独立洗面台とは？ メリットやデメリットを詳しく紹介！

独立洗面台とは、洗面所やお風呂から分離して設置された洗面台です。朝の洗面台渋滞が解消される、来客時にも気兼ねなく使えるなど、様々なメリットがあります。

本記事では、独立洗面台のメリットやデメリットを解説します。また、独立洗面台が向いている人も紹介するため、是非参考にしていただければ幸いです。

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独立洗面台とは？

独立洗面台とは、トイレやバスルームから分離して設置された洗面台・洗面スペースのことを指します。

近年はホテルライクな洗面所にしたいというニーズから、脱衣所の外に洗面台を設置するアウトベイシンスタイルにリフォームする方も増えています。

ここでは、独立洗面台の特徴について詳しく解説していきます。

収納スペースが充実している

独立洗面台は鏡の横や、土台部分などに収納スペースが充実しているため、化粧品や日用品のストックがしやすいです。

洗面台は歯ブラシやヘアブラシといった毎日使うもの以外にも、石鹸や洗剤などの消耗品も多くなる場所です。ユニットバスだと置く場所に限りがあるため、独立洗面台の方が綺麗に物が収まると言えます。

電源コンセントが備わっている

出典：LIXIL

独立洗面台には、ドライヤーや電気シェーバーなどの、電気製品を使うためのコンセントが備わっていることが多いです。

浴室内は、漏電の危険性があることからコンセントを設置することができません。独立洗面台であれば湿気の心配もないため、電動歯ブラシやシェーバーの充電なども可能です。

大きな鏡がある

出典：LIXIL

独立洗面台には大きな鏡が備わっているため、身支度がしやすいのも特徴です。

三面鏡のような大きな鏡が付いている洗面台であれば、顔を正面だけでなく、斜めからも確認しやすいです。

ハンドシャワーが使えることも

出典：LIXIL

独立洗面台には、蛇口部分を引き出して使えるハンドシャワーが付いていることもあります。

洗面台にハンドシャワーが付いていれば、ホースを伸ばして水をかけられる範囲が広がるため、洗面台の掃除や朝シャンなどに便利です。

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独立洗面台のメリット

独立洗面台のメリットとして、以下の5つが挙げられます。

身支度の時短になる

独立洗面台があれば、お風呂に行かなくても洗面所で髪を洗えるなど、身支度の時短になります。

ユニットバスと異なり洗面台には電源コンセントが備わっているため、ドライヤーやヘアーアイロンなどを使うこともできます。

私は寝癖がひどく、毎朝ドレッサーで頭を洗うので独立洗面所は必須です。
「Yahoo!知恵袋」より引用

洗濯物の予洗いができる

独立洗面台があれば、衣服の予洗い（手洗い洗濯）がしやすいのもメリットと言えます。

2点・3点ユニットバスに備わっている小さな洗面ボウルでは、水が溜まる量も少なく、つけ置き洗いなどに向いていません。独立した洗面台があれば、余裕を持って洗濯物の手洗いができるでしょう。

洗面台があると手洗い・洗顔・歯磨き・手洗い洗濯がそこでできます。
「Yahoo!不動産」より引用

洗面台渋滞が解消される

独立洗面台があれば、同居中や来客時でも洗面台渋滞が起こりにくいです。

3点ユニットバスの場合、誰かがトイレを使用している間は洗面台を使えないというデメリットがあります。洗面台が独立していれば、来客時にも気兼ねなく使用することが可能です。

私は洗面台は通路の脇に設置し、脱衣所と別にしました。理由としては誰かが入浴中でもコンタクトを外せたり、歯磨きできたり、洗面しやすいように考えて別にしました。住宅にゆとりがあれば別にすることをオススメします。
「Yahoo!不動産」より引用

湿気の心配が少ない

独立洗面台は、お風呂を使った際の湿気の影響が少ないです。高温多湿は化粧品の品質低下につながります。

歯ブラシなどを浴室内に置いておくと、目に見えない雑菌やカビが繁殖する恐れもあります。独立洗面台であれば、湿度や温度の管理もしやすいです。

スキンケア用品の中には湿気に弱い物も多いので風呂場鏡傍らに常備するには限界がある。
「いえらぶコラム」より引用

空室対策になる

賃貸住宅のオーナーにとっては、2点・3点ユニットバスから独立洗面台へリフォームすることで、空室対策になります。

2023年10月に『全国賃貸住宅新聞』が発表した「入居者に人気の設備ランキング 2023 付加価値編」によると、単身者部門において6位に独立洗面台がランクインしています。

3点ユニットバスから独立洗面台へリフォームした後に、物件検索者の幅が広がった、実際に入居者が決まった施工事例もあります。

独立洗面台がある部屋、ない部屋、両方に一人暮らしした経験がありますが、部屋の中ですると、髪の毛が散らばったり、化粧品で手が汚れた時にすぐに洗えないことが不便だったので、値段があがっても、私は独立洗面台を選択します。
「いえらぶコラム」より引用

独立洗面台のデメリット

独立洗面台には、以下のようなデメリットもあります。

掃除の手間が増える

独立洗面台があると、掃除する箇所が増えるため、家事の手間になりがちです。水回りは汚れやすい場所なので、定期的に掃除をしなければならない点に注意しましょう。

また、洗面化粧台を設置するためにスペースを必要とするため、他の部屋が狭くなってしまうことも注意しましょう。

（独立洗面台は）あると便利ですが掃除する場所が増えます。一人暮らしなら、洗面所やお風呂の流しでやれば掃除する場所も減って楽です。
「Yahoo!不動産」より引用

賃貸の場合は家賃が高くなる

賃貸の場合、独立洗面台付きの物件は、2点・3点ユニットバスの物件よりも家賃相場が高めに設定される傾向があります。

民間企業のデータによると、独立洗面台の有無で約8,000～12,000円程度の差があるとも言われています。

（独立洗面所は）あれば便利なんですけどね。別に要らないです。その条件で家賃上がったり、部屋が限られたりもするので、それなら別にいらないかなって感じ。
「Yahoo!不動産」より引用

独立洗面台を選ぶ際の注意点

独立洗面台を選ぶ際には、以下の3つの点に注意しましょう。

仮置きスペースの有無

出典：LIXIL

独立洗面台に化粧品や日用品などを置くための仮置きスペースがあるか確認しましょう。このスペースは日常使いの便利さに直結するため、事前に確認しておくと良いでしょう。

コンセントの数

出典：LIXIL

独立洗面台ではドライヤーやシェーバーなどの電化製品を使用することが多いため、コンセントの数が重要です。複数個所コンセントがあると、より便利に使えます。

収納スペースの広さ

出典：LIXIL

石鹸や洗剤、化粧品などを収納するスペースがどれくらい設けられているか確認しましょう。下部のキャビネットには排水管が通っているため、収納スペースが少ない可能性があります。

独立洗面台が向いている人

メリットやデメリットを踏まえ、以下の人が独立洗面台が向いていると言えます。

一方、掃除が面倒だと思う人や、生活空間を狭くしたくないとお考えの人は、独立洗面台にこだわる必要はないと言えるでしょう。

独立洗面台まとめ

本記事では、独立洗面台のメリットやデメリットについて詳しく解説していきました。

独立洗面台があれば、朝の洗面台渋滞が解消され、来客時にも気兼ねなく使えるといった様々なメリットがあります。

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