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キッチンは扉やシンクなど、1つのパーツの色が変わっただけでも、雰囲気はガラっと変わります。
本記事ではキッチンを白（ホワイト）にするか迷っている方に向けて、
- キッチンにおける白のイメージは？
- キッチンに白を上手に取り入れるコツは？
- 白のキッチンのおすすめ商品が知りたい！
最後までご覧いただくことで、上記の疑問が解消する記事となっています。
記事の後半では、白のキッチンのおしゃれな施工事例を多数掲載しているので、参考にしてみてください。
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白とキッチンとの相性
キッチンに白（ホワイト）を取り入れるにあたり、色の特性やメリット・デメリットをご紹介します。
白の色としての効果
「真っ白なキッチンに憧れている…」という方も多いのではないでしょうか？
キッチンにおいて白は、「清潔感」「素朴」「上品」などを連想させる色です。
キッチンを白（ホワイト）にすることで、上品で洗練された印象を受けるでしょう。
キッチンを白することのメリット
黒と同様に無彩色のため、シンプルで飽きのこない白。赤や青といった個性の強い色と違い、白は他の色とも調和しやすい色です。そのため北欧風やカフェ風など、ほとんどのテーマ・テイスト合わせやすい色とも言えます。
また、白は明るさや空間の広がりを感じさせる色でもあります。暗いキッチンや狭いキッチンでも、明るく開放感のあるキッチンに感じられますよ。
- どの色とも合わせやすい
- キッチンを無難にまとめられる
- キッチン空間が広く感じられる
キッチンを白にすることのデメリット
汚れが付着すると、白いキッチンは他の色以上に目立ってしまいます。水はねや油汚れが気になったら、すぐ掃除をするように習慣づけましょう。
また人によっては、白くてスッキリとしたデザインのキッチンに物足りなさを感じてしまうかもしれません。白は多くの色と相性が良いので、壁や床、調理器具の配色次第でキッチンの雰囲気をガラッと変えることができます。
明るく広い空間にしたいからといって、キッチン全体を白でまとめて後悔してしまうケースも少なくありません。
- 個性を出しにくい
- 汚れが目立ちやすい
キッチンに白を上手に取り入れるコツ
おしゃれに白をキッチンを取り入れるにあたり、知っておきたいコツを箇所別に紹介します。
①白×キッチンの扉
白をキッチンのメインカラーとして使いたい場合は、扉材に白を使うことがおすすめです。
一口に白と言っても、テイストや明暗によって様々な色の種類があります。
いくつか具体例を通し、それぞれの色のポイントやコーディネートのコツを解説します。
1）ホワイト
ホワイトとは、スタンダードな白のことです。
俗に言う白いキッチンにしたいという方におすすめです。
こちらは、タカラスタンダードの「レミュー」で選択可能です。
2）雪白
一般に「純白」と呼ばれる、混じり気のないクールな印象の白色ですね。
透き通るような白は、よりキッチン全体が明るく感じられます。
清楚で上品な印象が強く、高級感を表現するのに向いているでしょう。
上記の「雪白」は、トクラスの「コラージア」で選択可能となっています。
3）ライトホワイト
混じりけのない真っ白だけではなく、少しだけ灰色や黄色が混ざった一般に「オフホワイト」と呼ばれる白色もあります。
落ち着いた白の壁やダークブラウンの床材などに合わせやすく、北欧テイストと相性が良いです。
上記の「ライトホワイト」は、タカラスタンダードの「トレーシア」で選択可能です。
4）ホワイトオーク
白をベースに木目調で仕上げた色（柄）を展開しているメーカーもあります。
木の質感を再現する仕上げが施され、キッチン空間をやさしく柔らかな雰囲気に仕上けることができます。
シンプルになりすぎないよう、ほんの少しの個性をプラスしたいという方におすすめです。
こちらの「ホワイトオーク」は、「LIXIＬ」の「リシェルSI」でお選びいただけます。
②白×キッチンの壁
特別なこだわりが無い場合は、キッチンの壁は白が無難です。
どんなインテリアテイスト（北欧風や和モダンなど）や家具などと合わせやすいからです。
または白は膨張色なので、面積の広い壁に使うことで、実際のキッチンよりも広く感じられます。
また日当たりの悪いキッチンでも、壁が白いだけで明るさを感じ取りやすい[/text]です。
白い無機質な壁を避けたいという方は、真っ白ではなくオフホワイトやベージュ寄りの色味を選ぶのがポイント。
黄み寄りの白なら暖かみがあると同時に、汚れも真っ白よりも目立ちにくくなります。
個性を出したいという方は、タイルがおすすめ。形状・表面の凹凸・焼成方法などにより、様々なデザイン・カラーの商品が発売されています。
白いキッチンのおすすめは、サブウェイタイル。シンプルでありながら、海外の雰囲気を感じられるタイルです。
③白×キッチンアイテム
キッチン本体だけでなく、グッズも白に統一するメリットは多いです。
アイテムまで含め白で統一されたキッチンは、まとまった雰囲気を作りやすいです。
明るく衛生的のため、食器を白にすることで、料理を色鮮やかに、おいしそうに見せる効果もあります。
シンプルな白いキッチンは、余計なアイテムが出ていると目立ってしまいがち。
キッチンと同じような白いカップボードがあれば、広くて清潔感のある雰囲気に仕上がります。
中が見えるガラス棚やオープン収納にして、お気に入りの食器や調理器具をディスプレイするのも一つの手です。
いずれにせよ必要な収納量を計算し、おしゃれな白いキッチンをキープできるようにしましょう。
白いキッチンのおしゃれなコーディネート集
実際に白（ホワイト）キッチンにリフォームされた方の事例を5つご紹介します。
個性を出しつつも、オシャレに見せるポイントと併せてお教えします。
事例①白×北欧風キッチン
白をメインに内装されたLDK。真っ白なキッチンが、凛とした大人のインテリアとして存在感を放っていますね。
対面キッチンで、リビングやダイニングとの一体感が感じられ、より明るく開放感のある空間になっています。
清潔感のある北欧風キッチンするためのポイントは、ビビッドなカラーはあまり使わないこと。
パステル系の色味で、やさしい雰囲気を感じられるのが特徴です。
白いキッチンにするにあたり、緊張感を出さないための工夫も随所に散りばめられています。
キッチンまわりは、あまり物を置きすぎずにスッキリさせると、シンプルな暮らしを好む北欧のライフスタイルにぴったり。
なた観葉植物は、リラックス効果をもたらすだけでなく、アクセントカラーとしても良いアイテムです。
ごちゃごちゃしがちなキッチン周り。シンプルな白いキッチンだからこそ、ワンポイントがおしゃれに感じられますね。
事例②白×カントリー風キッチン
ナチュラルで温かみのあるフレンチカントリー。白いキッチンにするだけでも、近づけることが可能です。
こちらの事例は、白の塗り壁や床の無垢材など、自然素材を活かした素朴なスタイル。
差し色にポップな色味ではなく、淡い色味でまとめています。これにより、フレンチカントリーの柔らかな雰囲気が伝わりますね。
壁のタイルやレンガ、さらに窓枠もテイストを同じに。取っ手もアンティーク調にするなど、細部までこだわりが感じられます。
事例③白×カフェ風キッチン
こちらは白を基調としたキッチンですね。
対面キッチンにすることが難しかったため、間仕切り壁とカウンターを設置。これにより対面キッチン風に仕上げています。
カウンター部分で食事ができ、まるでカフェのような雰囲気が感じられます。
キッチンの大部分が白ですが、ドアや腰壁にホワイトウッドを使用しています。カウンターの色を床と同色にすることで、程よいアクセントになっていますね。
事例④白×和モダンキッチン
柔らかい光が包み込む空間に、白いアイランドキッチン。
木の素材もあり和の雰囲気を保ちつつ、白の凛としたLDKとなっています。
照明はダウンライトにしたことで、すっきりとして開放感がありますね。
ふわっと照らしてくれる優しい照明は、和モダンには欠かせません。
さらに家事の動線も意識し、キッチンの横にダイニングテーブルを設置しています。
これは、キッチンとダイニングでコーディネートを統一したいという方に、特におすすめ。
横並びのレイアウトであれば、ダイニングと連続したコーディネートでデザイン性の高い空間を作れます。
事例⑤白×ラグジュアリーキッチン
白いキッチンはシンプルなので、素材の持ち味を引き出すのにはもってこいです。
天板は、ステンレスバイブレーション仕上げと呼ばれる、特殊な加工が施されています。これにより光の反射が少なく、落ち着いてエレガントな印象を演出できます。
スノーホワイトの鏡面扉に吊戸棚。まとまりが感じられます。
味気なくなってしまわないよう、椅子の座面や小物に赤や緑をアクセントとして添えています。
LDKは、自然に包まれたような木の温もり溢れる空間です。
真っ白で清潔感のある白いキッチンに、真っ白な中に木製の部分が際立ち、小気味よいコントラストを楽しめるのもポイントです。
白いキッチンのおすすめ商品
最後に、おしゃれな白いキッチンのおすすめ商品をご紹介します。
ラクエラ｜クリナップ
『リフォーム産業新聞』が発表した「プロがおすすめする人気キッチンランキング」で、普及価格帯で1位を獲得したラクエラ。お求めやすい価格ながらも、デザイン性と使い勝手にもこだわったキッチンです。
| シリーズ名 | ラクエラ |
|---|---|
| メーカー価格 | 約60万円～120万円 |
| 特徴 |
|
ラクエラで選べる白の扉カラー
ラクエラ選べる扉カラーは30色。そのうち白に近しい色は、「グラセウッドホワイト」「アコードホワイト」「ミストアッシュ」「トーンホワイト」「の4色からお選びいただけます。
ザ・クラッソ｜TOTO
TOTOのキッチンの中で、ハイグレードに位置するクラッソ。無駄を省いたシンプルなデザインなので、白のイメージと近しいですね。
| シリーズ名 | ザ・クラッソ |
|---|---|
| メーカー価格 | 約100万円～170万円 |
| 特徴 |
|
ザ・クラッソで選べる白の扉カラー
出典：TOTO-カラーシュミレーションを元に作成
ザ・クラッソで選べる扉カラーは59色。そのうち白に近しい色は、「シルクホワイト」「ペルラホワイト」「ルフレスノーホワイト」「リトホワイト」「ヴェルミルキー」「トラディホワイト」「モータホワイト」「オプティホワイト」「クラムホワイト」「ペアホワイトウッド」「パナシェホワイト」「ホワイトウッド」「パラホワイト」の13色です。
真っ白なものから抽象柄や木目柄まで、様々な白の中からお選びいただけます。
クビレキッチン｜サンワカンパニー
サンワカンパニーのクビレキッチンは、白い人工大理石のワークトップとキャビネットの間に施された“クビレ”がデザインアクセントとなっているキッチンです。
| シリーズ名 | クビレキッチン |
|---|---|
| メーカー価格 | 約30.1万円～ |
| 特徴 |
|
クビレキッチンで選べる白の扉カラー
クビレキッチンで選べる扉カラーは、白のみです。
まとめ
キッチンを白（ホワイト）にするにあたり、おしゃれに見せるコツやコディネート例をご紹介しました。
キッチンは毎日のように使うもの。後悔の無いように、色は慎重に選びたいですね。
色と同じくらい慎重に選んでいただきたいのが、リフォームを依頼する業者です。
工事は定価が無いため、同じキッチンリフォームでも業者によって費用が変わることは珍しくありません。
さらに業者によって提案力も異なるため、お客様の理想のイメージを実現できる実績の業者に依頼すべきです。
リフォーム業者に心当たりが無いという方は、ヌリカエ の利用をご検討ください。
