外壁塗装の優良業者が持つ5つの特徴とは?優良か判別する方法を解説

  • 【更新日】2023-04-03
外壁塗装の優良業者が持つ5つの特徴とは?優良か判別する方法を解説

「外壁塗装の優良業者はどうやって見つけたら良いのだろうか…」
「実際に素人が優良業者と悪徳業者を見分けることなんてできるの?」

外壁塗装を悪徳業者に依頼してしまうと、相場よりはるかに高い費用を請求された上で、数年でボロの出る杜撰な工事をされるという二重苦に苛まれます。そのため外壁塗装を依頼する際は、優良業者を見つけ出すことが何よりも重要となるのです。

しかし知識のない素人がゼロから優良業者を見つけ出そうとしても、そこには困難が伴います。なぜならば悪徳業者であっても、一見すると丁寧な優良業者に見える場合があるためです。

そこで今回の記事では、

・業者探しの方法
・外壁塗装の優良業者の特徴
・優良業者を探す参考となる資格
・相見積もりの重要性

を解説します。この記事を読むことで、外壁塗装を依頼する際に優良業者を見つけ出すための最低限の知識を得ることができます。これらの知識は裏返して使うことで、悪徳業者を見抜くことにも繋がります。

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業者を探す3つの方法

はじめに、外壁塗装を依頼したいと考えた場合に利用することになる業者探しの方法を確認していきましょう。具体的には、以下の4つの方法が選択肢となるはずです。

以下では、それぞれの方法の特徴を解説します。これを知ることで、各方法に潜むデメリットを補う手段を知ることができ、それが優良業者を見つけることに繋がるのです。

インターネットで探す

現代において最も多くの人に利用されている業者探しの手段がインターネットです。
それこそ自宅がある場所を用いて「地名 外壁塗装」と入力するだけで、多くの業者が検索に表れてくるはずです。インターネットを用いて業者を探すことのメリットは、多くの情報を手に入れられるというものです。また各業者の評判を知る手がかりを得ることもできます。

一方で全国的に広告をうっていないような地元密着型の小さな業者はインターネットからは見つけられないことが多くなっています。また検索した際に上位に表示される業者は広告宣伝に大きなコストをかけることのできる大手業者である場合がほとんどです。

このようにインターネット検索は多くの業者に素早くアプローチできる反面、地元密着型の小さな優良業者を見つけ出すことは難しくなっているのです。そのためインターネットで業者を探す場合は、デメリットを補うために、別の手段を用いて住む場所の近くにある地元密着型の小さな業者も探していく必要があります。そうすることで、真に合った優良業者を探すことができるのです。

街の広告から探す

インターネットとは別の方法として、街にある看板などの広告を利用して業者を探していく方法もあります。街に掲げられている看板には大手業者のものもあれば、地元密着型の小さな業者のものもあります。

このように街の看板は大小問わず様々な業者を知る手掛かりとなりますが、看板に記載できる情報量に限界があるため業者の質を知るためには他の方法による情報収集が必要となります。気になる業者があった場合は、それこそインターネットやSNSのコメントから口コミと評判を調査してみてください。

そうすることでインターネットでは目につかなかった優良業者を見つけ出すことができる可能性を持つのが街の看板なのです。特に長く地元に密着して営業している優良業者の中には、敢えてインターネットで集客せずとも十分な顧客を持つものがあります。そういった業者は当然ながらインターネットでは見つけることができません。

ポストに投函されたチラシから探す

地元密着型の小さな業者はインターネットを使って大々的に広告をうつ資金がないため、各家庭のポストにチラシを入れて宣伝を行う場合があります。一度は手書きを印刷したような簡易なチラシを見たことがあるのではないでしょうか。

こういったチラシは大手業者の広告と比較すると必ずしも洗練されたものではありません。しかしながら広告の質と塗装技術の質が必ずしも比例しないのも事実です。そのため手書きのチラシだからとすぐに廃棄せず、業者の評判をインターネットやSNSでチェックしてみましょう。こちらも街の看板同様に、インターネット検索には表れてこない優れた業者を見つける可能性を秘めています。

訪問販売には注意

ここまで紹介した3つの方法とは別に、業者の側から訪問販売の形で外壁塗装の提案がなされる場合があります。この訪問販売には注意が必要です。なぜならば、騙そうとする悪徳業者は訪問販売を利用して「その場で契約を取る」ことを狙っているためです。

訪問販売は、独自に業者の評判を調査する隙を与えないという点において、業者に有利なものとなります。そのため悪徳業者は口先だけでうまいことを述べて、巧みにその場で高値の契約を締結させようとするのです。

このような訪問販売は優良業者を探す手段として適切とはいえません。そのため外壁塗装の必要性がある場合であっても、突然の訪問販売に飛びつかずに、自ら業者を探すことを心がけてください。

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外壁塗装における優良業者の5つの特徴

ここまで、外壁塗装業者を探す際に選択する手段について述べてきました。訪問販売に飛びつくことは避ける必要があるため、実質的には「インターネット」「街の看板」「チラシ」から業者を選択していくこととなります。

ここでは優良業者が持つ5つの特徴を解説します。これらの特徴を知っておくことで、悪徳業者を避けて優良業者を見つけやすくなるのです。具体的には以下の5つとなります。

では、それぞれの特徴について解説していきます。

所在地、代表者などの会社情報が明確に記載されている

優良業者はインターネット、看板およびチラシなどの広告媒体に以下のような会社情報を正確に記載しています。

・会社名
・所在地
・代表者名
・電話番号
・従業員数

これらを正確に記載するのは実体を持つ適法な会社であることを示すためです。一方で悪徳業者は上記のような会社情報を曖昧にしておき、消費者を騙した後にすぐに雲隠れできるような態勢を整えておく場合があります。

つまり、インターネット、看板、チラシのどれを使うかに関係なく、正確に会社情報が記載されている業者を選ぶべきなのです。特に看板とチラシについては、そこに記載されている業者を改めてインターネットで検索してみてください。

ホームページの中に会社名しか書かれておらず、所在地や責任者の名前が隠されている場合は悪徳業者である恐れが高くなります。そういった業者は、その時点で候補から外してしまって問題ありません。

塗装の料金が相場から大きく離れていない

塗装の費用は消費者にはわかりにくいものです。こうした消費者側の無知を利用する形で悪徳業者は法外な値段の契約をとろうとします。そのため広告媒体に表示されている価格が適切なものか否かは必ずチェックする必要があります。

そもそもの相場価格がわからない場合は、後述する相見積もりを利用することで法外な値段を示す業者を避けることができます。悪徳業者のなかには相場価格の数倍の値段を当然のように提示してくるところもあるため、価格には細心の注意を払いましょう。

見積もりの内訳が詳細に記載されている

実際に業者に外壁塗装を依頼する場合は、以下の工程を踏むことが一般的です。

  1. 調査
  2. 見積もりの提示
  3. 契約
  4. 施工
  5. 支払い

この中の2番目にある見積もりには悪徳業者を避けて、優良業者を選ぶヒントが詰まっています。なぜならば優良業者は内訳が詳細な見積もりを出すためです。一方で悪徳業者は内訳がなく「塗装代金一式」などと曖昧な一つの文言だけが記載された見積もりを出すことが多くなっています。

これは見積もり金額の内訳を消費者に伝えないことで、相場よりも高い料金を取ろうとするためです。優良業者であればこのような詐欺めいた手法は使わず、塗料原価、人件費、足場代、交通費などそれぞれの項目について相場の範囲におさまる適切な料金を示すのです。

見積もりは業者を決める際の最終判断資料となるため、隅から隅まで目を通しましょう。そして見積もりに一つでも疑問がある場合はそれを解消せずに契約を締結してはいけません。

見積もりを出す際、質問に丁寧に答えてくれる

見積もりを出す際には、業者に質問をしてみるのもおすすめです。素人は塗装に関する専門知識を持たないため、ついつい業者の言いなりとなってしまいますが、疑問点は契約前にしっかりと解消しておきましょう。

優良業者であれば、細かい質問にも丁寧に答えてくれることが多くなっています。なぜならば、優良業者は消費者の疑問を放置したままでは契約を勝ち取ることができないと理解しているためです。そのため疑問に思ったことは遠慮せずに業者に質問してみましょう。

そこでぞんざいな態度をとられた場合は、自宅の外壁塗装を任せるまでの信頼に値しない業者であると結論づけることができます。

「塗装」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「塗装ってどんな意味があるの?外壁の修繕を検討している方へ」

アフターフォローが充実している

これは一概に言うことはできませんが、優良業者はアフターフォローが充実している傾向があります。しかし、地元密着型の小さな業者などはアフターフォローをしない代わりに施工費を安くしている場合もあるため、例外があることは頭に入れておいてください。

アフターフォローについては、大手業者が力を入れていることが多くなっています。そのため大手業者についてはアフターフォローの有無までチェックし、地元密着型の小さな業者についてはアフターフォローの有無のみで業者の質を判断しないのがおすすめです。

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優良業者を示す2つの資格

ここでは資格の面から優良業者を探すヒントをみていきましょう。外壁塗装自体は資格がなくても事業として営むことのできるものですが、以下の2つの資格は取得のために長い実務経験が必要となるため、優良業者を見つける際の判断要素となります。

これらについて、塗装工事業許可は営業所に与えられる資格ですが、一級塗装技能士は個人に与えられるものです。そのため一級塗装技能士については、実際に資格を有している人間が塗装を行ってくれるかまで確認する必要があります。

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優良業者であっても必ず相見積もりをとろう

ここまで紹介してきた特徴をふまえて、優良業者であると考えられる業者を見つけることができても契約の前には必ず相見積もりをとる必要がります。相見積もりとは、複数の業者から見積もりをとることを指します。

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