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キッチンは扉やシンクなど、1つのパーツの色が変わっただけでも、雰囲気はガラっと変わります。
本記事ではキッチンを緑・グリーンにするか迷っている方に向けて、
- キッチンにおける緑色のイメージは？
- キッチンに緑を上手に取り入れるコツは？
- 緑のキッチンのおすすめ商品が知りたい！
最後までご覧いただくことで、上記の疑問が解消する記事となっています。
記事の後半では、緑のキッチンのおしゃれな施工事例を多数掲載しているので、参考にしてみてください。
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緑とキッチンとの相性
キッチンに緑を取り入れるにあたり、まずは色の特色やメリット・デメリットをご紹介します。
緑の色としての効果
緑色の感じ方は人によって様々かと思います。
緑（グリーン）は一般的に、安らぎや落ち着きを連想させる色です。
キッチンを緑にすることで、爽やかで落ち着いた印象を与えます。
キッチンを緑にすることのメリット
緑（グリーン）は、暖色と寒色の中間の色。そのためほとんどの色と合わせやすいです。緑はキッチン空間のメインとしてだけでなく、サブとしても個性を発揮します。
「キッチンを広く見せたい」という方にも、緑はおすすめです。目の視覚により実際のものより遠くに見えるので、奥行きを感じられます。結果的にキッチンが広く見せられるでしょう。
床や壁の素材を工夫することで、森や自然を感じられるのも緑のキッチンのユニークな魅力です。
- 使いやすい色
- 開放感がある
キッチンを緑にすることのデメリット
多くの色と組み合わせやすい緑。これはメリットでもあり、デメリットでもあります。緑がベースだからといって使いすぎてしまうと、キッチンにまとまりがなくなりがち。配色のバランスを考え、ある程度のメリハリは大切です。
緑は万人受けしやすい色のため、緑のキッチンに物足りなさを感じてしまうかもしれません。これは柄や素材にこだわることで、個性をプラスに変えられます。
さらに緑はクール・スタイリッシュなテイストと合わせにくいので、注意が必要です。
- 緑の取り入れ方がが難しい
- 人によっては物足りなさを感じる色
キッチンに緑を上手に取り入れるコツ
おしゃれに緑をキッチンを取り入れるにあたり、知っておきたいコツを箇所別に紹介します。
①緑×キッチンの扉
緑をキッチンのメインカラーとして使いたい場合は、扉材に緑を使うことがおすすめです。
一口に緑と言っても、テイストや明暗などによって様々な色の種類があります。
いくつか具体例を通し、それぞれの色のポイントやコーディネートのコツを解説します。
1）アコードミントグリーン
こちらは、淡くて薄い色味ですね。
緑色が持つ自然な雰囲気と淡い透明感が特徴的。これを上手に活かすためには、白を組み合わせるのがおすすめです。
花や観葉植物を飾り、ナチュラルテイストに振り切るのも良いでしょう。
特に木製のアイテムとは相性が良いです。
上記の「アコードミントグリーン」は、クリナップの「ラクエラ」で選択可能です。
2）グラスグリーン
キッチンがパッと明るく感じられる、鮮やかな黄緑色ですね。
黄緑色やミントグリーンなどを扉材に選ぶ際は、ホワイトやライトブラウンなど明るい色をプラスすることで、相乗効果が生まれます。
なお黄味が強い明るい緑は、安っぽくみえてしまうこともあります。
深みのある緑や明るい緑のキッチンを選ぶ際は、素材やデザインが高級感のあるものを選びましょう。
「グラスグリーン」は、トクラスの「Bb」で選択可能です。
3）灰緑
まるで工芸品のようなに美しい色とデザインが特徴的。
画像だけでも、グラデーションと温かみを両方同時に感じられます。
ナチュラルな北欧ステイストはもちろん、和モダンにも合わせやすいでしょう。
こちらの「灰緑」は、タカラスタンダードのレミューのみでお選びいただけます。
4）ラピスブルーグリーン
このような青みが強い緑色は、内装を濃い色にすることで、パランスがとりやすくなります。
ただし濃い色ばかりでは重々しいキッチンとなってしまいがち。カウンターや壁などに明るい色を1色加えると良いでしょう。
この「ラピスブルーグリーン」は、TOTOの「クラッソ」で選択可能です。
②緑×キッチンの壁
大部分を占めるため、広範囲で使いたい方は、キッチンの壁を緑にすることをおすすめします。
ただしキッチンの扉と同様に広範囲に濃い緑を使用すると、色の性質的に重たく見えてしまいがちです。
部分的に緑のタイルを施工すれば、程よいアクセントになります。
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くすんだ緑色は、より一段落ち着いて見えますね。
明度が高い色は爽やかな印象、反対に上記のような明度が低い色は上品で垢抜けた印象[/textを受けます。
部分的にかつインパクトを持たせるなら、キッチンの腰壁を緑にしましょう。
小さい面積ながら視界に入りやすい部分なので、アクセントとして申し分ないです。
上記の事例では、腰壁を黒板としても活用しています。
カフェ風キッチンを目指したい方は、参考にしてみてください。
③緑×キッチンアイテム
キッチンに緑のインテリアをたくさん取り入れてしまうと、緑の配分が多くなり、野暮ったく見えてしまうことも。
緑は観葉植物と椅子だけにするなど、全体の色のバランスを見て取り入れるようにしましょう。
観葉植物が1つあるだけでも、その自然な色と形状でキッチンに彩りと癒しを与えてくれます。
家族でくつろぎの時間を過ごすダイニング。癒し効果が得られる緑と相性が良いです。
緑のキッチンのおしゃれなコーディネート集
実際に緑（グリーン）のキッチンにリフォームされた方の事例を5つご紹介します。
個性を出しつつも、オシャレに見せるポイントと併せてお教えします。
事例①部屋が広く・明るく見える緑のキッチン
シンプルながらも明るさを感じられる、ビビッドな黄緑色のキッチンです。
優しいグリーンの色合いが、キッチンを温かみのあるナチュラルな空間にまとめていますね。
キッチンの緑色をより際立たせる工夫として、キッチンの内装にもこだわっています。
天井と壁が白色、床を明るい茶色にしたことで、キッチン扉の緑の色がより引き立って感じられますね。
事例②ブルーグリーンの個性的なキッチン
鮮やかなブルーグリーンが、まず目に飛び込んできますね。
色そのものがおしゃれなので、キッチンが垢抜けた空間に見えます。
明るく元気な印象で、大部分に派手な色を使用してるにも関わらず、圧迫感がありません。
床は赤いフローリングに、柱はブリックタイルにするなど、個性的です。
カウンター部分の天板には、贅沢にも高級感があり深い色味が特徴のウォールナットの一枚板を使用しています。
ポップな雰囲気のブルーグリーンと木製アイテムを組み合わせることで、カジュアルな雰囲気を演出できます。事例③和モダン×緑のキッチン
深くこっくりした色味が特徴的な、和モダンテイストのキッチンです。
少し無骨でこだわりのあるキッチンに、深い緑はよく合います。
和モダンなキッチンに魅せるポイントは、日本を感じさせる色やアイテムを加えること。
この事例のように花柄や、市松模様や麻の葉模様といった和柄を取り入れると味が出ますよ。
また、あえて”見せる収納”で昔ながらのキッチンを演出しています。
事例④緑と白でまとめたシンプルなキッチン
緑と白のツートンカラーでまとめた、キッチンのリフォーム事例です。
存在感のある緑を際立たせるには、白や黒といった無彩色を組み合わせることがポイント。
開放的なアイランドキッチンへの変更に伴い、油はねを防止するため、ガラススクリーンを新たに設置しました。
レンジフードはステンレ製で、インテリアとしても様になっています。
清潔感とおしゃれの両方を兼ね備えたキッチンとも言えますね。
事例⑤風水を意識しブルーグリーンのキッチンに
キッチンの色を選ぶ基準には様々あるかと思いますが、こちらは「風水」から色を決めた事例です。
キッチンのある方角的にグリーン系の色味を用いるのが最適ということだったので、タカラスタンダードのブルーグリーンのキッチンにリフォームされました。
天井の濃いグレーのクロス、黒い天板などブラックを合わせ、シックで大人な印象にまとめています。
またタカラスタンダードは、ホーロー製のキッチンパネルなので高級感がありますね。
ダウンライトを追加して、明るさもプラスしました。緑のキッチンのおすすめ商品
最後におしゃれな緑のキッチンのおすすめ商品をご紹介します。
シエラS｜LIXIL
システムキッチンでシェアNo.1を誇るを誇るLIXIL。シエラSは、スタンダードグレードに位置しています。スタンダードなプランに、自分の必要な設備、機能だけを取り入れたい方におすすめです。
| シリーズ名 | シエラS |
|---|---|
| メーカー価格 | 約58万円～77万円 |
| 特徴 |
|
シエラSで選べる緑の扉カラー
シエラSで選べる扉カラーは23色。そのうち緑は、「ノールグリーン」のみです。
グリーンの派手さを抑えた、インテリアにも馴染みやすい色ですね。
トレーシア｜タカラスタンダード
タカラスタンダードの最上位モデル「レミュー」と同様に、キッチンレイアウトの選択肢が豊富です。ライフスタイルや間取りに合わせてキッチンの動線を考えたい方は、候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
| シリーズ名 | トレーシア |
|---|---|
| メーカー価格 | 約48万円～182万円 |
| 特徴 |
|
トレーシアで選べる緑の扉カラー
トレーシアで選べる扉カラーは18色。そのうち緑は、「ブルーグリーン」のみです。
重厚感のある色なので、黒やネイビーと合わせやすいですね。Collagia（コラージア）｜トクラス
トクラスのコラージアは、キッチンのインテリア性にこだわりたい方に特におすすめなキッチンです。特に天板は、光の当たり方で陰影が変化し、深みある濃い色やグラデーションなど高い塗装技術で仕上げています。
| シリーズ名 | コラージア |
|---|---|
| メーカー価格 | 約125万円～190万円 |
| 特徴 |
|
コラージアで選べる緑の扉カラー
コラージアで選べる扉カラーはなんと163色。そのうち緑は、「苔色」「セージ」「グリーンクラフト」「オリーブ」の4色からお選びいただけます。
まとめ
キッチンを緑・グリーンにするにあたり、色選びのポイントやリフォーム事例をご紹介しました。
キッチンは毎日のように使うもの。色は慎重に選びたいですね。
色と同じくらい慎重に選んでいただきたいのが、リフォームを依頼する業者です。
工事は定価が無いため、同じキッチンリフォームでも業者によって費用が変わることは珍しくありません。
さらに業者によって提案力も異なるため、お客様の理想のイメージを実現できる実績の業者に依頼すべきです。
リフォーム業者に心当たりが無いという方は、ヌリカエ の利用をご検討ください。
