外壁張り替えにはいくらかかる?費用相場やメリット・デメリットを解説します。

  • 【更新日】2024-10-29
外壁張り替えの基礎知識

外壁張り替えとは、既存の外壁材を解体して新しい外壁材を施工するリフォーム方法です。住宅の外壁リフォームの方法には、他に「重ね張り」や「塗装」がありますが、その中で「張り替え」はどのような人に適しているのでしょうか。メリット・デメリットや費用相場について解説します。

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小林成光(コバヤシマサミツ)さんのプロフィール写真 監修者:外装劣化診断士 小林 成光

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。 ▼略歴・プロフィール
「監修者|小林 成光(株式会社Speee)」

外壁の張り替え費用は?

一般的な35坪・2階建ての住宅を想定した場合、窯業系(ようぎょうけい)サイディングの外壁へ張り替えるのにかかる費用は180万円~280万円が相場です。ただし、費用は使用する外壁材の種類によって変わります。

たとえば、上記で想定した「窯業系サイディング」という外壁材の場合は材料+工事費で4,000円/㎡~と比較的安価です。一方、「木質系サイディング」という外壁材を選ぶと5,000円/㎡~とやや費用が高くなります。

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屋根の張り替えの費用相場はいくら? 新しい屋根材はどう選べばいい?

張り替え工事の流れと期間

工事の流れ・期間

外壁の張り替え工事は、計画から施工完了まで複数のステップがあります。また、工事の期間は物件の規模や外壁材によって異なりますが、一般的な目安として2週間から1ヶ月程度です。

工事の流れ

  1. 現地調査・見積もり(数日~1週間程度)
  2. 材料の選定・契約(1~2日程度)
  3.  着工準備・足場の設置(1~2日程度)
  4. 工事(14~21日程度)
  5. 足場の撤去・最終確認(1~2日程度)

一般的な戸建て住宅での外壁張り替え工事の期間は、通常 2週間から1ヶ月 程度です。天候や作業範囲が大きい場合、期間が延長することもあります。

外壁の張り替え工事における注意点

外壁の張り替え工事の間は、家の中にいることができます。しかし、注意点もいくつかあります。

外壁の張り替え工事における注意点

〇生活騒音や振動への影響
外壁の張り替え工事では、足場の設置や外壁材の撤去、取り付け作業で騒音や振動が発生します。。平日の昼間に作業が行われることが多いため、在宅勤務や赤ちゃんがいる場合など、静かな環境が必要な人は、工事期間中に外出する時間を調整したり、工事業者に騒音が発生するタイミングを事前に確認するなどの対策を検討しましょう。

〇洗濯物や窓の開閉の制限
外壁工事では、足場の設置に加え、外壁材の撤去時にほこりや粉塵が発生するため、洗濯物を外に干すことが難しくなります。。また、メッシュシートで建物全体が覆われるため、窓の開閉が制限される場合もあります。

普段通りの生活はできなくなるので、注意しましょう。

外壁張り替えのメリット・デメリット

外壁張り替えにはどのようなメリット・デメリットがあるのかご説明します。

外壁張り替えのメリット

外壁張り替えのメリットは大きく分けて3つあります。

異常や劣化の根本解決になる

張り替えでは、年月が経って傷んだ外壁材はすべて剥がすので外壁材の劣化は持ち越されません
また、剥がす際に内部の劣化を発見・補修することもできます。

そのため、見えない部分にトラブルを抱えている可能性が高い、築年数の古い家や、雨漏りを起こしたことのある家ほど張り替えがおすすめです。

新商品を試せる

外壁材は技術の進歩が著しい分野です。
10~20年前に比べて、軽量化による耐震性の増加、省エネ性能等のアップ、デザインバリエーションの増加などは目を見張るものがあります。

外壁の厚みが増えない

もうひとつの手段である外壁の重ね張り(カバー工法)では、どうしても新しい下地や外壁材のぶん(3~5cm以上)外壁の厚みが増します。
その点、張り替えでは工法の都合で厚みが増すことがありません(分厚い外壁材を選んだ場合は別)。

厚みが増えるとどうなる?

外壁の厚みが増すと、窓サッシなどの開口部が工事前より埋まったり、家の存在感・圧迫感が増すことがあります。

外壁張り替えのデメリット

外壁張り替えのデメリットも大きく分けて3つです。

費用が高額

外壁張り替えは、他の工法にはない「解体」や「廃材処分」の手間があり、そのぶん費用も増します
同じ全体工事の重ね張り(カバー工法)に比べて、約10~20万円ほど高くなるでしょう。

工事日数が長い

解体の工程があるため、工事日数が2~4日ほど長くなります

アスベスト含有の場合は処理費用が発生

外壁材に規制物質のアスベスト(石綿)が使われていた場合、張り替え工事に特殊な撤去工程が加わります。
このため費用がさらに20~50万円以上あがる可能性があります。

2004年11月以降に建築確認・着工された家であれば、アスベスト含有の心配はありません

アスベスト含有住宅の見分け方3つを徹底解説!リスクや除去方法まで知っておこう

外壁張り替えのビフォーアフター施工事例

外壁の張り替え工事は、外観や住宅のイメージを大胆に変更できるメリットがあります。

ここからは、工事前後のビフォーアフター形式で、住宅スタイルごとに、おしゃれな外壁張り替えの事例を11コ紹介します。

クールスタイルの張り替え事例

クールなイメージの張り替え事例

画像出典:ケイミュー

黒の金属系サイディングで張り替えた事例です。

金属特有のメタルな質感と黒の組み合わせによってクールな外観に仕上がりました。

現代的でクールなデザインをお好みの方は、黒や深い青色の金属サイディングを使った張り替え工事がぴったりです。

シンプルスタイルの張り替え事例

シンプルなイメージの張り替え事例

画像出典:旭トステム

マットな質感のあるホワイトの外壁材で張り替えをした事例です。

黒の屋根と緑のガーデニング、そしてホワイトの外壁がうまく調和し、シンプルで落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

シンプルなスタイルをお好みの方は、ツヤや光沢感がなく、素材感が生かされた外壁材の使用を検討するとよいでしょう。

和風スタイルの張り替え事例

和風なイメージの張り替え事例

画像出典:ケイミュー

平家の昔ながらの住宅に、石積み柄のサイディングで張り替えをした事例です。

和風な瓦屋根の住宅と石積み柄の外壁材がマッチし、洗練された仕上がりとなりました。

昔ながらの和風な住宅にお住いの方は、和のデザインを生かした張り替え工事を検討してみてください。

北欧スタイルの張り替え事例

北欧なイメージの張り替え事例

画像出典:ケイミュー

レンガ調の外壁材で張り替えをし、北欧スタイルに仕上げた事例です。

北欧スタイルは、三角屋根に、レンガ調の外壁材、周囲の景観に溶け込むぬくもりある配色が特徴です。

屋根や軒など家の形状まで工事することは難しいですが、本事例のようにヨーロピアンなレンガ調の外壁材を使えば、北欧スタイルに近づけることができます。

南欧スタイルの張り替え事例

南欧なイメージの張り替え事例

画像出典:ロビンスジャパン

ヨーロピアンの中でも南欧系のスタイルに仕上げた事例です。

南欧スタイルは、フラットな軒に、明るめの指し色・ホワイトの外壁材で外観が統一されます。

南欧スタイルといえば漆喰仕上げが定番ですが、漆喰風の真っ白な外壁材で張り替えをすれば、本事例のような南欧スタイルに近づけることができます。

アメリカンスタイルの張り替え事例

アメリカンなイメージの張り替え事例

画像出典:旭トステム

こちらは北欧・南欧とはまた違った、アメリカンスタイルの張り替え事例です。

アメリカンスタイルのポイントは、ラップサイディングと呼ばれる外壁材や横張りデザインの外壁材を使用することです。

ごくごく一般的な住宅が、アメリカンスタイルな住宅へ生まれ変わりました。

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ブリックスタイルの張り替え事例

ブリックなイメージの張り替え事例

画像出典:旭トステム

こちらはレンガ調の外壁材で張り替えをした事例です。

ブリックスタイルは、レンガ調の外壁材を使用することがポイントです。深い色を使用すれば、どっしりと落ち着いた印象を表現できます。

個性にやや欠ける住宅が、重厚感ある雰囲気に大胆に変わりました。

ウッドスタイルの張り替え事例

ウッド、木目調のイメージの張り替え事例

画像出典:旭トステム

こちらは、木目調の外壁材で張り替えをした事例です。

本物の木材は、腐食や変色を起こしやすいためメンテナンスが大変ですが、木目調の外壁材を使えば、面倒な維持管理の手間を省くことが可能です。

本事例のように明度の高い色で張り替えをすると、明るさ・軽さのある、おしゃれなウッドスタイルを作ることができます。

ツートンスタイルの張り替え事例

ツートンカラーの張り替え事例

画像出典:旭トステム

こちらは二階部分をブラック、一階部分をホワイトのツートンスタイルで張り替え事例です。

本事例のように、異なる色を組み合わせて外壁を張り替えすることも実はできます。

暖色一片倒しの住宅が、モノトーンでまとまったおしゃれな外観に生まれ変わりました。

カラフルスタイルの張り替え事例

カラフルなイメージの張り替え事例

画像出典:アイジー工業

こちらは個性あふれるカラフルスタイルの張り替え事例です。

周囲の色と調和しやすかったり、清潔感もあることから、ベージュ、ホワイト、グレー、などの色が外壁ではよく使用されます。本事例のように、はっきり目立つブルーで張り替えをすれば、印象に残りやすいユニークな印象を与えることができます。

やや飾り気に欠ける住宅が、さわやか×ユニークが両立する住宅に生まれ変わりました。

キュートスタイルの張り替え事例

キュートなイメージの張り替え事例

画像出典:旭トステム

薄いピンクベージュと、オレンジのレンガ調の外壁材を使って張り替えをした事例です。

奇抜さをなくすため、明度・清潔感のバランスを調整することがキュートスタイルのポイントです。

さりげない可愛らしさが漂うピンクベージュ外壁と、玄関口のはっきりした明るいオレンジがマッチし、絶妙にキュートな住宅に生まれ変わりました。

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張り替え以外の外壁リフォームの方法

外壁リフォームの方法には、張り替え以外に「重ね張り(カバー工法)」や「塗装」があります。それぞれ張り替えとは異なるメリット・デメリットがありますので、自身に合った方法を検討するようにしてください。

重ね張り(カバー工法)

外壁重ね張り工法のイメージ

重ね張り(カバー工法)は、現在の外壁の上から新しい外壁を重ねて取り付ける方法です。重ね張りの特徴としては以下のような点が挙げられます。

メリット
・解体が不要なため工事費用が抑えられる
・工事期間が短縮される
・外壁が二重になるため断熱性が向上する
デメリット
・建物の重量が増加するため、構造に負担がかかることがある
・既存の外壁の劣化が内部に残る可能性がある
・デザインの選択肢が限られることがある

重ね張りは、外壁のメンテナスに加えて住宅の断熱性や防音性を向上させたい方におすすめの方法です。

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塗装

外壁塗装のイメージ

現在の外壁材はそのまま、表面を新しい塗料で塗り直す方法です。塗装の特徴としては以下のような点が挙げられます。

メリット
・張り替えや重ね張りより費用を抑えられる
・工事期間が短い
・色や質感を手軽に変更できる
デメリット
・外壁材そのものの劣化は解決できない
・塗料の寿命があり、10~20年ごとに再塗装が必要になる
・見た目は改善されるが、根本的な構造問題には対応できない

塗装は、外壁の劣化が軽微で主に見た目を改善したい方や、コストを抑えたい方におすすめの方法です。

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外壁張り替えのタイミング・サイン

そもそも、あなたの家の外壁は修理やリフォームをするべきタイミングなのでしょうか?
工事が要らなければお金がかからずに済みますが、異常があるのに放っておくことはできません。

工事をすべき時期の判断は「築年数」か「症状」のどちらかで行います

築年数からみる張り替え時期

住宅に使われている主要な外壁材の寿命は、早いもので約20年、遅いもので40年が目安です。
平均的には「築30年目をこえたら張り替え時期が来てもおかしくない」と捉えておきましょう。

外壁材の種類と、耐用年数(寿命)の一覧は以下のとおりです。

外壁材 耐用年数(寿命)
モルタル 約30年
窯業系サイディング 20~40年
金属系サイディング 30~40年
木質系サイディング 20~30年
樹脂系サイディング 20~40年
タイル 40年以上
ALC 40年以上

※立地条件や製品のグレードによっては、耐用年数が上記の目安から変わる場合があります。

張り替え時期を過ぎた外壁をそのままにしておくと、家の躯体(骨組み)の劣化や腐食がはじまり、張り替えよりも高額な工事が必要になる場合があります。
住宅は、適切な間隔でリフォームやメンテナンスをしながら住み続けるほうが、結局は出費を抑えられるのです。

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劣化症状からみる張り替え時期

築年数に関わらず、外壁に大きなヒビ割れ、剥がれ、反りが起きたら張り替えの時期が来ています。張り替えが必要な劣化症状は下記の通りです。

外壁のひび割れの画像

外壁の剥がれの画像 外壁の反りの画像

上記のような劣化症状が発生している場合は、外壁の下地にまで傷みが発生している可能性が高く、張り替え工事が必要です。

ここまでの解説をもとに外壁の張り替えを行うべきタイミングを下記にまとめましたので、参考にしてください。

外壁張り替えのタイミング

  • 早くて築20年目、遅くとも築40年目
  • 外壁のヒビ割れ、剥がれ、反りが認められる場合

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外壁材の選び方・おすすめの外壁材

外壁を張り替える際にどんなデザイン・機能の外壁にするのがよいでしょうか。ここでは、代表的な外壁材について紹介します。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメントや繊維を主成分としたパネル状の外壁材で、最も一般的に使われています。耐火性や耐久性が高く、火災に強い点が特徴です。

また、デザインやカラーバリエーションが豊富で、レンガ調や石目調などさまざまな仕上がりを選べるため、外観の自由度が高いです。

しかし、重量があるため、地震の際の負荷がかかりやすく、定期的なメンテナンスが必要です。特に、目地のコーキングが劣化しやすいため、10~15年ごとにコーキングの打ち替えや再塗装を行う必要があります。

価格も比較的手ごろで、多くの住宅に採用されている外壁材です。

金属系サイディング

金属系サイディングは、アルミやガルバリウム鋼板などの金属素材を使用した外壁材です。最大の特徴は、軽量かつ耐久性に優れており、特に錆びにくく、耐候性が高いため、外壁のメンテナンス回数が少ない点です。

また、断熱材が一体化したものも多く、断熱性や遮音性が優れています。デザインも豊富で、モダンなスタイルやスタイリッシュな外観を演出できます。

ただし、金属ゆえに強風や雨の音が反響しやすく、防音対策を考慮する必要があることや、施工不良があると錆びが発生するリスクがある点に注意が必要です。

価格は窯業系よりやや高めですが、メンテナンス性の良さが魅力です。

ALC(軽量気泡コンクリート)

ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)は、軽量気泡コンクリートの一種で、強度と断熱性、耐火性に優れた外壁材です。

気泡が多く含まれているため軽量ながらも非常に頑丈で、火災や地震に強いのが特徴です。

また、断熱性能が高いため、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい住環境を実現できます。

ただし、ALCは吸水性が高いため、定期的な防水工事や塗装のメンテナンスが必要です。コストはやや高めで、施工に技術が求められるため、信頼できる業者に依頼することが重要です。

高性能で安心感のある選択肢ですが、メンテナンス費用を見込む必要があります。

タイル外壁

タイルは、焼成した陶器や石材を用いた外壁材で、非常に耐久性が高く、メンテナンスフリーと言われることが多い点が特徴です。

耐火性や耐候性、耐久性に優れ、塗り替えや再施工の必要が少ないため、長期的にはコストパフォーマンスが良いとされています。

また、タイル独特の質感や風合いは高級感を演出でき、デザインの幅も広いです。

ただし、施工費用が高く、重量もあるため、住宅の構造や基礎がしっかりしている必要があります。また、目地部分に汚れが溜まりやすいため、定期的な掃除が必要です。

初期投資は高いですが、長く美しさを保つ外壁材として人気があります。

 

記事のおさらい

外壁の張り替え費用はいくら?

一般的な35坪・2階建の家の場合、外壁張り替えの費用相場は約180万円~280万円程です。詳しく知りたい方は外壁張り替えの費用をご覧ください。

外壁張り替えを行うべきタイミングは?

早くて築20年目、遅くとも築40年目か、外壁のヒビ割れ、剥がれ、反りが認められる場合です。詳しくは外壁張り替えのタイミング・サインをご覧ください。

外壁張り替えのメリットとデメリットは?

メリットは、「以上や劣化の根本解決になる」「新商品を試せる」「外壁の厚みが増えない」で、デメリットは「費用が高額」「工事日数が長い」「アスベスト含有の場合は処理費用が発生」です。詳しくは外壁張り替えのメリット・デメリットをご覧下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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▼書籍
  • 菊池克弘『住宅リフォーム重要事項32選』都市環境建設 2015
  • 建築工事研究会『積算資料ポケット版 リフォーム編 2022年度版』一般社団法人経済調査会 2021
  • みんなの建材倶楽部『使える!!内外装活用シート 2016-2017』エクスナレッジ 2016
  • 田村誠邦・甲田珠子『プロのための住宅・不動産の新常識』エクスナレッジ 2019
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