外壁の色は風水的にどれがおすすめ?取り入れる意味や効果を色別に比較!

  • 【更新日】2025-09-12
外壁の色は風水的にどれがおすすめ?取り入れる意味や効果を色別に比較!

「風水効果を取り入れつつ外壁を塗装したいんだけど、人気の色って?」
「風水的な視点は入れたいものの、周囲との調和もくずしたくない!」

上記のような疑問や悩みはありませんか?

今から約4000年以上も前に中国で発祥した「風水」。基本的な考え方は「環境がその人の運を決める」というもの。風水では、色ごとに効果や意味があるとされています。

今回の記事では、外壁の色選びに風水を取り入れたい人に向けて

・各色ごとの風水効果
・風水的にNGな色と方角の組み合わせ
・色選びで失敗しないためのポイント

などについて詳しくお伝えしています。

風水的な視点を外壁の色選びに取り入れることで、積極的に運気アップを狙いましょう!

この記事を監修しました

監修者の写真

株式会社Speee

小林 成光
所有資格

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

専門分野

外壁工事

職業

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

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外壁塗装の色選びに風水を取り入れる意味は?

外壁塗装で色を選ぶ際、風水を取り入れることは見た目の美しさだけでなく、生活の質の向上や運気アップに繋がります

風水とは、衣食住など身の回りの環境から良いエネルギーを取り入れ、開運を目指す古代中国発祥の思想です。外壁の色は住まいの印象を大きく左右し、適切な色を選ぶことで、家族の気分が明るくなったり、来客が増えたりといったポジティブな変化が期待できます。

特に、風水では「色と方角の組み合わせ」が重要とされ、例えば金運には「西」の方角に「黄色」、仕事運には「東」の方角に「青」が良いとされています。

また、住まい全体の運気を高めるには、健康運にはグリーン系、家庭運にはブラウン系やオレンジ系などが効果的です。

このように風水に基づいた色選びは、単なる色変更に留まらず運気の向上を促し、住まいの印象と家族の幸福感を高める意味があります。

小さな変化が積み重なり、やがて運気の変化として感じられるでしょう。

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【人気の外壁の色とは?】色ごとの風水効果を紹介!

以下▼の表では、各色ごとの期待できる風水効果をお伝えしています。

デザイン 写真 相性の良い方角 風水効果 印象 メリット・デメリット 汚れの目立ちにくさ
グレー グレーの外壁 北西 「仕事運」アップが期待できます。茶色との組み合わせで「健康運」アップが、白との組み合わせで「金運」アップが望めます。 ・落ち着き、上品
・中立、控えめ
・汚れや色あせが目立ちにくい
・地味で重たい印象になることがある
白の外壁 北西 「不運続きの連鎖を断ち切りたい」「イチからやり直したい!」といった状況をサポートしてくれます。「金(ゴールド)」と組み合わせることで「金運」アップが期待できます。 ・清潔感、純粋
・シンプル、神聖
・清潔感があり物を明るい印象になる
・ 砂埃や雨だれなどの汚れが目立つ
茶色 ブラウンの外壁 南西 「家族間の不和がある」「イライラすることが多い」などの状況を改善してくれます。白と組み合わせることで「健康運」アップが期待できます。 ・安心感、温もり
・自然、伝統
・安心感と温かみのある外観になる
・暗い印象を与える場合がある
黒の外壁 「貯蓄が増える」「信頼感が増す」という効果がある一方で、拒絶の意味合いも。ワンポイントで使用するのがおすすめです。 ・高級感、重厚感
・モダン、力的
・高級感と重厚感がある
・外壁や室内の温度が上がりやすい
青・ネイビー 青の外壁 濃い青と紺色は、「仕事運」や「勉強運」アップが期待できる色です。明るい青や水色、パステルブルーは「結婚運」アップが期待できます。 ・誠実、知的
・冷静、信頼感
・ 知的で落ち着いた雰囲気になる
・紫外線による色あせが比較的起こりやすい
黄色 黄色の外壁 西 「金運」アップが期待できる色です。白や金色と組み合わせることで「恋愛運」アップが期待できます。 ・明るさ、希望
・幸福、活発
・明るく元気な印象を与えられる
・汚れが目立ちやすく彩度が高いと周囲から浮いて見える
緑の外壁 「健康運」アップが期待できる色です。水色と組み合わせることで「金運」アップが期待できます。 ・癒やし、安らぎ
・健康的、穏やか
・ 穏やかで癒やしを感じさせる外観になる
・苔やカビの発見が遅れやすい
オレンジ オレンジの外壁 南東 「エネルギー」の意味合いを持ち、「前向きになれる」効果が期待できます。 ・活発、エネルギッシュ
・親しみやすい、暖かい
・明るく親しみやすい印象にできる
・周囲の景観から浮きやすい
赤の外壁 生命力の象徴といえる色で「健康運」のアップが期待できます。目立ちすぎるのが嫌な人はワンポイントで取り入れるのもおすすめ。 ・情熱、興奮
・活力、リーダーシップ
・個性的で情熱的な強いインパクトがある
・紫外線で色あせしやすい

データ出典:「ヌリカエ」が行った2025年6月のデスクリサーチより

上記の通り、住まいに期待できる風水効果は色ごとに変わります。あなたの理想とする生活を良く考えた上で、外壁塗装の色を選択しましょう!
また、風水を考慮するなら「色と方角」の相性が重要です。色にはそれぞれ特定の方角との強い繋がりがあり、適切な方向に合わせることで運気を高めることができます。
外壁の塗り替えは広範囲になることも多いですが、全面に塗るとバランスが悪い色も、部分的に使うことで風水を取り入れられますよ。

それでは、各色ごとの風水効果を具体的に見ていきましょう。

グレーの風水効果(相性の良い方角:北西)

グレーの外壁

風水では、グレーには「静寂」(せいじゃく)「情緒安定」といった効果があるとされています。

「家族間でケンカが絶えないが、今後はおだやかに暮らしたい」
「落ち着いた毎日を送りたい」

などの願いを叶えてくれる色ですね。

誠実や真面目という意味もあり、仕事運の上昇が期待できます。相性のいい方角は「北西」です。

近年人気があるグレー色の外壁ですが、ほかの色と組み合わせやすいので、風水の相乗効果を積極的に狙えるのもメリットですね。

「茶色(ブラウン系)」と相性が良く、組み合わせることで健康運アップに期待が持てます。「白(ホワイト)」と組み合わせると金運アップが期待できますよ!

グレーの一般的なメリット・デメリット

グレーはクールでスタイリッシュな外観を演出します。周りの景観に馴染みやすく、他の色と組み合わせやすい点が特徴です。

また、汚れが目立ちにくいため、外壁色として非常に人気があります。

しかし、無個性と捉えられる場合もあるため、色味のあるグレーやツートンカラーでの使用もおすすめです。

白の風水効果(相性の良い方角:北西)

白の外壁
風水では、白には「浄化」「リセット」作用があるとされています。

「不運続きの連鎖を断ち切って運気アップに転じたい」
「心機一転、イチからやり直したい」

といった願いをサポートしてくれる色ですね。

「汚れやすいから」という理由で純白よりも灰色や黄みがかった白、いわゆるオフホワイトが選ばれることが多いです。

相性のいい方角は「北西」。「金(ゴールド)」と相性が良く、組み合わせることで金運アップが期待できますよ。

白の一般的なメリット・デメリット

白は上品で清潔感のある印象を与え、誰からも好感を持たれやすい色です。膨張色のため、家を実際よりも大きく見せることができます

しかし、白は汚れが目立ちやすいというデメリットがあるので注意が必要です。そのため、白といっても灰色や黄みがかったオフホワイトが選ばれる傾向にあります。

>茶色の風水効果(相性の良い方角:南西)

ブラウンの外壁
風水では、茶色には「安定感」を与える効果があるとされています。

「家族間の不和がある」
「イライラすることが多い」

そんな不安定な状況の改善が期待できます。

相性のいい方角は「南西」。白と組み合わせることで健康運アップが期待できますよ。

茶色の一般的なメリット・デメリット

茶色はシックで落ち着いた印象を与え、周囲の景観とも調和しやすい色です。

コケやカビの汚れも目立ちにくく、濃色でありながら黒ほど重たい印象になりません。

しかし、黒ほどではないですが熱を吸収しやすいこと、色褪せは比較的目立ちやすいことがデメリットになります。

黒の風水効果(相性の良い方角:北)

黒の外壁
スタイリッシュな印象を与える黒の外壁ですが、「貯蓄が増える」「信頼感が増す」という風水効果があるとされています。
様々な種類の絵の具を混ぜていくと最終的に黒になっていくことから、「溜め込む」ことの象徴的な色です。

一方で、「人を寄せ付けない」という拒絶の意味合いを持つという考えもありますので注意が必要です。

相性のいい方角は「北」。外壁に使う場合は多用するのではなく、ワンポイントやアクセントカラーで使うのも手です。

黒の一般的なメリット・デメリット

黒は格式高いイメージがあることから、高級感や重厚感を演出できるスタイリッシュな色です。

しかし、熱を吸収しやすい性質があり、外壁の劣化が他の色に比べて進みやすいことはデメリットになります。

また、黒といっても原色に近い色味のものは悪目立ちする可能性もあるので、注意が必要です。

青・ネイビーの風水効果(相性の良い方角:東)

青の外壁

風水では、青はその濃さによって効果が異なります。

  • 濃い青・紺色仕事運勉強運がアップします。したがって、受験を控えたお子様がいる家庭や、ビジネスでチャンスをつかみたい場合におすすめです。
  • 明るい青・パステルブルー・水色人からの信頼感をアップさせるほか、結婚運アップも期待できます。
相性のいい方角は「東」。太陽が昇る方角に使用することでより効果を発揮します。

青・ネイビーの一般的なメリット・デメリット

青やネイビーは、クールでスタイリッシュな印象のある色です。有彩色のなかでは比較的取り入れやすく、ネイビーは見る機会も多い色となります。

しかし、原色に近い鮮やかな青は周囲の景観に馴染みにくく、色あせが目立ちやすい点がデメリットです。

また、艶のある見た目の場合はチープな印象となる可能性があるでしょう。

黄色の風水効果(相性の良い方角:西)

黄色の外壁

風水では黄色は、「黄金」「豊かに実った稲穂」を体現し、強い「陽」の気を持っています。

「金運をアップさせたい」
「貯蓄を増やしたい」などの場合におすすめのカラーです。

金運アップのほかには、「現状を変える」役割もあります。

「新しいことに挑戦したい」
「これまでの自分や生活をガラッと変えたい」などの願望実現を助けてくれますよ。

相性のいい方角は「西」。白や金色と組み合わせることで恋愛運アップが期待できます。

黄色の一般的なメリット・デメリット

黄色は明るく鮮やかな印象を与え、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。

また、外壁としては珍しい色のため個性を出すこともできます

しかし、色あせやコケ、剥がれが目立ちやすいため、想定よりも早いタイミングでの塗り替えとなる可能性もあります。

特に色褪せのスピードが比較的早い点には注意してください。

緑の風水効果(相性の良い方角:東)

緑の外壁

風水では、緑(グリーン)は「癒し」「調和」「信頼」の意味を持つ色です。

「帰宅時に癒しを感じられる住まいにしたい」
「健康運をアップしたい」

などの場合は、緑系での塗装がおすすめですね。

相性のいい方角は「東」。水色と組み合わせることで金運アップが期待できます。

緑の一般的なメリット・デメリット

緑は木々を連想させ、落ち着きと爽やかさのある印象を出せる色です。

アースカラーのであることから、周囲の経験にもなじみやすく、外壁の色としても選択肢に入りやすい色の一つとなります。

ただし、同様の色をもつコケの発見が遅れること、明るい緑色は退色が早い点がデメリットです。

オレンジの風水効果(相性の良い方角:南東)

オレンジの外壁

風水では、オレンジは「エネルギー」「前向き」の意味を持つ色です。

「エネルギッシュで活動的な暮らしをしたい」
「大変なことがあっても前向きな家庭を築きたい」

という人は、オレンジの塗装がおすすめです。
少し目立ちやすい色なので、景観との相性は注意しましょう。

相性のいい方角は「南東」。太陽が東から南に昇る途中の方角に使うことで、運気も上昇していくと考えられています。

オレンジの一般的なメリット・デメリット

オレンジは気分を前向きにし、元気や行動力のある印象を出すことができます。

ただし、少し目立ちやすい色であるため、周囲の景観との調和に気を付ける必要があります。

赤と同じく、外壁全体というよりもワンポイントカラーとしてアクセント的に入れるといった工夫もおすすめです。

赤の風水効果(相性の良い方角:南)

赤の外壁

風水では、赤は「生命力」「情熱」の意味を持つ色です。
力強さの象徴ともいえる色で、やる気を向上させてくれる効果を期待できます。

目立つ色のため「外壁には使えないのではないか」と思う方も多いですが、濃いめの赤色などは外観を損なうことなく使用することができます

ワンポイントやアクセントカラーで使うのもおすすめです。

相性のいい方角は「南」。「全面を赤色にするのはちょっと…」という方は、南の方角の柱だけ赤色にするなどを検討してみてはいかがでしょうか。

赤の一般的なメリット・デメリット

赤は、力強さや情熱的な印象のある色です。そのため、明るい印象や存在感を出すことができるでしょう。

しかし、非常に目立つ色であるため、外壁全体に使用すると周囲の景観から浮いてしまいます。

また、他の色の原色と同じく明るい赤は色褪せが早いため注意が必要です。

ワンポイントやアクセントカラーとして取り入れる、濃いめのえんじ色などを使用するといった工夫をするとよいでしょう。

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風水的にNGなカラーは?

外壁の色においても、風水的に相性の良いの色と方角の組み合わせと取り入れることで縁起の良い外観にすることができます。

しかし、特定の色の組み合わせや方角によっては、気のバランスを乱し運気を低下させる可能性があるため注意が必要です。

そこで本章では、風水的にNGな方角と色の組み合わせとその理由、代替案や工夫できるポイントをまとめました。

まずは、風水的にNGな組み合わせとその代替案などを一覧で確認できる表をご覧ください。

方角 避けるべき色 理由 代替案・工夫
水色・青・黒 北の「水」の気を強め、冷えを助長し運気を停滞させる 白、アイボリー、ベージュなど暖色系でバランスを取る
北東 暗い色・青 暗い色や青は運気を停滞させ、赤の多用はトラブルを引き寄せる 明るい色を取り入れる。赤は小物や差し色程度に
赤の使いすぎ 「火」の気が強い南で赤を多用すると、運気が不安定になる可能性がある ベージュ、白、グリーンなど落ち着いた色と組み合わせる
南西 青・緑 家庭運に悪影響を与え、気のバランスを崩す 落ち着いたベージュ、クリーム色などを基調にする
黄色・土っぽい色 東の「木」の気を阻害し、成長運を妨げる 青、緑など木の気を活かす色を取り入れる。
西 赤・黒 「金」の気を持つ西で赤や黒を多用すると、金運ダウンに繋がる 黄色、白など金の気を高める色と組み合わせる
北西 赤・黒・青 「主人の方位」での強い色は威厳を損ね出世運を弱める 白、アイボリー、ベージュなど上品な色を選ぶ
中心 黒・濃い青 すべての気が集まる場所での暗い色はエネルギーを吸収し停滞させる 茶色、ベージュなど土の気を象徴する色が最適

データ出典:「ヌリカエ」が行った2025年9月のデスクリサーチより

それぞれの色と方角の組み合わせについて、詳しく解説していきます。

北×水色

北の方角は風水において「水」の気を持ち、もともと冷えやすい性質があるとされています。

この方角の外壁に水色、青、黒のような寒色系の色を多用すると、水の気が過剰に強まり、冷えを助長して運気を停滞させる可能性があるとされているため注意が必要です。

特に、空間の気の動きが限られる場所では、寒色ばかりの配色が全体運の低下につながるとも言われています。

北向きの外壁には、白、アイボリー、ベージュ、ピンク、オレンジといった暖色系の色を適度に取り入れることで、冷たい気のバランスを和らげ、運気を高める効果に期待できるでしょう。

寒色系の色を使いたい場合は、外壁全体ではなく小物や差し色としてアクセント程度に留めることをおすすめします。

北東×青

北東は風水で「鬼門」と呼ばれ、気の出入りが活発で非常に重要な方角です。

この方角の外壁に暗い色や青を用いると、気の流れが停滞し運気に悪影響を及ぼすと考えられています。また、火の要素である赤を多用すると、予期せぬトラブルや家庭内の対立を引き起こす原因になりやすいです。

北東の外壁には、明るく清浄な印象を与える色を選ぶのが良いとされています。暗い色を選ぶ代わりにアイボリー、ベージュ、グレー、青の代わりに明るめの水色やラベンダーを取り入れることで、運気の停滞を防ぎやすくなるでしょう。

南×赤

南の方角は風水では「火」の気を象徴し、情熱や生命力、仕事運や名誉運を高める効果が期待できるとされています。

しかし、一方で火の気が強い南で赤を使いすぎると、その運気が不安定になる可能性があるでしょう。情熱が過剰になり、感情の起伏が激しくなるリスクがあるため、バランスよく取り入れる点がポイントです。

南向きの外壁に赤色を取り入れる際は、全面に塗るのではなく、ワンポイントカラーとしてアクセント的に使うなどの工夫をしておくことをおすすめします。

南西×青・緑

南西は風水では「裏鬼門」と呼ばれ、家庭運や不動産運に大きく影響を与える重要な方角です。

この方角の外壁に青や緑といった色を多く用いると、気のバランスが乱れ家庭内の調和に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。これは、土の気を持つ南西と、木の気(緑)や水の気(青)が五行において相克の関係にあるため、エネルギーが衝突しやすいとされているからです。

南西向きの外壁には、土の気を象徴するベージュやクリーム色を基調とすることが家庭運の向上に繋がると言われています。

東×黄色・茶色

東の方角は風水において「木」の気を司り、成長運や健康運、発展を象徴する方角とされています。

この方角の外壁に黄色や茶色などを用いると、木のエネルギーが土に吸収されてしまい、成長運を妨げる可能性があると言われています。土の気は木の気を抑制する性質があるため、東向きの外壁にこれらの色を多用することは避けるべきとされます。

東向きの外壁には、木の気を高める青、緑、明るい水色が吉色とされています。これらの色を基調とし、黄色を使いたい場合はゴールドやベージュ色にする、またはアクセントとして控えめに使うのが良いでしょう。

西×赤・黒

西の方角は風水において「金」の気を持ち、金運や商売運、豊かさを象徴する方角です。

この「金」の気と相性が悪いとされる赤や黒を西向きの外壁に多用すると、金運ダウンに繋がる可能性があると考えられています。風水の五行思想では、赤(火の気)は金(金の気)を溶かし、黒(水の気)は金(金の気)を腐食させる関係にあるため、これらの色は避けるべきとされます。

西向きの外壁には、金の気を高める黄色、白、ゴールドが吉色です。黒の代わりにアイボリー、ベージュ、グレー、赤の代わりにサーモンピンクやベージュを取り入れることで、金運を損ねずに外観の美しさを保つことができるでしょう。

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外壁の色選びで失敗しないための3つのポイント

外壁の色を選ぶ際は、風水以外にも気をつけた方が良いポイントがあります。

気をつけたいポイント
  1. 配色や周囲とのバランスを考える
  2. 汚れが目立たない色を選ぶ
  3. 面積効果を考える

各ポイントを詳しく見ていきましょう。

ポイント1.配色や周囲とのバランスを考える

外壁の色選びの際は、屋根や窓枠(色を変えない部分)との配色バランスを考えましょう。配色とは色の組み合わせのことです。

また、周囲の環境とのバランスを考えることも大事です。

極端な例ですが、ホワイト系の外壁が多い閑静な住宅街で、真っ赤な外壁や鮮やかな黄色の外壁は悪目立ちしてしまいます。

風水効果を狙いすぎて周辺の景色から浮かないか、景観を損ねるほど鮮やかな配色バランスになってしまわないか、しっかりと考えましょう。

ポイント2.汚れが目立たない色を選ぶ

色選びのポイントの2つ目は、汚れが目立たない色を選ぶということです。

「部屋の中さえ綺麗にしておけば良い」と考える人もいるかも知れませんが、来訪客や家の前を通る人が必ず目にするのが外壁です。

汚れるたびに外壁を塗り替えるというのも現実的ではありません。家の清潔感や高級感をできるだけ長く保つためには、汚れが目立たない色を選ぶと良いでしょう。

ポイント3.面積効果を考える

色選びのポイントの3つ目は、面積効果を考えるということです。

面積効果とは、同じ色でも面積の大きさによって明るく見えたり、暗く見えたりする現象のこと。

明るい色は面積が大きくなるにつれてより明るく・彩度(鮮やかさの度合い)が高く見えます。逆に、暗い色は面積が大きくなるにつれてより暗く・彩度が低く見えます。

外壁塗装を検討する際に業者が提供する色見本は、手のひらにのるくらい小さなサイズであることがほとんどです。

色見本だけで色を指定すると、塗装完了後の外壁がイメージとあまりに違い、おどろくかもしれません。

塗装工事にかかる費用は決して安くないため、完了後に「気に入らなかったから塗り替えてもらう」というわけにもいきません。

色見本で明るい色は、外壁に塗装したらより明るく・薄く見える
色見本で暗い色は、外壁に塗装したらより暗く・濃く見える

このことを知識として持っておくだけでも、外壁塗装での失敗を防げます。

塗装業者との打ち合わせの際は、シュミレーションを提示してもらえるかを問い合わせてみましょう。多くの塗装業者は専用ソフトを使い、工事完了後のイメージを見せてくれます。

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