屋根塗装の相場はいくら?適正相場とメンテンナンスすべき時期を解説!

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こんにちは、ヌリカエコラム編集部です。屋根塗装の見直しを検討してはいるものの、

「いくらくらい予算が必要なのかわからない」
「適切な塗り替え時がわからない」
といった悩みをかかえている人が多いのではないでしょうか。
屋根塗装は10年に一回、それも初めての経験なのでわからないことだらけですよね。編集部としても大事なお家の印象を左右する屋根塗装はぜひ皆さんに満足のいくものにしてほしいと思っています。

この記事は、屋根塗装を検討している全員が
「屋根塗装の相場がわかる」
「適切な塗り替えタイミングがわかる」
「業者選びのポイントがわかる」

ようになる解説した記事です。

先読み!この記事の結論
  • 屋根の塗装は同じ建坪でも塗料の種類や屋根の勾配で大きくかわる
  • 塗装費用は業者によって異なるので、一括見積する


この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役 長谷川佳広

塗装経験年数29年
千葉を中心に地域に根ざした創業100年を誇る老舗の塗装店の経営をしながら自らも現場に携わる。戸建、アパート、集合住宅、工場、店舗等の外装一切を請け負い、年間施工件数は200件にのぼる

目次


そもそも屋根塗装のメンテナンス時期は?



築10年も過ぎると、屋根材の色あせやコケ・藻の付着のため、建物全体の美観を損ねているのが気になってくるかと思います。
10年のタイミングで、ハウスメーカーや訪問販売の塗装業者から屋根の塗装を奨められる方もいるかと思います。

でも、はじめてなのでわからないことだらけではないでしょうか。

築15年で屋根の塗装を初めて検討しているヌリ男さんと職人歴30年の老舗の塗装屋さんをモデルに、「屋根塗装の相場」に関するノウハウを解説していきます。

老舗の塗装屋

どうしましたか?

ヌリ男

家をたててから15年たったので、
そろそろ屋根を塗装しませんか?って来たんですよ。

屋根も定期的なメンテナンスが必要です。

経年劣化を放置してもすぐに雨漏りすることはありませんが、やがて屋根材の防水機能が低下し、さらに劣化が進行して葺き替えなどの大がかりなリフォームが必要になってしまうこともあります。

葺き替えとは:既存の屋根材を撤去して新しい屋根材で葺き直すことをいいます。

屋根は敷地の外からも見えるだけに、劣化が進行すると悪徳業者からも目を付けられやすくなります。

一般的なスレート屋根(コロニアル)の場合は、10~15年が塗り替え時期の目安です。

塗膜の保護機能が完全になくなってしまう前に再塗装を行うことが、屋根を長持ちさせてメンテナンスコストを抑える秘訣です。


屋根の劣化度の目安

スレート屋根(コロニアル)の場合、次の様な症状があったら塗り替え時期です。
  • 色あせ、艶引け
    塗膜が薄くなっていることで発生する症状です。 撥水性がなくなっているため、屋根材に雨水が浸み込みやすくなります。

  • 藻やカビの発生
    屋根材表面の撥水性の低下や屋根材の重ね目に水分が滞留していることが原因で起きる症状です。野地板と呼ばれる屋根の下地材が腐食する原因にもなるので、放置は禁物です。

  • 屋根材の反りやひび割れ
    水分を含んだ屋根材が膨張・収縮を繰り返すことで発生します。
    放置しておくと、大がかりな改修工事が必要になる可能性が高いので危険な状態です。

  • 棟板金の錆びや釘の浮き
    屋根の一番高いところにある板金に錆びや釘の浮きが発生している場合は、腐食して穴があいたり、強風で飛ばされる場合があるので、早急に対策が必要です。 以上の劣化事象は早ければ10年を過ぎたあたりから現れるので、注意が必要です。

  • 老舗の塗装屋

    そろそろ塗装が必要になる時期かもしれませんね。

    ヌリ男

    その金額が高いんですよね。

    老舗の塗装屋

    気を付けないと最近は悪徳業者 もいますからね。
    相場の2倍以上の費用を請求されるケースもある様ですよ。

    ヌリ男

    でも、安くても不安。手を抜かれるかもしれないし。難しいなぁと思って。

    塗装業者に悪徳業者が多いのは以下の理由からです。

    • 一般の方は塗料や施工方法についての専門知識がないので、業者の言いなりになりやすい
    • 塗装工事は、手抜き工事をされても数年先にならないとわからないことが多い
    • 定価がないので相場がわからない

    不安を解消するためには、塗装工事について事前に最低限の知識を身に付けておくことが必要です。
    老舗の塗装屋

    では、屋根塗装について勉強しましょう。

    ヌリ男

    何から勉強すれば良いのですか?

    老舗の塗装屋

    まずは、あなたの屋根の塗装費用の目安を知るところから始めましょう。

    一口に屋根の塗装といっても、使用する塗料や現況によってもかかる費用は異なります。
    しかし一般的な相場を知っておくことで、法外な見積もり金額を提示する業者を排除することが可能です。

    それではさっそく屋根塗装の相場から勉強していきましょう。


    屋根塗装の相場と費用の概算

    屋根塗装の費用は、塗料代、工事代(手間代)、足場代などで構成されています。

    一般的に屋根塗装の相場は、建坪30坪程度の2階建住宅のスレート屋根をシリコン系塗料で塗り替える場合、30~40万円程度といわれています。

    しかし、この金額はあくまで目安となる金額で、正確な金額は業者に屋根の状態をチェックしてもらった上で、見積もりしてもらうまでわかりません。

    実際に塗装業者が屋根塗装の見積もりを出す時は、
    「屋根面積」×「塗料の単価」
    で計算するので、同じ建坪30坪の家でも屋根の面積が違えば同じ金額にはなりません。

    なぜ同じ30坪の家なのに、屋根の面積や見積もり金額が違ってしまうのか詳しく見ていきましょう。

    屋根面積の違い

    屋根面積は実際に塗装する部分の面積になるので

    • 「軒の出の寸法」
    • 「屋根の勾配(傾き)」
    • 「建物の平面形状」
    • 「総2階か部分的に平屋があるか」

    などの条件によって変わります。

    特に注目したいのは、屋根の勾配です。

    屋根には、水の流れを確保するために必ず水勾配がついています。
    屋根を真上から見ると同じ面積に見えても、屋根勾配が急になるほど1辺の長さが長くなるので屋根の面積は大きくなります。
    よって屋根が急勾配になるほど、見積もり金額が高額になってしまうのです。

    「総2階で軒の出が少なく、屋根勾配が緩い家」と「一部平屋部分があって軒の出が多く、屋根勾配が急な家」とでは、同じ建坪でも屋根の面積が2倍近くになってしまうこともあります。
    お隣と同じ建坪なのに、同じ塗装業者に見積もり依頼しても「金額がぜんぜん違ってしまう」ということも実際に起こります。

    足場の違い

    屋根塗装には屋根への昇降や、作業員の屋根からの転落防止柵として足場が必要になります。
    平屋の場合にも、安全対策上足場を組みます。

    また、通常は屋根面には足場を掛ける事はありませんが、急勾配の屋根の場合には滑って転落するのを防止するため、屋根面にも足場が必要になり、当然足場代が割高になってしまいます。

    この様に足場架設が必要な範囲によって足場代も変わります。

    塗料の違い

    屋根塗装で使われる塗料にはいくつかの種類があります。
    塗料の種類によって耐久性が異なると共に、価格も異なります。

    スレート屋根の塗装でよく使われる塗料の単価(屋根面積1㎡あたりの材工価格)の相場は、3回塗りの場合以下の通りです。

    種類 費用
    ウレタン系塗料 1,500~2,000円/㎡
    シリコン系塗料 1,800~2,500円/㎡
    フッ素系塗料 3,300~4,500円/㎡

    建坪30坪の住宅で屋根面積を仮に60㎡とすると以下の通りです。

    種類 費用
    ウレタン系塗料 90,000円~120,000円
    シリコン系塗料 108,000円~150,000円
    フッ素系塗料 198,000円~270,000円

    塗料の違いによって最大180,000円ほど差が出ますが、価格の高いものほど耐久性があります。
    耐用年数の目安は一般的に以下の通りです。

    種類 耐用年数
    ウレタン系塗料 7~10年
    シリコン系塗料 10~15年
    フッ素系塗料 15~20年

    屋根は紫外線や雨などの過酷な自然環境の中に常に晒されています。

    住宅の中でも最も劣化しやすい部位なので、耐用年数が10年以上の塗料を使用することをお奨めします。 ウレタン系塗料よりもさらに安価なアクリル系塗料もありますが、耐用年数が5~7年と短いので、あまりお奨めできません。
    屋根塗装には、コストパフォーマンスが高いシリコン系塗料が最も多く使われています。

    スレート屋根塗装の見積書には、一般的に上記の塗装費用の他、足場代、養生、高圧洗浄、下地処理、縁切りなどが含まれています。

    会社の経費や利益の違い

    屋根塗装の依頼先には、ハウスメーカー・住宅会社、リフォーム業者、地元の塗装業者などがあります。

    ハウスメーカー、住宅会社、リフォーム業者などに依頼する場合でも、実際に施工するのは地元の塗装業者になることが多く、中間マージンが発生するので見積金額は高くなる傾向があります。

    また、一般的には会社規模が大きくなるほど営業マンや広告宣伝の経費がかかるので、価格が上がります。

    ハウスメーカー、住宅会社、リフォーム業者に依頼する場合には、同時に他の部分のリフォームも行う場合には、一緒に工事ができるのでメリットが多いと思いますが、単独で塗装工事のみを行う場合には、価格面でのメリットはあまり期待しない方が良いでしょう。

    以上の様に、正確に屋根塗装の費用を見積もりするためには、屋根の面積と塗料の種類、工程、施工業者の経費などが関わってきます。
    また足場が必要になるので、屋根と外壁の塗装は同時に行うのが一般的です。

    最初にご説明した屋根塗装の相場は、あくまでも目安に過ぎません。
    正式に検討する場合には、直接業者に依頼して見積書を作成してもらう必要があります。

    屋根塗装ってどうやっているの?

    屋根塗装の相場を覚えても、自分の家の屋根を正確に診断して必要な工事内容や施工方法を決め、自分で金額を出すことは一般の方には難しいと思います。

    ヌリ男

    自分で屋根を正確に診断することはできないんですね。

    老舗の塗装屋

    今の屋根の状態によって必要なリフォームの方法も変わってしまいますよ。
    現在のコンディションをきちんと知っておくことが大切です。

    屋根のリフォームには現在の劣化状態を正確に把握し、最適なリフォームを実施するための専門家による現場調査が欠かせません。

    ヌリ男

    でも業者さんを呼ぶのはめんどうくさいし、押し売りされそうで怖いですよね。

    老舗の塗装屋

    たしかにめんどうくさいのですが、放っておくと良いことはありませんよ。

    建物のメンテナンスコストを節約するためには、定期的に点検を行い、早めに対策することが必要です。

    老舗の塗装屋

    劣化がすすむと塗装だけでは補修できず、屋根の葺き替えが必要になってしまいますよ。葺き替えになると塗装の2~3倍の費用がかかってしまいます。

    ここでは屋根の診断項目や塗装工事の施工方法などを勉強しましょう。

    劣化が進むと塗装ですまなくなるってホント?

    屋根塗装には屋根の美観を保つだけでなく、屋根材が劣化しない様に保護するという大切な役割があります。

    屋根の塗装は10年から15年が経過すると、紫外線や熱、風雨などによって塗膜が劣化して、次第に保護機能が失われていきます。

    塗膜の保護機能がなくなると、屋根材の劣化が加速度的に進行し、雨水の浸み込みやひび割れの発生、野地板(屋根の下地材)の腐食など、最悪の場合は屋根を葺き替える必要性が生じてしまいます。

    またそこまで酷い状態ではなかったとしても、既存の屋根に塗装しただけでは屋根材としての機能を発揮することができず、上から新しい屋根材を重ね葺きする必要が生じてしまうこともあります。
    いずれの場合でも塗り替えと比べて費用がずっと高額になります。

    そのような事態を避けるためにも、塗膜の保護機能がなくなる前に再塗装を行うことが大切なのです。

    業者が見ている診断内容とは?

    屋根塗装工事業者に屋根のリフォームの見積もり依頼をすると、初めに現場調査を行います。

    現場調査では、見積もりに必要な数量を実測するだけでなく、最適な改修プランを立てるために現在の状態を詳しく診断します。

    では、具体的にどこをどの様に診断しているのでしょうか。

    屋根リフォームの際に業者が診断するのはおおむね以下の内容です。

    • 既存の屋根材の種類
      スレート(コロニアル)、瓦、アスファルトシングル、鋼板等屋根材の種類を確認します。また必要に応じてメーカー名、商品名などの確認を行います。なかには再塗装に適さない屋根材もあります。(ニチハ パミール等)

    • 劣化具合
      著しいひび割れ、著しい欠損、剥がれ、ずれ、コケ・藻の付着、屋根漆喰の劣化、塗膜の劣化(変退色、チョーキングの有無)、金属屋根の腐食・錆び等の有無の確認は、塗料の選定や施工計画を立てる上で重要なチェックポイントです。

    • 屋根勾配
      屋根面積の計算や屋根足場が必要かどうかを判断する上で確認が必要です。

    • 雪止めの施工状況
      雪止めの有無や取り付け状態を確認します。

    • 前回のリフォームの状態
      前回使用した塗料、タスペーサー(縁切り部材)の施工状況を確認します。

    初めての塗装工事か2回目、3回目の塗装工事かによっても施工方法が異なります。

    以前の塗装工事に不具合が多い場合は、下地処理などに手間がかかり、前回使用した塗料によっては相性の悪い塗料もあるので注意して調査します。
    また、稀に屋根材メーカーの工場出荷時からすでに初期不良を起こしているケースもあります。

    この様な項目を丁寧に調べて診断してくれる業者なら安心できると思いますが、なかには専門知識をほとんど持たない営業担当者が、現場をひと通り眺めて見るだけで見積書を提出してくる場合もあります。

    修繕が必要な箇所の写真を撮り報告書にまとめて、工事の方法をわかりやすく説明してくれる業者ならさらに安心です。

    現地調査がしっかりできるかどうかで、その後の施工計画や見積もり金額に大きく影響するので、業者を選定する上での重要チェックポイントです。

    ヌリ男

    塗装の診断って難しいんですね。

    老舗の塗装屋

    知識のない業者に頼むと、
    かえって状況を悪化させてしまうことになります。

    剥がれかかった塗膜の上にそのまま塗装したり、いい加減な下地処理の上に塗装を行うと、すぐに剥がれてしまいます。
    現在の塗膜の密着度をきちんと診断した上で、改修計画や工法を決めることが重要になります。



    また、屋根は屋根材どうしを重ね合わせて屋根全体を覆っているので、重ね目には隙間があいています。
    実はこの隙間には大切な役割があります。

    強風時や想定外の降雨量があると、構造上屋根材の重ね目から屋根材の下に雨水が一時的に侵入します。
    スレート屋根材の表面には溝があり、屋根材の下に侵入した雨水はこの溝から排出するようになっています。

    ところが、屋根塗装を行うことで屋根材の重ね目にある隙間を塗料で塞いでしまうと、雨水の逃げ道がなくなってしまい、屋根下地材の腐食や雨漏りの原因になってしまうのです。
    実際にこうした施工を行っている業者が少なくありません。

    これを防ぐのがタスペーサーという部材の役目です。
    以前の塗装工事の際に隙間が塞がれている場合には、縁切り作業を行う必要があります。

    老舗の塗装屋

    しっかりと診断してくれて、
    親身になって相談にのってくれる業者をみつけましょう。

    屋根塗装の工程

    屋根塗装の手順はどの様なものなのでしょうか。

    スレート(コロニアル)屋根の塗装を例にご説明します。

    • 高圧洗浄
      塗装に先立ち、高圧洗浄で旧塗膜や藻、コケ、汚れなどを綺麗に洗い落とします。
      塗装後の塗膜の剥がれなどの不具合は、高圧洗浄の施工不良が原因である場合が多くあるので非常に重要な工程です。
      洗浄後の屋根は十分に乾燥させ、棟板金などの金属部分はケレンを行い錆びを落とします。
      また、屋根材のひび割れ部分は補修し、棟板金の釘が浮いている部分は打ち替えます。

    • 下塗り
      上塗り塗料の密着性を高め、塗料の吸い込みを抑えるために下塗り材を塗ります。
      屋根材の劣化が進行している場合には塗料の吸い込みが多くなるので、2~3回塗り重ねが必要です。

    • タスペーサーの挿入
      従来は上塗りが終了した後で「縁切り」作業を行っていましたが、近年は下塗りの後にタスペーサーを挿入して縁切りを行うことが多くなりました。

    • 上塗り
      最後に上塗り塗料をローラーや刷毛で塗布します。
      上塗りは2回以上行います。

    屋根塗装は下塗り1回、上塗り2回の計3回塗りが標準的な工程ですが、既存屋根材の劣化度に応じて重ね塗りを行うこともあります。

    手抜きされても素人にはわかりにくいので、信用できる業者に依頼することが必要です。


    良い業者の選定方法

    それでは良い業者はどのようにして見つけたら良いのでしょうか。

    見積書のチェックポイント

    塗装工事は昔から「手抜きをされやすい」、「価格がわかりにくい」といわれてきました。

    3社から見積もりをとっても、見積金額が同じになることはほとんどありません。
    それほど業者によって価格が異なる傾向があります。

    「金額は安いけど、担当者や職人の態度やマナーが悪かった」
    「金額は少し高めだったけど担当者や職人のマナーが良く、親身になって相談に乗ってくれた」
    というケースもあります。
    必ずしも安ければ良いという訳でもないのが難しいところですが、最初に説明した相場とかけ離れた見積を提出してくる業者は避けた方が良いでしょう。

    見積書を見る上で最低限チェックすべきポイントは次の2点です。

    • 大幅な値引きを提示して契約を迫る業者は避ける
      キャンペーンや特典と称して見積金額から20%以上または50万円以上の大幅な値引きを提示して契約を迫るのは、悪徳業者の常套手段です。

      正当な金額から20%もの値引きをすることは通常ではあり得ません。

      最初から値引き分の金額が見積書に上乗せされている可能性が高いです。
      そして、値引き後の金額も相場よりも高くなる傾向があります。

    • 見積書金額を「一式」と記載している業者は避ける
      「一式」では、どこからどこまでが見積に含まれているのかわかりません。
      仮に口頭で説明があったとしても、万一トラブルになった時に第三者に対して証明することもできません。

    相見積もりの取得

    1社だけでは相場もわからず、業者の言いなりになってしまいがちです。

    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターがまとめた「住宅相談統計年報2017」によると、2016年に事業者から取得した見積書に関する相談件数は851件あり、そのうち94.2%が「単価や合計金額は適正か」についての相談だったそうです。

    そして、相談者が見積書を取得した事業者の数が「1社」というケースが最も多く全体の72.2%を占めていて、「2社」15.8%、「3社以上」12.0%となっています。

    1社しか見積もりを取らないで業者を決めてしまうと後でトラブルになる可能性が高いのは、データーからも明らかです。

    住宅リフォーム・紛争処理支援センターでも、1社だけでは相場がわからないので、3社程度から相見積もりを取得することを推奨しています。

    1社だけで決めてしまうデメリットは他にも考えられます。

    • もっと自分の家に合う工法や塗料がある可能性がある
    • シュミレーションソフトやCG、塗料サンプルなどを使ってわかりやすく説明してくれる会社が他にあるかもしれない
    • 保証内容や保証期間が充実した会社が他にあるかもしれない

    悪徳業者ほど相見積もりをとられて比較されるのを嫌うため、様々な特典を付けて即日契約を迫ります。

    豊富な知識や施工実績があり、なぜこの金額でこの工法を採用したのかをしっかりと説明できる会社であれば、自信があるので相見積もりを取られることを嫌がりません。

    即決せずに面倒でも必ず他社と比較して決めるのが業者選びで失敗しない秘訣です。

    また、担当者との相性も大切な要素です。
    最低でも3社程度から見積もりをとって話を聞き、自分に合った会社を選んでください。


    まとめ

    2016年、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられた「リフォームに関する相談」は10,404件(前年度比6%増)あり、そのうち79%を占める戸建住宅では、不具合事象の10%が「外壁・屋根のはがれ」だったといいます。

    塗装のはがれの原因は、砂、ゴミ、旧塗膜等の除去不足や下地の乾燥不足であることが多く、塗装面を丁寧に清掃し、下地が十分に乾燥してから塗装すれば防げたはずです。
    こういった作業を丁寧に行わない業者は、他の作業もいい加減です。
    また、スレート屋根の塗装には必ず必要な工程の「縁切り」を行わない業者もいるので注意が必要です。

    塗装工事は、比較的価格に合わせた仕事(手抜き工事)が可能なので、安ければ安いなりに仕上げることができます。
    相場を大幅に上回る金額を提示する業者は論外ですが、決して安ければ良いというものでもありません。
    また、大手だから安心ともいいきれません。

    複数の業者からの提案を聞き、最も自分の要望をかなえてくれそうな業者をみつけましょう。
    また、保証内容や保証期間も業者選択の基準になるので、事前に確認しておく様にすると良いでしょう。

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