【2026年最新】京都市で外壁塗装に利用できる助成金を解説

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外壁塗装するといくら?
外壁塗装は数十万円単位の出費になりますが、助成金を使えば費用負担を抑えられることがあります。2026年8月現在、京都市で外壁や屋根の工事に利用できる助成金制度は3件ありますが、塗り替え塗装だけを対象とした助成金は京都市にはありません。
本記事では、京都市で使える3件の助成金について「どの工事なら対象になるのか」を制度の要綱にもとづいて整理し、金額・条件・申請の流れ、京都市で助成金対応実績がある塗装会社、助成金以外で費用を抑える方法まで解説します。助成金制度の基本を知りたい方は下記の記事もご覧ください。

この記事を監修しました
株式会社Re:Fact
小林 成光
所有資格
外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター
専門分野
外壁工事
職業
外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター
600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。
※助成金は予算枠に達し次第受付終了となる制度が多くあります。検討中の方は早めに公式サイトで受付状況をご確認ください。
京都市の外壁塗装で使える助成金
2026年8月現在、京都市で外壁や屋根の工事に利用できる助成金は、全国どこからでも申請できる制度が1件と、京都市が独自に実施している制度が2件のあわせて3件です。なお京都府全域を対象とする外壁塗装向けの助成金は、現在募集されていません。
ただし、この3件はいずれも塗り替え塗装そのものを対象とした制度ではありません。京都市は令和3年度まで外壁の遮熱塗装を含む省エネ改修の補助事業を実施していましたが、国に類似の補助事業があることなどから令和4年度に廃止したと公表しており、現在は外壁塗装単体を対象とする市の助成金は募集されていません。
一方で、外壁の防火改修や京町家の伝統的な壁面の仕上げなら、条件を満たせば助成の対象になります。以下では、制度ごとに「どの工事が対象になるのか」を要綱にもとづいて整理します。最新の募集状況はヌリカエの京都市の助成金ページまたは京都市公式サイトでご確認ください。
全国|みらいエコ住宅2026事業
国が実施する「みらいエコ住宅2026事業」は、住宅の省エネ性能を高めるリフォームが対象です。開口部(窓・ドア)の断熱改修、躯体(外壁・屋根・天井・床)の断熱改修、高効率給湯器などの特定エコ住宅設備の設置のうち、いずれかを必ず含める必要があります。
外壁の工事が対象になるのは断熱材を施工する断熱改修の場合です。公式サイトの補助対象工事に塗装工事は含まれていないため、遮熱塗料・断熱塗料を使った塗り替えは対象になりません。
補助金の上限額は1戸あたり100万円です。
| 対象エリア | 全国 |
|---|---|
| 助成金額 | 上限100万円/戸(住宅の新築時期と適用する省エネ基準により区分あり) |
| 対象工事 |
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| 受付期間 | 2026年6月30日~2026年12月31日 (工事着手は2025年11月28日以降のものが対象) |
| 申請条件 |
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| 問い合わせ先 | 住宅省エネ2026キャンペーン 補助金合同お問い合わせ窓口 TEL:0570-081-789 |
| 実施機関の公式サイト | みらいエコ住宅2026事業 |
京都市|「まちの匠・ぷらす」京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業
京都市の「「まちの匠・ぷらす」京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業」は、古い木造住宅や京町家の耐震改修・防火改修が対象です。外壁に関わるのは「外壁の防火改修」で、延焼のおそれのある部分の外壁を1つの面ごとに準耐火構造(京町家は防火構造と同等以上)にする工事が対象になります。
京都市が定める防火仕様に適合する必要があり、塗り厚20mm以上の鉄鋼モルタル、木毛セメント板・せっこうボードの上に15mm以上のモルタルやしっくいを塗ったもの、厚さ15mm以上の窯業系サイディングを張ったものなどが該当します。既存の塗膜を塗り替える一般的な外壁塗装は対象になりません(要綱・手引きに塗装工事の記載はありません)。
外壁の防火改修の上限額は20万円/棟、補助率は工事費用の8割です。
なお防火改修と簡易耐震改修は、京都市内に本店または主たる事務所を置く事業者が請負人または下請負人として施工することが条件です(本格耐震改修と併せて行う場合を除く)。市外の業者だけでは申請できないため、業者選びの段階から確認しておきましょう。
| 対象エリア | 京都市全域 |
|---|---|
| 助成金額 | 工事費用の8割(10分の8) 外壁の防火改修:上限20万円/棟 防火改修の合計上限:木造住宅40万円・京町家60万円 本格耐震改修:木造住宅200万円・京町家300万円 |
| 対象工事 |
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| 受付期間 | 2026年4月13日~2026年12月25日 (予算がなくなり次第受付終了) |
| 申請条件 |
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| 問い合わせ先 | 建築安全推進課 京都府京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488 TEL:075-222-3613 |
| 実施機関の公式サイト | 「まちの匠・ぷらす」京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業 |
京都市|指定京町家改修補助金
京都市の「指定京町家改修補助金」(令和8年度からの名称は京町家改修補助金)は、京町家条例にもとづく京町家の保全・継承のための改修が対象です。外壁は「外観工事」として対象になります。
ただし対象になる壁面の仕上げは土壁・漆喰壁・聚楽壁・下見板など歴史的・伝統的な形態または意匠のものに限られ、かつ道路その他の公共の場所から直接見える部分だけが対象です。出格子や木部の塗装は外観工事として申請できますが、サイディングやモルタル外壁の塗り替えは対象になりません。
補助率は個別指定京町家・指定地区内の京町家が3分の2、限度額は個別指定京町家で500万円です。
| 対象エリア | 京都市全域(京町家条例に基づく個別指定京町家・指定地区内の京町家・未指定京町家) |
|---|---|
| 助成金額 | 個別指定京町家:補助率3分の2・限度額500万円(景観重要建造物は4分の3) 指定地区内の京町家:3分の2・限度額200万円(特別外観工事を行う場合500万円) 未指定京町家:2分の1・限度額500万円(特別外観工事のみ) |
| 対象工事 |
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| 受付期間 | 2026年4月1日~2027年3月31日 (予算がなくなり次第受付終了。工事完了・実績報告は2027年2月14日まで) |
| 申請条件 |
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| 問い合わせ先 | 都市計画局 まち再生・創造推進室 京町家保全継承担当 京都府京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488 TEL:075-222-3503 |
| 実施機関の公式サイト | 指定京町家改修補助金 |
京都市の外壁塗装で助成金を活用するには
助成金の多くは申請書類に業者の見積書が必要で、京都市の防火改修のように施工業者が市内事業者に限られる制度もあります。そのため、京都市で助成金を使って外壁の工事をするなら、助成金への対応実績がある会社に相談するのが近道です。
京都市の外壁塗装に助成金使用実績がある会社
以下は、ヌリカエ掲載の京都市対応の塗装会社のうち、助成金対応実績がある3社です。工事内容・保証・こだわり条件で絞り込みができ、会社名をタップすると口コミ・工事事例つきの詳細ページ(ヌリカエ)が開きます。
京都市の外壁塗装で助成金対応実績がある会社 3社
条件に合う会社 3社 / 全3社

ホームデザイン古都(株式会社AMON)
本社:京都府京都市中京区河原町通り御池下る下丸屋町403番地 創業:2023年11月

株式会社フジホームズ
本社:京都府京都市伏見区石田大受町32 創業:1986年9月

株式会社一心創房
本社:京都府亀岡市篠町篠新畑田5番地1-03 創業:2023年12月
※掲載情報は2026年8月24日時点の「ヌリカエ」掲載内容にもとづきます。対応可否・実績・口コミの最新情報は各会社ページでご確認ください。表示順はヌリカエのおすすめ順です。
京都市の外壁塗装の助成金の申請方法

助成金は申請手続きが複雑で、審査や交付決定までに時間がかかることがあります。利用する場合は、契約している業者もしくは京都市の担当窓口に早めに相談してください。
ステップ1:塗装業者に見積もり依頼
外壁の工事に助成金を利用する際は、申請前に見積書の提出が必要になるケースがほとんどです。まずは塗装業者に見積もり依頼をするところから始めましょう。
このとき、複数の業者から相見積もりを取ると、適正な相場観の把握と、業者の対応力・提案力の比較ができるのでおすすめです。京都市の防火改修を利用する場合は、市内に本店または主たる事務所がある業者かどうかもあわせて確認しておきましょう。
ステップ2:京都市の担当窓口に助成金を申請
助成金の申請に必要な書類を準備し、京都市の担当窓口に書類を提出します。制度によっては事前相談が必要で、指定京町家改修補助金では事前相談に1か月程度かかる場合があります。
必要な書類は、各助成金の応募ページからダウンロードできる場合が多いです。一般的に、以下の書類が必要になります。
必要な書類
- 助成金交付申請書
- 見積書
- 本人確認書類(住民票、マイナンバーカード、運転免許証など)
- 前年度分の市税納税証明書
- 登記事項証明書
- 平面図・立体図など
- 委任状(第三者が申請を行う場合に必要)
ステップ3:京都市から審査結果の連絡
京都市が申請内容を審査します。審査に通れば、一般的に2週間〜1ヶ月前後で助成金の交付決定通知が届きます。
ステップ4:塗装業者との契約・着工
助成金の交付が決定した後、初めて選んだ塗装業者と正式に契約を結び、工事を開始します。交付決定前に契約や着工をすると補助金が交付されません。なお、工事中の写真の提出を求められる場合があります。
ステップ5:実績報告書・請求書の提出
工事の完了後、作業実績報告書や請求書などの指定書類を提出します。通常、作業の前後2回の書類の提出が必要になります。
ステップ6:助成金の交付
提出書類に不備がなければ、助成金が指定の口座に振り込まれます。期間は通常、助成金の交付や金額が決定してから2週間〜1ヶ月後です。
以上が一般的な助成金の申請の流れになります。制度によって条件や提出書類が異なるので、詳細は申請する助成金の公式サイトをご確認ください。
京都市で外壁塗装の費用を助成金以外で抑える方法

京都市のように塗り替え塗装を対象とした助成金が無い場合や、条件に合わず対象外だった場合でも、工夫次第で外壁塗装の費用は抑えられます。ここでは、助成金以外で費用を安くする方法を9個紹介します。
助成金以外で費用を安くする9の方法
- 京都市の地元業者に依頼する:大手ハウスメーカー経由より中間マージンがかからず、同等の品質でも費用を抑えやすくなります。京都市の防火改修は市内事業者の施工が条件なので、地元業者を探す意味は費用面だけではありません。
- 外壁と屋根を同時に塗装する:足場代(15〜20万円前後)を1回にまとめられ、別々に依頼するより割安です。
- 塗料のグレードを下げる:耐用年数と費用のバランスを見て、必要十分なグレードを選びます。
- 現金一括で支払う:ローンの手数料や金利がかからず、総支払額を抑えられます。
- 住宅ローン減税・リフォーム減税を利用する:一定の要件を満たす改修は、所得税の控除対象になる場合があります。
- 相見積もりをとる:複数社を比較することで適正価格が分かり、過剰な費用を防げます。
- 不要な作業を断る:本当に必要な工事だけに絞り、過剰なオプションを外します。
- 閑散期(夏・冬)に依頼する:繁忙期を避けると、値引きに応じてもらいやすくなる場合があります。
- 値引き交渉をする:見積もりの内訳を把握したうえで、無理のない範囲で交渉します。
それぞれの具体的な節約額や進め方は、以下の記事でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。


まとめ
京都市で外壁塗装に使える助成金と、費用を抑える方法を解説しました。
京都市では、耐震・防火改修や京町家の保全を目的とした制度が中心で、塗り替え塗装だけを対象とした助成金はありません。ただし外壁の防火改修なら工事費用の8割・上限20万円が使えるほか、京町家の伝統的な壁面の仕上げは3分の2の補助対象になります。制度の多くは工事前の申請が必須のため、業者選びと申請準備は並行して進めるのがおすすめです。
ヌリカエでは、京都市に対応する塗装業者の相見積もりを無料で取り寄せられます。適正価格の把握にもぜひご活用ください。
京都府内のほかの市町村の制度もあわせて確認したい方は、府全体をまとめた以下の記事をご覧ください。


