ALCパネルとはどんな外壁材?特徴・デザイン・費用・他の外壁材との違いを解説

  • 【更新日】2023-05-29
ALCパネルとはどんな外壁材?特徴・デザイン・費用・他の外壁材との違いを解説

「ALCパネルってどんな外壁材?」
「ALCパネルとパワーボードって何がちがうの?」
「ALCパネルのメリット・デメリットを知りたい」

この記事は、こんなお悩みをお持ちの方向けに、ALCパネルの基礎知識を一記事にまとめました。

初めての方でも理解しやすいように書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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小林成光(コバヤシマサミツ)さんのプロフィール写真 監修者:外装劣化診断士 小林 成光

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。 ▼略歴・プロフィール
「監修者|小林 成光(株式会社Speee)」

ALCパネルとはどんな外壁材?

alcパネルの住宅の例

画像出典:旭化成建材(ヘーベルパワーボード施工事例)

ALCパネルとは、珪石・セメント・石灰・発泡剤などから作られる「軽量気泡コンクリート」です。

ALCは、”Autoclaved Lightweight aerated Concrete”の略称で、日本語に訳すと「高温高圧蒸気養生された、軽量気泡コンクリート」という意味になります。

高温で発泡加工しており、内部に気泡が空いているため、その名の通り非常に軽いのが一番の特徴(一般的なコンクリートの約1/4の重量)です。

国外では北極圏から砂漠地帯まで、国内では東京スカイツリーや東京都庁でも使われています。

ALCパネルの具体的な商品としては、旭化成のへーベルハウスに使われる、へーベルパワーボードなどが有名です。

平米単価は7,500円~で、他の外壁材よりも性能が高い分、費用もやや高い傾向にあります。

ALCパネルの種類

ALCパネルの種類は様々で、形状や厚さ、表面加工によって分けられます。

そのため同じALCパネルといっても、様々な種類が存在します。

形状が異なるALCパネル

ALCパネルは、下記2つの形状によって分けられます。

  1. 一般パネル
  2. コーナーパネル

一般パネルとは外壁の側面部分に使われる平らなパネルを指し、コーナーパネルとは、建物の四隅の角に使うL字型のパネルを指します。

形状は少し異なりますが、頑丈さや模様、素材に違いが出ることはありません。

厚さが異なるALCパネル

ALCパネルは、下記2つの厚さによって分けられます。

  1. 薄型パネル
  2. 厚型パネル

薄型パネルとは、35mm以上、75mm未満のパネルを指します。主に鉄骨造、木造の建築物に使われるパネルです。

厚型パネルとは、厚さ75mm以上のパネルを指します。主に鉄骨造、鉄筋コンクリート造などの耐火建築物に使用されることが多いです。

表面加工が異なるALCパネル

ALCパネルは、下記2つの表面加工によって分けられます。

  1. 平パネル
  2. 意匠パネル

平パネルとはなんの模様もないパネルのことを指し、意匠パネルとはラインやチェック模様といったデザインが施されているパネルのことを指します。

ALCパネルの施工例

実際にALCパネルを使って建てられた建物の例は、以下のようになります。

alcパネルの家の施工事例1

画像出典:旭化成建材(ヘーベルパワーボード施工事例)

alcパネルの家の施工事例2

画像出典:旭化成建材(ヘーベルパワーボード施工事例)

ALCパネルを使った建物は、全体的にスタイリッシュかつ落ち着いた雰囲気になるのが特徴的です。

都会的な雰囲気のお家を目指すのであれば、ALCパネルは選択肢の一つになるでしょう。

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ALCパネルのメリット・デメリット

次に、ALCパネルのメリット・デメリットについて解説します。ALCパネルは軽くて耐久性が高い以外にも、優れたメリットが複数あります。

もちろんデメリットもあるので、注意が必要です。

自宅に最適な外壁材を選ぶためにも、ALCパネルのメリット・デメリットをそれぞれおさえておきましょう。

ALCパネルのメリット

ALCパネルのメリットとしては、以下の6つが挙げられます。

ALCパネルのメリット
  1. 耐久性が高い
  2. 軽くて耐震性に優れる
  3. 断熱性が高い
  4. 耐火性・防火性が高い
  5. 遮音性が高い
  6. 調湿性に優れる

それぞれ、詳しく確認してみましょう。

メリット①耐久性が高い

ALCパネルは耐久性の高いことがメリットです。

これは、ひび割れや反りの原因となる木繊維・パルプ材といった有機物が含まれていないためです。

ALCパネルは、定期的なメンテナンスを怠らなければ50年以上もつと言われています。

そのため、ご自宅に長く住み続けたいという方におすすめです。

メリット②軽くて耐震性に優れる

ALCパネルは、他の外壁材と比較して軽いです。

これは直径0.05~0.1ミクロンという非常に細かい気泡が含まれているためで、コンクリートでありながら圧倒的な軽さを実現しています。

外壁材の重量が軽いほど地震の際の被害が起きにくくなるので、耐震性を重視する方にもALCパネルは向いています。

メリット③断熱性が高い

ALCパネルは断熱性が高いため、夏の暑さ、冬の寒さでも室内の温度を一定に保つ断熱効果があります。

これは、ALCパネルが内部に気泡を数多く含んでいるからです。この気泡に包まれた空気が層を作り熱の伝わりを抑えるのです。

なお、ALCパネルの熱伝導率は一般的なコンクリートの約1/10と言われています。

他の外壁材と比較しても、非常に優れた断熱性を持っていることがわかります。

メリット④耐火性・防火性が高い

ALCパネルは主原料が無機質の珪石やセメントなどで構成されているため、燃えにくい外壁材として有名です。

また、万が一燃えた際にも有害物質が発生しません。

一般的なサイディング(14mm)に比べて2倍以上の厚さ(37mm)もあるので、耐火性に加えて防火性も高い外壁材といえます。

メリット⑤遮音性が高い

ALCパネルは遮音性が高いです。これは、ALCパネルに含まれている多数の気泡が音を吸収するためです。

その遮音性は、体感値で音の大きさが半分に減少するほどと言われています。

自動車や電車の騒音、さらに上や下の階の生活音を防ぎたい場合、ALCパネルは良い選択といえるでしょう。

メリット⑥調湿性に優れる

ALCパネルは調湿性にも優れています。

多孔構造であるALCパネルは、室内にある空気中の水分量をコントロールすることで、結露の発生を抑えて空調を快適にします。

湿度が高い場合は湿気を吸い、乾燥している場合は湿気を吐き出すという機能があるので、湿度を一定に保ちたい方におすすめです。

▼「外壁塗装の耐用年数」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 外壁塗装の耐用年数って?工事前に必ず知っておきたい塗装の基礎知識!

ALCパネルのデメリット

ALCパネルのデメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

ALCパネルのデメリット
  1. 水に弱い
  2. コーキングからの雨漏りのリスクがやや高い
  3. 価格が高い

デメリット①水に弱い

ALCパネルは水に弱いです。

これは外壁内部に細かい気泡が含まれており、吸水性が高いためです。

ALCパネルはサイディングなどと異なり外壁内部に透湿シートを張らないため、水を吸収してしまうと外壁がひび割れ、欠落の原因になります。

そのため外壁にALCパネルを使用する場合は防水性の高い仕上げをする必要があります。

デメリット②コーキングからの雨漏りのリスクがやや高い

ALCパネルは、一枚当たりの幅が305mm・605mmと他の外壁材に比べ小さめに規格されています。

そのため同じ外壁面積でもコーキングによるつなぎ目が多くなり、その分だけコーキングからの雨漏りのリスクが他の外壁材よりも高いです。

コーキング材は、外壁に関する材料の中でも最も劣化が早いため、少なくとも10年に一度は打ち増し(もしくは打ち替え)を行いましょう。

「外壁のコーキング」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
外壁コーキングの種類と補修方法、シーリングとの違いを解説!

デメリット③価格が高い

ALCパネルは、一般的なサイディングボードなどと比較すると価格が高いです。

サイディングボードの3倍~4倍、モルタルの3倍ほどの費用がかかるので、コスト面では若干のデメリットがあるといえるでしょう。

とはいえ、ALCパネルには高額な分高品質ではあります。

ALCパネルは、品質を担保するために「JIS A 5416」という日本工業規格の認証を取得した企業でないと生産できません。

この規格は日本で3社しか認証されておらず、この事実からALCパネルの品質の高さが伺えるはずです。

使う外壁材に迷ったら、専門家への無料相談がおすすめ!

ここまででALCパネルの特徴などについて、大まかにお分かりいただけたのではないでしょうか。

しかし、実際に自宅に用いる外壁材を決めるとなると、自分の判断だけでは不安が残りますよね。

外壁工事は専門性の高い工事なので、専門家の意見を聞いてから最終的な決定をしたいところです。

「でも、専門家を自分で見つけてくるのは面倒くさい……」

そんな方には、ヌリカエの利用がおすすめです。

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ALCパネルの価格相場

ALCパネルの価格相場は、メーカーや規格によりますが、7,500円/㎡~16,000円/㎡です。

この相場はあくまでもALCパネルの材料費であるため、業者に依頼し施工してもらう場合、施工費が含まれることも考慮しておきましょう。

30坪の戸建て住宅をALCパネルにする場合、工事費は150万円~250万円ほどになります。

この工事費用は、サイディングボードやモルタルでの工事と比較すると、1.5倍~2倍程度高いです。

「できるだけ工事費用を抑えたい!」という方は、必要な機能だけ満たしているグレードの低めのALCパネルか、他の外壁材を選ぶと良いでしょう。

alcパネルの費用相場についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

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ALCパネルと他の外壁材の比較

ここまでで、ALCパネルの概要はご理解いただけたかと思います。

では、日本の住宅で多くのシェアを占める「サイディング」「モルタル」「タイル」といった外壁材とALCパネルの違いは何でしょうか?

結論から言うと、ALCパネルはサイディング・モルタル・タイルと比較して耐久性・耐震性に優れる外壁材であるといえるでしょう。

ALCパネルは熱や乾燥に強いことからひび割れや反りが発生しづらいため、定期的なメンテナンスをすれば50年ほどもつこともあると言われています。

以下では、alcパネルと「サイディングボード」「モルタル」「タイル」をそれぞれ比較していきます。

ALCパネルとサイディングボードの比較

まずは、日本の戸建てで最も採用率の高いサイディングボードとalcパネルの性能を比較してみましょう。

サイディングボードには「窯業系」「金属系」「樹脂系」「木質系」の4種類があり、それぞれ性能が異なるので、分けて見ていく必要があります。

【ALCパネルとサイディングボード4種の比較表】

外壁材 耐用年数 費用 メンテナンス頻度
ALCパネル 50年 7,500円/㎡~16,000円/㎡ 10年~15年
窯業系サイディング 40年 7,500円/㎡~16,000円/㎡ 8年~12年
樹脂系サイディング 30年 7,500円/㎡~16,000円/㎡ 10年~20年
木質系サイディング 40年 7,500円/㎡~16,000円/㎡ 10年~15年
金属系サイディング 30年 7,500円/㎡~16,000円/㎡ 8年~12年

ALCパネルと窯業系サイディングの比較

alcパネルと窯業系サイディングの比較画像

窯業系サイディングは、日本の戸建ての7割以上で使用される非常にメジャーな外壁材です。

デザインのバリエーションが豊富なのが特徴です。

耐久性・防火性・耐震性などではALCパネルが勝っていますが、ALCパネルは高額かつシンプルなデザインなので、「安くおしゃれな外壁にしたい!」という場合には窯業系サイディングのほうが向いています。

ALCパネルと金属系サイディングの比較

alcパネルと金属系サイディングの比較画像

金属系サイディングは、アルミやガルバリウム鋼板で作られたサイディングボードです。

コストパフォーマンス・耐震性にとても優れますが、音が響きやすく、外の熱を室内に伝えやすいというデメリットもあります。

全体的にALCパネルのほうが高性能のため、費用面を度外視するのであれば、ALCパネルのほうがおすすめです。

ALCパネルと樹脂系サイディングの比較

alcパネルと樹脂系サイディングの比較画像

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を原料にしたサイディングボードです。

日本におけるシェア率は1%ほどですが、北米の戸建て住宅の約半数はこの樹脂系サイディングを採用しています。

凍害・塩害に強いという特徴があるので、豪雪地帯や沿岸部に住宅を持つ方はALCパネルと並行して検討しても良いでしょう。

ALCパネルと木質系サイディングの比較

alcパネルと木質系サイディングの比較画像

木質系サイディングは、その名の通り木材でできたサイディングボードです。

温かみのあるデザインと断熱性の高さなどから根強い人気がありますが、耐火性能の低さと費用の高さがデメリットに挙げられます。

木質系サイディングのデザインにこだわりがないのであれば、ALCパネルのほうが高性能かつコストパフォーマンスに優れています。

ALCパネルとモルタルの比較

alcパネルとモルタルの比較画像

モルタルとはセメント・砂・水を混ぜあわせて作られた外壁材で、コーキングの目地のない美しい外観が特徴です。

耐久性・耐火性にも優れているため、サイディングボードが主流化するまでは、モルタル外壁の戸建て住宅がほとんどでした。

モルタルにはひび割れを起こしやすいというデメリットがあるので、ALCパネルと比較すると性能面で劣ります。

【ALCパネルとモルタルの比較表】

外壁材 耐用年数 費用 メンテナンス頻度
ALCパネル 50年 7,500円/㎡~16,000円/㎡ 10年~15年
モルタル 30年 5,000円/㎡~7,000円/㎡ 8年~15年

ALCパネルとタイルの比較

alcパネルとタイルの比較画像

外壁に用いられるタイルとは、土や石を高温で焼き固めたものを指します。

タイルは非常に硬く、水をほとんど吸水しないので、耐久性に優れています。

また、塗装を必要としないため、メンテナンスコストが他の外壁材と比較して圧倒的に安いのも特徴です。

ALCパネルとタイルは性能が似通っていますが、メンテナンスコストの点ではタイルが、耐震性の面ではALCが優れています。

【ALCパネルとタイルの比較表】

外壁材 耐用年数 費用 メンテナンス頻度
ALCパネル 50年 7,500円/㎡~16,000円/㎡ 10年~15年
タイル 40年 7,000円/㎡~11,000円/㎡ 10年~15年

ALCパネルのメンテナンスが必要な劣化症状

ALCパネルには周期に限らず、メンテナンスが必要になる劣化症状があります。

表のような症状が外壁に現れた場合は、早急なメンテナンスが必要です。

放置すればするほど補修金額が上がるため、すぐに業者へ連絡してメンテナンスを行いましょう。

コケ・カビ

深刻度:★

塗膜の防水機能の低下により発生します。

特に、日当たりの悪い箇所に生じ、放置すると広がる性質があります。

高圧洗浄か専用の洗剤で対応しましょう。

チョーキング

深刻度:★★★

チョーキングは。外壁材の表面の塗膜から顔料が浮いてきて、白い粉状になる状態を指します。

放置すると、塗膜の剥がれや膨れが発生するので、早めに外壁の塗り替えを行いましょう。

塗膜の剥がれ

外壁の塗装が浮いて剥がれる

深刻度:★★★★

塗膜の防水機能が低下すると、紫外線や風雨が原因で塗膜が剥がれ始めます。

放置すると、ひび割れ(クラック)が起こるので、早急に塗り替えが必要です。

コーキングの亀裂

深刻度:★★★★

経年劣化によりコーキングが乾燥し収縮すると、ひび割れができます。

放置すると、建物の基礎部分を傷める可能性があるので、コーキングだけでも早めのメンテナンスをしてください。

ひび割れ(クラック)

深刻度:★★★★★

ひび割れ(クラック)は、地震などの災害や、塗膜の表面の乾燥によって起こります。

ひび割れ(クラック)は放置すると、湿気を吸い込んで建物内部の部材が腐食させるので、できるだけ早くメンテナンスをしてください。

 

ALCパネルを取扱う日本のメーカー

ALCパネルを取り扱っている日本のメーカーは、前述のとおり全3社です。

メーカー名 製品名 特徴
旭化成建材 へーベル 建物の特徴に合わせたALCパネルを提供
住友金属鉱山シポレックス シポレックス 幅広い場所で使えるALCパネルや、軽くて薄い特徴をもつALCパネルを提供
クリオン株式会社 クリオン 鉄骨造から木造まで、防音に優れたALCパネルに強み

これらメーカーは「JIS A 5416」という日本工業規格の認証のあるメーカーになります。

メーカーによって特徴があるので、それぞれ確認してみましょう。

旭化成建材

asahikasei

旭化成建材が提供するALCパネル、へーベルの特徴は下記の2つです。それぞれの特徴について解説します。

  1. 高い強度
  2. 高い耐震性

へーベルは、ALCパネル内部に鉄筋マットやメタルラスといった補強材が組み込まれているため、他のALCパネルよりも高い強度を持ちます。

またロッキング構法という取付構法によって、地震の揺れによって建物の躯体が変形しても、パネルが変形を最小限に留めるようになっています。

ロッキング構法によって地震による建物の崩壊を防ぐことができます。

住友金属鉱山シポレックス

sumitomo siporex

住友金属鉱山シポレックスが提供するALCパネル、シポレックスの代表的な特徴は下記の2つです。それぞれの特徴について解説します。

  1. 高い安全性
  2. 高い断熱性

シポレックスは、アスベストを一切使っていません。アスベストに含まれるホルムアルデヒドというシックハウス症候群の原因となる成分を使っていないため、高い安全性を持つということができます。

またシポレックスは、無数の細かい気泡を含んでおり、コンクリートの約10倍の断熱性を持つことが特徴です。高い断熱性によって、建物の空調にかかる費用を低減します。

クリオン株式会社

clion

クリオン株式会社が提供するALCパネル、クリオンの代表的な特徴は、高い防音性です。

また木造から鉄骨造まであらゆる建物に合う豊富なサイズがあります。雨の音や遊ぶ子供の声など、外の音が気になる方におすすめです。

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まとめ

ALCパネルのまとめ

  • ALCパネルは軽くて耐久性がある。
  • ALCパネルは水に弱いので注意が必要。
  • ALCパネルは約10年周期でメンテナンスを行う。
  • ALCパネルのメーカーは「JIS A 5416」の認証がある3社のみ。

もし、ここまで解説してきたことで疑問に感じたことがあれば、専門のアドバイザーにご相談ください。

最後に、記事の要点を振り返ってみましょう。

ALCパネルのメリットは?

「耐久性が高い」「コンクリートなどに比べて軽い」「耐火性が高い」などのメリットがあります。詳しく知りたい方はALCパネルのメリットをご覧ください。

ALCパネルのデメリットは?

「つなぎ目が多く、防水性が低い」「価格が高い」などのデメリットがあります。詳しくはALCパネルのデメリットをご覧ください。

ALCパネルのおすすめ製品・メーカーは?

旭化成の「ヘーベル」、住友金属の「シポレックス」、クリオン「クリオン」などが代表的です。詳しくはALCパネルの取扱いメーカーをご覧ください。

ALC外パネルのメリット・デメリットと注意点を把握して、後悔のない外壁材を選びましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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