リクシル(LIXIL)のキッチンの特徴は?人気の3シリーズを比較

  • 【更新日】2024-04-10
リクシルのキッチン設備の種類

画像出典:LIXIL

リクシル(LIXIL)のキッチンは豊富な機能・デザインがあり、安定した人気です。中でも収納力の高さや掃除のしやすさには定評があります。

本記事では、リクシルキッチンの特徴や価格、選べる機能についてご紹介します

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リクシル(LIXIL)のキッチンの特徴は?

リクシルのキッチンはその機能の豊富さに定評があります。中でも人気の機能6つをご紹介します。

Wサポートシンク

リクシルのWサポートシンク

出典:LIXIL

Wサポートシンク」は調理のしやすさ、後片付けの効率化が図れるように設計されたシンクです。シンク内には両端に大きめの傾斜、中央近くには緩い傾斜がかけられており、立体的にシンク内を使えるようになっています。

加えて、ナイアガラフロー方式と呼ばれる、今までのシンクに比べて水流が広がりにくい設計となっているため、汚れも排水口へとスムーズに流れるようになっています。

また水栓はハンズフリーとなっており、汚れた手で触ることなく、また手がふさがった状態でも使用が可能になっています。

なお、「Wサポートシンク」は大きさで2タイプ用意があります。ひろびろWサポートシンクは幅が約91cm、Wサポートシンクが幅約76cmです。

タッチレス水栓ナビッシュハンズフリー

リクシルのタッチレス水栓ナビッシュハンズフリー

出典:LIXIL

タッチレス水栓ナビッシュハンズフリーは、手を近づけるだけでセンサーが反応して自動で水が出る高機能水栓です。従来のように洗剤が付いた手でハンドルを操作する必要がなく、清潔かつ快適に洗い物をすることができます。

実は自動吐水機能自体は以前からありましたが、これまでは黒いものや鏡面のもの、透明のものにはセンサーが反応しづらいという弱点がありました。最新のタッチレス水栓ナビッシュハンズフリーでは、センサーの感知精度が大きく改善。さらに快適性が向上しました。また、反対に手や物を遠ざければ自動で水が止まるため、節水効果も期待できます。

らくパッと収納

リクシルのらくパッと収納

出典:LIXIL

リシェルSIシリーズに採用されている「らくパッと収納」は、より効率的に収納ができるように工夫された収納設備です。

引き出し部分を引くと扉が斜めに開き、テコの原理を利用して、小さな力でも鍋類などが入った重い引き出しを動かすことができます

取っ手部分も握りが大きく、シニアの方やお子様にもやさしいUD(ユニバーサルデザイン)設計となっています。

また、JIS規格の開閉試験、通常4万回の基準の倍である8万回をロボットを使って耐久試験をしているので、鍋類などの重いものの収納も安心です。

なお、らくパッと収納の取っ手は2種類用意されており、全ての扉カラーで、お好みでキャビネットカラーをスノーホワイト、スレートグレーの2カラーから選択が可能となっています。

キッチンコンセント

リクシルのキッチンコンセント

出典:LIXIL

リクシルのキッチンにはキャビネット本体にコンセントが付いています。

現状、電気圧力鍋やブレンダーといった調理家電を使うたびに、遠くのコンセントから延長コードを引っ張ってきているという方も多いのではないでしょうか。キッチンの手元にコンセントが付いているのは、シンプルながらとても便利な機能です。

水よけのカバーで漏電対策もされているので安心です。

よごれんフード

リクシルのよごれんフード

出典:LIXIL

よごれんフード」は、10年間換気扇ファンとフード内部の油汚れ掃除が不要な換気扇です。オイルマッシャー機構と呼ばれる部分が、吸い込んだ油煙を空気と油に分離します。

そのため、ファンとフード内部には10年で従来の1年分の汚れしか付着しません。フッ素塗装が施してあるので、汚れも落ちやすく、普段は1ヶ月に一度程度、オイルトレーを軽く油を拭き取って洗うだけで掃除が完了します。

またよごれんフードは、壁付型のスタンダードな換気扇だけでなく、キッチンの側壁に設置可能です。薄型のサンドマントルタイプ、天井からつりさげるセンターフードタイプなど、いずれのタイプの換気扇にも対応しています。

食器洗い乾燥機

リクシルのフルオートオープン食洗器

出典:LIXIL

リクシルの深型食洗機は、家族6人分(約44点の皿類)の食器洗いに対応しています。また大きい皿が洗えるのも嬉しいポイントです。

フルオートオープン」機能が搭載されており、食洗機の開閉がドアの上部分を2回ノックするだけで自動的に開閉できるようになっています。

また、従来の食洗機では上部に置いた皿類の汚れが落ちにくいという欠点がありましたが、リクシルの深型食洗機では上カゴを皿類に合わせて位置を変えやすくなるように設計されています。

さらに、リシェルSIシリーズでは、ドイツのミーレ社製食洗機の導入も可能です。

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リクシル(LIXIL)のキッチンの種類・価格

リクシルのキッチンのラインナップは、以下の3シリーズです。

キッチン名 目安価格帯 Wサポート
シンク
タッチレス水栓 らくパッと収納 キッチン
コンセント
よごれん
フード
食洗器
リクシルの「リシェルSI」
リシェルSI
101~239万円
リクシルの「ノクト」
ノクト
79~111万円 ×
リクシルの「シエラS」
シエラS
59~80万円 × ×

次項からは、製品ごとの特色や価格を紹介します。

リシェルSI

リクシルの「リシェルSI」

画像出典:LIXIL

リクシルが採用しているキッチン機能、設備を網羅している「リシェルSIシリーズ」は、リクシルのキッチンの最上位シリーズです。

繊細なディテールで、リビングのインテリアとの相性も良いです。前述の「らくパッと収納」を始めとする、利用者目線の機能や設備に加え、リシェルSIシリーズだけの設備が用意されています。

ハイブリッドクォーツシンク」はセラミックトップとも調和する高級感のあるデザインです。フライパンなど硬質の調理器具の落下などの衝撃にも強く、ひび割れを防ぎます

ひろびろシャワー」は、下方にいくほどシャワー状の水が広がるため、ざるなど従来のシャワー水栓で洗いにくかった調理器具もすすぎ洗いがしやすい仕組みです。ハンズフリー水栓と手動タイプのオールインワン水栓の2つから選べます。

リシェルSIの価格は101万円~239万円と、リクシルのキッチンでは最も高額です。

>>リクシル「リシェルSI」の特徴・機能

ノクト

リクシルの「ノクト」

画像出典:LIXIL

「ノクト」はリクシルのキッチン内では中価格帯です。シンプルなプランなら本体価格100万円以内で抑えられる一方、幅やレイアウト、オプションも豊富で様々な暮らしにフィットしたキッチンといえます。

ノクトの強みの1つとして挙げられるのが「収納力」。奥行いっぱいまで引き出し可能な「ロングスライド引出し」や内部が3つの収納スペースに分かれている「アシストポケット」など、大容量と取り出しやすさを兼ね備えた高機能収納となっています。

さらに幅約93cmの「ひろびろキレイシンク」も特徴です。排水口を奥に隠したデザインによってシンクのスペース確保と清潔感を同時に実現しています。

ノクトの価格は79万円~111万円です。

>>リクシル「ノクト」の特徴・機能

シエラS

リクシルの「シエラS」

画像出典:LIXIL

リクシルのキッチンでスタンダードモデルの「シエラS」は、コストパフォーマンスの良さと、デザインが多彩なシリーズです。L型、対面キッチンにも変更可能で、スタンダードなプランに、自分の必要な設備、機能だけを取り入れたい方におすすめです。

シエラSのワークトップには人造大理石が使われ、厚みも12mmと薄く、スタイリッシュさを強調してくれます。

また、汚れが拭きやすいステンレストップも選択可能です。このスムースドットエンボスと呼ばれるステンレストップは、ドット状の凸凹が、傷のつきにくさなどを実現しており、第12回ステンレス協会優秀賞も受賞しています。

デザインとしては扉だけで27種類、光沢あるカラーから木目調、撥水効果のある素材まで選ぶことができます。

シエラSの価格は59万円~80万円です。

>>リクシル「シエラS」の特徴・機能

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リクシルのキッチンは、過不足ない機能や設備、そして収納力に人気があります。キッチンリフォームをお考えの際は、リクシルのキッチンを選択肢に入れて検討してはいかがでしょうか。

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