初めてのキッチンリフォームのポイント16選!費用・タイミング・おすすめ機能…これだけ知れば大丈夫!

  • 【更新日】2023-09-15
初めてのキッチンリフォームのポイント16選!費用・タイミング・おすすめ機能…これだけ知れば大丈夫!

本記事では、キッチンのリフォームを考え始めた方に向けて、よくある疑問とその答えを多数集めました。

最後までお読みいただければ、自分はキッチンのリフォームをしたほうがよいかや、工事の費用や依頼先、スケジュールなどひと通りの事柄をつかむことができます。ぜひご活用ください!

私のリフォーム費用はいくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

キッチンのリフォームはいつすればいい?

一般的なキッチンのリフォーム間隔は20年程度が目安ですが、漏水などの異常が起きている場合はこの限りでは有りません。

また、多くの方は以下の4つのタイミングでキッチンリフォームを考えるようです。

  • 設備の故障、汚れ・キズの目立ちなどのキッチンの劣化
  • 子供の誕生、両親の同居開始などライフスタイルの変化
  • 導入したい新機能ができたなどのアップグレードの希望ができた
  • キッチンのリフォームが決まったなどの他の水回り部分と同時に済むタイミングだから

キッチンのリフォームにかかる費用は?

システムキッチンの本体価格と施工費用を合わせて、70万円~200万円ほどが一般的です。
ローグレードのキッチンの場合で70万円~100万円、ミドルグレードで100万円~150万円、ハイグレードで150万円以上が相場となります。

「キッチンリフォームの費用」についてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

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キッチンのグレードによる違いは?

メーカー各社とも、ハイグレードなキッチンであるほど、高級感のあるデザインやカラーの使用天板(ワークトップ)の汚れの落ちやすさや耐久性のアップ下位製品では有料オプション扱いの機能の標準搭載などの傾向があります。

とくに、ローグレードな製品にオプション機能を追加するよりも、その機能を標準搭載したハイグレードな製品を選んだほうが結果的に安い場合もあるため注意しましょう。

キッチンリフォームの費用をなるべく安くするには?

  • リフォーム補助金制度を調べて活用する
  • 対面式でなく、壁付け式のキッチンを選ぶ
  • 食洗機など追加機器の導入は数年後にする
  • 複数業者から相見積もりをとる

 

といった方法があります。

「キッチンリフォームの補助金」「安くする方法」についてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

キッチンのリフォームには何日ぐらいかかる?

配管のやり換えや内装工事がある場合でも5日間が標準です。
リフォーム期間中はキッチンは使用不可となります。

作業内容とスケジュールの目安は以下の表の通りです。

キッチンリフォームの工程とスケジュール

出典:「積算資料ポケット版 リフォーム編 2023」P.521をもとに一部編集

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キッチンにはどんな種類がある?

住宅用のキッチンには、シンク・コンロ・調理台が1枚の天板で繋がっているシステムキッチンと、シンク・コンロ・調理台を別々に購入して組み合わせるセクショナルキッチン(在来キッチン)の大きく分けて2種類があります。

システムキッチンの例 セクショナルキッチンの例
システムキッチン セクショナルキッチン

画像出典:LIXIL|WEBカタログ|23キッチン商品カタログ

現在は新築・リフォーム用ともにシステムキッチンが主流です。

メイン2種類以外に、オフィスやワンルーム物件用の「ミニキッチン」や、足まわりが広い「車いす対応キッチン」などの種類もあります。

キッチンのレイアウトの種類は?

キッチンのレイアウトには、壁を向けて設置する「I型」「L型」や、ダイニングに向けて設置する「ペニンシュラ型」「アイランド型」などがあります。

I型キッチンのレイアウト図 L型キッチンのレイアウト図
ペニンシュラキッチンのレイアウト図 アイランドキッチンのレイアウト図

一般的に、壁付けタイプの方がキッチンの価格が安い傾向にあります。

「レイアウトの種類と選び方」についてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

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今流行っているのはどんなキッチン?

レイアウトは対面キッチンが人気です。
キッチンとダイニングが一体化したオシャレな雰囲気が出せることや、リビング・ダイニングの様子を見ながら調理ができるため小さな子どもがいる家庭でも選ばれています。

キッチンのデザインや色に迷ったら?

違和感のない色・デザインにまとめる方法として以下のような方法があります。

  • 床の色と同系色にする
  • 無難な白系にする
  • 何とも合わせやすくイメージもよいウッド調にする

 

ざまざまなデザインのキッチンの写真や、色柄選びのコツを知りたい方、ちょっと冒険したカラーに挑戦したい方は、以下の記事も参考になさってください。

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リフォーム後のキッチンにつけたほうがいい機能は?

オプション機能としては、家事の時短需要から食器洗い乾燥機が設置者の満足度が高いようです。
また、新しい生活様式対応化の観点からタッチレスで水が出る水栓(蛇口)も人気があります。

もしキッチンに吊り戸棚をつける場合は、電動もしくは手動の昇降機能をつけるのが、家事がラクになるのでオススメです。

リフォームでキッチンの省エネ性を高めることはできる?

エコやサステナビリティへの関心が高まるなか、キッチンにも省エネ性を求める声が増えてきました。
現在のキッチンには主に水の使用量をおさえる工夫が多く、リフォームによって節水に貢献することができるでしょう。

具体的には以下のような機能が節水に貢献します。

  • 節水機能付き水栓(蛇口)
  • 自動食器洗い機能
  • 少ない水で汚れが流るシンク

 

またIHヒーターは、都市ガスのコンロに比べて同じ熱量あたりの光熱費は同程度あるいはやや高くなるので覚えておきましょう。

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キッチンのシンクはどの材質がいい?

キッチンのシンクの材質には「ステンレス」「ホーロー」「人造大理石」などがあります。
現在人気があるのが、キズが目立ちにくく素材の高級感もある「人造大理石」です。

なるべく安くて耐久性もよいシンクがいい場合は「ステンレス」、予算が十分あり高機能なシンクを求める場合は「ホーロー」が選択肢となります。

「シンクの材質と特徴」についてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

キッチンのワークトップはどの材質がいい?

キッチンのワークトップ(天板)の材質には、「ステンレス」「人造大理石」「クォーツストーン」「セラミック」「木材(無垢材)」などがあります。

このうち、予算を抑えたい場合は「ステンレス」、美観・高級感を求める場合は「クォーツストーン」「セラミック」「人造大理石」がオススメです。

お手入れのしやすさを重視したい場合は、素材よりもワークトップとシンクの間に継ぎ目がないものを選ぶほうが効果的です。
継ぎ目なしのものには人造大理石が多いため、実質的には人造大理石が有力候補となるでしょう。

「天板の種類と選び方」についてもっと知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

キッチンのリフォームはどこに依頼すればいい?

お得に施工するならば、地元の施工会社に直接声をかけるのがオススメです。
新築時のハウスメーカーに依頼すると、実際に工事に来るのは地元業者であるにも関わらず、中間マージンが発生する分高くなる傾向があります。

地元のキッチンリフォームに対応できる業者に心当たりがない場合、私ども「ヌリカエ 」で探すことができます。

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キッチンのリフォームに役所の許可は必要?

増築を伴わないキッチンリフォームであれば通常許可申請は不要です。
ただし内装制限をクリアしている必要があります。
具体的には、キッチンのキッチンの壁や天井には不燃材料・準不燃材料を使う必要があります。

参考:国土交通省「建築:準不燃材料でした内装の仕上げに準ずる仕上げを定める告示

キッチンのリフォームはDIYで可能?

ホームセンターやネットショップで購入した設備を使いDIYで施工される方も中にはいらっしゃいますが、組み立て後の仕上がりを考えると素人によるDIYはオススメできません

防水性や耐久性の不足により、使ううちにカビ・水漏れなどによる劣化の早期進行などのリスクが大きくなります。
また、電気工事法により電気の配線工事は有資格者以外が行うと3万円以下の罰金、または3か月以下の懲役が科せられる可能性があります。

参考:経済産業省「電気工事の安全

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まとめ:希望や目的に合ったキッチンでリフォームを!

「使いやすくしたい」「イメチェンをしたい」「新しい家族に合わせたい」……。
キッチンリフォームのきっかけは実にさまざまです。

自分の希望に合ったキッチンになるべく安くリフォームするには、どんな場合にも共通するあるコツがあります。
それは相見積もりを取得することです。

相見積もりにより、値段を比べるができるのはもちろん、自分がキッチンに希望するものををうまく具体化してくれる業者や、対応が気持ちよく信頼できる業者に出会える確率が上がります。

リフォームに際しては相見積もりを忘れずに取得しましょう。相見積もり先の業者に心当たりがない方はわたくしどもの無料相談窓口 を使って探していただければ幸いです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

私のリフォーム費用はいくら?

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▼書籍
  • 『インテリアコーディネーターハンドブック 総合版 上・下』インテリア産業協会 2013
  • 建築工事研究会『積算資料ポケット版 リフォーム編 2023年度版』一般社団法人経済調査会 2022
  • 建築資料研究社『積算ポケット手帳2022-2023 設備編』2022
  • 田村誠邦・甲田珠子『プロのための住宅・不動産の新常識』エクスナレッジ 2019
  • 菊池克弘『住宅リフォーム重要事項32選』都市環境建設 2015
  • 増田 奏『住まいの解剖図鑑』エクスナレッジ 2009
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