【2024年最新】ユニットバス/お風呂メーカー10社の特徴を比較!定番商品も

  • 【更新日】2024-04-12
ユニットバスメーカーごとの特徴は?

お風呂リフォームでユニットバスを選ぶ際に迷うのが、どのメーカーを選択するかという点です。
そこでこの記事では、ユニットバスをどのメーカーにするか検討されている方向けに、代表的な10社のメーカーの特徴・価格などについて比較解説します。それぞれのおすすめの商品にも触れているのでご活用ください。

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監修者:鳥井 洋介(とりい ようすけ)

株式会社クラスリフォーム 代表取締役社長。30年以上に渡り住宅の解体・リフォーム業に従事する。現在は代表として、経験の長い専門スタッフによる安心な施工で豊かな暮らしをサポート。同社には一級建築士、1級建築施工管理技士、インテリアコーディネーターほか数多くの資格を保有する社員が在籍。

▼略歴・プロフィール
「監修者|鳥井 洋介(株式会社クラスリフォーム)」

ユニットバスの人気メーカー・商品ランキング

2024年版ユニットバス人気メーカー・製品

最近は様々なメーカーから、さまざまな価格帯のユニットバス(システムバス)が販売されています。
まずは今年の『リフォーム産業新聞』にてリフォームのプロ321名の投票で選ばれたユニットバスの、上位5商品をチェックしてみましょう!

ユニットバスへリフォームされる方はもちろん、新築のユニットバス選びに迷われている方も、ぜひ参考にしてください。

(※上記順位は、リフォーム産業新聞「【2024年版】プロ321名がおすすめする人気バスランキング」の高得票商品を全価格帯から抽出したものです。)

ユニットバスメーカーの一覧と特徴

ユニットバスを製造販売している主なメーカーの名称とそれぞれの特徴は以下のとおりです。

ユニットバスメーカー名と特徴・主力製品の一覧表

価格は1616(1坪)サイズのものを記載。ただしマンション用の製品は1216サイズ。

以下に、メーカーごとの独自機能や製品例を解説します。

メーカー① TOTOの特徴

TOTO

TOTOのユニットバスは、掃除をしやすくする・キレイに保つ機能が充実しており、なおかつそれらの多くがオプション料金なしで装備されているのが魅力です。
例えば、水あかを防げる仕様の浴室鏡は、あるメーカーでは有料の追加オプションですが、TOTOでは安価な製品にも標準搭載されています。

また他社には見られない機能に、浴室の床を自動洗浄できる床ワイパー洗浄があるのが特徴的といえます。

>>TOTOのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー② リクシル(LIXIL)の特徴

LIXIL

リクシルのお風呂が優れている点は、内装・浴槽・照明の高級感や、ジェットバスや肩湯などの入浴中のリラックスを促進する機能の充実ぶりです。
お手入れ関係の機能も充実していますが、トップのTOTOに一歩譲る面はあります。

>>リクシルのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー③ タカラスタンダードの特徴

タカラスタンダード

タカラスタンダードのユニットバスの特徴は、同社の代名詞でもある「高品位ホーロー」です。汚れの定着しづらさ・落ちやすさ・耐久性の高さのすべてに優れる同社のホーロー素材は、お風呂をはじめ水回り設備では憧れの素材と位置づけられています。
一方、ガラスコーティングによる光沢があるため、マットな質感が好みの方はあまり向いていないかもしれません。

タカラスタンダードの製品例

>>タカラスタンダードのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー④ Panasonic(パナソニック)の特徴

Panasonic

パナソニックのユニットバスは、浴槽のお湯を炭酸泉のようにできる機能や、シャワーの水流をマイクロバブル入りにできる機能など美容効果に力を入れているのが特徴です。
また、演出度の高い浴室照明にも家電メーカーらしいこだわりを感じられます。

自宅のお風呂でまるでエステを受けているように過ごしたい方におすすめです。

パナソニックの製品例

>>パナソニックのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー⑤ クリナップの特徴

クリナップ

クリナップのユニットバスは、浴槽の高断熱化や、浴室内と床をお湯であらかじめ温めるシャワーなど、冬場に冷えを感じたくない方や、ヒートショック対策に関心の高い方にとってありがたい機能を多くもっています。

また、2024年2月に製品がリニューアル後は、デザインが高級インテリアのようなナチュラルな仕上がりになっています。
おそらく女性層の好みが意識されていると思われます。

>>クリナップのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー⑥ トクラスの特徴

TOCLAS

トクラスの特徴は、美しさと温かい肌触りの人造大理石をつかった浴槽と、上位製品では標準搭載されている浴室音響へのこだわりです。

人造大理石は、トクラスが日本で初めて水回り商品にとりいれて量産化した素材。同社は楽器・音響メーカーであるYAMAHAを母体にもつ企業でもあります。どちらも培ってきた技術が発揮された結果でしょう。

お風呂で長時間音楽や映像を楽しみたい方はぜひ候補に入れるべきメーカーです。

>>トクラスのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー⑦ ハウステックの特徴

Housetec

ハウステックのユニットバスには目新しい独自機能と言えるものはありませんが、ひと揃いの必要十分な機能を比較的安価に提供しているのが特徴です。
お風呂にこれといった強いこだわりが無い方、リフォーム費用の安さを重視する方、賃貸物件用などコストを抑えたい場面での導入に向いているでしょう。

ちなみにハウステックは家電量販店のヤマダ電機と同じグループ会社です。

ハウステックの製品例

>>ハウステックのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー⑧ ナスラックの特徴

NASLUCK

ナスラックは、ユニットバスでは「バスリーバS」という商品のみを販売しています。
機能としては、浴室をミストサウナにできる空調や、お肌がすべすべになる軟水が出せるシャワーヘッドが珍しい部類になります。

ナスラックの製品例

>>ナスラックのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー⑨ サンワカンパニーの特徴

sanwa company

サンワカンパニーのユニットバスは、壁や床材のデザインの豊富さや、小さめのサイズに対応していることが特徴です。
また、同社の製品の傾向として、デザインが今風でスタイリッシュなのこと、価格が比較的安価なことが挙げられます。そのためかっこいいオシャレなお風呂を、なるべく安く導入したい方に人気です。

サンワカンパニーの製品例

>>サンワカンパニーのユニットバス/お風呂の特徴・製品

メーカー⑩ アステックの特徴

USTECH

アステックは「和」デザインの浴槽を製造している浴槽メーカー。客室風呂、露天風呂、大浴場などのオーダー浴槽から、ユニットバス、シャワーブースなどの個人宅のお風呂まで幅広く作っており、「和」ならではの高級感や癒しのお風呂を提供しています。

まとめ

失敗しないお風呂リフォームのためには、ユニットバスメーカーそれぞれの特徴を踏まえ、ご自身に合った商品を選ぶことが大きなポイントです。
機能性やデザイン性、掃除のしやすさといった観点から、どのような性能を重視するかによって、最適な商品が変わります。

なお、ユニットバス選びの際には、リフォーム業者と相談しながら進めていくことが重要です。
信頼できるリフォーム業者を探すには、全国2000件以上の会社から一括見積もりを取り寄せられる「ヌリカエ」がおすすめです。ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?

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