ヌリカエ実際の仕上がりと違う?色見本で外壁の色を選ぶときの注意点。

実際の仕上がりと違う?色見本で外壁の色を選ぶときの注意点。

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外壁塗装でつかう色見本、あなたは見たことがありますか?。こちらの画像のように、たくさんの色の中から好みを選ぶことができるのが色見本です。ですが、多くの方が最初にみて感じるのは

「たくさんありすぎて、逆に何色をえらべばいいかわからない」

という不安ではないでしょうか?また、色見本と実際の仕上がりが違うのは本当か?というご相談も多くもらっています。そこで私たちは、色見本の種類や使い方はもちろん、よくある落とし穴や知っておきたい注意点を皆さんに知ってほしいと考え、この記事をまとめました。


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2種類ある色見本の注意点

塗料メーカーが発行する色見本

日本ペイントや関西ペイントといった塗料メーカーは、塗料の種類ごとにカタログを作っています。塗装希望者は、カタログに掲載されている色のサンプルを見ながら、希望の色をさがすことができるのです。

注意点としては、多くのカタログは紙製であるため、時間とともに変色していくことです。そのため、カタログには有効期限が定められています。


日塗工が発行する色見本

日本塗料工業会が販売しているもので、「色見本帳」と呼ばれています。全ての色のサンプルを確認できます。色の種類は360種類。

注意点として、日本塗料工業会の色見本に載っている色のすべてに対応している塗料はないということです。実際には塗料が対応していないものもあります。

希望者はポケット版をAmazonから購入することができます。


カラーシミュレーション

カラーシミュレーションとは、パソコンやタブレットなどを使い、塗装後のイメージを作成するものです。主に塗料メーカーや工務店のホームページで使用することができます。配色のイメージを固めることができます。

注意点として、パソコンや印刷環境で色の見え方が変わったり、実際の凹凸・ツヤ・質感を確認できないことです。

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色見本が、実際の仕上がりと異なる理由

 

出典: 69-50D 日塗工色票番号 ウェブ色見本帳

こちらは、69-50Dという色を住宅に塗った場合をシミュレーションしたものです。色見本に掲載されていのが左です。どうでしょう?実際の仕上がりよりも暗く見えませんか?

このように色見本と実際の仕上がりの印象は一致しません。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。


面積効果で、外壁の色は思ったよりも鮮やかに見える

1つは面積効果によるものです。

kotobankでは、面積効果を次のように解説されています。

“同じ色でも,面積が大きくなるにつれてしだいに彩度があがって見え,同時に明度も高くなって見える現象。小さな色見本で色を決めて大きな壁面などに彩色してみると,思ったよりはでな色になってしまって失敗することがある。”
出典: 面積効果(めんせきこうか)とは

つまり、外壁などの広い面積に塗ると、明るい色はより明るく鮮やかに、反対に暗い色はより暗く感じられる、ということです。塗った後に「思ったよりも派手だな」「こんなに濃かったっけ?」と感じやすいのです。

明度 色が白っぽいか、黒っぽいか ・思ったよりも薄い
・思ったよりも明るすぎる
彩度 色が淡く落ち着いているか、濃く鮮やかか ・思ったよりも派手
・思ったよりも濃い
色相 色が赤いか、青いか、緑いか、等 ・こんなに赤い?
・こんなに黄色い?
参考:⑥色選びのポイント

色見本の色は、室内と屋外で変わる

もう1つは、室内と屋外の光の違いです。室内の蛍光灯は、白いように見えて実は青みがかかっています。室内では、太陽の下で見える印象を再現することはできないのです。

また、太陽の下でも、ひなたと日陰、快晴か曇りかでも印象がかわります。色の候補をえらんだら、なるべく晴れた日に、屋外でどう見えるかを確認しましょう。


色見本をつかった、具体的な色選びのポイント

まずは「どんな印象にしたいか」を決める

どんな印象の家にしたいのか、を決めるのが大切です。逆に、最初から「ブロークンホワイトにしよう」「日塗工の69-50Dにしよう」と明確に決める必要はありません。

何もきめずに色見本から選ぼうとしても、かえって迷ってしまいます。頭のなかで思い描いたイメージ、色の系統・方向性が、色選びではポイントです。

こちらの記事を参考に、建物のイメージを決めるところから始めましょう。


イメージに近い、近所の建物を探す

家の印象を決めたら、次は外に出て、近所の建物をぶらぶら眺めてみることをおすすめします。その中に、イメージに近い建物があれば、色見本と照らし合わせて決めていきます。色選びに詳しい業者であれば「あの家みたいな色にしたい」と聞いてみましょう。

また、自宅の外壁と同じ色を、色見本で探してみるのも効果的です。おもったよりもずっと暗い色であることがわかり、みなさん驚かれると思います。


色見本やカラーシミュレーションは参考程度に

これまで紹介したとおり、色見本やシミュレーションと、実際の仕上がりとでは、家の印象が変わってきます。

もちろん、色見本やからミュレーションは自体を否定するものではありませんし、便利な点があります。大切なのは、これらの落とし穴を事前に学んだ上で、参考として利用するということです。


A4の色見本を用意してもらう

A4の色見本を、通常の色見本と区別して「塗り板」とよびます。つかう塗料、色の候補が決まった後に、業者からメーカーに塗り板を依頼して取り寄せます。

作成には7日~10日かかりますが、カタログよりも面積が大きく、本物の塗料をつかっているので、実際の印象に近くなります。光のあたりかた、ツヤ感、窓やサッシとの相性を確認するには欠かせないアイテムです。


色の提案に強い業者を選ぶ

ここまで説明しましたが、初めての外壁塗装の色選びを1人で成功させるのは、非常に難しいということを理解いただけたと思います。

どうしても見本と実際に違いが出てしまうもの。それをなるべく小さくするためには、プロの技術・提案が欠かせません。色選びに強い業者であれば、色見本やカラーシミュレーションといった道具はもちろん、色の見え方への深い経験、トラブルが起きたときの対応など、さまざまな心得があります。

色選びにこだわるなら、色選びに強い業者を選びましょう。


「思っていたのと違う」トラブルの対応方針

ここまで万全に注意したのに、塗装後の家が全然イメージと違うものになった場合はどうすればいいのでしょうか?


現場の責任者としっかり話す

まずは、現場責任者としっかり話すことが必要です。イメージと違う、とはっきり伝えましょう。迷っている間に、工事はどんどん進んでしまうからです。


使われた塗料が正しいものかを確認する

著しくイメージと違う場合、お願いした塗料が使われているか、確認しましょう。もし違っていた場合は、塗り直しを要求することができます。

また、同じ塗料でも、塗料が乾く前と後で印象が変わることがあります。現場責任者から納得いく説明をもらえるようにしましょう。


塗料を変更し、費用をどうするかを話し合う

塗料も間違っていないが、どうしても納得できない場合は、塗料の変更を申し出ましょう。中塗りであれば、上塗り塗料を変更するだけで済むかもしれません。もし全て塗ってしまったあとに、再塗装ということであれば、追加料金が発生する可能性があります。

塗装業者と話し合い、両者の合意点をさぐることが大切です。

まとめ

最後に、これまでご紹介したことをおさらいします。

・色見本やカラーシミュレーションと、実際の仕上がりは異なります。
・どんな印象にしたいのかを決め、イメージに近い建物を探しましょう。
・A4サイズの見本をつかって、晴れた日に屋外で確認しましょう。
・色選びに強い会社をみつけることが大切です。
・何かあったら現場責任者と話し、塗料の確認、今後の対応方針を決めましょう。

色選びとは、簡単なようで実は難しい作業です。初めて塗装するときは、1人で対応するのではなく、しっかりとしたパートナーを選ぶことが大切です。

ヌリカエでは、外壁塗装の色選びについて、フラットな立場からのアドバイス、色選びに強い業者をご紹介することができます。

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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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