屋根塗装の相場とは?坪数ごとに必要な費用を紹介

  • 【更新日】2021-09-09
屋根塗装の相場は、とても大まかに言えば50万円前後です。

しかし、住宅の坪数や使用する塗料、劣化症状の程度や施工を依頼する業者など、様々な条件によって変動します。
当記事では坪数ごとの相場の紹介だけではなく、費用の詳しい施工内容や費用を安くする方法など、屋根塗装を依頼する前に確認しておくべき事柄を網羅的に解説します。
いきなり業者に施工を発注せず、まずはこちらの記事に目を通しておきましょう。

私の家だといくら?

屋根塗装の相場は30坪なら35万円~52万円

2階建ての30坪住宅であれば、屋根塗装の相場は35万円~52万円です。
30坪住宅は間取りでいえば3LDK~4LDK、居住人数なら3~5人が目安です。

2階建ての40坪住宅なら40~65万円です。
40坪住宅は間取りでいえば4LDK~5LDK、居住人数なら4~6人が目安で、二世帯住宅の場合もあるでしょう。

2階建ての50坪住宅ならは50~85万円です。
50坪住宅は間取りでいえば5LDK~6LDK、居住人数なら5~8人が目安です。

それぞれの詳しい施工内容や単価相場が知りたい方は、下記の記事または2章まで飛ばしてお読みください。

屋根塗装費用の全国平均

以下の図は、過去のヌリカエ利用者約300人のデータをもとにした、屋根塗装の費用分布です。

 

屋根塗装の相場は、30坪の一戸建ての場合で「35万円~52万円」、40坪の場合で「40万円~65万円」、50坪では「50万円~85万円」になります。

この金額には、屋根塗装の作業に使う足場代(約15万円~20万円)の費用も含まれます。
なお、住宅の坪数を区別せずに全国で平均をとると、費用が40万~50万円となったユーザー数が約4人に1人と最多でした。

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屋根塗装の施工内容と単価相場

屋根塗装の施工内容と単価相場
屋根塗装にかかる費用の内訳は、主に「足場」「養生」「コーキング」「塗料」「諸経費」です。
それぞれの費用に相場がありますので、以下で確認してみましょう。

足場・養生

足場代=700~1,000円/㎡ (足場の架設面積)

足場の組み立て・解体・運搬にかかる諸費用の相場は、1㎡あたり600円~800円です。
これに加えて、高圧洗浄水や塗料が隣の家や前面道路に飛散しないように足場をメッシュシートで覆って養生する必要があり、シート代は1㎡あたり100円~200円かかります。

コーキング

コーキング代=500~900円/m(穴埋めが必要な長さ [m])

コーキングは屋根材のひび割れ箇所を埋めるために使用するゴム材です。
シリコンやウレタンなど安価な素材でできているので施工費は高くはありませんが、1mあたり500~900円ほどかかります。

塗料

塗料の缶と刷毛

塗料代=2,200/㎡ (屋根面積) ※シリコン塗料を使う場合

屋根に塗る塗料の相場は、塗料の種類によって単価に1,400~4,800円/㎡と幅があります。
塗料のグレードは主に7つに分かれ、価格帯と特徴は以下の通りです。

グレード 耐久性 単価(㎡)*3回塗りの合計
アクリル塗料 5~7年 1,400~1,600円
ウレタン塗料 8~10年 1,700~2,200円
シリコン塗料 10~15年 2,300~3,000円
ラジカル制御型塗料 10~15年 2,500~3,000円
フッ素塗料 15~20年 3,800~4,800円
光触媒塗料 15~20年 4,200~5,000円
無機塗料 20~25年 4,500~5,500円

日本の住宅で頻繁に使用されるのは、ウレタン塗料とシリコン塗料です。
初めて屋根塗装をする場合は、まずウレタン・シリコンの2種類をメインに見積もりを取ることをおすすめします。

諸経費

上記の合計金額の5~10%

足場・養生・コーキング・塗料の合計金額に、諸経費として5~10%かかります。
諸経費とは、人件費・移動費・運営費など、塗装業者の必要経費や売上のための費用です。

足場代~諸経費までのすべての金額を足して、消費税率10%をかけたものが支払い費用となります。
概算であれば自分でも屋根塗装の費用は出せますので、計算してみましょう。

工事内容 単価 金額
足場代 750 187,500円

※足場は面積250㎡で、養生代込みで算出した。
コーキング代 600 18,000円

※施工長さ30mとする
塗料代 2200 99,000円

※屋根は面積45㎡で、塗料はシリコン塗料とする。
業者諸経費 30,450円

※全体の10%とする。
合計 368,445円 ※消費税10%込み

以下の記事では屋根塗装の見積書の見本を掲載していますので、手元にある見積書と見比べたい方は是非ともご覧ください。

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屋根塗装にかかる費用を安くする方法

屋根塗装を少しでも安い費用で行えたら嬉しいですよね。
どうしたら1円でも安く塗装をしてもらえるのか、具体的な方法をご紹介します。
もちろん以下を実行したからといって必ず安くできる訳ではないので、参考としてご確認ください。

相見積もりを取る

相見積もりを取る

屋根塗装の見積もり金額は、業者によって大なり小なり変わります。
業者によって足場・塗装面積の測定方法や使用する塗料、人件費や会社の運営費などが異なるためです。

相見積もりを取ることで、以下のようなメリットが挙げられます。

相見積もりのメリット

  • 見積書に記載された費用が相場通りか、営業マンや業者が信頼できるか比べられる
  • 極端に請求金額が高い・安い、見積書の書き方に透明性がないなど不自然な点が明確になるので、悪徳業者に騙されるリスクが下がる
  • 複数の業者のチェックを受けることで、自宅の屋根の状況を多角的に知ることができる
  • 見積書が他の業者との価格交渉の材料になるので、値下げできる場合がある

複数の業者に問い合わせることは少し面倒ではありますが、メリットが多いので是非とも行いましょう。
業者の数は多すぎると時間と労力を使って疲れてしまうので、3~4社が理想です。

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ハウスメーカーではなく、地域の施工店に依頼する

ハウスメーカーではなく、地域の施工店に依頼する

ハウスメーカーや大手の塗装業者に依頼すると、実際に施工をするのは下請け企業や孫請け業者である場合がほとんどです。
すると、中間マージンが発生するため、請求金額が高くなる傾向にあります。
中間マージン分を払わずに屋根を塗装するには、お住まいの地域に居を構えている工務店や塗装の専門業者に直接依頼する方法が挙げられます。
工務店や専門業者では自社で塗装職人を雇っていることがあり、下請け企業や孫請け企業を介さずとも施工してもらえる場合があるので、費用を安く抑えられるかもしれません。

自治体の助成金や火災保険を利用する

自治体の助成金や火災保険を使えば、屋根塗装費用を安くできる可能性があります。
適用される条件や受け取れる金額の上限、支給のタイミングなどは自治体・保険会社によってまちまちですので、必ず申請・受理できそうか前もって確認しましょう。
詳細は以下の記事で紹介していますので、是非ともご覧ください。

「火災保険で屋根塗装修理できる」と言われている場合は要注意

屋根の工事で保険が使えるのは、台風などによる破損の原状回復であることが原則です。ただの「再塗装」では、保険金が下りるケースはまずありません。
万一、保険金が下りることを売り文句に屋根塗装をすすめてくる業者がいる場合は、悪徳業者の可能性が高いと思われます。
その業者とはすぐに契約せずに、他の業者から見積もりをとってから判断しましょう。

外壁塗装も併せて行う

屋根にしかり外壁にしかり、住宅を塗装する際は足場を組まれることがほとんどです。
足場代だけで20万円前後はかかりますので、屋根塗装と外壁塗装を異なるタイミングで行うと40万円ほど支払わねばなりません。
もし屋根塗装と外壁塗装を一緒に行うと、足場を組む回数が1回で収まるので20万円分の費用を節約できます。

屋根が劣化しているということは、外壁も同様に劣化している可能性が高いので、一緒に塗装する必要があるか業者に相談してみましょう。

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記事のおさらい

記事のおさらい

屋根塗装の相場はいくらですか?

屋根塗装費用の相場は30坪だと35~52万円、40坪だと40~65万円、50坪だと50~85万円です。詳しく知りたい方は屋根塗装の相場は30坪なら35万円~52万円をご覧ください。

屋根塗装の施工内容と単価相場はどのくらいですか?

例えば足場や養生が700~1,000円/㎡、コーキングが500~900円/mほどかかります。詳しくは屋根塗装の施工内容と単価相場をご覧下さい。

屋根塗装にかかる費用を安くする方法は何ですか?

自治体の助成金や火災保険を利用したり、外壁塗装も併せて行ったりすることで、費用を抑えられる場合があります。詳しくは屋根塗装にかかる費用を安くする方法をご覧ください。

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