ヌリカエ【完全ガイド】外壁の補修・修理方法は?費用はいくら?安くするコツや業者の選び方、DIYも解説

【完全ガイド】外壁の補修・修理方法は?費用はいくら?安くするコツや業者の選び方、DIYも解説

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  • 外壁の傷みを直したい。どうすればいい?
  • 業者に外壁の劣化を指摘された。
  • 今すぐ補修・修理すべき?補修方法は?
  • 外壁はDIYで修理できる?

本記事では、こんなお悩みをお持ちの方に向けて、各部位ごとの外壁補修の必要性の見極め方や、補修・修理の方法、少しでも補修費用を安く抑える方法、などを解説していきます。

初めて外壁のことを考える、という方にもわかりやすいように丁寧に書いていますので、ぜひお役立てください。


自宅の場合はいくら?

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1. 外壁の補修・修理が必要な時期や劣化の種類は?

外壁の補修方法・修理方法を考える前に、お家の外壁に補修・修理が「今」必要なのか?どうかを確認しましょう。

外壁補修の必要性を測る最も確実な方法は、「外壁がどれくらいの範囲、どのように痛んでいるか?」を正しく押さえることです。外壁によく現れる劣化は次の7つに分けられます。

お家にどの劣化があるか?実際に見比べてみましょう。

ヌリカエル先生

① カビ・コケ・藻(も)


  • 【深刻度】★☆☆☆☆
  • 【特徴】築年数10年前後で発生しやすい。特に周辺の湿度が高く、日当たりが悪い面に生えやすい。放置すると、中に水菓子見込み腐ってしまうことも。
  • 【対策】高圧洗浄

② 金属部分のサビ


  • 【深刻度】★★☆☆☆
  • 【特徴】金属製の外壁のお家や窓枠付近に現れやすい。一度サビてしまうと周囲に伝染することも。放置すると、穴が空いてしまう。
  • 【対策】ケレン作業

③ コーキングの劣化


  • 【深刻度】★★★☆☆
  • 【特徴】築年数10年前後で発生しやすい。特に日当たりが良く、紫外線量が多い面にひび割れが起こりやすい。放置すると、雨漏りにつながることも。
  • 【対策】コーキングの打ち替え

④ 色あせ・チョーキング


  • 【深刻度】★★★☆☆
  • 【特徴】築年数10年前後で発生しやすい。塗料が乾燥し、白い粉状になる(=チョーキング現象)。放置すると、外壁がゆがむ。
  • 【対策】外壁の塗装

⑤ 穴・へこみ・欠け


  • 【深刻度】★★★★☆
  • 【特徴】何かが当たって物理的に外壁が破損している状態。部分的な対処で済む場合がほとんど。放置すると、雨漏りにつながることも。
  • 【対策】外壁の張り替え

⑥ ひび割れ(クラック)


  • 【深刻度】★★★★☆
  • 【特徴】築年数15年前後で発生しやすい。外壁がゆがみ、防水性能がもはや皆無の状態。早急な対応が必要。放置すると、水が浸み込む。
  • 【対策】コーキングの打ち替え

⑦ 浮き・反り・はがれ


  • 【深刻度】★★★★★
  • 【特徴】築年数15~20年前後で発生しやすい。外壁がゆがみ、ガタついている状態。放置すると、外壁が丸ごと剥がれ落ちることも。
  • 【対策】外壁の張り替え


⚠️放っておくとこんなことに...

外壁の傷から水がしみこみ、内部の腐敗が進んでしまうことも。このように外壁材が丸ごと剥がれ落ちてしまう危険もあります。



ここまで、補修・修理が必要な劣化を紹介しました。あなたのお家の劣化がどんな劣化で、どれくらいの深刻度なのか、が分かりましたか?

では、実際に劣化を補修・修理するためにはお金がいくらかかるのか?を見ていきましょう。


自宅の場合はいくら?

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2. 外壁の補修・修理方法ごとの費用相場はいくら?

外壁の補修・修理方法は、「部分的な補修」「全体の修理」の大きく2種類に分かれます。

「部分的な補修」は、コーキングや雨どい、窓枠などの一部分のみの補修のことで、「全体の修理」は、外壁塗装や外壁の張り替えのような外壁全面を直すための修理のことです。

それでは順に解説していきます。

2.1 部分補修の費用

ひび割れ補修


■ 補修・修理の方法
外壁のひび割れ補修には、コーキング材を使用します。一部分だけの補修であっても足場が必要になるケースが多いため、同時に全面の外壁塗装をすることで、余計な足場代がかからないため、おすすめです。

■ 補修費用
【足場なし】1,500円~2,500円/㎡
【足場あり】(上記)+足場代15~20万円

コーキング補修


■ 補修・修理の方法
既存のコーキングを剥がし、新しいコーキング材を充填する「打ち替え」と、既存のコーキングの上から新しいコーキング材を充填する「増し打ち」の2種類があります。応急処置的な増し打ちに対して、劣化原因を根本から解決する打ち替え、状況に応じてどちらが最適か?を決めましょう。

■ 補修費用
【打ち替え】700円~1,200円/㎡
【増し打ち】500円~1,000円/㎡

カビ・コケ・藻(も)の除去

<引用:benzsoftwash

■ 補修・修理の方法
「高圧洗浄」または「バイオ洗浄」(特殊な洗剤を使って高圧洗浄では落としきれないコケを根こそぎ落とす方法)の2種類があります。(軽度なコケ・藻であれば、自分で高圧洗浄やケレンなどを行うことで除去できます。)

■ 補修費用
【高圧洗浄】200円~300円/㎡
【バイオ洗浄】500円~800円/㎡

2.2 全体修理の費用

外壁の塗装


■ 補修・修理の方法
お家全体にチョーキングや色あせが発生している場合は、全面の外壁塗装が必要です。外壁塗装は、しっかり塗料を乾かしつつ、工事を進めるためには、約2週間ほどの期間がかかります。

■ 修理費用
【30坪】70~130万円
【40坪】80~140万円
【50坪】90~150万円

外壁の張り替え

■ 補修・修理の方法
外壁の張り替えは、既存の外壁材を撤去し、新しい外壁材に張り替える工事のことです。塗装や重ね張りに比べ、費用と時間はかかりますが、そのぶん下地部分の劣化を直すことができることが特徴です。

■ 修理費用
【30坪】150~200万円
【40坪】170~220万円
【50坪】190~240万円

外壁の重ね張り

■ 補修・修理の方法
外壁の重ね張りは、古くなった外壁の上から新しい外壁材を重ねて張り付ける工事方法のことです。外壁を剥がす「張り替え」工事に比べて、工事金額が安い、音が出る作業が少ないのが特徴です。

■ 修理費用
【30坪】130~170万円
【40坪】150~190万円
【50坪】170~210万円


あなたのお家の補修・修理にいくら費用が必要か、分かりましたか?ここで示した費用はあくまで、一般てきなものなので、実際にはおうちの状況によって、あなたが思っているよりも高い見積もり金額が出されることもある点に注意しましょう。

ヌリカエルちゃん

思ったよりも高くてびっくり・・・

安心してください!保険や制度をうまく活用すれば安く済ませられます。

ヌリカエル先生

3. 外壁の補修・修理に火災保険・補助金が使える条件は?

外壁の補修や修理は、条件次第で20~30万円安く済ませられる可能性があります。

あなたのお家でも活用できる可能性は十分にあります。ぜひ工事を検討し始める前に適用条件をチェックしてみましょう。

3.1 【火災保険】火災や自然災害による劣化なら適用の可能性大

火災保険を使うことで、最大でも20万円近く安くなる可能性があります。

火災保険は、適用条件が火災や風災に限られる「住宅火災保険」と、水漏れや物体の飛来なども含む「住宅総合保険」の大きく2種類に分けられます。まずは、あなたのお家がどちらの保険に加入しているか?を確認しましょう。

補償対象例
住宅火災保険 火災・落雷・破裂・爆発・風災・雪災・雹災
住宅総合保険 上記に加え、水害・盗難・いたずら書きなど

ただし、「火災保険を使うことで、補修費用が無料になります!」というセールストークは悪徳業者の可能性が高いため、注意しましょう。火災保険について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

3.2 【補助金】遮熱塗料を使用して塗装する場合に適用される

結論から言うと、補助金は「遮熱塗料・断熱塗料という特殊な塗料を使用して外壁塗装を行うこと」が条件になっている自治体がほとんどです。

ただし、各自治体によっても適用条件や補助される金額などが異なるので、まずは、あなたの住む地域で補助金制度があるかどうか?を確認してみましょう。参考までに、補助金制度を公開している自治体の例をあげてみました。

地域 補助金名 上限金額 内容
東京都品川区 エコ&バリアフリー住宅改修 20万円 屋根、外壁など10万円以上の遮熱性塗装に10%を補助
大阪府摂津市 住宅リフォーム補助金 25万円 10万円以上の屋根・外壁のリフォーム工事費の50%まで補助
福岡県久留米市 「久留米市住宅リフォーム助成事業」 10万円 外壁、屋根・天井、床の断熱改修工事費の50%(上限10万円)を補助

お住まいの自治体に補助金があるかどうか?のチェックにはこちらが便利です。

「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」はこちら

また、補助金制度についてより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


ヌリカエルちゃん

火災保険や補助金の条件をまず自分で確認するのが大切なんですね!

そうなんです。中には「業者に頼むより自分で修理した方が早く安いのでは?」と思う人もいるかもしれません。ですが、外壁補修のDIYはおすすめしません。その理由を次に解説します。

ヌリカエル先生

4. 外壁の補修・修理のDIYはおすすめしない

4.1 DIYの場合、仕上がりが悪くなる上に、ケガの危険もある

全くの初心者が、外壁の補修・修理を自分で行うことはおすすめしません。

自分で外壁補修を行うことで、費用を安く抑えられるかもしれませんが、ケガをしたり塗りムラなどの仕上がりミスが起きてしまう可能性があります。仕上がりが悪いと結果的に、補修をやり直すことになりますので、手間が二重にかかってしまいます。そうなってしまっては元も子もないですよね。

ここで簡単に、DIYのメリット・デメリットをまとめました。

  • ・費用を安く抑えられる
  • ・自分のペースで進められる
  • ・ケガの危険性がある
  • ・仕上がりが悪くなることも
  • ・工具を一から準備する必要がある

4.2 それでも自分で補修・修理したい場合は?

中には「それでも自分で外壁を補修したい」という方もいらっしゃると思います。もし自分で外壁補修を行う場合、自分でできる範囲と業者に頼むべき範囲があるので、まずはどこまでの範囲なら自分で直すことができるのか?を確認しましょう。

自分で補修・修理できる範囲

外壁の部分的なひび割れ

外壁の表面的なひび割れであれば、自分で直すことが可能です。※ただし、表面だけではなく下地までひび割れてしまっている場合は、外壁材を剥がす必要があるので、業者に依頼しましょう。

なお、自分で補修すべきか?業者に頼むべきか?は、ひびの幅を見て判断しましょう。


塗膜の剥がれ

表面的な塗膜の剥がれであれば、ローラー塗装などで、塗膜を復活させることができます。

業者に頼むべき補修・修理の範囲

シーリングの劣化

外壁の目地部分のひび割れや痩せは、コーキングガンなどの専用の器具を使用する必要があり、難易度が高いため、DIYにはおすすめできません。必ず業者に依頼しましょう。

お家の2階部分の劣化

高い箇所の補修や修理は、足場を組む必要があるため、一般的な家庭では難しいでしょう。下手にベランダから身を乗り出すとケガに繋がる恐れもあるので避けましょう。

外壁材の交換

既存の外壁材の撤去や貼り付けるための外壁材の加工は、難易度が非常に高いので、必ず業者に依頼することをおすすめします。

外壁のDIYについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

5. 外壁の補修・修理におすすめな業者の特徴は?

外壁補修・修理はどこに頼めば良いのでしょうか?

良い業者と悪い業者を見分けるためには、次の3つがポイントです。それぞれについて解説していきます。

①細かい項目まで見積書に記載されているか?

よくある悪徳業者の特徴として、

  • ❌項目が〇〇一式でまとめられている
  • ❌工事内容の詳細の記載がない
  • ❌単価や作業面積の記載がない

などが挙げられます。

補修工事だからこそ、細かい点までしっかりと説明されているか?という点を大切にしましょう。

②工事のデメリットも正しく説明してくれるか?

外壁塗装のような全面的な工事とは異なり、外壁の補修・修理工事は部分的な工事になるため、既存の外壁材との兼ね合いや見た目の違和感などが残りやすい工事です。最終的な仕上がりイメージから逆算して、考えられるリスクをしっかり説明してくれる業者だと安心して工事を任せられるかと思います。

③アフターフォローがしっかりしているか?

部分的な補修・修理(少額工事)だからといって、アフターフォローをないがしろにする業者は良い業者とは言えません。「一般的な業者は、最低でも5年のアフターフォローをつける」、ということを一つの目安として業者を選んでみてください。

塗装業者の選び方について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

6. 最後に

ここまでいかがでしたか?

初めて外壁の補修・修理をお考えの方は、色々と不安なことも多いかと思います。 特に、外壁塗装の業界は、少額工事の金額をわざと高く見積もったり、消費者の知らないところで、工事の手を抜いたりするなど、残念ながら知らず知らずのうちに騙されてしまう人が多い業界です。

「どこに頼めば良いの...」という方は、ぜひ私たち一括見積もりサービスのヌリカエ一括見積もりサービスのヌリカエをご利用ください。中立の立場から、専門知識を持った相談員が無料であなたのお悩みの解決をお手伝いさせていただきます。もちろんしつこい営業などはありません。

あなたの補修工事が満足いくものになることを願っています。


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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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