パーフェクトトップの施工例13選。写真で外壁の色の仕上がりをチェック

  • 【更新日】2022-10-27
パーフェクトトップの施工例まとめ

日本ペイントの塗料「パーフェクトトップ」は、価格と耐用年数でみたコストパフォーマンスの良さから、非常に人気が増している塗料です。

本記事は、パーフェクトトップを実際の外壁に塗ったときの見た目の色を、「ホワイト」「クリーム」「グレー」などの系統別に数種類ずつ写真で掲載しました。

塗装する色に迷っている、色見本を見ても仕上がりの差が分かりづらい、といった方のお役に立てば幸いです。

「パーフェクトトップの基礎知識」を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「パーフェクトトップってどんな塗料?メリット・デメリット、価格、合う外壁をやさしく解説」
>>「パーフェクトトップの耐用年数は長いってホント?他の長耐久塗料とも比較」

Point
  • ・外壁に塗ったときの印象は、「面積効果」により色見本とは異なる
  • ・白に近い色のほうが、パーフェクトトップの性能が発揮され、耐用年数は長くなる
  • ・外壁の色だけでなく、塗り分けのパターンも要考慮

この塗料、私の家で使うといくら?

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パーフェクトトップのカラーバリエーション

パーフェクトトップで使える色は、メーカーである日本ペイントの標準色46種類と対応しています。


画像出典:ナサホーム パーフェクトトップで施工できる色は、色見本の「ND-◯◯◯」というコードと対応しています。
「ホワイト」であれば「ND-370」や「ND-503」、「ベージュ」であれば「ND-174」や「ND-110」といったように指定する仕組みです。

しかし困ったことに、「面積効果」により、色見本のイメージと、実際に外壁に塗ったときの印象は変わってきてしまいます。

そこで本記事では、色見本をもとにして、実際の凹凸がある外壁に塗ったときの色と受ける印象をシミュレーションしました。
同系統のどのカラーコードを選ぼうか決められない場合にも、判断の助けになるはずです。

シミュレーションした外壁素材は、目地のある「サイディング」と、「吹き放し」「凸部処理」「小粒」の3通りの仕上げ方法をあわせた、計4種類です。

オリジナルカラーも可能

標準色以外にも、オリジナルの色に調合が可能です。ただし、業者から調色の手間賃を別途請求される場合もありますのでご注意ください。

「外壁塗装の色の選び方」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「【外壁塗装の色選び】よくある4つの失敗・成功する5つのコツ」

パーフェクトトップを何色で施工するか迷ったら、専門家へ無料相談!

この先、パーフェクトトップの色見本ごとの仕上がりの差などについて、画像でご説明していきます。
しかし、実際に自宅に施工する色を決めるとなると、自分の判断だけでは不安が残りますよね。
外壁塗装は専門性の高い工事なので、専門家の意見を聞いてから最終的な決定をしたいところです。

「でも、専門家を自分で見つけてくるのは面倒くさい……」

そんな方には、ヌリカエの利用がおすすめです。
ヌリカエなら、全国2500社以上の加盟店の中から、色の仕上がりはもちろん、外壁の施工に広く詳しい優良業者に絞ってご紹介することができます。
もちろんご相談は完全無料、絶対に工事を頼まなければいけない…なんてこともありません。
まずは一度、専門家に無料で話を聞いてもらいませんか?

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パーフェクトトップの「ホワイト系」2色の施工例

パーフェクトトップの色見本のうち、「ホワイト」に分類されるのは「ND-370」と「ND-503」の2種類です。
この2つのうち、「ND-370」もっとも明るくハッキリした白、「ND-503」は少し落ち着いた白となっています。

外壁に塗った時の印象は、「ND-370」は晴れの日ではまぶしいぐらいのホワイト、「ND-503」はよくみるとクリーム色に近い白です。

ND-370

色見本「ND-370」で塗装した外壁のイメージ

パーフェクトトップの標準色のなかでも、もっとも明るく、混じりけのない白です。
塗りたてのうちの白色の鮮やかさは他と比較になりません。
しかし、経年劣化やついてしまった汚れは目立ちやすいでしょう。

ND-503

色見本「ND-503」で塗装した外壁のイメージ

上に比べると、少し黄色みも感じられるホワイトです。
しかし、外壁に塗ったときには、よく比べないとイエローの印象は感じないでしょう。

ND-370のような純白はやりすぎ、と感じる方におすすめするホワイトです。

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パーフェクトトップの「クリーム系」3色の施工例

パーフェクトトップでの施工に使えるクリーム色は、標準色だけでも数多くあります。
その中でも「ND-174」「ND-461」「ND-155」の3種類を、戸建ての外壁の凹凸に合わせてシミュレーションしてみました。

クリーム系の色は、色見本では違いがあるように見えますが、外壁に塗ったときの印象はあまり変わりませんでした。

ND-174

色見本「ND-174」で塗装した外壁のイメージ

遠目から見たときの印象はホワイトの家に見えるかもしれませんが、近づくと白とは違いが分かります。
サイディング外壁のほうが、黄色味がより感じられるようです。

ND-461

色見本「ND-461」で塗装した外壁のイメージ

外壁に施工したときの印象は、「ND-174」とあまり変わりません。

ND-155

色見本「ND-155」で塗装した外壁のイメージ

前2つに比べると、わずかに暗く、若干の赤みが感じられるクリーム色でした。

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パーフェクトトップの「ベージュ系」4色の施工例

外壁用のカラーとしてベージュ系もよく使われており、パーフェクトトップのラインナップにも数多くあります。

クリーム色と印象は近いですが、肌色み・赤みが加わっているところに違いがあります。

ND-104

色見本「ND-104」で塗装した外壁のイメージ

外壁に塗ると、クリーム色に近いベ―ジュになりました。
吹き放しなど、凹凸が細かく影が多い外壁のほうが、赤みがやや強く出ます。

ND-110

色見本「ND-110」で塗装した外壁のイメージ

前の「ND-104」に比べると、多く赤みを感じる仕上がりになります。
施工したときに、白系とは印象がはっきり変わってくるはずです。

ND-111

色見本「ND-111」で塗装した外壁のイメージ

色見本ではベージュ系に感じられましたが、外壁に施工するとクリーム系とほとんど印象が変わらなくなりました。

ND-280

色見本「ND-280」で塗装した外壁のイメージ

サイディングの平らな部分では、赤みを感じることができます。
反対に、吹き放し・凸部処理・小粒の3つの仕上げ方法では、あまりベージュ感が出ず、クリームに近い外見です。

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パーフェクトトップの「グレー系」4色の施工例

ND-400

やや冷たさを感じる色ですが、グレーも外壁ではよく用いられます。
パーフェクトトップの色見本からは、黄色みがかった「ND-400」、緑に近い「ND-103」、青みを感じる「ND-401」、もっとも無彩色に近い「DN-373」の、4種類のグレーを比べました。

色見本「ND-400」で塗装した外壁のイメージ

グレーの中では、明るい印象を与えるカラーです。
他のグレー系の施工例と比べると、黄色のニュアンスが入っていることがよく分かります。

ND-103

色見本「ND-103」で塗装した外壁のイメージ

ND-103は、外壁に施工するとややグリーンがかった灰色になりました。
緑色は赤の補色なので、付帯部部分や外構に赤色が使われている場合、反発していまいます。
その場合、あまり選ばないほうがよいでしょう。

ND-401

色見本「ND-401」で塗装した外壁のイメージ

ND-401は、外壁に施工すると少し青みがかったグレーになります。
暖色系のニュアンスが入ったグレーに比べて、比較的多くの外壁に合いやすいカラーです。

ND-373

色見本「ND-373」で塗装した外壁のイメージ

ND-373は、グレー系の標準色のなかでは、他の色味を感じにくく、外壁に塗るとモノトーンに近い灰色になりました。

外壁塗装の相場を知って適正価格で塗装しよう

外壁に塗装してもらいたい色合いは決まりましたか?
決まったら早速業者に連絡を入れたいところですが、その前に「自分の家の場合、塗装の費用はいくらかかりそうか」をチェックしておきましょう。
外壁塗装は悪徳業者に依頼すると手抜き工事されてしまい、知らずしらずのうちにお金を騙し取られる可能性があるのです。

年間で何千件ものリフォームに関する相談が、国民生活センターに寄せられています。
後で手抜き工事に気づいて泣き寝入りしないように、外壁塗装に相場を知っておきましょう。
以下の記事では外壁塗装の費用相場と費用の決まり方を解説していますので、是非ご覧ください。

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パーフェクトトップで施工する前の注意

塗装する色が絞り込めたら、施工する前に以下の点に注意しましょう。

なるべく白に近い色がオススメ

パーフェクトトップが属する「ラジカル塗料」の特徴である高耐久性を活かすには、施工するカラーはなるべく白に近い明るい色がよいです。

塗膜劣化の原因物質である「ラジカル」の抑制に役立つ成分は、ラジカル塗料の白い顔料(着色料)に含まれています。
そのため、白いカラーのラジカル塗料ほど効果が高く、逆に黒に近づくほどラジカル塗料の特徴が活かせません。

せっかくパーフェクトトップを選んで施工するのですから、独自機能を活かせる色がおすすめです。

「ラジカル塗料」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「ラジカル塗料ってなにがすごいの?メリット・デメリットを徹底解説!」

色の印象を変える「面積効果」に注意

同じ色であっても、面積が広い場合と狭い場合の見え方は異なります。
これを「面積効果」といい、施工後の外壁塗装と色見本の印象が異なってしまう原因です。

面積効果により、面積が広いほど明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます。

そのため、明るい色はワントーン落ち着いた色、暗い色なら少し明度・彩度の高い色を選ぶようにしましょう。

外壁の塗り分けパターンを知る

外壁の塗り分けパターン6例

画像出典:ケイミュー 外観シミュレーション

外壁塗装は、どんな色で施工するか以外にも、どんなレイアウトで塗り分けるかも重要です。

参考までに、戸建て住宅の塗り分けの6パターンを上図に掲載しましたので、お役立てください。

「塗装のデザインパターン」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「納得いく色の組み合わせが見つかる、外壁塗装カラーシミュレーションの使い方」
>>「おすすめの外壁デザイン5パターンや色の選び方を詳しく紹介」

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まとめ

以上、パーフェクトトップを外壁に塗った場合の施工例と、色の決定前に知っておきたい知識の解説でした。

外壁の塗装リフォームをお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の塗装店に相談するほうが、安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家のリフォーム適正金額や、業者からの相見積りを取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後に、記事の要点を振り返ってみましょう。

パーフェクトトップをクリーム系の色で施工したい

パーフェクトトップのクリーム系の色は、どれもさほど施工後の印象は変わらないので、どれを選んでも失敗しづらいでしょう。詳しく知りたい方はパーフェクトトップの「クリーム系」3色の施工例をご覧ください。

パーフェクトトップをグレー系の色で施工したい

グレー系は、黄色みがかった「ND-400」、青みを感じる「ND-401」など、施工後の印象の違う色がありますのでよくご検討ください。詳しくはパーフェクトトップの「グレー系」4色の施工例をご覧ください。

パーフェクトトップの色選びで気をつけることはある?

ラジカル塗料の機能を十分に発揮するには、「白」か「白に近い色」を選ぶ必要があります。詳しくはなるべく白に近い色がオススメをご覧下さい。

パーフェクトトップの色見本と、外壁に塗った時の色の印象はなぜ違うの?

色の「面積効果」が原因です。色は、面積が広いほど明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます。詳しくは色の印象を変える「面積効果」に注意をご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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