MENU

コンクリートのひび割れを補修する方法は?補修材の種類や357件の施工データによる費用相場も解説

コンクリートひび割れ補修
リナビス
リナビス

あなたのお家
外壁塗装するといくら?

step1
step2
step3
step4

自宅や敷地内のコンクリートにひび割れを見つけた場合、放置すると状態が悪化し、より大きなトラブルにつながる恐れがあります。

本記事ではコンクリートのひび割れ補修について、補修すべきケースや補修材の種類、DIYでの補修方法や業者に依頼する表についてご紹介していきます。

また、補修費用については「ヌリカエ」におけるひび割れ補修の見積もりデータ357件をもとにご紹介しております。ご自宅ではいくらかかるのかの参考としてぜひご覧ください。

コンクリートにとどまらない「外壁のクラック(ひび割れ)補修全般」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

あわせて読みたい
クラック補修の必要性や手順・ポイントを分かりやすく解説 クラックとは、経年劣化や乾燥、地震や不同沈下、施工不良などによって外壁に発生するひび割れのことです。幅0.3mm以下のものはヘアクラック、それ以上のものは構造クラ...

この記事を監修しました

株式会社Speee

小林 成光
所有資格

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

専門分野

外壁工事

職業

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

詳しくはこちら

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。
目次

コンクリートひび割れ補修の判断基準

コンクリートひび割れ補修の判断基準の図解

コンクリートのひび割れ(クラック)が危険かどうかを判断する最大の基準は、ひび割れの幅が0.3mm以上あるかどうかです。

ひび割れの種類幅の目安緊急度と判断
ヘアクラック0.3mm未満低い:DIYでの表面補修が可能
構造クラック0.3mm以上高い:専門業者による調査・補修が必要

幅0.3mm未満の「ヘアクラック」は、主にコンクリートの乾燥収縮によって発生するもので、すぐに大きな問題に発展するケースは稀です。

しかし、幅0.3mm以上、深さ5mm以上の「構造クラック」は、コンクリート内部の鉄筋まで雨水が浸入するリスクがあります。鉄筋が錆びて膨張すると、コンクリートが内側から破壊される「爆裂現象」を引き起こし、住まいの寿命を著しく縮める恐れがあるため注意が必要です。

見分け方のポイントとして、身近なものでは「名刺の厚み」が約0.2〜0.3mmであるため、名刺の角がひび割れに差し込める場合は構造クラックの可能性を疑ってください。また、ひび割れから錆汁(茶色いシミ)が出ている場合や、横方向に長く伸びている場合も、内部の鉄筋に影響が出ているサインです。

これらは表面を埋めるだけのDIYでは解決できず危険なため、早急にプロの点検を受けるようにしてください。

あわせて読みたい
基礎のひび割れ補修費用相場を方法別に解説!業者とDIYの比較や火災保険の適用可否も紹介 住宅の構造において、その中でも建物を支える最も重要な部分が「基礎」です。多くの住宅では、コンクリートによって基礎が固められています しかし、基礎も他の箇所同様...

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【工法比較】コンクリートひび割れ補修の種類

コンクリートひび割れ補修の種類の図解

コンクリートひび割れ補修で使われる補修材には「セメント・補修材」「エポキシ樹脂」があります。どちらが適しているかは状況により異なりますので、2つの種類の特徴を把握しておくことが大切です。

それぞれ種類について詳しくご紹介していきます。

手軽に直す「セメント・補修材」

セメント系の補修材は、最も一般的で初心者でも扱いやすいDIY工法です。

セメント系の補修材は、粉末を水で練るタイプや、あらかじめペースト状になっているカートリッジタイプがあります。これらはコンクリートとの馴染みが良く、仕上がりの色が合わせやすいのが特徴です。

主に0.3mm未満の細かいひび割れを埋めて、見た目を綺麗に保つために使わされます。ただし、コンクリート自体を接着して補強する力は弱いため、力がかかる場所や動きがあるひび割れには向いていません。

施工時は、ひび割れ部分のゴミや苔を事前にしっかりと掃除し、水打ちをしてから塗り込むことが剥がれを防ぐコツです。

強度重視の「エポキシ樹脂」

ひび割れたコンクリートを強力に接着し、防水性を高めたいならエポキシ樹脂系の補修材が最適です。

エポキシ樹脂は、コンクリートよりも高い強度を持つのが特徴です。ひび割れ内部に深く浸透して硬化するため、単に蓋をするだけでなく、割れたコンクリート同士を一体化させる効果があります。土間コンクリートや、雨水の影響を受けやすい基礎部分の防水対策として使われることが多いです。DIY向けに樹脂を圧入するキットも販売されています。

デメリットとしては、セメント系に比べて価格が高価であることや、硬化後に色が「飴色」や「透明」になりやすく、補修跡が目立ちやすい点が挙げられます。見た目よりも「強度」と「浸水防止」を最優先したい場合に選ぶべき工法です。

100均のひび割れ補修材は使える?

結論から言うと、100均の補修材は「ごく微細なひびの一時的な目隠し」としては利用可能です。

ダイソーやセリアなどの100円ショップでは、「補修用セメント」や「コンクリート風パテ」が販売されています。これらは、住宅の基礎や駐車場といった構造的な強度が必要な場所の補修には不向きですが、花壇のブロックや縁石など、万が一再発してもリスクが低い場所の補修にはコストパフォーマンスが良い方法となるでしょう。

ただし、内容量が少なく広い範囲の補修には結局多くの個数が必要になるため、ホームセンターで数キロ入りのセメント袋を買うほうが安く済むケースも多いです。100均資材を使う際は、あくまで「応急処置」または「装飾的な補修」と割り切って使い、建物の安全に関わる箇所には専用のJIS規格に準拠した材料を選ぶようにしましょう。

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【DIY手順】コンクリートのひび割れを自分で直す方法

本章では、コンクリートひび割れ補修を直す方法と、その手順について詳しくご紹介していきます。

初心者でも簡単!表面を埋める「被覆工法」の手順

「被覆工法」の手順の図解

幅の狭いヘアクラックには、ひびの上から補修材を塗り込む「被覆(ひふく)工法」が最も手軽です。

この工法のポイントは、欲張って一度に厚塗りせず、ひびの奥までしっかり材料を届かせることです。スプレータイプやスティックタイプの補修材を使えば、手を汚さずに短時間で作業を終えることができるでしょう。

仕上がりを重視する場合は、乾燥後に周辺の色と馴染むように軽くヤスリをかけると補修跡が目立ちにくくなります。

防水性を高める!エポキシ樹脂の注入方法

エポキシ樹脂の手順の図解

ひびの奥までしっかり固めたい場合は、専用キットを用いた樹脂注入工法が効果的です。

エポキシ樹脂の注入は、単に表面を塗るよりも工程が増えますが、その分高い防水・補強効果が得られます。まず、ひび割れの上に数センチ間隔で注入用の「座金(注入口)」を接着剤で固定します。

次に、座金以外のひび割れ部分をシール材で塞ぎ、樹脂が外に漏れないようにします。シール材が硬化したら、注入口からシリンジ(注射器のような道具)を使ってゆっくりとエポキシ樹脂を圧入していきます。ゴムの力や手動の圧力で、時間をかけて内部の隙間を樹脂で満たすのがコツです。

硬化後は座金を取り外し、表面を削って整えれば完成です。手間はかかりますが、雨水の浸入を根本から防ぎたい基礎部分の補修には、注入工法が非常に適しています

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

357件の見積もりにおけるコンクリートひび割れ補修の費用相場

コンクリートひび割れ補修の費用相場の図解

コンクリート補修を業者に依頼した場合、補修箇所の長さや工法の種類によって費用が変動します。1箇所だけの補修であれば数万円で収まることもありますが、高所の作業が必要な場合や、ひび割れが広範囲に及ぶ場合は、数十万円単位の予算が必要になるケースもあるでしょう。

「ヌリカエ」にて、実際にひび割れ補修をした方の見積もり357件によると、1メートルあたり3,166円1式だと22,491円が平均費用であることが分かりました。

こちらの費用はあくまでも目安としてご覧いただき、詳しい費用は業者に見積もりを依頼してください。また、家の基礎部分のひび割れは住宅の耐震性に関わります。費用だけで判断せず、適切な診断を行う業者選びも重要です。

あわせて読みたい
足場の相場は?見積もりの比較ポイントも紹介! 本記事は、外壁塗装工事に含まれる「足場代」の本当の金額が気になっている方へ向けて、足場代の価格情報や足場代が相場よりも高くなるケースについて解説しています。 ...

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【無料】自宅にぴったりの工事方法は何?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

まとめ

コンクリートのひび割れ補修で最も大切なのは、ひびの幅に合わせて「DIY」か「プロ」かを正しく見極めることです。今回のポイントを以下のリストで再確認しましょう。

コンクリートひび割れ補修のポイント

  • 幅0.3mm未満(ヘアクラック):100均やホームセンターのセメント系補修材でDIY可能。
  • 強度・防水重視:エポキシ樹脂系の補修材を使用し、内部まで接着・充填する。
  • 幅0.3mm以上(構造クラック):建物の寿命に関わるため、業者によるVカット工法等の専門補修を推奨。

見た目だけを綺麗にするのか、それとも建物の構造を守るために強度を復元するのか、目的に応じた補修材と工法を選んでください。

コンクリートのひび割れは、放置しても自然に治ることはありません。むしろ、冬場の凍結や雨水の浸入によってひびは少しずつ広がり、内部の鉄筋を確実に腐食させていきます。

「自分で直せるか不安」「ひびが深そうで心配」という場合は、まずは専門業者に状態を診てもらうのが一番の近道です。特に基礎や土間のひび割れは、早期に適切な処置をすることで、将来的な大規模修繕のリスクを大幅に減らすことができます

まずは名刺やクラックゲージを手に、ご自宅のひびをチェックすることから始めてみてください。

目次