【2023年】石川県で外壁塗装に助成金が下りる市町村・条件・申請方法も解説

石川県にお住まいの方で、家の外壁塗装をお考えでしたら、住んでいる市町村の助成金が使えるかどうかを確認しましょう。

石川県は海沿いということもあって、一部の地域では塩害の影響を受ける可能性があります。
塩害を防ぐためには塗料は良いものを選びたいところですが、費用が高くなってしまうのも事実。
そんなときはぜひ助成金の利用を検討してみましょう！

はじめに、石川県で外壁塗装の費用の助成制度がある市町村は、以下の18箇所です。

それぞれの助成金額や条件について、これから記事内で解説していきます。

なお、石川県の上記以外の自治体は、残念ながら外壁塗装を対象とした助成金制度はありません。

助成金制度以外で「外壁塗装を安くする方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁・屋根塗装を安くする業者選びのポイント」

「外壁塗装の助成金」について一般的な知識を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「【最新】外壁塗装で助成金・助成金を受け取るには？条件・地域・申請方法」

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執筆者：外壁塗装アドバイザー 佐藤 舞花 日本全国の市区町村1,718すべてのサイトへアクセスして、助成金情報をお届け！外壁塗装アドバイザーの資格保持者が、助成金情報のリサーチ経験を生かして、記事を作成しています。 略歴・プロフィール：執筆者｜佐藤 舞花 （株式会社Speee） 記事の制作過程：助成金記事の制作過程

石川県で外壁塗装に助成金がおりる市区町村一覧

石川県で外壁塗装に助成金がおりる市町村の制度内容を詳細に紹介します。

金沢市の助成金制度①

金沢市のわがまち金沢まちなか空き家リフォーム費助成金は、市民が市内の空き家バンク登録物件に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円～100万円）です。

本制度は「まちなか」という指定地域にある物件が対象です。
通常上限50万円ですが、45歳以下の方は上限100万円に増額されます。

金沢市の助成金制度②

金沢市のようこそ金沢空き家リフォーム費助成金は、市外からの移住者が市内の空き家バンク登録物件に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限10万円～100万円）です。

対象区域により、以下のように上限金額が異なっています。

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金沢市にお住まいの方が外壁塗装を行った場合に申請できる助成金制度と、それぞれの条件・支給金額などをわかりやすく解説しました。

七尾市の助成金制度

七尾市の結婚新生活支援事業は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、市内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

小松市の助成金制度①

小松市の移住定住促進助成金（住宅取得）は、市内の空き家を、賃借用・自己居住用などに活用するため20万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限40万円～110万円）です。

助成限度は、通常の住宅ならば40万円、共同住宅ならば100万円となっています。
また物件の購入者が市外からの転入者であったときに、10万加算されて助成は最大110万円になります。

小松市の助成金制度②

小松市のこまつ新婚すまい応援金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、市内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

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輪島市の助成金制度

輪島市の空家等利活用推進事業助成金は、市内の空き家バンク登録物件を購入してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限100万円）です。

また市外からの転入者向け制度も別途あり、その場合の主な要件は以下のようになっています。

珠洲市の助成金制度

珠洲市の空き家改修費助成金は、市内の空き家の所有者もしくは購入者・賃借者がリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限100万円～150万円）です。

通常助成は上限100万円ですが、子育て世帯の場合は上限150万円に総額されます。

加賀市の助成金制度①

加賀市の三世代住宅改修等助成事業は、45歳未満の方が三世帯同居するために市内業者を利用して100万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の10％（上限30万円）です。

加賀市の助成金制度②

加賀市の新婚生活支援事業は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、市内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

羽咋市の助成金制度

羽咋市の空家リフォーム再生事業は、1年以上使用されたいなかった市内の空き家を、利活用のために50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の33％（上限30万円～110万円）です。

交付は、金額20万円分までは地域商品券で行われ、20万円を超えた額は現金で支払われます。
また助成は市内業者利用で60万円、市外業者利用で30万円になります。かつ別途以下の加算条件があり、最大で上限110万円になります。

かほく市の助成金制度

かほく市の空家等改修支援助成金は、市内の空き家の所有者もしくは購入者・賃借者がリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限100万円）です。

白山市の助成金制度①

白山市の空き家改修助成金は、市内の空き家への入居（予定）者が、10万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

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白山市の助成金制度②

白山市の三世代ファミリー同居奨励金は、市内で新たに三世代同居・近所を始めるために、100万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円です。

こちらの助成金は定額支給になります。

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白山市にお住まいの方が外壁塗装を行った場合に申請できる助成金制度と、それぞれの条件・支給金額などをわかりやすく解説しました。

能美市の助成金制度①

能美市の空き家改修費等助成金は、市内空き家バンク登録物件に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

能美市の助成金制度②

能美市の結婚新生活支援事業助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、市内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

能美郡川北町の助成金制度①

能美郡川北町の住宅リフォーム助成事業は、3年以上居住している町民の住宅に、50万円以上（税込）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の10％（上限20万円）です。

能美郡川北町の助成金制度②

能美郡川北町の結婚新生活支援事業費助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。

能美郡川北町の助成金制度③

能美郡川北町の空き家改修費等助成金は、町内空き家バンク登録物件に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

河北郡津幡町の助成金制度①

河北郡津幡町の三世代ファミリー同居等促進事業助成金は、町内で新たに三世代同居・近所を始めるために、100万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律10万円もしくは15万円です。

現に同居している世帯は10万円、新たに同居する世帯は15万円

河北郡津幡町の助成金制度②

河北郡津幡町の結婚新生活支援事業は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

河北郡内灘町の助成金制度①

河北郡内灘町の住宅リフォーム助成金は、町内の住宅に対して町商工会の業者を利用して50万円以上（税込）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の20％（上限20万円）です。

助成は10万円まで現金、10万円を超えた分は町商工会発行の共通商品券での支給になります。

河北郡内灘町の助成金制度②

河北郡内灘町の定住促進新婚世帯新居費用助成事業助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

河北郡内灘町の助成金制度③

河北郡内灘町の空き家利活用事業助成金は、町内空き家バンク登録物件に対してリフォームした50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限30万円）です。

羽咋郡志賀町の助成金制度①

羽咋郡志賀町の移住定住促進空き家リフォーム再生等支援助成金は、新たに定住することを目的として、市内の空き家にリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

羽咋郡志賀町の助成金制度②

羽咋郡志賀町の結婚新生活支援事業は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

羽咋郡宝達志水町の助成金制度①

羽咋郡宝達志水町の空き家改修費等助成金制度は、空き家バンク登録の賃貸物件に関して、所有者もしくは入居者がリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の33％（上限50万円～100万円）です。

町内業者を利用した場合は上限100万円、町外業者の場合は上限50万円になります。

羽咋郡宝達志水町の助成金制度②

羽咋郡宝達志水町の結婚新生活支援事業は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

鳳珠郡能登町の助成金制度①

鳳珠郡能登町の定住住宅助成金は、町内の住宅に対して町内業者を利用して100万円以上（税抜）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の3％～14％（上限50万円）です。

助成は9割を現金、1割を共通商品券での支給になります。
また助成率は基本3%、その他以下条件に当てはまる方は加算で全部満たすと14%になります。

引用：能登町定住住宅助成金

鳳珠郡能登町の助成金制度②

鳳珠郡能登町の結婚新生活支援事業は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

鳳珠郡穴水町の助成金制度

鳳珠郡穴水町の定住促進空き家改修費等助成金は、町内空き家バンク登録物件に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限100万円）です。

鹿島郡中能登町の助成金制度①

鹿島郡中能登町の結婚新生活支援事業助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は一律30万円もしくは60万円です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

鹿島郡中能登町の助成金制度②

鹿島郡中能登町の空き家等改修支援助成金は、町内空き家バンク登録物件に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

中能登町定住促進奨励金であることが必要になります。

「その他のリフォーム助成金制度」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「リフォームで使える8つの助成金と一番利用されている制度を紹介」

石川県の市町村と助成制度の有無・条件一覧

石川県の市町村と、外壁塗装を対象にした助成制度の有無をまとめました。
なお、塗装を対象とした制度があっても、新婚世帯や空き家が対象など特殊条件があるの場合がありますので、お気をつけください。

外壁塗装で助成金を受け取るための条件

助成金を受けるための条件は自治体ごとに異なりますが、一定の傾向もあります。とくに以下のものには当てはまる自治体が多いので注意をしましょう。

• 受付期間内かつ工事着工前に申請をすること
• 自治体で定められた業者で工事をすること
• 必要な書類を揃えること
• 税金を滞納していないこと

助成金に予算が設けられている場合は、予算に達した時点で受付終了となります。

また、申請の際には必要書類として見積もり書が必要になることがほとんどです。お住いの市町村内の業者を利用して工事することを条件とする自治体も多いため、申請前に市町村内の業者から見積もりを取るようにしましょう。

最後に、一部の制度では、ただ外壁塗装をしただけでは対象にならないものがあります。「空き家のみ対象」や「結婚世帯のみ対象」等、特別な条件を設けている自治体もあるので、注意をしてください。

石川県の外壁塗装助成金の申請の流れ

助成金の支給は、多くの自治体では先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。 助成金を検討するなら、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛からなくてはならないのです。

実際の助成金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

Step 1：外壁塗装の見積もりを取る

申請の際には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
見積もり取得にかかる時間を考えると、まずは見積もり依頼から取り掛かるほうがよいでしょう。

また、見積もり書だけではなく、塗料の性能を証明するカタログの提出をもとめられる場合もあるので注意しましょう。

Step 2：自治体のサイトから必要書類を入手

自治体のHPにいくと申請書書がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

Step 3：必要書類を提出

窓口か郵送で提出します。自治体によっては郵送不可の場合もあります。

Step 4：審査結果の連絡（2週間前後）

多くの自治体は先着順になっています。新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

Step 5：外壁塗装の契約・工事

外壁塗装に着工します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、改めて要項を確認しましょう。

Step 6：実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書と請求書を作成し、提出します。

助成金以外で石川県の外壁塗装を安くする方法

本記事では石川県で外壁塗装の費用制度がある市町村をご紹介しました。
石川県では計18の市町村が助成金制度を設けておりますが、残念ながら助成金が貰えない市町村も存在します。

お住まいの市町村で助成金が貰えない場合でも、安くする方法は存在します。

安くする方法についてはこちらの記事もご覧ください。

外壁塗装の費用を安くする方法11選を解説！

外壁や屋根を塗り替えるとなると、100万円程度の費用がかかります。少しでも安い費用で高品質な塗装工事をするために、どの業者を選ぶべきか？どんな方法があるのか？徹底解説します

まとめ

以上、石川県の外壁塗装の助成金の知識と、申請前に気をつけたい注意事項についての解説でした。

外壁塗装や補修をお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが、安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家のリフォーム適正金額をチェックしたり、業者からの相見積りを取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後に、記事の要点を振り返ってみましょう。

石川県の市町村で、外壁塗装に助成金がおりるのはどこ？

令和5年6月現在、金沢市・七尾市・小松市・輪島市・珠洲市・加賀市・羽咋市・かほく市・白山市・能美市・能美郡川北町・河北郡津幡町・河北郡内灘町・羽咋郡志賀町・羽咋郡宝達志水町・鳳珠郡能登町・鳳珠郡穴水町・鹿島郡中能登町で外壁塗装を対象にした助成制度があります。詳しく知りたい方は石川県で外壁塗装に助成金がおりる市町村一覧をご覧ください。

外壁塗装で助成金が受け取れる条件は？

よくある条件には「塗装の着工前に申請すること」「市町村内の中小業者で施工をすること」の2つがあります。詳しくは外壁塗装で助成金を受け取るための条件をご覧ください。

助成金の申請はどのような流れで行うの？

多くの場合「見積もり依頼」→「必要書類入手」→「申請」→「審査結果連絡」→「着工」→「実績報告」の流れです。詳しくは石川県の外壁塗装助成金の申請の流れをご覧下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。