外壁のひび割れ放置の危険性。原因と対処法とは!

  • 【更新日】2021-04-19

「どうして外壁にひび割れが起きるの…?」
「外壁のひび割れを防ぐには、どうすればいいの?」
「外壁は自分で対処すべき?それとも業者に依頼すべき?」

外壁のひび割れについて、こんな疑問をお持ちではありませんか?

実は、外壁にひび割れが起きる原因は乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラック、ヘアクラックの4つが主な原因です。

そして、外壁のひび割れを防ぐには、定期的に点検して、ひび割れが起きていないか、どのようなひび割れなのか確認しましょう。

もし外壁のひび割れが幅0.3mm以下ならば、自分で補修することも可能です。しかし、ひび割れが高い位置にあったり、幅1mm以上の場合は、業者に依頼しましょう。

 

この記事では、外壁のひび割れについて悩む人のために、外壁のひび割れの原因や、ひび割れの点検について、またひび割れを自分で対処する方法や、業者に依頼する方法について解説します。

これで、もう外壁のひび割れについて悩みません。ぜひ、最後までご覧ください。

Point
  • ひび割れの原因は乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラック、ヘアクラックの4つ
  • 自分でひび割れを補修する場合、幅0.3mm以下の細いひび割れのみ
  • 幅1mm以上、または高い位置にあるひび割れは業者に依頼する

私の家だといくら?

外壁のひび割れの原因

外壁のひび割れの原因は、大きく分けて4つに分けられます。その原因とは、乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラック、ヘアクラックの4つです。以下の表をご覧ください。

症状 概要 発生しやすい外壁
乾燥クラック 壁材を水で混ぜて作っていく湿式工法を使う場合、乾燥によってひび割れが発生すること。 モルタルなど。
構造クラック 建物の構造に、地震など大きな力が加わることで、ひび割れすること。 モルタル、サイディング、タイル貼りなど。
縁切れクラック 塗り継ぎにより、新旧の乾燥具合が違うことで発生するひび割れのこと。 モルタル、コンクリートなど。
ヘアクラック 塗膜の表面に、髪の毛のような細くて短いひび割れのこと。 モルタル、コンクリート、サイディングなど。

外壁のひび割れの原因は、このような種類があります。それでは、具体的にどのような特徴を持つひび割れなのか見ていきましょう。

乾燥クラック

乾燥クラックとは、壁材を水で混ぜて作り、塗装していく「湿式工法」を用いた時に多く発生するひび割れです。

これは、乾燥過程で壁材の水分が蒸発することで乾燥収縮が発生し、ひび割れが起きます。多くは湿式工法を用いたモルタルで起きるひび割れです。

ただし、乾燥クラックは表面上だけ現れるひび割れで、完全に乾燥すればそれ以上広がることはありません。もし、モルタルなど湿式工法を使った塗装は乾燥クラックが生じる場合があるので、注意しましょう。

構造クラック

ひび割れの原因に、構造クラックというひび割れがあります。これは、建物の構造に大きな力が加わるため、ひび割れが発生します。

大きな力とは、欠落、不同沈下(家が均等ではなく斜めに傾くこと)、地震といった力です。

また、構造クラックはひびの幅が広く、深さもあります。非常に危険なひび割れで、最悪、倒壊の危険性もあるため、建物の補強を行うなど対策が必要です。

縁切れクラック

縁切れクラックとは、後に塗った箇所と前に塗った箇所の継ぎ目にひび割れが発生します。なぜ継ぎ目にひび割れが起きるのかというと、新旧の塗装の乾燥具合が違うからです。

乾燥具合が違うため、塗装の収縮に差が生じてしまい、ひび割れが発生してしまいます。もし継ぎ目がある場合、縁切れクラックが発生する可能性があるため、注意しましょう。

ヘアクラック

ヘアクラックとは、塗膜の表面に、髪の毛のような細くて短いひび割れのことです。これは、経年劣化や施工不良などの理由から生じます。ただし、これまで解説したひび割れの中で緊急性の低い点が特徴です。

もし心配な場合は、一度メンテナンスをしてみるといいかもしれません。

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ひび割れの点検

外壁のひび割れを点検したいけど、どこを見ればいいのか分かりますか?じつは、外壁のひび割れが起きやすい場所は、ある程度決まっています。その見るべき場所は、以下の通りです。

  • 窓や玄関ドアなど開口部周囲
  • 広い壁面の中央付近
  • コーナー部分
  • 増改築した際の継ぎ目
  • サイディング壁のコーキング部分

外壁を点検する場合、以上の点をしっかり確認しましょう。

外壁の症状で注意すべき点

外壁の症状を点検する場合、以下の点に注意してください。

  • 外壁の塗膜を触ると白い粉がつく。
  • 塗膜やモルタルが剥がれ落ちている。
  • 外壁自体のひび割れが髪の毛サイズより広い。
  • ひび割れ部分にコケ・カビがついている。
  • ひび割れ周りの外壁の色が変わっている。
  • 外壁のひび割れが以前より大きくなっている。

もし、3点以上当てはまる場合、早急なメンテナンスを考える必要があるので注意しましょう。

下地まで到達するひび割れは危険

外壁の下地(合板、ラス網、防水紙、構造材など)まで到達するひび割れに注意しましょう。なぜなら、ひび割れから雨水が浸入して、建物の構造部材を劣化させてしまうからです。

雨水が外壁を通り越して柱や梁に到達すれば、建物の内部から腐食する原因になります。建物を守るためにも、下地まで到達するひび割れがあれば早急に対策を取りましょう。

補修が必要なひび割れの判別方法

補修が必要なひび割れを判別する方法があります。その方法は、ピアノ線でひび割れの深さを測り、クラックスケールでひび割れの幅を測る方法です。

ただし、通常ならピアノ線、クラックスケールも無いため、目安として以下の表を確認しましょう。

ひび割れの幅 危険度
0.3mm未満 雨水の侵入する可能性はゼロではないものの、緊急性はありません。
0.3mm以上 ひび割れの応急処置を検討しましょう。
2mm以上 雨水が侵入する可能性が高いので、放置しておくと危険。

外壁のひび割れを点検するとき、以上の点も確認して最悪の事態を防ぎましょう。

自分で外壁のひび割れを対処する方法

実は、業者に頼らずとも、自分で補修できる外壁のひび割れもあります。

これは、幅0.3mm以下の細いひび割れが対象です。そして、幅1mm以上の場合は自分で補修しようとせずに、業者へ依頼してください。

外壁のひび割れをしっかり確認して、幅0.3mm以下ならば自分で補修してみましょう。

ひび割れを自分で対処する場合

自分で外壁のひび割れを対処する場合、幅0.3mm以下のみ補修しましょう。なぜなら、幅0.3mm以上だと外壁の内部まで劣化が生じている可能性が高いからです。

外壁の内部まで補修が必要な場合、専門的な技術が必要になります。しかし、幅0.3mm以下なら、最低限の技術さえあれば補修が可能です。

自分で外壁のひび割れを対処する場合、幅0.3mm以下のみ補修しましょう。

自分でひび割れを補修する手順

自分でひび割れを補修する場合、以下のような手順に沿って行いましょう。

  1. ひび割れの部分の外壁を洗浄する。
  2. ひび割れの周りをマスキングテープで保護する。
  3. 下塗りでプライマーをひび割れに使う。
  4. ひび割れにシーリング材を塗る。
  5. シーリング材をヘラで成形して乾かす。
  6. マスキングテープを外す。
  7. ひび割れ箇所を塗装する。

この手順に沿っていくことで、自分でも外壁のひび割れを補修できます。ただし、明らかに幅0.3mm以下のひび割れだったり、高い位置にあるひび割れは、業者に依頼しましょう。

コーキングについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

業者に外壁のひび割れを依頼する方法

業者に外壁のひび割れを依頼する場合、以上の点に注意しましょう。これらの点を守ることで、信頼できる業者を見つけられます。

また、見積もりは複数社に依頼して、納得のいく業者を選ぶことがおすすめです。信頼できて、納得のいく業者に外壁補修を依頼しましょう。

ひび割れ補修の相場

業者に外壁のひび割れ補修を依頼した場合、足場なしと足場ありでは費用が違ってきます。これは、足場を構築するための「足場代」が加算されるためです。

他にも、足場を構築したことで補修範囲が広がり、費用が高くなる傾向もあります。逆に、足場を構築しないと費用を安く抑えられますが、補修範囲が狭まってしまうのが欠点です。

このように、ひび割れの補修費用は「足場」によって大きく違ってきます。詳しくは上記の表を確認しましょう。

外壁塗装とセットだとお得に!

もし、足場がどうしても必要な場合は外壁塗装も検討してみましょう。ひび割れ補修と外壁塗装をセットで行えば、それぞれ必要な足場代を一回だけで済ませることができます。

これなら、費用の節約だけでなく、一度に2つの工事を済ませられるので、時間の節約にもなりますね。ひび割れの補修だけでなく、外壁塗装も行いたい人は、同時にセットで依頼しましょう。

まとめ

ここまで、外壁のひび割れの原因、ひび割れの点検、自分で外壁のひび割れを対処する方法と、業者に依頼する方法について解説しました。外壁にひび割れが起きる原因は4つに分かれています。

それは、乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラック、ヘアクラックの4つです。このようなひび割れを補修するには、自分で補修するか、業者へ依頼しましょう。ひび割れは放置せず、見つけたらすぐに対処することが肝心ですよ。

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