トイレ交換の費用相場は?交換時期や種類について解説!

  • 【更新日】2023-12-08
トイレ交換についての入門書!交換タイミングから種類、費用、おすすめ商品まで解説

「トイレが汚くなってしまった」「便座が冷たいので最新のトイレに買い替えたい」などがきっかけで、トイレ交換を考えられている方も多いのではないでしょうか。

しかしトイレ交換は事前に知識が無ければ、実際に工事をした後になって「別のトイレにするべきだった」と後悔する事態につながりかねません。

本記事では、トイレ交換に失敗しないための知識や費用相場について詳しく解説します。

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トイレ交換のタイミング

トイレ交換

トイレ交換のタイミングは、故障する前に行うのがベストです。漏水した場合は下の階にも水が広がり、結果的に高い修理費用が必要になる恐れもあります

そのため、早めの対処がトイレ交換には必要になります。具体的なトイレ交換のタイミングの目安として、耐用年数があげられます。トイレの耐用年数は基本的に15年と言われています。

陶器の部分は長持ちしますが、タンクやパイプの寿命は10~20年です。また温水洗浄機能についても、寿命は約10年と言われており、故障しやすい部位です。

そのため、10年以上使用している場合は「ひび割れ」や「部品の故障・不具合」が起きていないかなどを確認し、交換を検討しておきましょう。

また「詰まりやすくなった」「水漏れしている」「レバーが効かなくなった」「手洗いの水が流れ続ける」などの事態が発生した場合、放っておくのではなく、業者にしっかりと点検してもらう必要があります。

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トイレ交換の基礎知識

続いてはトイレ交換をする前に知っておきたい基礎知識をご紹介します。

普段よく使用する洋式のトイレの中にもそれぞれ種類があり、洗浄方式に至っては5種類あります。

種類に応じて機能なども大きく変わるため、]交換前にです。

トイレの種類は3種類

トイレの種類は大きく分けて以下の3種類があります。

  • 組み合わせトイレ
  • 一体型トイレ
  • タンクレストイレ

 

それぞれの特徴を表に分けて解説します。

洋式トイレの種類 特徴
組み合わせトイレ 便器、便座、タンクが独立しており、組み合わせられて作られたトイレ。
一体型トイレ 便器と便座、タンクが一体型になっているトイレ
タンクレストイレ 水道から直接水を引くのでタンクが無く、シンプルな形状のトイレ。
組み合わせ式のトイレは6万円からとコストが低く抑えられます。

またシンプルで掃除しやすいタンクレストイレの場合は60万円する場合もあり、コストが高くなりやすい傾向にあります。

トイレ便座の種類は3種類

トイレの便座には以下の表の通り、3種類あり、それぞれの機能に応じて分けられます。

トイレの便座の種類 特徴
普通便座 機能のついていない通常の便座。冬は冷たくなる。
暖房便座 便座を温める機能がついている便座。
温水洗浄便座 温水洗浄機能がついており、便座を温める機能もある。

普通便座は便座が温かくならない、普通の便座のことです。暖房便座は温かく、温水洗浄便座は温水洗浄機能がついている便座のことを指します。

暖房便座・温水洗浄便座は電気代・水道代がかかるため、費用面においても注意しておく必要があります。

トイレの洗浄方式は5種類

トイレの洗浄方式は代表的なもので5種類あります。

洗浄方式の種類 特徴
洗い落とし式 排水口から水を出し、勢いと吸い込みで排水するタイプ。汚れが溜まりやすい。
サイホン式 水を吸い出し水を落とすことで排水。汚物が残る場合がある。
サイホンゼット式 サイホン式をより強力にしたもので、汚物が残りにくい。
サイホンボルテックス式 渦を起こし汚物を流す。洗浄音が小さく綺麗に流せる。2階以上だとうるさい場合も。
トルネード式 トイレのフチから水を流し排出。洗浄音が静かでトイレ自体が汚れにくく、節水になる。

上記の中でもサイホン式がスタンダードです。

その他家での使用やデパート、仮設住宅などそれぞれ利用目的によって洗浄方式は変わってきます。

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トイレ交換の費用相場

以下からは実際にトイレ交換をする際の

  • トイレ全体を交換
  • 和式から洋式に交換
  • 便座のみの交換

 

など、それぞれの場合における、工事費込みの費用を解説していきます。

トイレ全体を交換

出典:お手入れ簡単!スタイリッシュなレストルーム‐ナサホーム

トイレ全体を交換する場合はにかかる費用は、8万円~30万円程度が目安です。内訳は主に、「トイレの本体価格」、「工事費用」、「処分費用」の3つで構成されます。

トイレの本体は6万円~30万円ほどかかります。機能によって価格が異なり、シンプルなもので6万円台~、タンクレストイレや機能性が高いものは15万円以上かかるものもあります。

トイレ交換にかかる工事費用は、2万円~20万円と幅があります。トイレの交換のみであれば比較的安く済ませることが可能ですが、床やクロスの張り替えといった内装にも手を加える場合は費用が高額になります。

古いトイレの処分費用は、約3,000円~8,000円ほどが目安です。

トイレ交換の費用相場に関しては、こちらの記事でより詳しく解説しています。

和式トイレから洋式トイレに交換

出典:和式から洋式トイレへリフォーム‐ナサホーム

和式トイレから洋式トイレに丸ごと交換したい場合、30万円~70万円ほどを目安にしておくと良いでしょう。

商品単体の費用は6万円~30万円ほどとなります。内装全体の工事が必要な場合が多いため、工事費用は約25万円~40万円ほどが相場です。特にコンクリートで段差を設けた和式トイレの場合は、解体費用がかさんでしまいます。また、洋式トイレのほとんどは電気を使うため、今までお使いのトイレにコンセントがない場合は、配管工事も必要となります。
洋式トイレの種類 費用(部品代)
組み合わせトイレ 約6万~22万円
一体型トイレ 約20万~35万円
タンクレストイレ 約20万~60万円

便座のみの交換

出典:温水洗浄便座 ビューティ・トワレ‐Panasonic

便座のみを交換する場合、商品単体の価格としては2,000円~2万円ほどが相場です。しかし種類や機能によって金額は大きく異なります。

例えば普通便座だと中には4,000円以下のものもありますが、自動開閉機能のある便座の場合は10万円を超えるものもあります。

また工事費+処分費は1万5000円ほどが相場です。DIY、自己処理の場合はさらに安くなります。

よって工事費込みの価格は、温水洗浄便座を利用する場合2万円~3万円ほどを目安にしておくと良いでしょう。

洋式トイレの種類 費用(部品代)
普通便座 約2,000円~
暖房便座 約7,000円~
温水洗浄便座 約12,000円~

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トイレ交換はどこに依頼する?

トイレ交換をしたい人は、トイレ交換の費用を抑えたい人が多いでしょう。トイレ交換をする場合、以下の2つの方法があります。

  • 自分でDIYしてトイレ交換をおこなう方法
  • 業者に頼んでトイレ交換をおこなう方法

 

それぞれ具体的に解説します。

DIYでトイレ交換をする方法

多くの場合、便座のみの交換であれば個人で交換することができます。「トイレにコンセントがあるか」「便器のタイプが使用したい便座と合っているか」「トイレサイズの寸法は合っているか」などを確認し、ドライバーやスパナ等の工具を利用することで初心者でも便座交換が可能です

トイレ自体を交換する場合、便座交換より工数が多くなり、バケツや電動ドリル、接着剤、ガスバーナーなどの道具も必要になります。トイレ交換の大まかな流れとしては以下となります。

  1. 便器の取り外し
  2. 古い排水ソケットの交換
  3. 止水栓の取付
  4. 便器の取付
  5. トイレの組み立て

 

これらはあくまでも概要となっており、実際の工事の工程は40以上になります。

後々、故障した際に自分で修理ができるようになるといったメリットもありますが、慣れないまま交換を行うことで、水漏れや故障の原因に繋がりかねないため、以下のように業者へ依頼するのが一般的です。

業者に頼んでトイレ交換をする方法

業者に頼んでトイレ交換を行うのが、一番確実かつ安全な方法です。

トイレ交換に対応している業者は幅広く、代表的な業者としては水道修理業者や工務店、住宅リフォーム店、ホームセンター、家電量販店などが挙げられます。

工務店やリフォーム店は間取りも含めた大きな改修が得意ですが、トイレ交換などの工事は下請けに頼んでいることが多く、費用が割高になることもあります。

一方、水道修理業者は専門知識を持った人が対応にあたるので安心ですが、便座やトイレなどの商品が少ないという特徴があります。

またホームセンターや家電量販店は実店舗でさまざまなトイレを比較検討でき、現地調査後に見積もりが可能です。

それぞれメリットデメリットがあるので、自分の目的や予算に応じてどのような業者に工事を依頼するのが適切か考えることが大切です。

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トイレ交換はプロに任せるのがおすすめ!

トイレは日常的に使うものなので、故障する前に交換しましょう。本記事でご紹介した通り、便座だけでなく、トイレ自体を替える場合は業者に頼むのがおすすめです。

ヌリカエ ではトイレ交換などを含むリフォーム会社を探すことができます。まずはヌリカエで近くの信頼できる業者を探した上で、しっかりと相談することをおすすめします。

 

どのトイレメーカーにするか悩まれている方は、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

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