【最新版】ウレタン塗装の全知識:メリット・デメリットから最適な選び方、他塗料との徹底比較まで

  • 【更新日】2025-09-03
ウレタン塗装の基礎知識

本記事は、主に住宅の外壁塗装をお考えの方に向けて、

  • ウレタン塗装のメリット・デメリット
  • ウレタン塗装と他の塗装方法の比較
  • ウレタン塗装はどんな場合に向いているか

を解説していきます。

結論から言えば、建物のウレタン塗装は「初期費用を抑えたい場合」か「10年以内に退去や解体が決まっている場合」に適しています。

また、塗装箇所としては家の雨どいや破風、水切りなどの塩ビ・木材・鉄製の箇所にウレタン塗装がよく選ばれます。

一方でウレタン塗装は、外壁や屋根用としてはやや耐久性が不足しがちな塗装方法です。

ぜひ、本記事を参考にウレタン塗装が自宅に適しているかを検討してみてください。

この記事でわかること
  • ウレタン塗装とは樹脂の主原料がウレタンである塗料を使って塗装すること。
  • ウレタン塗料には、油性ウレタン塗料水性ウレタン塗料1液型塗料2液型塗料がある。
  • ウレタン塗装は、価格を抑えられる仕上がりに高級感を出せるなどがメリット。

なお、はじめての外壁塗装を検討されている方は、こちらの記事がおすすめです。

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この記事を監修しました

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株式会社Speee

小林 成光
所有資格

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

専門分野

外壁工事

職業

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

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ウレタン塗装とは?

ウレタン塗装とは?について

ウレタン塗装とは、名前の通りウレタン塗料を使って塗装をすることです。

ウレタン塗装に使用されるウレタン塗料とは、塗料の成分のひとつである樹脂の主原料がウレタンである塗料のこと。柔軟性があり、塗装した素材との密着度が高いことが特徴です。また、光沢がほかの塗料よりも強く、塗装面は艶のある仕上がりになります。

そのほか外壁のウレタン塗装にかかる費用は1,700円~2,200円/㎡と、他の塗装方法と比べて低価格なことが魅力と言えるでしょう。ただし、近年ウレタン塗料よりも耐用年数の長い塗料が多く普及していることから、ウレタン塗料が選ばれることは無くなりつつあります。

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ウレタン塗料の種類を比較

ウレタン塗料は「油性」「水性」に分けられ、それぞれ特徴が異なります。

また、1液型、2液型とより細かく分類されるため、それぞれの特徴を把握して、外壁塗装に利用するかを決めるのが大切です。

油性ウレタン塗料と水性ウレタン塗料の違い

油性ウレタン塗料と水性ウレタン塗料の違いは、以下の表の通りです。

塗料の種類 溶媒 メリット デメリット
油性塗料 有機溶剤(シンナー等)
  • 耐久性に勝る
  • 塗装可能な素材が多い
  • 匂いが強い
  • 価格が高い
水性塗料
  • 塗料のニオイが少ない
  • 価格が安い
  • 光沢の持続性に劣る
  • 耐久性が低い

油性ウレタン塗料は、シンナーなどの有機溶剤を溶媒とする塗料であり、高い耐久性と幅広い素材への適用性が特徴です。

しかし、その一方で有機溶剤特有の強い臭気が発生するため、使用時の換気や近隣への配慮が求められます。

一方で、水性ウレタン塗料は水を溶媒とする塗料のことです。有機溶剤を使用しないため、臭いが少なく、人体や環境への影響が小さいという大きなメリットがあります。

価格も比較的安価な傾向にありますが、油性塗料と比較すると、耐久性や光沢の持続性でやや劣る場合があります

どちらを選ぶかは、耐久性や費用、作業環境の制約などを考慮して判断するとよいでしょう。

「水性塗料」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

1液型塗料と2液型の違い

塗料の種類 溶媒 メリット デメリット
1液型塗料 薄め液・シンナー
  • 溶媒と混ぜるだけで使用できる
  • 可使時間が長い
  • 価格が少し安い
  • 利用用途は限定的
  • 耐久性が低い
2液型塗料 主剤と硬化剤を混ぜる
  • 塗装可能な素材が多い
  • 塗膜の耐久性が高い
  • 価格が高い
  • 混ぜる手間が発生
  • その日に使い切る必要がある

1液型塗料は、硬化剤が塗料にすでに配合されているため、缶を開けてすぐに使用でき、価格も比較的安価に設定されています。

溶媒と混ぜるだけで塗装作業に取りかかれる手軽さがあり、可使時間(使用可能な時間)も長く、作業の途中で塗料が固まってしまう心配が少ないのが特徴です。

コンクリートやサイディングボード、モルタルなどの素地に塗装ができます。

一方、2液型塗料は、主剤と硬化剤の2つの液体を適切な割合で混ぜ合わせてから使用します。混合作業が必要なため、知識と経験を持つ職人の正確な技量が必要です。

また、混合後は数時間で硬化が始まるため、使い切りの塗料になります。2液型塗料は1液型よりも塗膜の耐久性が高く、コンクリートやサイディングボード、モルタルだけでなく、金属部や塩ビ樹脂など、より多くの素材への塗装が可能です。

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ウレタン塗装のメリット

ウレタン塗装のメリットについて

外壁塗装にウレタン塗装を選ぶメリットは以下の通りです。

ウレタン塗装のメリット

  1. 塗料の価格が安い
  2. 塗膜に光沢・高級感がある
  3. ひび割れしにくい
  4. DIYでも扱いやすい
  5. 塗装可能な素材が多い
  6. 塗料の種類が豊富

それぞれについて説明します。

メリット① 費用が安い

ウレタン塗装の最大のメリットは、費用が抑えられることです。実際、ヌリカエ編集部が85人を対象に行ったアンケートによると、ウレタン塗装を選んだ理由として最も多かったのは、「費用が安かったから」で全体の43.5%を占めました。

外壁のウレタン塗装にかかる費用は1,700~2,200円/㎡目安。これはひとつ上のグレードのシリコン塗料を使った塗装よりも1~2割ほど安い価格となっています。

塗膜の耐久性が10年前後でいいならば、外壁はウレタン塗装を施すのが最適です。

メリット② 光沢・高級感がある仕上がりになる

ウレタン塗装した外壁には美しいツヤが生まれ、高級感のある仕上がりになります。光沢のある仕上がりが好きではない場合は、つや消し剤を混合してマットな仕上げにすることも可能です。

ひと口memo

ウレタン塗装の光沢があって高級感がある仕上がりは、家具やフローリングの仕上げとしても好まれるので、高級家具やフローリングなどにも数多く使用されています。

メリット③ ひび割れしにくい

ウレタン塗装をした後の外壁の表面は柔らかくて弾性があるので、乾燥した後もひび割れしにくい外壁になります。

一方、シリコンやフッ素だと耐久性は高いものの、表面は固い仕上がりになるため、それほどひび割れに強くありません。

メリット④DIYでも扱いやすい

ウレタン塗装に使用するウレタン塗料は柔らかく伸びが良いため、素人でも扱いやすいのもメリットです。DIYで塗装を行う場合は、ウレタン塗装を候補に検討しましょう。

反対に、業者がよく採用するシリコン塗装は難易度が高いため、DIYにはあまりおすすめできません。

メリット⑤ 塗装可能な素材が多い

ウレタン塗料は下地との密着性が高いため、比較的幅広い素材に塗装可能です。とくに、鉄部・木部・塩ビ部などにはウレタン塗装がよく採用されます。

メリット⑥ 塗料の種類が豊富

ウレタン塗装は一昔前までは主流だった工法なので、実績が多く優秀な塗料が各メーカーから発売されています。

国内の塗料メーカーには、「日本ペイント」「エスケー化研」「関西ペイント」などの大手メーカーのほか、「ロックペイント」「菊水化学工業」などの中小優良メーカーがあります。

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ウレタン塗装のデメリット

ウレタン塗装のデメリットについて

ウレタン塗装のデメリットととしては以下のような点が挙げられます。

ウレタン塗装のデメリット

  1. コストパフォーマンスで劣る
  2. 変色に弱い
  3. 防汚性で劣る
  4. 塗装作業中の水気に弱い

それぞれについて説明します。

デメリット① コストパフォーマンスで劣る

外壁をウレタン塗装した場合の耐用年数8~12年で、現在主流であるシリコン塗装の耐用年数10~15年や、フッ素塗料の15~20年と比較すると見劣りしてしまいます。

デメリット②変色に弱い

ウレタン塗装した面は、シリコン、フッ素などに比べて紫外線の影響による変退色がやや起こりやすいのがデメリットです。
また、ウレタン塗料は黄色く変色しやすいともいわれています。

デメリット③防汚性で劣る

ウレタン塗料の塗膜は、シリコン塗料に比べて汚れがつきやすいという欠点があります。
特にツヤ消しタイプは汚れが目立ちやすいので注意が必要です。

近年では「低汚染性」という機能のついたウレタン塗料があるので、ウレタン塗装をする場合にはこちらを選ぶとよいでしょう。

デメリット④塗装作業中の水気に弱い

ウレタン塗装で使用される硬化剤は水と反応しやすいため、雨上がりや湿度が高い時期に塗装すると、性能が落ちやすい塗膜になってしまうおそれがあります。

「防水塗装」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「防水塗装の種類と選び方まとめ|オススメ製品も紹介」

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ウレタン塗装が適しているケース

ウレタン塗装が適しているケースについて

ウレタン塗装よりもコストパフォーマンスに優れているシリコン塗装が登場したことで、ウレタン塗装は必ずしも第一選択肢ではなくなってきています。

しかし、外壁塗装にウレタン塗装が適しているケースも存在します。以下に該当する場合は、ウレタン塗装をぜひ検討してみてください。

ウレタン塗装が適しているケース
  • とにかく初期費用を抑えたい
  • 10年以内に退去を予定している
  • 雨樋や破風など付帯部分に塗装する

とにかく初期費用を抑えたい

家の外壁塗装は高額になりがちですが、初期費用をできるだけ抑えたい方にはウレタン塗装が適しています。ウレタン塗装の施工費用は、広く利用されているシリコン塗料よりも安価だからです。

耐用年数が5~10年と他の塗料に比べて短いため、塗り替えのサイクルが早まり長期的なコストは嵩みますが、「今の時点で外壁塗装にお金をかけらない…」という場合はウレタン塗装が適しているでしょう。

10年以内に退去を予定している

将来的に引っ越しや自宅の売却を考えており、10年以内に退去を予定している方にもウレタン塗装は適しています。

ウレタン塗装の耐用年数が退去までの期間をカバーするのに、十分な耐久性を持つためです。

将来の見通しが立っている場合、高耐久の塗料を選択するとオーバースペックになる可能性もあるため、予定に合わせて、最適な塗料を選ぶことが重要です。
  • また、住宅売却を検討している場合は外壁がきれいな状態だと資産価値を高めることにもつながります。

雨樋や破風など付帯部分に塗装する

ウレタン塗料は、柔軟性が高く弾力があるため雨樋や破風板、軒天といった「付帯部分」にも塗装しやすいという特徴があります。

外壁には耐久性の高い塗料を使い、付帯部分にウレタン塗料を選ぶという使い分けをする人も少なくありません

予算や耐久性の兼ね合いから利用が可能かどうか、業者と相談してみるのもよいでしょう。

こんな場合にはウレタン以外で塗装しよう

反対に、以下のような場合はなるべくウレタン塗装以外を用いるほうが長い目でみて得になります。

  • これからも長く住む家の塗装の場合
  • その他、とくに塗料のこだわりがない場合

ウレタン塗装は向こう10年以上の未来を考えると、コストパフォーマンスで他の塗装方法に劣ります。

現在もっともコストパフォーマンスに優れるのは、シリコン塗装もしくはラジカル(制御形)塗装です。
エスケー「プレミアムシリコン」
シリコン塗料で塗装した外壁は単価2,300円/㎡で12~15年、ラジカル塗料では単価2,400円/㎡で14~16年の耐用年数が、それぞれ期待できます。
どちらも、工事費用はウレタン塗装より1割強高くなりますが、次に塗装するまでの間隔が空くため結局はお得になるのです。

ウレタン塗装に強いこだわりがない場合は、この2種類の塗料のどちらかを用いるのがオススメです。

「シリコン塗料」「ラジカル塗料」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「シリコン塗料って本当にいいの?おすすめ製品やメリット・デメリット、注意点を解説」
>>「ラジカル塗料ってなにがすごいの?メリット・デメリットを徹底解説!」

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【徹底比較】ウレタン塗装と他の塗装の比較

【徹底比較】ウレタン塗装と他の塗装の比較について

外壁や屋根の塗装を検討する際、ウレタン塗装が良いのか、それとも他の塗料を選ぶべきか迷う方は多くいらっしゃいます。

塗料にはそれぞれ異なる特性や費用があり、自身の住まいや予算、求める耐久性に合わせて最適な選択をするのが重要です。

ここでは、ウレタン塗装と、現在主流となっているシリコン塗料やフッ素塗料、さらにはアクリル塗料や無機塗料といった主要な塗料の種類を比較し、それぞれの違いを分かりやすく解説します。

ウレタン塗料と他塗料の比較

塗料選びで後悔しないためには、各塗料の「特徴」「施工価格」「耐用年数」を比較することが肝要です。これらの要素は、塗装後の住まいの状態や将来的なメンテナンス費用に大きく影響します。

まずは、ウレタン塗料を含めた主要な塗料の種類について、それぞれの特徴と価格、耐用年数をまとめた比較表をご覧ください。

【主要塗料の種類別比較表】
塗料の種類 特徴 施工費用/㎡ 耐用年数
アクリル塗料 最も安価だが耐久性は低い 1,000~1,800円 3~8年
ウレタン塗料 弾性がありひび割れに強い。光沢感のある仕上がり 1,500~2,500円 5~10年
シリコン塗料 耐久性と価格のバランスが良い。現在主流の塗料 1,800~3,500円 8~15年
フッ素塗料 非常に耐久性が高く、長期間効果を維持 3,000~5,000円 20~25年
無機塗料 無機物が主成分で、耐候性・耐久性が非常に高い 5,000~5,500円 約25年~

このうちもっとも安価な塗料はアクリル塗料です。しかし、耐用年数が短いため頻繁な塗り替えが必要となります。そのため、外壁塗装をはじめとした外装リフォームでアクリル塗料が使われることはほとんどありません

アクリル塗料に次いで安価なものがウレタン塗料です。かつて外壁塗装の主流でしたが、現在ではよりコストパフォーマンスに優れたシリコン塗料が主流になっています。

シリコン塗料よりもグレードの高い塗料が、フッ素塗料や無機塗料です。他の塗料と比べると数千円以上高価ですが、どちらも耐用年数は20年以上になります。そのため、長期的な塗り替えのコストパフォーマンスを考えると、安くなる可能性があるでしょう。

このように、塗料選びは初期費用、求める耐用年数、そして長期的なメンテナンス計画のバランスを考えて行うことが大切です。

長期的なメンテナンスコストの違い

初期の施工費用だけでなく、長期的な視点でメンテナンスにかかる総コストを把握することは、賢い塗料選びに不可欠です。

耐久性の低い塗料は初期費用が安くても、結果的に塗り替え回数が増え、総費用が高くなる場合があります

例えば、30年間同じ住宅に住む場合で比較してみましょう。

【塗料の種類別 長期コスト比較(30年間想定)】
塗料の種類 施工費用(1㎡あたり) 耐用年数 30年間の塗り替え回数(目安) 30坪の住宅における総費用目安
アクリル塗料 1,000~1,800円 3~8年 3~10回 45万円~150万円
ウレタン塗料 1,500~2,500円 5~10年 3~6回 45万円~90万円
シリコン塗料 1,800~3,500円 8~15年 2~3回 36万円~45万円
フッ素塗料 3,000~5,000円 12~20年 1~2回 45万円~60万円
無機塗料 5,000~5,500円 15年~ 1回 60万円~83万円

ウレタン塗料は、耐用年数が5〜10年程度と短いため、30年間で3〜6回の塗り替えが必要となる可能性が高いです。30坪の住宅の場合、合計で45万円以上の費用がかかる可能性もあります。

一方、シリコン塗料は耐用年数が8〜15年と比較的長く、30年間での塗り替え頻度は2〜3回程度で済むかもしれません。この場合、合計で36万円以上となり、ウレタン塗料よりも総コストを抑えられる可能性があります

フッ素塗料や無機塗料は、初期費用は最も高価ですが、耐用年数が20年以上と非常に長いため、塗り替えは30年間で1回程度で済むでしょう。長期的に見れば、最もコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。

今後も同じ建物に住む予定があれば、ウレタン塗装よりも耐用年数の長いシリコン塗料かフッ素塗料、無機塗料での塗装がおすすめです。
 

「外壁塗装の耐用年数」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装の耐用年数は?国税庁が示す法定年数と減価償却期間から目的別の塗料の選び方までを比較解説」

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ウレタン塗料の製品と種類

代表的なウレタン塗料の製品の製品

ウレタン塗料というのはあくまで商品の種類のことを指すので、実際には使用用途ごとに異なった商品名のウレタン塗料があります。

よくウレタン塗装が施される車・住宅の外装・ギター・バイク・家具の5つにおいて、代表的な塗料を確認してみましょう。

用途別の代表的なウレタン塗料の製品
用途 メーカー・製品名
外壁塗装 ・エスケー化研:クリーンマイルドウレタン
・日本ペイント:ファインウレタンU100
・関西ペイント:セラMレタン
屋根塗装 ・エスケー化研:ヤネフレッシュU
・日本ペイント:ファインUVベスト
・関西ペイント:スーパーウレタンルーフペイント
車のボディ塗装 ・イサムエアゾール:エアウレタン
・関西ペイント:レタンPG80
・サンデーペイント:2液ウレタンスプレー
ギターの塗装 ・サンデーペイント:2液ウレタンスプレー
バイクのボディ塗装 ・サンデーペイント:2液ウレタンスプレー
・イサムエアゾール:エアウレタン
家具の塗装 ・ユニオンペイント:EGジャストワン
・和信化学工業:エコフィーバーラック

ウレタン塗料の種類には「油性(溶剤系)と水性」があり、さらに「1液型と2液型」に分かれます。

「ファインウレタンU100」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「ファインウレタンU100とはどんな塗料?特徴・色・使用シーン・価格の4つを解説」

「2液型ウレタン塗料」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「2液ウレタンのメリット・デメリットは?1液型と結局どちらがいい?」

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まとめ

まとめについて

今回はウレタン塗装についてご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ウレタン塗装はシリコン塗装に対して耐久性で劣るため、現在では外壁塗装にはあまり用いられていません。

しかし、車や家具、食器などの塗装においてはまだまだ現役と言えるでしょう。

価格は他の塗料と比較すると安い傾向にあるため、耐久性を重視しないのであれば、利用する価値はあります。

「ウレタン塗料は良くない」といった先入観は捨てて、目的や用途に応じた塗料選びをするのが大切です。

最後に、記事の内容を振り返ってみましょう。

ウレタン塗装のメリットは?

ウレタン塗装には「光沢が強く高級感がある」「ひび割れしにくい」「塗膜が柔らかい」などのメリットがあります。詳しく知りたい方はウレタン塗装のメリットをご覧ください。

ウレタン塗装のデメリットは?

ウレタン塗装には「シリコン・フッ素塗装より耐久性が劣る」「変色しやすい」「汚れがつきやすい」などのデメリットがあります。詳しくはウレタン塗装のデメリットをご覧ください。

ウレタン塗装用の塗料は何がおすすめ?

エスケー化研「クリーンマイルドウレタン」、日本ペイント「ファインウレタンU100」などが定番です。詳しくは代表的なウレタン塗料の製品をご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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