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- 2階にトイレを増設するのにかかる費用の目安は？
- 2階にトイレを増設するのに適した場所とは？
- 2階のトイレの増設は何を気を付ければよい？
最後までご覧いただくことで、上記の疑問が解消する記事となっています。
2階にトイレを増設するか悩んでいる方は、参考にしてください。
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2階にトイレを増設する費用・工期
2階にトイレを増設する場合の費用と工期について解説していきます。
2階にトイレを増設する費用
2階にトイレを増設する費用は、約60万円～90万円が相場です。費用は増設するトイレのグレードとトレイと給排水管との距離で決まります。
トイレの本体価格は、スタンダードグレードで約13万円～24万円、ハイグレードで約24万円～54万円です。また「タンク式トイレ」と「タンクレストイレ」の2種類に主に分けられ、タンクレストイレの方が5万円～10万円高いです。
そして2階にトイレを増設するうえで最も気を付けたいのが、給排水管の距離です。トイレを設置する場所と給排水管の距離が遠いほど、費用が高額になります。給排水管の曲がる回数が多いほど料金が高くなるので、1階のトイレの真上など、配管がつなぎやすい場合は費用を抑えられます。
2階にトイレを増設する日数
2階にトイレを増設するのに要する期間は、5日～7日が一般的な目安です。
トイレを設置する場所と給排水管の距離が遠い場合は、と分配管を多く必要とするため工事期間も伸びてしまいます。
その他に工事期間が伸びる理由として、トイレの増設に伴いバリアフリー化やトイレ空間を広くするなどの追加工事を行う場合です。
2階のどこにトイレを増設するのがおすすめ？
「トイレを増設したいけど、どこに設置すればよいか分からない…」という方に向け、おすすめの場所とポイントをご紹介します。
①1階のトイレの真上
1階のトイレの真上に設置する最大のメリットは、費用を抑えられる点です。
トイレを増設する際には欠かせない給排水管工事。真下にトイレがあることで、最短距離の配管工事で済むためです。
その他にも、2階のトイレの配管が1階の部屋を通過しないので、水が流れる音などの軽減にもなります。
費用と音の両方の問題をクリアできるので、トイレの増設は1階のトイレの真上に決めるのが無難と言えます。
②廊下や階段上のデッドスペース
トイレの設置場所として最も検討しやすいのが、廊下や少し広めの踊り場などの空きスペースです。また2階の階段の端がデッドスペースとなっている場合は、そのスペースを有効活用するのも1つの手です。
特に階段横にトイレを増設する場合は、給排水管を屋内と屋外どちらにも通せることが多いです。ただし階段と近すぎる場合は転落する危険があるため、増設する際にはドアの向きと階段の距離に注意する必要があります。
③クローゼットや収納スペース
空間に余裕がないときは、部屋のクローゼットや収納スペースを活用して、トイレを増設するのも一案です。
トイレに必要なスペースは最低0.5畳（1〜2㎡程度）あれば問題ないです。大きめのクローゼットであれば、一部をトイレスペースに活用すること可能でしょう。
2階にトイレを増設するメリット
2階にトイレを増設するメリットは、以下のような点が挙げられます。
- トイレの渋滞が緩和される
- トイレのために2階から1階まで降りなくて済む
「家族の人数が増えた」、「二世帯同居するようになった」などの理由でトイレの数が不足していませんか？2階にトイレを増設することで、そういった悩みが解消されます。
また2階に寝室があるという方は、夜中トイレのためにわざわざ1階まで降りる必要がなくなります。
2階にトイレを増設するデメリット・注意点
2階にトイレを増設する際には、以下のようなデメリット・注意点を念頭においてください。
- 配管の距離が長いと工事費用が高くなる
- 場所によっては、排水管の音が気になる
2階にトイレを増設することで、給排水管が下の階から2階に伸びている状況になります。給排水管にかかる費用は1mにつき1万円程度。長さに比例して工事費用は上がります。そのため配管延長ができるだけ短く済む位置にトイレを増設するのがおすすめです。
ただしそれだけで場所を選んでしまうと、後悔してしまう可能性が高いです。なぜかというと、排水管の音の問題があるからです。特に寝室に近いと、音が響いて気になって寝れないなんてことも。
給排水管の周りに吸音材を巻いて音が響くのを軽減させる、トイレと寝室の距離を離すなどの対策を取りましょう。
2階にトイレを増設した事例
最後に2階にトイレの増設を行った事例を3つ紹介します。
今回ご紹介する事例は、どれも違った場所にトイレを増設しています。
①物置きの一部をトイレに
2階に寝室があったため、夜中トイレのために1階まで降りる不便を解消すべく、今回2階にトイレを増設されました。設置スペースは、洋室の収納スペースです。広い収納だったため、一部分をトイレに充てました。
棚手すりタイプの紙巻器を取り付けたことで、立ち座りの動作が楽に[/text]なりました。
②階段上のスペースを有効活用
こちらのご家庭は、家族が増えたのを機に、2階のトイレ増設工事を行われました。空きスペースとなっていた階段上のホールスペースに設置しています。
背面はアクセントをつけるため柄付のクロスに変えています。さらにトイレとしての空間を作るにあたり設置した壁や扉は、オシャレなレンガ調のクロスを貼っています。
これだけでも、トイレが上品なイメージになりますね。
③二世帯同居を機にトイレを増設
2階にトイレを増設しようと思ったきっかけは、親世帯の建物に子世帯が移り住んだからだそうです。2階の空いていた部屋のスペースの一角に新たにトイレを設置しました。
ほかの部屋と雰囲気を統一しつつも、レトロな要素を取り入れおしゃれなトイレに仕上がりました。
スペースが限られていたため、手洗い場は部屋の外に設置しています。これにより、朝の洗面や歯磨きにも利用できて便利ですね。
2階にトイレを増設する際におすすめの製品
最後に、2階にトイレを増設するにあたり、おすすめの製品をピックアップして紹介します。
直線を基調にしたスタイリッシュなフォルムが魅力のタンクレストレイ。トイレの室温が5℃以下になると、暖房が自動で作動します。
お手入れをラクにする機能が満載のタンクレストイレ。2種類の泡で汚れを落とす「激落ちバブル」で、使うたびキレイが続きます。
隙間や凹凸を極限まで抑えた、お手入れがしやすいデザイン。タンクの高さをコンパクトに抑えたため、空間に広がりが生まれます。
流動的なデザインが魅力の温水洗浄便座。衛生陶器「アクアセラミック」は水垢が付きにくく、汚れも落ちやすい抗菌仕様です。
使いやすさをカタチにがテーマの温水洗浄便座。「フロントスリム」な形状は、お手入れがしやすいジャニス独自の技術です。
低価格でありながら、機能性に優れる簡易水洗トイレ。清掃時は「ウォーターダスター」を用いて効率的に汚れを落とせます。まとめ
2階にトイレを増設する工事はメリットが大きいですが、音や配管の問題あるため増設するスペースは限られます。
また寝室も近いことが多いため、ドアの種類にも気を配るとよいでしょう。
上記のように設置場所やドアの種類など、メリット・デメリットをきちんと理解してを行うことが後悔しないためのポイントです。
工事で失敗しないためには信頼できる業者に依頼するのがベストです。リフォーム業者をお探しであれば、一括で相見積もりが依頼できるをぜひご活用ください。
2階に限らずトイレの増設を検討されている方は、以下の記事も参考にしてください。
