塗装ってどんな意味があるの?外壁の修繕を検討している方へ

  • 【更新日】2022-02-25
塗装ってどんな意味があるの?外壁の修繕を検討している方へ

家の外壁や屋根にそろそろ塗装が必要…と思っても、一体何から始めればいいのか分からない…という方は多いのではないでしょうか。

本記事では、ご自宅の塗装リフォームを初めて考えた方向けに、塗装の基礎知識をわかりやすく解説いたします。

「塗装」という言葉を見聞きしたことはあるものの、「リフォームや外壁の修繕のなかで、塗装ってどのような作業を意味するのだろう。」と疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、なんとなく「きれいにする」というイメージが想起される「塗装」という言葉を、様々な角度から深堀りをして解説いたします。

塗装に関する理解が深まるだけでなく、これからリフォームを行うにあたって必要な知識が学べる内容になっています。

ぜひ最後までご覧ください。

Point
  • 塗装には「保護」「美観」「機能付加」3つの意味がある
  • 塗装によって解決できる劣化症状は主に5種類
  • DIYでも塗装を行うことができる

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塗装にはどんな意味がある?

「塗装とは」と辞典を引くと、以下のように出てきます。
「材料の表面を塗料の皮膜で覆う表面処理の一つ」

これではあまりしっくり来ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも、色あせてきた外壁や屋根は、何のために塗装するのでしょうか?
まずは、塗装を行う3つの意味と目的を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

水分や錆からの「保護」

1つ目は、水分や錆から保護をするという意味です。塗装を行うことによって、建物の壁(外壁)は塗膜と呼ばれる膜で覆われることになります。

水分が建物の壁に染み込んで家屋が腐敗したり、外壁材が錆てしまったり、といった劣化症状は塗装を行うことによって防止できるというわけです。

しかしながら、この「塗膜」の力はずっと保持できません。10~15年程度で塗膜は劣化してしまいます。

そのため、外壁材を水分や錆から保護するためには、塗装を行って、塗膜のメンテンナンスを欠かさないことが大切になります。

色や光沢を蘇らせる「美観」

2つ目は、新築時のような美しさを復活させる美観という意味です。塗装をすることによって、お家の外観は新築さながらのきれいさを取り戻すことができます。

イメージチェンジをしてこれまでと違う色に塗り替えることも可能です。
機能性を保持するメンテナンスのみならず、デザインの観点を重視しつつ塗装やリフォームを行う方も多くいらっしゃいます。

防カビや遮熱性などの「機能付加」

最後の3つ目、塗装には「機能付加」の意味もあります。

塗装時に使用する「塗料」には、実は様々な種類があります。防カビ性能をもつ塗料で建物を塗装することで、「防カビ」機能を付加することができるというわけです。

塗料の機能は、「防カビ」「防水」「遮熱」「低汚染」「対候性」などメーカーによって多種多様。塗料の種類によってこれらの効果や性能には違いがありますので、念入りに比較検討してみましょう。

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塗装の工程

塗料が決まったあとは、本格的に塗装がスタートします。

塗装はただ塗料を塗るだけではなく、さまざまな工程があるのです。
これらすべての工程が完了するまでにかかる所要日数は、2週間程度が目安。

ここからは、塗装の工程を紹介します。

各工程 工事内容

➀仮設工事

仮設工事も重要な工程の一つです。
塗装作業を安全かつスムーズに行うための足場や防音シートを設置します。
足場は作業員の手が届かない場所や、転落の危険がある場所など、作業に支障がないように設置します。

②高圧洗浄

高圧洗浄は塗装の効果を高めるために必要な工程です。
古い塗膜や塗装面に付着している汚れ、ホコリ、コケ、藻、カビなどを洗い落とします。
高圧洗浄を行うことで、塗料を密着させることができます。

➂下地補修

下地補修は塗装を行う前の下処理工程です。
外壁のはがれや欠損、ひびなどを補修し、塗料を塗布できる状態へと調整します。
下地補修は最終的な仕上がりに大きく影響する工程で、外壁の種類によって作業内容が少し異なることもあります。

➃養生

養生は塗料の飛散防止のための保護作業です。
ビニールやマスカーと呼ばれる特殊なテープなどを使用して、塗料が付着してはならない箇所を保護します。
具体的には玄関ドアやサッシ、給湯器、エアコンの室外機に養生を施します。

➄下塗り

下塗りは工程の中で最初の塗装作業になります。
下塗りは下地と塗料を接着するために必要な工程です。
上塗り塗料だけでは塗料が外壁に密着せず、はがれにくい塗膜に仕上げるためには必須な作業となります。

⑥中塗り・上塗り

中塗り・上塗りは、仕上げの塗料を2回塗る工程です。
1回目が中塗りで、2回目が上塗りになります。
下塗りが終了した次に行う工程で、建物の外観に直接反映される大変重要な作業です。

⑦点検

これまでの作業が終了した際に行うのが点検です。
業者による点検が終わり次第、足場の解体前に依頼者に完成検査をお願いされます。
不具合があった場合でも足場解体後は修繕が難しくなってしまうので、慎重にチェックを行います。

⑧足場解体・引き渡し

最後に足場と防音シートを解体して、依頼主に引き渡しをします。
建物周囲の清掃や整地などを行い、完成です。

塗装はこのように、正しい工程で作業を行うことによって本来の効果を発揮することができます。

外壁塗装工事の際に注意しておきたいのが、近隣トラブル。業者の出入りがあることから、多少なりともご近所さんに迷惑がかかってしまいます。

そのため、工事の前にはしっかりとご挨拶を済ませておくとよいでしょう。

正しい工程で塗装をしてもらい、近隣の方への支障を削減するためには、やはり良い業者へ施工を依頼することが大切になります。

▼業者の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

>>「外壁塗装の優良業者が持つ5つの特徴とは?優良か判別する方法を解説」
>>「外壁塗装のトラブルを防止する5つの方法!塗装のプロが教える防止策!」

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塗装によって解決できる劣化症状

塗装によって解決できる劣化症状として、チョーキング、塗膜の剥がれ、外壁の変色・退職、コーキングnひび割れ、塗膜の膨れが挙げられます。

塗装が必要な時期を知るには、劣化症状のサインを見逃さないことが重要です。「こんな症状が出たら塗装が必要だ」といった劣化のサインをご紹介します。

ご自宅のサイディングをチェックし、1つでも該当するものがあればリフォーム業者や塗装業者への点検を検討しましょう。

1:チョーキング現象

サイディングの表面を指で触ると、古くなった塗膜がチョークの粉のように付きます。外壁に「チョーキング」という劣化症状が表れた場合、塗装が必要なサインです。

2:塗膜の剥がれ

塗膜の剥がれは、前回塗装した塗膜が剥がれてしまう現象を表します。下地が露出した部分から腐食のおそれがあるため、至急の対処が必要です。

3:外壁の変色・退色

画像出典:リフォーム専門店 BXゆとりフォームの屋根リフォーム・外壁塗装の相談窓口

外壁の変色・退色は色褪せして見えたり、色が白くぼやけて見える現象です。放置しておくと、塗膜の防水効果切れ、サイディングの腐食のおそれがあります。

4:コーキングのひび割れ

コーキングのひび割れは、経年劣化や施工不良によって起こり、「切れ」「破断」とも言われています。放置しておくと雨水が入り、雨漏り被害から外壁や構造体の腐食に繋がる可能性があります。

5:塗膜の膨れ

画像出典:市川塗装株式会社

塗膜の膨れは、内側に溜まっていた水分が熱によって気化されることが原因で発生します。放置しておくと雨水が入り、雨漏り被害から外壁や構造体の腐食に繋がる可能性があるため注意が必要な劣化症状です。

6:カビ・コケ

コケは水分や胞子などの栄養にしてどんどん増殖します。特に温度や雨などで湿度が上がる箇所は危険です。軽いコケの場合はDIYで洗浄可能なものの、きちんと除去しなければ増殖し、反りなどの原因となります。

カビの胞子は空気中を浮遊しているため、湿気が多い箇所や日光が当たりにくい箇所で発生します。コケやカビを見つけたら、できるだけ早く業者に依頼し除去を行いましょう。

一方、「外装材の割れ」「板金の緩み」「雨漏り」などの症状は、塗装では直りません。 外壁や屋根のコーキングや・張り替え工事が必要になります。

▼「家の劣化症状ごとの対処方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

>>「塗装が剥がれる原因は?直し方や保証、剥がれにくくする方法について解説」
>>「チョーキング現象とは?原因・対策、放置したらどうなるかを詳しく解説」

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まとめ

塗装に関する基礎知識を解説いたしました。

リフォームにあたっては、普段あまり耳にしない専門用語をまず理解する必要があり、情報収集に四苦八苦されるという方が多くいらっしゃいます。

後悔のないリフォームにするためにも、納得感をもって判断をくだせるようにまずは情報収集に努めましょう。インターネットを活用してひとつひとつ知識をつけるのもひとつですが、近所の塗装店に直接質問を投げてみるのもひとつです。

インターネットを活用した情報収集と業者への質問をうまく組み合わせながら、効率的にリフォームの計画を立てましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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