「外壁塗装は助成金で安くできる!」といった広告をよく見かけませんか。本当に?なぜもらえるの?嘘では?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装の助成金とはどんなものなのか、本当に利用できるのか、助成金が支給される市区町村はどこか、解説します。
※助成金は多くの場合、先着順になっています。利用可能な助成金をできる限り早く調べて、申請することをおすすめします。
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監修者:外装劣化診断士 小林 成光
600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。
▼略歴・プロフィール |
外壁塗装の助成金・補助金とは
外壁塗装の助成金・補助金とは、規定の条件を満たした場合に、お住まいの自治体から支給されるお金のことです。助成金の金額は自治体によって異なりますが、工事費用の10%(上限金額20万円)といった金額が支給されます。
自治体によっては、お金ではなく、商品券、ポイントで支給されることもあります。助成金は、外壁塗装の工事後3週間ほどで指定の銀行口座に振り込まれることが一般的です。
助成金を利用できる市区町村は限られている
外壁塗装の助成金は、お住まいの自治体から支給されるものなのですが、残念ながら、全国すべての自治体に助成金が設けられているわけではありません。
そのため、助成金がない自治体にお住まいの方は、助成金を受け取ることができないのです。
また、国が設置しているリフォームに関連する制度のうち、こどもエコすまい支援事業、断熱リフォーム支援事業、住宅エコリフォーム推進事業では、外壁塗装は助成対象外となります。
外壁塗装が助成対象となるのは、長期優良住宅化リフォーム推進事業のみとなり、耐震性能や省エネルギー性を向上させるなどのリフォームと外壁塗装を同時に行う場合に、助成金が支給されます。ただし、外壁塗装単体の工事では対象外となりますので、こちらもお間違えないのように、ご注意ください。▼参考
一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)」
国土交通省「住宅リフォームの支援制度」
国立研究開発法人建築研究所「長期優良住宅化リフォーム事業【総合トップページ】」
支給条件や対象者は市区町村によってさまざま
外壁塗装で利用できる助成金は、大きく2種類に分けることができ、助成金を受け取るためには、細かな支給条件を満たし、申請を済ませたのちに、自治体による審査を受ける必要があります。
多くの場合、支給対象となる物件は、自己が所有する居住用の住宅に限られていますが、一部の自治体では、ビルや、マンション、アパート、店舗兼用住宅の個人住宅部分も助成金の対象となることがあります。
個人のみならず法人による申請も認める自治体がある一方で、子育て、新婚世帯など申請する人に条件を設ける自治体もあります。
制度の種類ごとに大まかな傾向はあるものの、助成金を利用したい方は、対象となる住宅や工事条件を細かくチェックしてみることをおすすめします。たとえ自治体に助成金があったとしても、ただ外壁塗装を行うだけでは条件を満たすことができない場合もありますので、注意してください。
>>外壁塗装で助成金を受け取れる全国の市区町村をチェックする
助成金と補助金の違い
助成金は規定条件を満たすことで、ほとんど確実に受け取れる資金ですが、補助金は、特定の政策目標を達成するために最も有効と認められた申請にのみ与えられるものとなります。
助成金の審査は、形式的な基準に適合しているかの確認を重視する一方で、補助金では、形式的な基準の適合性に加えて、提出された計画のクオリティや実現可能性が詳細に審査される傾向にあります。
つまり、補助金は受け取ることが難しく不採択になることが多くありますが、それに比べて助成金は、必要な条件をクリアすればもらいやすいといった違いがあるのです。
以上は、言葉の違いの厳密な解説ですが、外壁塗装の場合は、助成金と補助金の区別が明確になされていません。そのため、本記事でも、助成金と補助金を同じものとして取り扱いします。
なお、助成金と補助金ともに返済の必要はありませんので、ご安心をいただければと思います。
外壁塗装に助成金・補助金はなぜある?
外壁塗装に助成金がある主な理由は、「省エネ効果によりCO2排出量を削減できるから」「既存住宅の利用促進や地域活性化につながるから」です。
実は、塗装する塗料の種類によっては、省エネ効果をもたらすことが可能です。塗料には様々な種類があるのですが、その中のひとつに遮熱塗料と呼ばれる塗料があります。
遮熱塗料で塗装した外壁は、太陽光を反射し、室内の温度上昇を抑制する効果があります。エアコンの使用量の削減に伴い、間接的にCO2排出量も減少して省エネにつながるため、遮熱塗料を使った外壁塗装工事に助成金や補助金を支給しているのです。
また、外壁塗装には既存住宅の利用促進を促すという効果もあります。日本の住宅政策の中に「持ち家の適切な維持管理を促進する」という方針があるのですが、外壁塗装といった住宅の維持管理には高額な費用がかかってしまいますよね。こうした経済的負担を軽減して外壁塗装等の維持管理に取り組みやすくなるように、助成金の制度を設けているのです。
さらに地域経済の観点に立つと、外壁塗装を行うことによって地元業者の仕事量が増えたり、雇用が創出されて、地域経済が活性化するといった効果もあります。
外壁塗装にはこのような効果があるため、助成金・補助金があるのです。
▼参考
国土交通省「住宅ストック維持・向上促進事業」
国土交通省「我が国の住宅ストックをめぐる状況について」
国土交通省「良質な住宅ストックの形成に向けた課題と見直しの方向性について」
全国建設労働組合総連合 「リフォーム市場の活性化についての検討」
外壁塗装で利用できる助成金・補助金の制度
外壁塗装で利用できる助成金・補助金の制度は、大きく分けて以下の2種類に分別されます。利用条件は、制度の種類によって異なるため注意が必要です。
外壁塗装で利用できる2つの助成金・補助金の制度について解説します。
省エネリフォームの助成金・補助金
遮熱性の塗料を使って外壁塗装を行う場合に、省エネリフォームのための助成金・補助金を利用することができます。
先ほど解説した助成金・補助金を設けている理由の中でも、省エネ住宅の普及を主な目的とする種類の制度となります。そのため、省エネ効果のある「遮熱性塗料で塗装すること」が支給条件となっているのです。
加えて、遮熱塗料には性能の品質指標となる日射反射率の基準などのJIS規格が規定されており、自治体が規定する品質基準を満たす必要があります。
支給金額は、「工事費用の20~50%」または「塗布面積(㎡)×2,000円」のうち、いずれか低い額(支給金額上限20万円~70万円)が程度となります。
たとえば、東京都千代田区のヒートアイランド対策助成では、揮発性有機化合物の含有量が少ないもので、日射反射率測定値が50%以上ある遮熱塗料を使う場合に、工事費用の50%または塗布面積(㎡)×2,000円のうち、低い額(上限50万円)の助成金が支給されます。
- 日進産業:ガイナ
- 日本ペイント:サーモアイ
- エスケー化研:クールタイト
▼参考
東京都千代田区「ヒートアイランド対策助成」
日進産業「ガイナ」
日本ペイント「サーモアイ」
エスケー化研「クールタイト」
ヌリカエ「遮熱塗料とは?メリット・デメリットや代表商品、使用がおすすめのケースを解説」
一般的なリフォームの助成金・補助金
外壁塗装をはじめ、一般的なリフォーム工事を幅広く支給対象とする助成金もあります。
経済的負担を軽減させて既存住宅の利用を促進させたり、地域活性化につながるといった理由により、支給される種類の制度になります。そのため、「お住まいの市区町村の業者に工事を発注すること」が支給条件となっていることがよくあります。
支給金額は自治体によって異なりますが、外壁塗装費用の5%~20%(支給金額上限5万円~20万円)といった助成金を受けることができます。
たとえば、埼玉県川越市の住宅改修助成金制度では、市内の業者を利用して20万円以上のリフォームをした場合に、工事費用の5%(上限5万円)の助成金が支給されます。
そのほか、支給条件や対象者を限定する自治体も一部あり、中古住宅や空き家といった工事物件に制限をつけたり、移住者や多世代同居世帯といった対象者を細かく規定する制度もあるため、注意が必要です。
このように制度の種類・目的次第で、支給条件や助成金の対象者が異なるため、助成金を利用したい方は、お住まいの自治体の助成金情報をチェックしてみましょう。
- 既存住宅の利用促進や地域経済の活性化のための外壁塗装
- 中古住宅・空き家を活用するための外壁塗装
- 耐震のための外壁塗装
- 移住定住するための外壁塗装
- 多世代が同居するための外壁塗装
どちらの制度にも言えることですが、助成金には予算が設けられていることがほとんどです。受付期間の終了前であったとしても、予算に到達し次第締め切りとなってしまうため、助成金を利用したい方は、お早めに申請をされることをおすすめします。
▼参考
埼玉県川越市「住宅改修助成金制度」
神奈川県横須賀市「2世帯住宅リフォーム補助金」
大阪府大阪市「空家利活用改修補助事業」
北海道旭川市「旭川市住宅耐震改修補助制度」
福岡県飯塚市「飯塚市定住促進住宅改修補助金制度」
【2023年12月更新】外壁塗装で助成金を受け取れる全国の市区町村
日本の全47都道府県で、外壁塗装工事に助成金がおりる市区町村をまとめました。地図内の都道府県名をタップすると、都道府県別の制度一覧ページに移動します。表内の都道府県名や市町村名をクリックすると、制度内容の解説ページに移動しますので、詳細な支給条件をご覧になりたい方は、参考にしてください。お住まいの都道府県ごとのページから、条件や支給額についてぜひ確認をしてみて下さい。
外壁塗装の最新の助成金・補助金情報を調べる方法
全ての自治体に外壁塗装の助成金・補助金の制度が設けられているわけではなく、また、助成金には予算と募集期間が定められているため、タイミングによっては助成金をもらえない可能性があります。
そのため、外壁塗装で助成金を利用するためには、お住まいの市区町村に助成金があるかを確認し、最新の情報を調べることが重要です。
市区町村の公式HPを調べる
お住まいの自治体の公式HPにアクセスし、「外壁塗装」「リフォーム」「助成金」「補助金」といった外壁塗装の助成金に関連するワードを検索窓に入れて検索してみましょう。
お住まいの自治体が外壁塗装に利用できる助成金を設けている場合、助成金に関連するページがヒットするはずです。
住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトをチェックする
「一般社団法人住宅リフォーム協議会」が取りまとめている地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)で調べることもできます。
ただし、一部の自治体の情報は最新でない場合もありますので、ご注意ください。
担当課の窓口に問い合わせする
最新情報を調べる際にもっとも確実なのが、担当課の窓口に問い合わせするという方法です。
市区町村の公式HPへアクセスをして、担当課を確認し、電話やメールで直接お問い合わせをしましょう。
手間に感じるかもしれませんが、助成金を申請する前に事前相談を行うことを支給条件として定めている自治体も一部あるほか、直接お問い合わせすることで、制度を利用するためのアドバイスを受けることもできます。
助成金の利用を検討されている方は、まず担当課の窓口に問い合わせすることをおすすめします。
外壁塗装の依頼を検討している業者に相談する
外壁塗装を依頼しようと思っている業者に心当たりがある場合は、業者に相談して、自治体の助成金の事情を聞いてみるのもひとつの手です。
「市内の業者に工事を発注すること」といった、業者に関する規定を多くの自治体が設けています。
そのため、近隣で信頼できる業者を見つけ出し、見積もりを作成してもらう段階で、助成金の利用も一緒にプランニングすることも助成金を利用する際のポイントになります。
外壁塗装の助成金・補助金の給付例
これから助成金を使いたい方に向けて、東京都・神奈川県・大阪府・愛知県・北海道・福岡県で支給されている助成金の給付例を紹介します。
各自治体がどんな助成金を設けているかの参考材料になれば幸いです。
なお、いずれの助成金も、工事をする前に申請する必要がありますので、ご留意ください。
東京都
自治体名 | 制度名 | 助成金額 |
---|---|---|
目黒区 | 住宅リフォーム資金助成 | 工事費用の10%(上限10万円) |
世田谷区 | エコ住宅補助金 | 工事費用の10%(上限20万円) |
北区 | 住まい改修支援助成 | 工事費用の20%(上限10万円) |
神奈川県
自治体名 | 制度名 | 助成金額 |
---|---|---|
横須賀市 | 2世帯住宅リフォーム助成金 | 工事費用の10%(上限10万円) |
海老名市 | 一般住宅改修支援助成金 | 工事費用の20%(上限20万円) |
葉山町 | 住宅リフォーム資金助成制度 | 一律5万円 |
大阪府
自治体名 | 制度名 | 助成金額 |
---|---|---|
大阪市 | 空家利活用改修助成事業 | 工事費用の50%(上限75万円) |
高槻市 | 3世代ファミリー定住支援事業 | 工事費用の33%(上限20万円) |
泉佐野市 | 住宅リフォーム助成事業 | 工事費用の10%(上限10万円) |
愛知県
自治体名 | 制度名 | 助成金額 |
---|---|---|
豊橋市 | 空家利活用改修費助成金 | 工事費用の50%~66%(上限50万円~66万円) |
犬山市 | 住宅リフォーム助成金 | 工事費用の20%(上限10万円~30万円) |
東栄町 | 住宅リフォーム助成事業 | 工事費用の20%(上限10万円) |
北海道
自治体名 | 制度名 | 助成金額 |
---|---|---|
旭川市 | 住宅耐震改修助成制度 | 工事費用の23%(上限82.2万円) |
網走市 | 住環境改善資金助成制度 | 工事費用の10%(上限10万円~20万円) |
函館市 | 空家等改修支援助成金 | 工事費用の66%(上限200万円) |
福岡県
自治体名 | 制度名 | 助成金額 |
---|---|---|
直方市 | 住宅リフォーム補助金 | 工事費用の10%(上限10万円) |
飯塚市 | 定住促進住宅改修補助金 | 工事費用の10%(上限8万円) |
福智町 | 住宅改修工事(リフォーム)補助事業 | 工事費用の10%(上限10万円) |
外壁塗装の助成金・補助金を受け取るための注意点
受付期間内に手順通り申請する
助成金の申請には期間が定められてる制度がほとんどです。多くは「年度はじめの4月~翌年4月」「4月から12月まで」「上半期・下半期に分けて2度期間を設定」のどれかに当てはまるようです。
また、助成金に予算を設定する自治体が多く、予算に達した場合は、予定より早く受付終了となってしまうため、受付期間内であっても助成金を申請できない可能性があります。
申請も、自治体が定める手順通りに行ってください。一般的な助成金の申請手順と受け取りまでの流れを下記にまとめました。
- 助成金の申請書の入手
- 塗装業者から見積書を受領
- 自治体へ必要書類を提出
- 自治体による審査の後、助成金支給が決定
- 外壁塗装工事の施工
- 自治体に実績報告書と請求書を提出
- 自治体から指定口座へ振り込み
自治体にもよりますが、工事後に助成金の申請をしても受理はされない可能性があります。助成金の受付期間と申請手順をチェックするようにしましょう。
必要な書類を揃える
助成金申請の際には、多くの場合、下記の書類の提出が求められます。
- 本人確認書類
- 登記事項証明書
- 市税納税証明書
- 外壁塗装の見積もり書
- 自治体の外壁塗装申請書
注意をしておきたいのが、ほとんどの自治体では外壁塗装の見積もり書が必要になるということです。
例外もありますが、外壁塗装の助成金を申請するためには、まず業者とコンタクトを取って見積もりを受領しないといけないことを抑えておいてください。
▼「外壁塗装の見積もり」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>外壁塗装の見積もりの注意点は?内訳・単価相場・見積書例を参考に適正価格を知ろう
▼「外壁塗装の業者」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>外壁塗装業者の選び方とは?訪問販売や悪徳業者の手口、トラブル事例を把握して業者依頼に備えよう
自治体が指定した業者で工事をする
支給条件として、工事業者に制限を設けている場合があります。
その場合、市内に所在のある業者の利用を条件とするケースが一般的です。
税金を滞りなく納める
税金の滞納者は助成金を申請することができません。ここで示す税金とは、「市民税」「国民健康保険税」「介護保険料」など自治体に納税義務のある税金全てを指します。
なお、滞納審査においては、家主だけではなくて世帯全員の納税状況が審査されますので、注意をしましょう。
助成金・補助金以外で外壁塗装を安くする方法
最後に、助成金以外で外壁塗装を安くする方法を3つ確認していきましょう。
「うちの自治体、もう助成金の募集終わってた……」「うちの自治体の助成金だと条件を満たせない!」
そんな方でも、以下の方法で外壁塗装を安くできる可能性があります。
火災保険を申請する
実は、外壁塗装にも火災保険の適用が可能なのをご存知でしょうか?
以下のような条件を満たせば、火災保険の保険金で外壁塗装を行うことができます。
【外壁塗装に火災保険を適用するための条件】
- ・外壁・屋根の破損が災害によるものであること
- ・被災から3年以内に申請を行うこと
- ・工事費用が火災保険の免責金額を超えること
外壁塗装に火災保険を適用する方法について、詳しくは以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
住宅ローン減税を適用する
住宅ローン減税を適用することによって、外壁塗装にかかる費用を安くできます。住宅ローン減税とは、自宅の建設やリフォームに住宅ローンを利用している人を対象にした税金の控除制度です。
条件に当てはまる場合、住宅ローン残高の0.7%分を所得税から控除することができます。
ただし、外壁塗装工事単体では住宅ローン減税が適用されませんので注意が必要です。
住宅ローン減税の適用方法・条件について、詳しくは以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
相見積もりをとる
最後にご紹介する方法は、塗装業者から相見積もりをとることです。外壁塗装は不正の多い工事で、業者によって工事費用が全く違う!ということがよく起こります。
契約する塗装業者によって工事費用が30万円~100万円ほど変わってくることが珍しくないのです。助成金の上限額は多くの場合20万円ほどなので、本当に外壁塗装を安くしたいのであれば、助成金以上に相見積もりをして信頼できる業者をしっかり選ぶことが重要になります。
当窓口「ヌリカエ」でも全国1000社以上の優良塗装業者のネットワークから、お客様のご要望に沿う塗装業者を複数社ご紹介することができます。
もちろん利用は完全無料なので、外壁塗装を安くしたい方は、まずは相談だけでも行ってみてください。
「その他の安くする方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装の費用を安くする方法11選&全国の安く塗装できる業者」
外壁塗装の助成金・補助金でよくある質問
助成金を利用するにあたって、よくある質問をまとめました。
- 助成金が出る自治体の調べ方は?
- 助成金をもらうための注意点は?
- 受付期間はいつ?
- 締め切り日時がある?
- 助成金は必ずもうらうことができる?
- 助成金は誰が申請する?
- 振り込まれるのはいつ?
- 助成金の利用窓口はどこ?
これらの質問に対して、ひとつずつ回答をしていきます。
外壁塗装に助成金が出る自治体の調べ方は?
外壁塗装に助成金が出る自治体は、「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)」というサイトで調べることができます。
また、本記事でも外壁塗装に助成金が出る自治体をリストアップしています。
詳しくは【2023年12月更新】外壁塗装で助成金を受け取れる全国の市区町村をご覧ください。
外壁塗装で助成金をもらうための注意点は?
外壁塗装で助成金をもらうための主な注意点は下記の通りです。
- 受付期間内・手順通りに申請する
- 必要な書類を揃える
- 自治体が指定した業者で工事をする
- 税金を滞りなく納める
詳しくは外壁塗装の助成金・補助金を受け取るための注意点をご覧ください。
外壁塗装助成金の受付期間はいつ?
助成金の募集は、年度はじめの4月に受付開始とするケースが一般的です。支給者については、先着順で決定されることが多くあります。
ただし、例外なケースも少なくありません。上半期と下半期に分けて受付期間を設ける自治体、5月度や10月度に募集を受付開始する自治体、また支給者は抽選で決定する自治体もあります。
外壁塗装の助成金には締め切り日時がある?
補助金・助成金には締め切り日時が設けられている自治体が多く、開始から一月以内に募集を終える自治体もあります。
確実に助成金をもらいたいのであれば、去年の募集開始月の数ヶ月前から、業者と工事内容を相談をしておきましょう。例えば、昨年4月に助成金の募集を開始した自治体であれば、2~4月の間に塗装業者と話をつけておくとよいです。
外壁塗装の助成金は必ずもうらうことができる?
外壁塗装の助成金は絶対にもらえるわけではないことに注意してください。残念ながら、全ての自治体に助成金の制度が設けられているわけではありません。
また、助成金には予算と募集期間が定められているため、タイミングによっては助成金をもらうことができない可能性もあります。
外壁塗装の助成金は誰が申請する?
リフォームする住居の所有者本人か、同居の親族等でないと申請できない制度が多くあります。外壁塗装の助成金が振り込まれるのはいつ?
外壁塗装の助成金は完了報告の提出から1ヶ月前後で支給される場合が多いです。しかし、自治体によってタイミングが異なることもあります。
詳細に振り込みのタイミングを把握をしたい方は、自治体の助成金窓口に問い合わせしましょう。
外壁塗装の助成金を使えるかどうかは誰に聞いたらいい?利用窓口はどこ?
外壁塗装助成金の窓口は、リフォームする住宅が存するの市区町村役所の担当課です。窓口は、「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和5年度版)」というサイトで調べることができます。
また、当サイトでも助成金が使えるかどうか完全無料でお調べをいたします。
まとめ
助成金を利用するためのポイントは、受付期間・工事条件など自治体の制度内容を確認することです。
ひとくちに助成金といっても、制度の内容は自治体ごとに異なります。
そのため、助成金を利用したい方は、まずはお住まいの自治体の制度内容を確認してみてください。
「工事する目途は立っていないけど、助成金がもらえるかどうか知りたい」「うちの場合、支給条件を満たせるかどうかわからない」といった状況の方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
下記のツールで、助成金が支給されるかどうかを簡単にお調べすることができますので、ぜひご利用ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。