洗面所の床張替えの費用は?床材の種類や張替えの注意点も解説!

  • 【更新日】2024-04-22
洗面所の床の張替え費用はいくら?

洗面所の床は経年劣化によって浮いてきたり、カビがはえてきたりと見た目が悪くなっていきます。毎日水を使うところなので劣化も早いです。

洗面所の床が気になり始めた方はぜひ床の張替えを検討しましょう。本記事では洗面所の床材の張替え費用床材の種類張替えの注意点などについて解説しています。

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洗面所の床材張替えの施工費用

一般的な2帖~2.5帖の広さの洗面所であれば、床の張替え費用は約3万円~5万円程度となります。
これらの費用には工事時の養生費、廃材処分費、運搬費などの費用も含まれています。

施工費用は、使用する床材の種類によって以下のように異なります。

床材の種類 1㎡あたりの費用 2.5帖(4.05㎡)の場合
クッションフロア 2,000円~4,500円 約13,000円~23,000円
コルク 6,000円~9,000円 約25,000円~37,000円
フロアタイル 6,000円~12,000円 約25,000円~50,000円
フローリング 8,000円~11,000円 約33,000円~45,000円

クッションフロア

クッションフロアの床

クッションフロアは内部に空気を含んだ塩化ビニール製のシートを使用した床材で、耐水性に優れており、価格も安価なのが特徴です。
洗面所用の床材として、現在もっとも一般的なのがこのクッションフロアでしょう。価格も安いため、傷みが気になってきたらすぐ張り替えられるメリットもあります。

床をクッションフロアに変える費用は、1㎡あたり2,000円~4,500円が相場で、一般的な2.5帖の洗面所の施工費用は合計約13,000円~23,000円が目安となります。

コルク

コルク製の床

コルクアはカシの木の皮を加工して作られた床材で、クッション性に優れており、樹脂製のように表面がヒヤッとしないのが特徴です。
滑りにくい素材でもあるので、防寒性・防滑性が重要なバリアフリーを目的とした床リフォームで用いられる事が多いでしょう。

床をコルクに変える費用は、1㎡あたり6,000円~9,000円が相場で、一般的な2.5帖の洗面所の施工費用は合計約25,000円~37,000円が目安となります。

フロアタイル

フロアタイルの洗面所床

画像出典:サンゲツ

フロアタイルは塩化ビニール製の板を使用した床材で、耐水性・耐久性・高級感ともにバランスがよく、価格もこなれている床材です。
表面のデザインも非常に豊富で、木製フローリングやコルクと見紛うほどの再現度のものもあります。

床をフロアタイルに変える費用は、1㎡あたり6,000円~12,000円が相場で、一般的な2.5帖の洗面所の施工費用は合計約25,000円~50,000円が目安となります。

フローリング

フローリングの床

フローリングは主に木材を使用した床材で、もっともナチュラルな印象で高級感があります。
木の肌触りや香りも楽しめるかわりに、他の床材に比べて比較的水に弱く、傷もつきやすい素材です。

床をフローリングに変える費用は、1㎡あたり8,000円~11,000円が相場で、一般的な2.5帖の洗面所の施工費用は合計約33,000円~45,000円が目安となります。

既存の床材を張替える際に下地工事も行いますが、その下地の劣化状況によって追加で補修工事が必要になる場合があります。補修工事が大掛かりになる場合には追加で5万円ほどはかかるため、10万円前後の費用になる可能性があります。

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洗面所の床材張替えをするときの注意点

ここでは洗面所の床材を張替えるときの注意点について紹介します。

床材は耐水性を最優先する

洗面所の床材を選ぶ際、最も重要なのは耐水性です。洗面所は日常的に水が使われる場所であり、床材が水に弱いと水分による膨張やカビの発生、さらには構造的な損傷を引き起こす可能性があります。よって防水性能が高く、湿気に強い素材を選ぶことが重要です。

例えばビニール系のフローリングやタイルは水に強く、長期間にわたって洗面所の床としての機能を維持するのに適しています。床材を選ぶ際にはその耐水性能を確認し、洗面所の使用状況に合ったものを選ぶことが重要です。

床の重ね張りは避ける

床材を張替える際には、既存の床材の上に新しい材料を重ね張りすることは避けましょう。重ね張りを行うと床の高さが上がりドアの開閉に影響を与えたり段差が生じて転倒のリスクを高めたりする可能性があります。

また、下の古い床材が湿気を帯びている場合、新しい床材にも悪影響を及ぼすことがあります。重ね張りではなく、古い床材を完全に取り除き、新しい床材を直接下地に施工することで、床の安定性と長期的な品質を確保することができます。この作業は専門的な技術を要するため、経験豊富なリフォーム業者に依頼することをおすすめします。

部分的な張替えはつなぎ目に注意する

床材の部分的な張替えを行う場合、新旧の床材のつなぎ目に特に注意が必要です。つなぎ目が不適切に処理されると水が浸入しやすくなり、床材の剥がれや腐食の原因となります。

また、つなぎ目が目立つと見た目にも美しくありません。部分的な張替えを行う際には、新しい床材が既存の床材と完全にフラットになるように施工し、防水性を確保するために適切なシーリング材を使用することが重要です。

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まとめ

本記事では洗面所の床材を張替える費用や注意点などを解説してきました。洗面所の床は日々水に触れるところなので耐水性がもっとも重要です。床材を新しくする際には耐水性の優れたものを選ぶようにしましょう。

また、洗面所の床材の張替え工事は専門的な知識と経験が必要なので自分でDIYしないことをおすすめします。リフォーム一括見積もりサイト「ヌリカエ 」では、優良な会社の中から条件に合った会社を複数ご紹介しています。洗面所リフォームの業者選びで悩んだら、ぜひ「ヌリカエ 」をご活用ください。

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