キッチン取り付けにかかる費用と日数は?業者に依頼・DIYの注意点もあわせて解説

  • 【更新日】2023-12-28
キッチン取り付けにかかる費用と日数は?業者に依頼・DIYの注意点もあわせて解説

キッチンの取り付けにかかる費用と日数はどれくらいでしょうか。

取り付け工事を行っている最中は、自宅のキッチンを利用することができないため、気になる方も少なくありません。

本記事では、キッチン取り付けの工事の流れと日数、費用相場を解説します。

DIYでのキッチン取り付けの注意点についても解説しているので、あわせてご参考にしてください。

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キッチン取り付け工事の流れと日数

キッチンの取り付け工事の流れと工事期間は、必要な工事の量によって変わります。

以下、一般的な流れと工事期間をそれぞれ解説します。

キッチン取り付け工事の流れ

キッチンの取り付け工事のステップは次の3段階です。

  • 既存のキッチンの解体
  • 下地工事、キッチン組み立て、配管工事
  • 天井、壁紙クロス等の交換

 

まず、既存のキッチンの解体を行います。

解体作業には大きな音や振動が発生するため、もしマンションにお住まいの場合は、隣や上下の部屋の住人に事前に挨拶をしておくとトラブルを防ぐことができます。

解体完了に伴い、水道・電気・ガスの工事も行うため、使用ができないことにも注意してください。

次に、新しいキッチンを取り付ける前に、キッチン設置部分の壁面や床の下地を工事し、その後にキッチンの組み立てと配管工事を行います。 最後に、キッチンの天井や壁紙のクロスも交換する場合は、張り替え工事を行って完成です。

キッチン取り付け工事にかかる日数

キッチンを取り替えるリフォーム・リノベーションの場合、工事の内容によってかかる日数は異なります。

一般的には、3日程度で取り替えは完了です。

しかし、壁を撤去してアイランド型キッチンや対面キッチンにしたり、キッチンの場所を変更したりする場合には、工事が1ヶ月程度かかる場合もあります

キッチンの位置を変更すると、水道・電気・ガスの配管変更工事などが発生するため、日数がかかることになります。

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DIYでキッチン取り付け工事を行うときの流れ

結論からいうと、システムキッチンの取り付け工事を全てDIYで行うことは、プロでなければ困難です。

システムキッチンを交換する場合は、メインキャビネット・シンク・設備機器・収納などの各パーツが一体となっているため、電気・水道・ガスの配管工事が必要となるためです。

電気工事などは有資格者でなければ大変危険なため、無資格で行うことは違法となる場合もあります。

もし、DIYで行いたい場合には、システムキッチンではなく、パーツごとに構成されているタイプのキッチンで、資格を必要としない工事部分であれば可能です。

DIYを行う場合に必要な工具は下記の通りで、ホームセンターやECサイトで揃えられます。

  • 電動ドライバー
  • ビットセット
  • のこぎり
  • かなづち
  • ドライバー
  • クランプ
  • メジャー
  • そのほか、説明書に記載の必要道具を適宜

 

キッチンパーツを購入したときには、設置説明書が付属しているため、説明書の通りに取り付けを行いましょう。

なお、自分で水回りのDIYを行った場合、トラブルが生じても自己責任となります。

水漏れが起きると、周辺の壁や床にカビが発生したり、マンションであれば階下の部屋に影響したりする可能性もあります。

そのため、DIYで行うかどうかは慎重な検討が必要です。

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キッチンの取り付け工事の費用相場

ここでは、キッチンの取り付け費用について、業者に依頼した場合と、DIYで自分で行う場合とを解説します。

どちらの場合も、キッチン本体の代金によって費用が大きく上下します。

業者に依頼した場合の費用相場

キッチンの取り付けには、以下の費用が発生します。

  • キッチン本体価格
  • 廃材処分費用
  • 取り付け工事費用
  • 内装工事費用

 

各費用を合わせると、キッチン取り付け費用の目安は60万円〜200万円程度です。
ただし、キッチンのグレードや、床や壁の工事範囲、キッチンの位置を変更するかどうかによって金額は大きく上下します。

キッチンのタイプとグレード別の費用については、目安は以下のようになっているので、ご参考にしてください。

キッチンの種類 シンプル スタンダード ハイグレード
I型 50万~80万円 60万~90万円 70万~120万円
L型 65万~90万円 75万~120万円 85万~130万円
ペニンシュラ型 70万~100万円 80万~130万円 90万~160万円
アイランド型 50万~100万円 105万~130万円 175万~200万円

また、キッチン取り付けの際には以下のようなオプションがあり、オプションを追加すると費用が加算されます。

  • タッチレス水栓・ハンズフリー水栓
  • 食洗機
  • ディスポーザー
  • 自動洗浄換気扇
  • 自動洗浄レンジフード
  • 電動昇降吊り戸棚

 

オプションの金額も業者によって異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して検討することをおすすめします。

DIYを行ったときの費用相場

DIYでキッチン取り付けを行った場合、取り付け工事費用を削減できるため、基本的にはキッチンの本体費用と多少の経費だけで取り付けができます。 費用の大部分は本体代金が主なため、安価なキッチンを選べば、30万円程度で取り替えができるでしょう。

新しいキッチンの搬送や、古いキッチンの処分費用は、新しくキッチンを買ったメーカーが負担してくれる場合もありますが、そうでない場合は自分で搬送・処分する必要があります。

なお、先述のように、DIYを自分で行った場合はトラブルが生じても全て自己責任になってしまう点に注意しましょう。

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キッチンの取り付け業者の探し方と注意点

ここでは、キッチンの取り付け業者の探し方と注意点について、次の2つのポイントを解説します。

  • 複数の業者に見積もりを依頼して業者を決める
  • 業者探しはできるだけはやく行う

 

それぞれ解説します。

複数の業者に見積もりを依頼して業者を決める

キッチンの取り付け費用を業者に依頼する場合、費用は業者によって変わります

キッチンの位置を変更する場合の配管工事費用や、床・壁面の工事範囲、キッチンリフォームの専門業者かどうか、などの要因によります。

キッチン取り付けにかかる費用は少なくない金額のため、できるだけ複数の業者に相見積もりを依頼して、納得のいく金額と、誠実な対応をしてくれる業者に依頼するようにしましょう

なお、キッチンリフォームの専門業者であれば、さまざまなコストカットが可能なため、施工費用を抑えられる傾向にあるので検討されてみてはいかがでしょうか。

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業者探しはできるだけはやく行う

キッチン取り付けをすると決めたら、工事のスケジュールを検討しましょう。

上述の通り、キッチンの取り付け工事には3日〜1ヶ月程度かかります。

業者を探し始めてから、相見積もりや資料を取り寄せて業者を決定し、キッチンや工事内容を決めて工事を開始し、施工が完了するまで、少なくとも3ヶ月程度は予定しておくと良いでしょう。

そのため、キッチン取り付けの時期が決まったら、早めに業者探しを始めましょう。

なお、着工してからキッチンが完成するまで、自宅でキッチンを使えないことにも注意が必要です。

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キッチン取り付けで失敗しないために知っておきたい4つの注意点

ここからは、キッチン取り付けで失敗しないために、次の4つの注意点について解説します。

  • 交換後に調理スペースが狭くならないか
  • 異なるキッチンタイプの取り付けには追加工事が必要な場合も
  • 対面キッチンは生活感が出やすい
  • 通路幅は85cm以上を確保

 

施工後にイメージと違って後悔することのないよう、事前に注意点を把握しておきましょう。

交換後に調理スペースが狭くならないか

I型キッチンからL型キッチンへの取り付け工事を行った方が後悔することとして多いのが、調理スペースが狭くなってしまったケースです。

I型キッチンとは、コンロ・シンク・調理台が一列に並んだキッチンで、L型キッチンは壁の一面、もしくは二面を利用して、L字型に配置したキッチンのことです。

L型のキッチンは作業効率の良いレイアウトのため、料理を効率よくできますが、I型キッチンと交換した場合に調理スペースが狭くなったと感じる人も多くなっています。

ストレスなく調理するために必要な調理スペースが確保できているかどうか、キッチンの型に関係なく、事前に確認するようにしましょう。

なお、使いやすいキッチンレイアウト・間取りについての詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

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異なるキッチンタイプの取り付けには追加工事が必要な場合も

前述のように、キッチンの型を変更すると、電気・水道・ガスの配管工事が必要になる場合があります。

例えば、I型キッチンからL型キッチンや、アイランドキッチンに交換する場合などです。

キッチンタイプの変更を行う際には、工事期間や追加費用が多くかかる場合があるため、事前に把握しておくようにしましょう。

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対面キッチンは生活感が出やすい

対面キッチンは、家族とのコミュニケーションがとりやすく開放的であるメリットがある一方、キッチンの中が見えてしまい、生活感が出やすいというデメリットがあります。

そのため、ダイニング側にシンクよりも高い腰壁を設置したり、食洗機を設けてシンク内に洗い物を置かないようにしたりすることが対応策として挙げられます。

収納が少ない場合は、パントリーや食器棚を設置して収納することで、生活感の問題を解決できるでしょう。

>>対面キッチンにリフォーム費用やメリット・デメリット

通路幅は85cm以上が理想

キッチンの通路は一般的に85cm以上が理想とされています。 1人で調理する場合は85cm以上ですが、2人以上で調理する場合は120cm以上にすると、ストレスなく調理ができるため、キッチン交換の際には通路幅についても注意することをおすすめします。

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キッチンの取り付けは業者に依頼しよう

キッチンの取り付けの規模にもよりますが、キッチンの取り付けは平均で60万円程度かかります。

オプションやキッチンの位置、型の変更などによって費用が上下するので必ず相見積もりをとるようにしましょう。

なお、リフォームに関して、業者選びでお悩みの方はぜひ「ヌリカエ 」をご利用ください。

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