洗面所リフォームのおしゃれなアイデア!費用の削減テクニックも紹介

  • 【更新日】2024-04-08
おしゃれな洗面所のつくりかた。

洗面所をリフォームしておしゃれで機能的な空間に変えたいと考える方は多いですよね。日々使う洗面台は、気づかないうちに生活感があふれる場所になりがちです。

そんな洗面所をスタイリッシュで使いやすい空間に変えるためのポイントを詳しくご紹介します。洗面化粧台のリフォーム事例や、コストを抑えつつおしゃれに見せる秘訣も一緒に探っていきましょう。

【関連記事】
>>洗面台リフォームの費用相場

私のリフォーム費用はいくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

おしゃれな洗面所のリフォーム事例

ヌリカエ編集部があつめた洗面所リフォームの実例のなかでも、おしゃれな工夫がつまったもの紹介します。リフォーム計画を立てる際のアイデアにどうぞ。

ペンダントライトの存在感がある豪華な洗面所

画像出典:Panasonic Homes

目線の高さほどまで吊り下がった2つのペンダントが印象的なラグジュアリーな洗面所。大きな長方形鏡、湾曲したカウンター一体型の洗面ボウルにも注目です。

全面タイルと吊り戸の色を合わせた洗面所

画像出典:LIXIL

ランドリーの吊戸と、洗面台の前面のタイルにライムグリーンを使うことで空間に繋がりをもたせた事例。キッチンの扉も同じ色だそうです。

鏡面のダークカラーを主体にした洗面所

画像出典:タカラスタンダード パートナーショップ

光沢のあるホーロー製のブラックをベースに、天井は高く見えるよう水色と白の柄物クロスを使用。洗濯機のガラスと洗面台の黒ツヤのテイストが合っており、まるで宇宙船の窓のようです。

ほぼオールホワイトのモノトーン洗面所

画像出典:タカラスタンダード パートナーショップ

洗面台や収納用品などを明るいホワイトで統一し、日光を利用した明るく温かい空間に。壁紙はごく薄いアイボリー、床はライトグレーで無機質になりすぎないよう配慮しています。

淡いブルーと白でまとめたさわやかな洗面所

画像出典:Panasonic Homes

正面のライトブルーのアクセントウォールと、写真左側の植物モチーフの壁紙が特徴。洗面台はごくシンプルな要素でまとめられていますが、色数を絞ることで、爽やかで上品にまとめています。

私のリフォーム費用はいくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

洗面所の各パーツのデザイン一覧

リフォームで実現したいデザインやスタイルは固まってきたでしょうか。次は適切な商品の選定に進みます。

各パーツのデザインバリエーションや、それぞれの見た目の印象について見ていきましょう。

洗面ボウル

洗面ボウルのデザインが「カウンター一体型」か「置き型(ベッセルタイプ)」かによって、洗面台の大まかな印象が決まります。

カウンター一体型の洗面台。TOTO「エスクア」
カウンター一体型の洗面ボウルの例TOTO「エスクア」

よりすっきりとして見えるのはカウンター一体型タイプ。ノイズの抑えられたシンプルな印象となります。

置き型の洗面ボウルの例。パナソニック「ラシス」
置き型の洗面ボウルの例パナソニック「Lクラス ドレッシング ラシス」

一方、置き型の洗面ボウルは、よりクラフト感があり可愛げのある印象です。

タカラスタンダード「コンパクト手洗い器・洗面器」
ホーロー素材の洗面ボウルタカラスタンダード「コンパクト手洗い器・洗面器」

さらに、陶器製やガラス製などの洗面ボウルを選ぶと、より意匠性に富んだ印象となります。

カウンター

カウンターの材質には以下のようなバリエーションがあります。

  • 人造大理石
  • セラミック
  • 木目調
  • タイル
人造大理石カウンター
人造大理石クリナップ「ティアリス」

もっとも定番なのは「人造大理石」のカウンターです。平滑な質感で清潔感があり、また様々な色を選択できるのも嬉しいポイントです。

セラミックカウンター
セラミックLIXIL「ルミシス」

重厚な雰囲気にしたい場合は「セラミック」のカウンターがおすすめです。落ち着いた上品な印象の洗面所になるでしょう。

木目調カウンター
木目調LIXIL「ルミシス」

木目調」のカウンターは家具のような洗面台にしたい方におすすめです。暖色系の照明やフローリングと合わせれば、落ち着きのある温かい雰囲気の洗面所とすることができます。

タイルカウンター
タイルPanasonic「シーライン」

クラフト感やレトロ感を出したい場合には、「タイル」のカウンターもおすすめです。親しみのある温かい印象の洗面所に仕上げることができます。

照明

照明には以下のようなバリエーションがあります。

  • ライン照明
  • ブラケットライト
  • 裸電球風LED
  • ペンダントライト
  • マリンランプ
パナソニック「ラシス」
ライン照明パナソニック「Lクラス ドレッシング ラシス」

ライン照明」はスタイリッシュで都会的な印象です。正面からの照射のため、顔が影になりにくいというメリットもあります。

壁掛けブラケットライト
ブラケットライトRoomClip

ブラケットライト」も定番です。ブラケットが作り出すやわらかな陰影もおしゃれポイントです。

裸電球風のLEDライト
裸電球風のLEDライトクリナップ「エルヴィータ」

あえてシンプルな「裸電球風LED」を選ぶのも良いでしょう。LEDタイプなら熱くなる危険もありません。

ペンダントライト
ペンダントライトRoomClip

高級感を出したければ「ペンダントライト」もおすすめです。吊り下げによって軽やかな印象も与えます。

マリンランプ
マリンランプRoomClip

個性を出したい場合には「マリンランプ」もおすすめ。インダストリアル感溢れる無骨な見た目が魅力です。

ミラー

ミラーは「フレームのあり/なし」や「丸形か角型か」によって、洗面所の雰囲気が変わります。

フレームの無いミラー
WAILEA オーダー洗面化粧台
フレームなしのミラーはホテルライクな印象に。写真のようなLED一体型のミラーだとより高級感が出ます。
木目調フレームのミラー
TOTO ドレーナ
フレームありのミラーは、フレームの材質によって印象が決まります。写真のような木目調ならナチュラルな印象に。黒やゴールドの単色ならより都会的でシックな印象になるでしょう。
丸型のミラー
sanwacompany エルフォルム
ラウンド型のミラーは柔らかい雰囲気を作ってくれます。ミニマルな洗面台でもラウンド型のミラーを選べば、より親しみのある印象が加わります。
スクエア型のミラー
ZEST DESIGN&HOUSE
スクエア型の横長ミラーには空間を広く見せる効果が。写真のような幅いっぱいのミラーに左右の壁が映ることよって、実際よりも奥行が感じられます。

収納

収納は「オープンタイプ」か「クローズドタイプ」かによって印象が変わります。

オープン収納の洗面台
LIXIL ルミシス

扉のないオープン収納は自由度が高く、コーディネート次第でサロンのようなおしゃれな洗面所にすることができます。物の出し入れがしやすく、置いてあるものを一覧できることも魅力です。

クローズド収納の洗面台
Takara standard エリーナ

扉付きのクローズド収納の場合は、生活感を感じさせないすっきりとした印象の洗面台にできることが魅力です。昨今のシステム洗面台には鏡裏収納も備わっていますので、収納が不足する心配もありません。

私のリフォーム費用はいくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

費用を抑えながらおしゃれな洗面所にリフォームするには?

ここでは、比較的費用の高い造作タイプでおしゃれな洗面所を実現しつつ、コストも適切に抑えるためのアドバイスを提供します。費用を掛けるべき箇所と節約可能な部分を見極めることで、スタイリッシュでありながら経済的な洗面化粧台リフォームを行うことができます。

部分的に既製品を使う

画像出典:LIXIL

造作タイプの洗面化粧台は、カスタマイズの自由度が高い一方で、パーツによっては費用がかなりかかります。そのため、おしゃれな洗面所リフォームを目指しつつコストを抑えるためには、既製品との組み合わせが効果的です。

たとえば、洗面ボウルや水栓金具などの基本的な洗面台部分には既製品を選び、鏡やタイルなどのディテールには高級なものや造作品を使う方法があります。この方法により、洗面台の基本部分のコストを抑えつつ、周囲の鏡やタイルでデザイン性を高めることが可能になります。

オープンタイプの収納を選ぶ

画像出典:LIXIL

通常、洗面所のカウンター下には収納扉が設けられることが多いですが、造作タイプの場合、オーダーメイドの扉製作には高額な費用がかかることがあります。そのため、費用を抑えるためには、カウンター下をオープンな空間とし、扉にかかるコストをゼロにしてしまう方法がおすすめです。

このアプローチにより、カウンター下に自由に収納を配置できるようになり、キャスター付きの収納を利用することで、掃除の際の手間も減ります。ただし、収納が見える状態になるため、洗面所のモノの量を把握しやすくなることもメリットです。

扉のコストを削減することで、その分を洗面ボウルや照明、タイルなど他の部分に投資できるようになり、全体のデザインを引き上げることも可能です。

個性はタイルやクロスで出す

画像出典:Panasonic Homes

もし使用するのがユニットやシステムタイプの洗面台の場合、個性を出すためにはタイルやクロスを活用するリフォームがお勧めです。特に鏡と洗面カウンター間の空間に「タイル」を取り入れることで、限られたスペースながらも大きく印象を変えることが可能です。施工スペースも小さいため、費用も抑えやすくなります。

また、タイルの目地の汚れが気になる方や、さらにコストを削減したい方には「クロス」の使用をお勧めします。クロスには様々な柄があり、さらに撥水、防カビ、消臭などの機能性も備わっています。これらの特性を活かして、費用を抑えつつもおしゃれな洗面所に仕上げることができます。

私のリフォーム費用はいくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

まとめ

今回ご紹介した洗面所リフォームのポイントは、おしゃれなデザインとコスト削減のバランスを考えた計画が鍵です。ものの収納方法、洗面ボウルや鏡の選択、照明やタイルなどのアクセントに注意を払うことで、スタイリッシュで機能的な洗面所に生まれ変わります。

リフォーム計画を立てる際は、これらのポイントを参考にして、理想の洗面所を実現しましょう。

洗面台リフォーム あなたの場合の金額は?
TOPへカエル