる
クリーンマイルドシリコン 2,200円/㎡~
  • 上3つが出る前の定番商品
  • 使用実績が豊富で安心
ガイナ 3,800円/㎡~
  • 暑さや寒さを緩和する「断熱効果」
  • 耐用年数が長い
水性セラミシリコン 2,200円/㎡~
  • 塗装中のニオイがほぼない
  • 安全、低刺激
ファイン4Fセラミック 3,600円/㎡~
  • 高耐久な「フッ素塗料」
ニッペ 水性シリコン外かべ用 600円/㎡~
  • DIY向けに開発された塗料
  • 大手メーカー「日本ペイント」製

それぞれの塗料の特徴と選ばれている理由について、解説します。

①「パーフェクトトップ」(日本ペイント)

パーフェクトトップの塗料缶

塗料名 パーフェクトトップ
メーカー 日本ペイント
種別 水性アクリル塗料
実勢価格 2,400円/㎡~
耐用年数 14~16年
メリット 価格が安めで耐用年数が長い
デメリット 耐用実績がまだない

「パーフェクトトップ」は、大手塗料メーカーの日本ペイントが2012年に発売した外壁用塗料です。
従来の同価格帯の塗料よりも耐用年数が約2年長いことから、発売以後は多くの人々に選ばれるようになりました。

外壁塗装を安く済ませたい人、塗料のコストパフォーマンスを重視する人、どちらにもオススメです。

発売から日が浅いため、まだ一般家庭では公称の耐用年数を迎えていないのが、唯一のデメリットでしょうか。

「パーフェクトトップ」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「パーフェクトトップってどんな塗料?メリット・デメリット、価格、合う外壁をやさしく解説」

②「プレミアムシリコン」(エスケー化研)

塗料名 プレミアムシリコンシリコン
メーカー エスケー化研
実勢価格 2,400円/㎡~
種別 水性シリコン塗料
耐用年数 14~16年
メリット 価格が安めで耐用年数が長い
デメリット 耐用実績がまだない

「プレミアムシリコン」は、大手メーカー「エスケー化研」が製造販売する外装用塗料です。
上記の「パーフェクトトップ」の人気を受けて、後続製品として販売開始されました。

発売前まで外壁塗装用として人気だったシリコン塗料に比べ、価格はほぼ同じなのに耐用年数が2年ほど長いことから新たな定番製品となりました。

塗装業者によっては、パーフェクトトップではなくこちらを勧めてくることもありますが、どちらも幅広くオススメできる製品です。

「プレミアムシリコン」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「プレミアムシリコンとはどんな塗料?評価や性能、デメリットを確認」

③「アレスダイナミックTOP」(関西ペイント)

関西ペイント「アレスダイナミックTOP」

塗料名 アレスダイナミックTOP
メーカー 関西ペイント
実勢価格 2,600円/㎡~
種別 水性シリコン塗料
耐用年数 約15年
メリット 雨天でも施工可能
デメリット 同種の製品より少し高い

「アレスダイナミックTOP」とは、大手メーカー「関西ペイント」が製造販売する、外壁用塗料です。
前述の「パーフェクトトップ」「プレミアムシリコン」に続くかたちで発売された、コストパフォーマンスの高いの一種です。

「パーフェクトトップ」「プレミアムシリコン」の2製品よりも少し価格が高い代わりに、軽い雨天や湿った環境でも塗装作業ができる『強化剤』が付属しているのが特徴です。
雨などで塗装のスケジュールを崩したくないときにオススメの塗料です。

「アレスダイナミックTOP」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「アレスダイナミックTOPの特徴や費用は? こんな人にピッタリ」

④「クリーンマイルドシリコン」(エスケー化研)

クリーンマイルドシリコン

塗料名 クリーンマイルドシリコン
メーカー エスケー化研
実勢価格 2,200円円/㎡~
種別 油性シリコン塗料
耐用年数 12~15年
メリット 使用実績が豊富。扱いに長けた業者が多い
デメリット 油性なので塗装時のニオイがある

「クリーンマイルドシリコン」は、上記の3製品が登場する前の定番製品です。
追い抜かれはしたものの、依然として価格と耐用年数のバランスがよく、塗装可能な外壁の種類も多いのが特徴です。

どちらかというと、塗り替え工事の予算をなるべく抑えたい人にオススメです。
耐用年数も充分な期間があります。

⑤「ガイナ」(日進産業)

塗料名 ガイナ
メーカー 日進産業
実勢価格 3,800円/㎡~
種別 特殊セラミックシリコン塗料
耐用年数 15~20年
メリット 塗装だけで断熱効果が得られる
デメリット 価格が高い、表面が汚れやすい

「ガイナ」とは、日進産業というメーカーが開発した、屋根・外壁用の断熱塗料です。
断熱効果により、屋内が夏は涼しく、冬は暖かくなる効果が期待できます。

断熱効果を持つ塗料は他にも多く存在しますが、実績と機能性という点では、ガイナがもっとも有名です。
「多少値段が張っても、長持ちして住心地も改善する塗料を選びたい!」という方にオススメです。

「ガイナ」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「ガイナの断熱効果はどのぐらい?性能実験の結果と、塗料の費用やメリット・デメリットを解説」

⑥「水性セラミシリコン」(エスケー化研)

水性セラミシリコン

塗料名 水性セラミシリコン
メーカー エスケー化研
実勢価格 2,200円/㎡~
種別 水性シリコン塗料
耐用年数 12~15年
メリット 安価。塗装中のニオイがほぼない
デメリット とくになし

同価格帯の「クールマイルドシリコン」が油性塗料であるのに対し、本品は水性塗料のため、塗装作業時のシンナー臭がほぼしません
そのため、塗装費用を安く抑えつつ、家庭に子供やペット、塗料のニオイが苦手な方がいる場合にオススメです。

水性塗料であれば他の製品でもニオイはほぼありませんが、水性セラミシリコンであれば低価格かつ実績豊富な安心感があります。

⑦「ファイン4Fセラミック」(日本ペイント)

ファイン4Fセラミック

塗料名 ファイン4Fセラミック
メーカー 日本ペイント
実勢価格 3,600円/㎡~
種別 油性フッ素塗料
耐用年数 15~20年
メリット 耐用年数が長い
デメリット 価格が高め

「ファイン4Fセラミック」は、大手塗料メーカーの「日本ペイント」が製造販売する外壁用塗料です。
住宅用塗料としては最高級品の「フッ素(樹脂)塗料」で、そのフッ素塗料のなかでも本製品が定番となっています。

価格こそ高価ですが、同期間でみた場合の塗り替え工事の回数が減るので、1回の工事費用が高い大きな家にお住まいの方にオススメです。

「ファイン4Fセラミック」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「【ファイン4Fセラミックの特徴】費用・長所・短所を他の有力塗料と徹底比較」

⑧「ニッペ 水性シリコン外かべ用」(日本ペイント)

外かべ用シリコン

塗料名 ニッペ 水性シリコン外かべ用
メーカー 日本ペイント
実勢価格 600円/㎡~
種別 水性シリコン塗料
耐用年数 非公表
メリット 価格が非常に安い
デメリット 自分で作業する必要あり

外壁塗装をDIYで行いたい向けに、小売されているシリコン塗料としては定番製品です。
初心者の方でも塗りやすく、一定の耐久性を得ることが出来ます。

本製品「ニッペ 水性シリコン外かべ用」のAmazonの販売ページはこちら、セットで塗装する下塗り材の販売ページはこちらからアクセスできます。

塗料の色は「アイボリー」「ダークグレー」「クリーム」「ブラウン」「ホワイト」「サーモンピンク」「オレンジ」の7色が販売されています。

「外壁塗装のDIY方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装をDIYで行う場合のポイント。美しく仕上げる方法とは?」

この塗料、私の家で使うといくら?

外壁用塗料の種類と価格・性能比較

塗料種類と価格・耐用年数のグラフ

塗料は「耐用年数」「価格」などを基準に選ぶのが鉄則です。
住宅用の塗料の製品はおおむね8種類に分けられます。

高価な塗料ほど耐用年数も長くなりますが、コストパフォーマンスは「シリコン塗料」か「ラジカル制御形塗料」の2つが優秀です。

塗料の種類 耐用年数 実勢価格
アクリル塗料 5~7年 1,500円/㎡
ウレタン塗料 7~10年 1,950円/㎡
シリコン塗料 10~15年 2,300円/㎡
遮熱塗料 8年~12年 2,400円/㎡
ラジカル制御形塗料 12年~16年 2,400円/㎡
フッ素塗料 15年~20年 4,300円/㎡
光触媒塗料 20年~25年 4,700円/㎡
無機塗料 25年~30年 5,300円/㎡

グレート別のコストパフォーマンスを比較

塗料のコストパフォーマンスは「価格÷耐用年数」で比較できます。

計算結果を比較したところ、耐用年数1年あたりの塗料価格は「ラジカル制御形塗料」がもっともお得でした。

2010年代の登場以来、ラジカル制御型塗料の人気がどんどん上昇しているのもうなずける結果ですね。

塗料の種類 価格÷耐用年数 順位
アクリル塗料 約250円/年 8位
ウレタン塗料 約230円/年 5位
シリコン塗料 約192円/年 2位
遮熱塗料 約240円/年 6位
ラジカル制御形塗料 約171円/年 1位
フッ素塗料 約245円/年 7位
光触媒塗料 約210円/年 3位(同率)
無機塗料 約210円/年 3位(同率)

外壁塗装用の塗料8種類の特徴

値段が高い塗料や耐用年数が短い塗料にも、ぞれぞれ使い道があります。

塗料グレード別の特徴を簡単に抑えておきましょう。

もしかしたら、あなたに最適なのはラジカル塗料やシリコン塗料以外の塗料かもしれません。

アクリル塗料

アクリル塗料をつかった塗装費用は、塗料と作業費を合わせて1,500円/㎡前後、耐用年数は外壁に塗った場合で6~8年が目安です。

住宅用の塗料では耐用年数が最短の種類になります。そのため、外壁の塗り替えで使われることはほとんどありません。

ただし、価格が安いことから新築時に費用を抑えるために使われることはあります。

代表商品は、オーデグロス(日本ペイント)、プリーズコート(エスケー化研)などです。

ウレタン塗料

ウレタン塗料の塗装費用は1,950円/㎡前後、耐用年数は8~10年が目安です。

ウレタン塗料は、塗装費用をなるべく安く抑えたい場合や、10年以内に退去や解体が決まっている場合に向いています。

代表商品は、クリーンマイルドウレタン(エスケー化研)、水性ファインウレタン(日本ペイント)などです。

シリコン塗料

シリコン塗料の塗装費用は2,300円/㎡前後、耐用年数は10~15年が目安です。

2012年にラジカル制御形塗料が登場する前は、もっともコストパフォーマンスのよい選択肢でした。

現在でも、バランスの良い塗料として一定以上の人気を誇っています。

代表商品は、クリーンマイルドシリコン(エスケー化研)、ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)などです。

遮熱塗料

遮熱塗料の塗装費用は2,400円/㎡前後、耐用年数は8~12年が目安です。

正式名称は「高日射反射率塗料」といい、太陽光を反射することで室温を下げる効果があるのが特徴です。

遮熱塗料の中には、「断熱塗料」と呼ばれる室温の上昇と下降の両方に効果のあるものも存在します。

代表商品は、サーモアイSi(日本ペイント)、アドグリーンコート(日本中央研究所)、ガイナ(日進産業)などです。

ラジカル制御形塗料

ラジカル(制御形)塗料の塗装費用は2,400円/㎡前後、耐用年数は12~16年が目安です。

ラジカル塗料は、シリコン塗料とほぼ同価格なのに耐用年数が1~2年長いことから、現在もっとも人気を集めています。

代表商品は、パーフェクトトップ(日本ペイント)、アレスダイナミックTOP(関西ペイント)、エスケープレミアムシリコン(エスケー化研)などです。

フッ素塗料

フッ素塗料の塗装費用は4,300円/㎡前後、耐用年数は15~20年が目安です。

フッ素以上の高グレード塗料は、通常の一戸建てよりも一回あたり工事費用が高額になる大きな邸宅や、塗装工事による休業や通行規制をなるべく避けたい商業施設などに使うと割安になります。

代表商品は、クリーンマイルドフッソ(エスケー化研)、ファイン4Fセラミック(日本ペイント)、ルミステージ(AGCコーテック)などです。

光触媒塗料

光触媒塗料の塗装費用は4,700円/㎡前後、耐用年数は20~25年が目安です。

太陽光で表面をセルフクリーニングする機能があり、汚れがつきにくいため、耐用年数が長いのが特徴です。

代表商品は、ピュアコート(ピアレックス・テクノロジーズ)、オプティマスホワイトペイント(オプティマス)などです。

無機塗料

無機塗料の塗装費用は5,300円/㎡前後、耐用年数は25~30年が目安です。

塗料に有機物をほとんど含まないため劣化が遅く、寿命が非常に長いのが特徴です。

代表商品は、タテイル(プレマテックス)などです。

この塗料、私の家で使うといくら?

価格・耐用年数以外の性能と見るべきポイント

塗料には価格と耐用年数以外にも「扱いやすさ」「ニオイの強弱」「色や光沢の強さ」「塗装可能な素材の数」などさまざまな違いがあり、その多くは塗料にそえられている分類名を見ただけである程度判断できます

塗料の性能をあらわす用語やその中身を少し知っておくだけでも、希望に沿う塗料を見つけやすくなったり、勧められた塗料があなたの家に合うものかを判断できるようになるでしょう。

塗料の分類名に使われている語をいくつか知っているだけで、説明を読まなくても性能についてあるてある程度わかってしまうので便利

「樹脂」の違いは価格と耐用年数

グレードの解説とやや重複しますが、外壁塗料に使われる樹脂には4種類あり、樹脂だけである程度塗料の価格や耐用年数が分かります

外壁用塗料の合成樹脂4種と性能の違い
樹脂の種類 耐用年数 価格相場
アクリル 5~7年 1,400円~1,600円/㎡
ウレタン 7~10年 1,700円~2,200円/㎡
シリコン 10~15年 2,200円~3,000円/㎡
フッ素 15年~20年 3,800円~4,800円/㎡

現在外壁のリフォームには、シリコン塗料がもっとも多く使われています

「塗料の保証期間」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装の保証期間は何年が目安?保証内容からわかる業者の信頼性と、万一の為にできる備え」

多岐にわたる「付加機能」の種類

塗料の本来の機能は塗装面の着色や保護ですが、これらに加えて以下のような付加機能がある塗料もあります。
なかでも「ラジカル(制御型)塗料」は、コストパフォーマンスの高さから選ぶ人が増えています。

特殊な付加機能のある塗料の種類一覧
機能性塗料の種類 効果・性能
遮熱塗料 太陽熱による建物表面の温度上昇を抑える。
夏場の室内が快適になり、空調代が下がる。
断熱塗料 外気と室内の温移動を抑える。
夏冬ともに快適になり、空調代が下がる。
ラジカル制御型塗料 紫外線による塗膜劣化を抑える。
シリコン塗料と同等価格でそれ以上の耐用年数がある。
弾性塗料 乾燥後、伸縮性がある塗膜になる。
塗装した下地がヒビ割れても表面に亀裂が入りにくい。
光触媒塗料 光に反応して表面の自己洗浄効果が働く。
セルフクリーニング機能によりきれいな状態が長持ちする。
無機塗料 有機化合物をほぼ含まないため劣化しづらい。
外壁の場合、30年以上の耐用年数があると言われる。

機能性塗料で塗装する場合、特殊機能のない同グレードの塗料よりも数百円~2,000円/㎡ほど費用が高くなることがあります。

各機能性塗料について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「遮熱塗料とは?メリット・デメリットや代表商品、使用がおすすめのケースを解説」
>>「断熱塗料の代表商品と特徴を徹底解説」
>>「ラジカル塗料ってなにがすごいの?メリット・デメリットを徹底解説!」
>>「弾性塗料って?工事前に必ず知っておきたい塗装の基礎知識!」
>>「光触媒塗料のメリット・デメリットは?代表商品の特徴・価格相場も解説」
>>「無機塗料って?メリット・デメリットと価格、代表的な塗料名を解説!」

「顔料」の違いは色の有無

顔料とは、色に関わる成分です。
塗料のうち、顔料を含むものを「エナメル塗料」顔料を含まない透明な塗料を「クリア塗料」と言います。

塗料の種類 性質・特徴
エナメル塗料
  • 顔料を含む
  • 色がついている
クリア塗料
  • 顔料を含まない
  • 無色透明

クリア塗料は、今の外壁のデザインを残して塗装したい場合に使用されます。

「クリア塗料」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「クリア塗装を外壁にするメリットとデメリット。本当に効果はある?」

「光沢度」の違いはツヤの強さ

外壁塗装の際には、塗料の色だけでなく「ツヤの有無・強さ」も選べます。

塗料の光沢と外壁塗装の仕上がり違い
つや消し 3分つや つや有り
つや消しで塗装した外壁 3分つやで塗装した外壁 つや有りで塗装した外壁

塗料の光沢度は光沢の少ない順に「つや消し」「3分つや」「5分つや」「7分つや」「つや有り」の5種類が一般的です。

好みで決めればよいのですが、一般的には光沢度の高いものほど耐候性が高いので、こだわりがなければ「つや有りを選ぶのが無難です。

反対に、マットな仕上がりを希望する人や、いかにも塗装した感じを出したくない人はつや消しや3分ツヤを選ぶと良いでしょう。

「水系・溶剤系」の違いは臭気の有無

塗料の種類 性質・特徴
水系塗料
  • ニオイがほとんどない
溶剤系塗料
  • 刺激臭あり
  • 塗装可能な素材が多い
  • 耐久性が若干勝る

使用時に、水で希釈するものを水系塗料、シンナー等の有機溶剤で希釈するものを溶剤系塗料といいます。

水系塗料は塗料独特の刺激臭がほとんどないのが特徴です。
溶剤系塗料はニオイがする代わりに耐久性に若干勝り、塗装可能な素材も多いのがメリットです。

迷う場合は近隣迷惑が心配な場合やDIYで塗装する場合は水系塗料ニオイが許容できる場合や鉄部を塗装する場合は溶剤系塗料とするのがオススメです。

「1液・2液」の違いは扱いやすさ

屋外の環境で自然に固まる塗料を「1液型塗料」、硬化剤を混ぜないと固まらない塗料を「2液型塗料」と言います。

塗料の種類 性質・特徴
1液型
  • 単独で固まる
  • 価格が若干安い
  • 扱いやすい
2液型
  • 硬化剤と混ぜると固まる
  • 耐久性が若干高い
  • 扱いにくい・プロ向き

1液型塗料は誰にでも扱いやすいのが特徴です。
2液型塗料は混合作業のぶん施工費用が少し高くなりますが、若干耐久性に優れています[/text]。

外壁塗装の費用を少しでも抑えたい場合、DIYで塗装する場合は1液型耐久性を重視するなら2液型を選ぶとよいでしょう。
ですが、樹脂の違い等に比べれば耐久性・価格にほとんど差はありません。

この塗料、私の家で使うといくら?

代表的な塗料メーカーと代表製品一覧

最後に、国内の主要塗料メーカーを網羅しました。

最大手のメーカーは「日本ペイント」「エスケー化研」「関西ペイント」の3社です。

塗料選びに迷ったときは、上記の3社の塗料を選んでおけば失敗は少ないでしょう。

メーカー名(※50音順) 代表的な塗料製品
アトミクス株式会社 アトムシリーズ、アトレーヌシリーズ
イサム塗料株式会社 アトロンエラストマーWT、イサムフレッシュベース1液
AGCコーテック株式会社 ボンフロン
エスケー化研株式会社 エスケープレミアムシリコン、SKシリコンクリヤーW
株式会社トウペ レベルフロン
株式会社日進産業 GAINA(ガイナ)
株式会社ピアレックステクノロジーズ ピュアコート
川上塗料株式会社 ネオプラマイルド
関西ペイント株式会社 アレスシリーズ、セラMフッソ
菊水化学工業株式会社 キクスイSPシリーズ、水系ファインコートシリーズ
神東塗料株式会社 シントーハヤブサシリコン、2液マイルドUシーラー
スズカファイン株式会社 WBアートSi
大同塗料株式会社 アクアシール、ハイルーフシリーズ
大日本塗料株式会社 エコクールシリーズ、リフレッシュシリコンEXTRA
TOTOオキツモコーティングス株式会社 ハイドロテクトカラーコート
日本特殊塗料株式会社 シルビアセラティーN遮熱
日本ペイント株式会社 パーフェクトトップ、ファインシリコンフレッシュ
水谷ペイント株式会社 ナノコンポジットF
ロックペイント株式会社 サンフロンUV、サンフロンアクア

「塗料メーカー」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「日本の代表的な塗料メーカー10社を紹介!特色と代表商品をチェック」

この塗料、私の家で使うといくら?

最後に:後悔のない外壁塗装を目指して

改めて、塗料選びは、外壁塗装の成否を分ける、本当に大事な作業です。

塗料次第で、家の耐用年数が数年間変わったり、費用が数十万円変わったりします。

だからこそ、冒頭でお伝えした「本当に理解・納得した上でのベターな選択なのか?」という問いを忘れず、時々この記事に立ち返りながら、ぜひ、賢い塗料選びを実践していってください。

みなさんが、後悔のない外壁塗装工事を行われることを、スタッフ一同、心よりお祈りしています。

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