「お風呂リフォームしたいけどどの業者に頼むのがいいんだろう?」「業者が多くてよくわからない…」など、お風呂リフォームの業者選びにお困りの方も多いと思います。
本記事ではお風呂リフォーム業者の種類や、各社のメリット・デメリットについて解説します。
また、各リフォーム業者に向いている人も紹介するため、お風呂のリフォームをどこに頼むかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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1.お風呂リフォームはどこに頼む?
総合リフォーム店
地域密着型リフォーム業者
大手住宅設備メーカー
ハウスメーカー
ホームセンター
専門のデザイン事務所や建築家
2.お風呂のリフォーム業者の選び方
3.まとめ
お風呂リフォームはどこに頼む?
お風呂のリフォームができる業者はさまざまです。業者の種類によりメリット・デメリットが異なります。
本記事では「お風呂のリフォームはどこに頼めばいいのだろうか?」とお悩みの方に、業者の種類と特徴を詳しく紹介していきます。
総合リフォーム店
「総合リフォーム店」は、お風呂などの水回りの設備のリフォーム以外にも、家全体の内装・外装などにも幅広く対応可能している業者が多いです。
総合リフォーム店のメリット
- 施工実績が豊富でありながら、比較的安価である
- お風呂だけでなく、水回り設備全般に対応可能
- 独自のセットプランを用意していることも
総合リフォーム店のデメリット
- 営業マンによってはリフォームの知識に乏しく、対応が遅いことも
- 適切な工事を行わない悪徳業者が存在する
総合リフォーム店がおすすめの人
- 予算を抑えてリフォームがしたい
- 施工実績の豊富さを重視している
- お風呂以外の場所もリフォームしたい
地域密着型リフォーム業者
「地域密着型リフォーム業者」は、規模に根差した業者として柔軟性が高く、お客さんの細かな要望にも応じやすいという特徴があります。
地域密着型のメリット
- 地域に根ざした、親身になった対応をしてもらえる
- 小規模な案件な要望にも柔軟に対応
- 自社施工など、職人さんとの距離が近い
地域密着型のデメリット
- 大規模なリフォームには対応しきれない場合がある
- 「外壁・屋根塗装専門」など対応できる工事が限定されている場合も
- 大手業者に比べると、保証やアフターサービスが少ないことも
地域密着型リフォーム業者がおすすめの人
- ホームドクターとして継続的に付き合いたい
- 「自社施工」できる業者から探したい
- 提案から現場管理・引き渡しまで同じ人に任せたい
大手住宅設備メーカー
「大手住宅設備メーカー」には、工務店とパートナーシップを結ぶ以外に、リフォームを専門とする事業所を各地に展開している企業もあります。
住宅設備メーカーのメリット
- 徹底した品質管理・プロフェッショナルな施工を提供
- 製品の保証期間が長く、トラブルや故障時の対応がしっかりしている
- 最新のテクノロジーとトレンドに対応
住宅設備メーカーのデメリット
- 工事費用が高い
- カスタマイズに制限がある可能性
- 個人経営の業者に比べて、対応がビジネスライクであることも
大手住宅設備メーカーがおすすめの人
- メーカーのグループ会社に依頼したい
- 最新の設備・機器を見ながら提案してほしい
- アフターサポート・メンテナンスまで任せたい
ハウスメーカー
「ハウスメーカー」は、大手企業として知名度も高く、安定したサービスを提供しているのが特徴です。
ハウスメーカーのメリット
- 知名度が高く、安心できる
- 高品質な材料と施工を提供
- アフターサービス・保証面は充実している
ハウスメーカーのデメリット
- 中間マージンが上乗せされ工事費用が高い
- 自社製品やパートナーの材料に限定されることも
ハウスメーカーがおすすめの人
- 家を建てた会社にリフォームを依頼したい
- 費用が高くても知名度が高い会社に任せたい
- リフォーム向けモデルルームを見てみたい
ホームセンター
「ホームセンター」の中には、多彩な商品を活かしたリフォームを提案してくれる企業も増えています。
ホームセンターのメリット
- リーズナブルな商品価格
- 多種多様な商品を取り扱っているため、選択肢が豊富
- 在庫を豊富に取り揃えており、即時に商品を購入できる
ホームセンターのデメリット
- 大規模なリフォームには対応できない
- リフォームの専門性に欠ける場合がある
- アフターサポートが限定的な場合がある
ホームセンターがおすすめの人
- 店舗で気軽にお問い合わせがしたい
- よく利用する店舗のポイントを貯めたい
- お風呂をDIYでリフォームしたい
専門のデザイン事務所や建築家
檜風呂や石張りのお風呂など自分好みの浴室空間にリフォームしたい方は、「専門のデザイン事務所や建築家」に依頼しましょう。
デザイン事務所のメリット
- 高い専門知識と技術、高度な工事にも対応できる
- 工事のカスタマイズ性が高く、オリジナリティを出せる
- 関係者との密にコミュニケーションが取れる
デザイン事務所のデメリット
- 他の業者に比べると高額になりやすい
- カスタマイズされた設計と計画をするため、工事完了まで時間がかかる
- 注文住宅などお風呂だけのリフォームは依頼できない可能性が高い
専門のデザイン事務所がおすすめの人
- 理想のお風呂にフルオーダーしたい
- 打ち合わせは綿密に行いたい
- 石張りやヒノキ板など材質にこだわりたい
お風呂のリフォーム業者の選び方
お風呂のリフォームを成功させるためには信頼できる業者を選ぶことが重要です。
信頼性を判断するに、業者の評判や実績などを総合的に確認しましょう。本章では、業者選びの際に考慮すべきポイントを解説します。
適正な金額
まずはリフォームの見積もりが適正な金額であるかチェックしましょう。
お風呂のリフォームだけでも、「本体価格(材料費)」「解体・撤去費」「組立工事」「給排水工事」「電気工事」「運搬・養生費」など様々な項目に分かれています。
これらの項目が全て「一式」として記載されている場合や、値引き率が極端に高い際には、見積もり金額が適正ではない可能性があります。
なお、施工価格が適正であるか把握するためにも、複数のリフォーム業者から相見積もりを取り寄せることをおすすめします。
施工実績
会社の施工実績を確認することで、業者の技術力や専門性(得意分野)を把握できます。
実績が豊富で多岐にわたる業者は、様々な状況に対応できる経験と知識を持っている証拠です。検討しているお風呂・浴室のリフォームの施工実績があるか見ておきましょう。
施工実績は施工業者や住宅設備メーカーの公式HP以外にも、リフォーム会社を紹介するポータルサイトでも確認できます。
担当者の対応
打ち合わせや現地調査の際には、信頼できる・安心して任せられる人であるか担当者の対応を見ておきましょう。
お風呂の工事自体は4~5日で終わることはあっても、リフォーム全体では問い合わせから引き渡しまで1~2か月掛かるのが一般的です。担当者との相性が悪いと、リフォームも上手くいかないことが多いです。
担当者の対応は丁寧か、現場の知識は豊富であるか確認するためにも、気になる点はどんどん質問や相談をしてみると良いでしょう。
アフターフォロー
長期保証やメンテナンスといったアフターフォローの有無も確認しておきましょう。
リフォーム業者によっては、定期訪問点検や修理依頼、10年保証制度など独自のサービスを設けております。
リフォームが終わった後も責任を持って対応してくれる業者であるか、あらかじめチェックしておきましょう。
口コミ・評判
リフォーム業者選びにおいて、口コミや評判は業者の信頼性を測る重要な指標です。
インターネット上のレビューサイトやSNSなどを活用し、実際に業者のサービスを利用した人々の声を確認しましょう。また、知人や友人からの紹介も有効です。
なお、口コミは個人の主観が含まれるため、複数の情報を総合的に判断することが大切です。
まとめ
本記事ではお風呂リフォームをどこに頼むか、業者の種類や各社のメリット・デメリットを解説してきました。
お風呂リフォームができる業者にはさまざまな種類があります。それぞれのメリット・デメリットを正しく把握して、想定しているお風呂リフォームに最適な業者を選びましょう。
なお、お風呂のリフォーム業者を探しの方は、優良リフォーム業者紹介サービス「ヌリカエ」 の利用もおすすめです。
お住まいの地域のリフォーム業者を検索できる他、一括で相見積もりの依頼することも可能です。無料で利用できますので、ぜひお気軽にご利用ください。