MENU
閲覧履歴
閲覧履歴

屋根の修理費用は?屋根材別の相場や高くなるケースを紹介!

屋根修理の費用相場(部分修理で21~48万・全体修理で100万~)のアイキャッチ
リナビス
リナビス

あなたのお家
外壁塗装するといくら?

step1
step2
step3
step4

屋根の修理費用は、劣化の進行度合いだけでなく工事の規模や屋根材の種類・グレード、建物の大きさによって変わります。

雨漏り修理や屋根の棟部分の修理などは比較的規模の小さい修理方法ですが、屋根塗装は60万円前後、葺き替えやカバー工法といった屋根全体をつくり直す工事は100万円以上かかるケースが多いです。

そこで本記事では、屋根修理における修理内容別の費用相場に加えて、屋根材別の修理の費用相場や見積もり例、費用を抑える方法などについて詳しく解説しています。

修理工事費用相場
屋根の塗装45万円~84万円
屋根の葺き替え139万円~190万円
屋根の葺き直し100万円~180万円
屋根のカバー工法123万円~185万円
雨漏りの修理12万円~36万円
屋根棟の修理20万円~35万円
屋根材の部分修理・一部交換21万円~48万円
雨樋・軒天の修理・交換10万円~30万円

※屋根の塗装:ヌリカエ経由で2023年1月以降に成約した一戸建ての屋根塗装2,277件の成約額。葺き替え・カバー工法:ヌリカエ経由の見積書(紹介日2021年9月~2024年6月)から出した延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)の試算で、実際の契約額より高めに出ることがあります。雨漏りの修理・屋根材の部分修理:ヌリカエ経由で成約した見積書(同期間・31件/35件)。いずれも税込・足場代込み。範囲は安いほうから25%~75%。葺き直し・屋根棟・雨樋/軒天は一般的な目安です。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

この記事を監修しました

株式会社Re:Fact

小林 成光
所有資格

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

専門分野

外壁工事

職業

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

詳しくはこちら

目次

屋根修理の費用相場一覧

屋根修理の費用相場一覧について

屋根修理の費用は、部分的な修理の場合は「21万円~48万円」、修理が屋根全体に及ぶ場合は「100万円以上」が相場になります。

この金額には、屋根修理に使う足場代(屋根塗装で11万円~22万円、カバー工法・葺き替えで15万円~26万円)の費用も含まれています。

もし部分修理であれば費用のほとんどを足場代が占めてしまうことになりますが、屋根修理は高所作業となるため、ほとんどの工事で足場代は必須です。

修理工事費用相場
屋根の塗装45万円~84万円
屋根の葺き替え139万円~190万円
屋根の葺き直し100万円~180万円
屋根のカバー工法123万円~185万円
雨漏りの修理12万円~36万円
屋根棟の修理20万円~35万円
屋根材の部分修理・一部交換21万円~48万円
雨樋・軒天の修理・交換10万円~30万円

※屋根の塗装:ヌリカエ経由で2023年1月以降に成約した一戸建ての屋根塗装2,277件の成約額。葺き替え・カバー工法:ヌリカエ経由の見積書(紹介日2021年9月~2024年6月)から出した延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)の試算で、実際の契約額より高めに出ることがあります。雨漏りの修理・屋根材の部分修理:ヌリカエ経由で成約した見積書(同期間・31件/35件)。いずれも税込・足場代込み。範囲は安いほうから25%~75%。葺き直し・屋根棟・雨樋/軒天は一般的な目安です。

※表内の修理工事の名称を押下すると、解説へジャンプします。

屋根の塗装の費用|45万円~84万円

屋根塗装の費用は45万円~84万円(中央値60万円・足場代込み)が相場です。足場代を除くと約42万円です。

工期は10~15日が目安になります。

屋根の塗り替えは、屋根表面を洗浄後、傷んだ箇所を補修して再塗装する工事です。修理というよりも、定期的なメンテナンスとして採られる方法です。

一般的には、10年前後で再塗装が必要になります。

屋根塗装の事例について

上記は屋根塗装に加えて、より塗装が長持ちする無機遮熱プランを取り入れた事例です。

物件の種類詳細
一戸建て一戸建て
築年数34年
工事金額50~100万円
工期12日

事例の詳細については、ぜひ事例のページをご覧ください

なお、塗装は使用する塗料によって費用が倍近く変わることがあるので、気になる方は下記の記事もご覧ください。

屋根塗装の費用や塗料について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

>>【2025年最新】屋根塗装の費用相場は?内訳と単価や見積もり事例を紹介!

>>「屋根塗料の種類は多種多様!それぞれの特徴を解説」

屋根の葺き替えの費用|139万円~190万円

屋根葺き替えの費用は、延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)で139万円~190万円(中央値159万円・足場代込み)が相場です。工期は7~15日が目安になります。

※見積書をもとにした試算で、実際の契約額より高めに出ることがあります。

「葺き替え(ふきかえ)」とは屋根材を新しいものに交換する工事になります。また、「野地板(のじいた)」と呼ばれる下地が傷んでいる場合は、張替えます。

屋根の葺き替え工事を行った事例をひとつ紹介します。

屋根の葺き替え工事の事例について

雨漏りに長年苦労されており、瓦からガルバリウム鋼板への葺き替え工事を行った事例になります。

物件の種類詳細
物件の種類一戸建て
築年数11年
工事金額150~200万円
工期6日

事例の詳細については、ぜひ事例のページをご覧ください

「屋根の葺き替え(張り替え)」について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

>> 屋根葺き替えの費用はいくら?工事のメリットデメリット、屋根材の選び方

屋根の葺き直しの費用|100万円~180万円


屋根の葺き直しの費用は100万円~180万円が相場です。工期は7~10日が目安になります。

屋根の葺き直しとは、既存の瓦を再利用して屋根の補修を行う工事です。

もともとの屋根材が「和瓦・洋瓦」で、瓦自体に問題がなく、下地のみの補修で済む場合に最適となります。

屋根の葺き直しを行った事例をひとつ紹介します。

屋根瓦の葺き直し事例について

築50年以上の一軒家の葺き直しを行った事例になります。劣化が激しかったため、費用が高額になっています。

物件の種類 一戸建て
築年数 50年
工事金額 350~400万円
工期 19日

事例の詳細については、ぜひ事例のページをご覧ください

屋根のカバー工法の費用|123万円~185万円

屋根のカバー工法の費用は、延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)で123万円~185万円(中央値149万円・足場代込み)が相場です。工期は7~15日が目安になります。

※見積書をもとにした試算で、実際の契約額より高めに出ることがあります。

屋根のカバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根を作って覆う工事であり、重ね葺きとも呼ばれます。瓦以外の全面改修時に費用をおさえたい場合にとられる工事方法です。

屋根の中にアスベストが使われている場合は、撤去費用がかかるのを避けるため、カバー工法が採られることが多くあります。

屋根のカバー工法を行った事例をひとつ紹介します。

屋根のカバー工法の事例にいて

スレート屋根からIG工業のスーパーガルテクトを貼り付けた施工事例です。

物件の種類 一戸建て
築年数 20年
工事金額 50~100万円
工期 5日

事例の詳細については、ぜひ事例のページをご覧ください

▼「屋根のカバー工法・重ね葺き」について詳しく知りたい方はコチラ

>> 【初心者向け】カバー工法ってどんな工事?メリット・デメリット、費用相場まで徹底解説

屋根の雨漏り修理の費用|12万円~36万円

屋根の雨漏りには原因や劣化範囲の広さにさまざまなパターンがあるため、費用の目安もやや特殊になります。

ヌリカエ経由で成約した雨漏り修理の見積書では、12万円~36万円(中央値21万円)でした。

小規模のもので20万円~35万円(足場代込み。以下同様)、中規模のもので25万円~55万円、大規模なものは全体のリフォームになり、費用も60万円~250万円になります。

小規模とは屋根天井にシミを見つけたなど屋根表面の部分修理で済む場合です。中規模とは、天井から水滴が落ちてきたなど、表面に加え下地も部分的に傷んでいる場合になります。

また大規模とは、雨の日は必ず水滴が落ちてくる、雨漏りが複数箇所から起こっているなど内部の下地を含む全体的な工事になる場合です。

▼「雨漏りの修理費用」について詳しく知りたい方はコチラ

>> 屋根の雨漏り修理は自分でできる?応急処置や費用、道具について

屋根棟の修理の費用|20万円~35万円

屋根の山や谷部分にあたる「棟」部分の修理費用は20万円~35万円(足場代込み)が目安です。

修理費用は、修理する範囲(長さ)と使用する屋根材のグレード(価格)で変動します。洋瓦・金属の屋根の修理と比較すると、和瓦屋根の修理はやや高額になります。

屋根材の部分修理・一部交換の費用|21万円~48万円


屋根表面の瓦・スレート・金属の「割れ・めくれ・ズレ」などの部分破損は、費用の目安は21万円~48万円(中央値28万円・足場代込み)です。

屋根瓦の交換は、交換する屋根材の種類や枚数によって費用が異なりますが、10枚程度なら10万円~30万円程度です。

屋根材の部分修理や一部交換は、屋根修理の中では比較的安く修理できます。

▼「屋根材(瓦)の種類」について詳しく知りたい方はコチラ

>> 屋根瓦とは?種類から耐用年数までをまとめて解説

雨樋・軒天の修理・交換の費用|10万円~30万円


屋根の「付帯部分」と呼ばれる、雨どいや軒天の修理費用は10万円~30万円(足場代込み)、全体工事の場合でも60万円以下が目安です。

雨樋の足場の不要な箇所のみの修理であれば、足場代がかからないため、3,850円/m(2,860円~4,620円/m)程度の費用で施工ができます。

雨樋・軒天の修理・交換の費用

雨どいの一部交換・修理 15万円~20万円
雨どいの塗り替え 20万円~30万円
雨どいの全体交換 20万円~60万円
軒天修理(20cm四方以下) 10万円~15万円
軒天修理(20cm四方以上) 15万円~30万円

屋根修理には「足場代」が9割方必要

屋根修理をするにあたって、修理の実作業代よりも高い「足場代」が気になった方も多いと思います。

まず、屋根に関する9割以上の工事では足場は必須です。

足場の設置は、作業の精度の向上だけでなく、高所作業の安全確保のために厚労省による規定があるためです。

[box style=”gray” format=”free”]足場の設置に関わる規定:
規定では「2m以上の高所作業の際は安全な足場を設ける必要がある」となっています。
家の屋根は通常、平屋でも3m以上、2階建てならば6m以上の高さがありますから、ほとんどの場合で足場が必要な高さに達します。
[/box]

▼「足場の費用」について詳しく知りたい方はコチラ

>> 外壁塗装の足場相場はいくら?必要な理由や設置にかかる時間も解説!

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

【屋根材別】屋根修理の費用相場はいくら?

屋根修理にかかる費用は修理内容によっても異なりますが、屋根材によっても変動します。

今日、住宅の屋根に使われているのは「ガルバリウム鋼板」「スレート」「瓦」など主に6種類です。

そこで本章では、屋根材6種類ごとの修理費用の相場について詳しくご紹介します。

以下は、屋根材ごとの写真と修理費用をまとめて表です。なお、修理費用は2025年6月に「ヌリカエ」が実施したデスクリサーチをもとに記載しています。

屋根材写真修理費用
ガルバリウム鋼板ガルバリウム鋼板について6,000円~9,000円/㎡
スレートスレート屋根4,500円~8,000円/㎡
アスファルトシングルアスファルトシングル6,000円~8,000円/㎡
粘土瓦8,000円~12,000円/㎡
セメント瓦6,000円~8,000円/㎡
トタン3,000円~6,000円/㎡

このように、屋根材ごとに修理費用の相場がかなり違うことが分かるかと思います。

続いては、それぞれの屋根材ごとに詳しくご紹介します。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、軽量かつ耐久性に優れた金属屋根で錆びにくいことが特徴の屋根材です。

修理費用は1㎡あたり6,000円〜9,000円前後になります。主な修理内容は、ビスの打ち直しといった部分修理や、塗装、カバー工法などです。

自然災害などがなければ、大きな補修が必要なことはあまりありません。屋根の一部が曲がる、ビスが取れるといったケースも非常に稀です。

悪質業者は、故意に屋根の一部を壊すなどしてあたかも修理が必要であったかのように装い契約を迫るという手口を取ることが多くあります。そのため、飛び込み業者や見積もり金額が異様に高い場合などは注意してください。

ガルバリウム鋼板について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「ガルバリウム鋼板とは?デメリットやデザイン例を紹介!」

スレート

スレートは、繊維素材にセメントを混ぜた薄い板状の屋根材です。ガルバリウムとならび戸建て住宅で多く使われています。

修理費用は、1㎡あたり4,500円〜8,000円が相場です。他の屋根材と比較して修理費用は比較的安めですが、劣化が進むと割れやすくなるため定期的な点検とメンテナンスが必要になります。

修理内容としては、ひび割れや欠けたスレートの差し替え、棟板金の交換、塗装などです。

スレートについて詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「スレート屋根とは?種類から必要な補修までを徹底解説!」

アスファルトシングル

アスファルトシングルは、ガラス基板をアスファルトでコーティングし表面に石粒をまぶした屋根材です。北米で開発され広く使われていましたが、近年日本でも施工されるようになりました。

修理費用は、1㎡あたり6,000円〜8,000円程度です。強風による剥がれやめくれ、日光による劣化が起こりやすいため、部分的補修が必要なケースが多くあります。

耐用年数は一般的に20年~30年であるため、それ以上放置しておくと張り替えやカバー工法など屋根全体の修理が必要になる可能性もあるでしょう。

アスファルトシングルについて詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「アスファルトシングルとは?メリット・デメリット、代表製品、費用を解説」

粘土瓦

粘土瓦は、古くから使われている耐久性の高い屋根材です。

修理費用は、1㎡あたり8,000円〜12,000円と、他の屋根材と比較して高めになります。これは、瓦自体が高価であり、職人が1枚ずつ手作業で扱う必要があることから人件費がかかることなどが理由です。

瓦は、ずれや割れであればその部分を交換するだけで問題ないことも多く、全体の劣化が進んでいない限り張り替えといった大規模な工事が行われることはあまりありません。

修理内容としては、割れた瓦の差し替えや、ずれた瓦の修正、漆喰の詰め直しなどです。

屋根瓦の修理費用について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「屋根瓦修理の費用はどれくらい?修理方法別の相場から自分で修理できるかも解説」

セメント瓦

セメント瓦は、セメントに砂などを混ぜて作った瓦のことです。粘土瓦に比べて安く大量生産ができることから、1970年~1980年代にかけて流行しました。今ではほとんど使われていませんので、1980年代以降に建てられた住宅の場合は粘土瓦や他の屋根材である可能性が高くなります。

修理費用は1㎡あたり6,000円〜8,000円が相場と、修理費用も粘土瓦に比べて安価です。吸水性が高く劣化しやすいというデメリットがあるため、基本的なメンテナンスは塗装になります。

トタン

トタンは住宅だけでなく、農作業用の小屋など比較的小規模な建物の屋根としても広く使われている屋根材です。素材自体が比較的安めで施工しやすいことから、DIYでも人気な屋根材となります。

修理費用は、1㎡あたり3,000円〜6,000円と最もリーズナブルな部類です。軽量で施工が簡単な反面、サビやすく、防音・断熱性に劣るためメンテナンスの頻度が高い点には注意が必要です。

よくある修理内容には、サビ取り・塗装・部分張り替えなどがあります。築年数が経っている住宅では、穴あきや腐食が進んでいる場合もあり、大規模な修繕が必要になるケースもあるでしょう。

トタン屋根について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「トタン屋根とは?各種類の比較からおすすめ商品をランキング形式で紹介!」
>>「トタン屋根の修理費用まとめ|症状別・工事別の金額をズバリ掲載」

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

屋根修理費用の見積もり例

屋根修理といっても、不具合の原因や修理方法によって金額は大きく変わります。

そこで本章では代表的な屋根修理の方法である「塗装」「カバー工法」「葺き替え」「雨漏り修理(部分補修)」ごとの見積もり例をご紹介します。

なお、見積もりの算出にあたっては一般的な大きさの戸建てである30坪住宅(延床30坪の2階建て・屋根面積85㎡)を想定しています。

屋根塗装の見積もり例

まずは、屋根塗装の見積もり例をご紹介します。

30坪住宅において、フッ素塗料を使った場合の見積もり例は下記の通りです。

摘要数量単位単価金額
足場工事200㎡770円154,000円
養生200㎡220円44,000円
高圧洗浄85㎡165円14,025円
下地調整1式33,000円33,000円
屋根塗装 下塗り85㎡825円70,125円
屋根塗装 中塗り85㎡1,760円149,600円
屋根塗装 上塗り85㎡1,760円149,600円
縁切り85㎡385円32,725円
軒天塗装15㎡1,441円21,615円
破風板塗装30㎡990円29,700円
雨樋塗装32m880円28,160円
諸経費上記金額合計の5%36,328円
合計(税込)762,878円

※単価はヌリカエ経由の見積書(紹介日2021年9月~2024年6月)の明細の中央値(税込)。養生・下地調整・破風板塗装・瓦補修・諸経費は一般的な目安。延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)を想定した例です。

屋根カバー工法の見積もり例

続いて、屋根カバー工法の見積もり例をご紹介します。

30坪住宅において、ガルバリウム鋼板でカバー工法を行う際の見積もり例は下記の通りです。

摘要数量単位単価金額
足場1式198,000円198,000円
養生200㎡220円44,000円
下地(野地板)の補修85㎡3,080円261,800円
防水シート(ルーフィング)85㎡1,320円112,200円
新しい屋根材の材工85㎡7,920円673,200円
棟板金22m4,400円96,800円
諸経費上記金額合計の10%138,600円
合計(税込)1,524,600円

※単価はヌリカエ経由の見積書(紹介日2021年9月~2024年6月)の明細の中央値(税込)。養生・下地調整・破風板塗装・瓦補修・諸経費は一般的な目安。延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)を想定した例です。

カバー工法は既存の屋根を撤去しないため、撤去・処分費がかからないことが多いです。

屋根葺き替えの見積もり例

続いて、葺き替えの見積もり例をご紹介します。

30坪住宅において、ガルバリウム鋼板で葺き替えを行う際の見積もり例は下記の通りです。

摘要数量単位単価金額
足場1式198,000円198,000円
養生200㎡220円44,000円
既存屋根の撤去・処分1式169,620円169,620円
下地(野地板)の補修85㎡3,080円261,800円
防水シート(ルーフィング)85㎡1,320円112,200円
新しい屋根材の材工85㎡7,920円673,200円
棟板金22m4,400円96,800円
諸経費上記金額合計の10%155,562円
合計(税込)1,711,182円

※単価はヌリカエ経由の見積書(紹介日2021年9月~2024年6月)の明細の中央値(税込)。養生・下地調整・破風板塗装・瓦補修・諸経費は一般的な目安。延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)を想定した例です。

雨漏り修理の見積もり例

続いて、雨漏り修理費用の見積もり例をご紹介します。

今回は、瓦の一部の割れやカケが雨漏りの原因である場合を想定しています。

摘要数量単位単価金額
足場200㎡770円154,000円
瓦補修10枚3,850円38,500円
諸経費上記金額合計の10%19,250円
合計(税込)211,750円

※単価はヌリカエ経由の見積書(紹介日2021年9月~2024年6月)の明細の中央値(税込)。養生・下地調整・破風板塗装・瓦補修・諸経費は一般的な目安。延床30坪の2階建て(屋根面積85㎡)を想定した例です。

雨漏りの修理にかかる費用は、屋根の部分的な補修か全体的な補修かによって金額が大きく変わります。

部分的な補修は、天窓のコーキング補修や今回の見積もりのような屋根材の一部補修などです。部分補修の場合でも足場は必要になるため10万円以上かかるケースも多いですが、全面補修ほど高額ではありません。

一方の全面補修は、ルーフィングシートが劣化している場合などに必要になります。すでにご紹介したカバー工法や葺き替えとなりますので、多くのケースで100万円以上かかるでしょう。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

屋根修理の費用が相場より高くなる場合

屋根修理の見積もりが、ここまで紹介した相場の上限を超えることがあります。

費用が相場より高くなりやすいのは、屋根の形・下地の傷み・屋根材の成分・建物の高さや立地にかかわる次の4つのケースです。

  • 屋根の勾配が急・形状が複雑
  • 下地まで傷んでいる
  • アスベストを含む屋根材の撤去・処分が必要
  • 3階建て・隣家が近い

見積もりが相場より高いときは、どのケースに当てはまるのかを業者に確かめましょう。理由がわかれば、金額が妥当かどうかを判断しやすくなります。

屋根の勾配が急・形状が複雑

屋根の傾き(勾配)が急な屋根や、面の数が多い複雑な形の屋根は、シンプルな形の屋根より修理費用が高くなりやすいです。

勾配が急な屋根では、職人が足を滑らせないよう、建物の周りの足場とは別に屋根の上にも作業用の足場(屋根足場)を組むことがあります。

また、屋根の面が多いほど、面と面がぶつかる棟(むね)や谷の部分が増えます。そのぶん板金の加工や雨水が入らないようにする処理が増え、作業の手間がかかります。

見積書に「屋根足場」や棟・谷の板金といった項目があれば、自宅の屋根のどこに、なぜ必要なのかを業者に聞いてみてください。

屋根の形を写真で示しながら説明してくれる業者であれば、金額の根拠を納得したうえで契約できます。

下地まで傷んでいる

屋根材の下にある野地板(のじいた:屋根の下地になる板)や防水シートまで傷んでいると、表面の修理に加えて下地を直す費用がかかります。

本記事の見積もり例(屋根面積85㎡)では、下地(野地板)の補修が261,800円、防水シート(ルーフィング)が112,200円です。2つを合わせると約37万円になります。

下地の傷みは、屋根の表面からは見えにくい部分です。塗装やカバー工法で済むと考えていても、点検で野地板の腐食が見つかれば、葺き替えが必要になることもあります。

見積もりの段階で、下地の状態を写真で見せてもらいましょう。補修する範囲が何㎡なのかを確認しておくと、工事が始まってからの追加請求を防ぎやすくなります。

アスベストを含む屋根材の撤去・処分が必要

厚生労働省によると、石綿(アスベスト)は2006年(平成18年)9月から製造・使用などが禁止されています。

それより前に着工した建物は、石綿が使われている可能性が高いとされています。古いスレート屋根などを撤去する工事では、石綿への対策が必要になる場合があります。

屋根の工事にかかわる石綿(アスベスト)の主なルール

工事前の事前調査
解体や改修(リフォーム・修繕を含む)の前に、石綿が含まれているかを調べることが義務です。2023年10月からは、資格を持つ人が調査を行う必要があります。

調査結果の報告
請負金額100万円以上(税込)の改修工事は、2022年4月から調査結果の報告が義務になりました。

撤去の方法
石綿を含む成形板などを取り外すときは、原則として切断や破砕をしない方法で行う必要があります。

※出典:厚生労働省「改修工事に対する石綿対策の規制が強化されています」、環境省「4月1日から石綿の事前調査結果の報告制度がスタートします」。法令の内容は執筆時点(2026年10月)の情報です。

このように調査や飛散を防ぐ手間が加わるため、石綿を含む屋根材を撤去する工事は、そのぶん費用が高くなります。

なお、石綿を含まない屋根でも、葺き替えでは既存の屋根の撤去・処分費がかかります。ヌリカエ経由の見積書106通では、撤去・処分費の中央値は約17万円でした。

既存の屋根を撤去せず、上から新しい屋根材をかぶせるカバー工法を選べば、撤去・処分の費用を抑えられます。カバー工法については、以下の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい
屋根カバー工法とは | デメリットや2,655件の見積もりにおける費用相場を紹介 カバー工法とは、古い屋根の上から新しい屋根材をかぶせる工事方法です。 カバー工法とは、既存屋根に新しい屋根材を被せるようにして施工する方法です。工事費用や工事...

3階建て・隣家が近い場合

3階建ての住宅は、2階建てより足場をかける面積が広くなるため、足場代が高くなりやすいです。

足場代は「足場をかける面積×単価」で見積もられることが多く、本記事の屋根塗装の見積もり例でも、足場は200㎡×770円で計算しています。

ヌリカエ経由の見積書では、足場代は屋根塗装で11万円~22万円、カバー工法・葺き替えで15万円~26万円でした。3階建てでは、この範囲を上回ることがあります。

隣家との間が狭い場合も、費用が上がることがあります。足場を組むスペースが限られるため、狭い場所に合わせた組み方や、隣家側への飛散対策(養生)が必要になるためです。

足場の一部が隣家の敷地にかかる場合は、工事の前に隣家の了承を得ておく必要があります。業者がどこまで対応してくれるかも、見積もりの段階で確認しておきましょう。

足場代の相場や見積もりの比較ポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい
足場の相場は?シミュレーター付きで見積もりの比較ポイントも紹介! 本記事は、外壁塗装工事に含まれる「足場代」の本当の金額が気になっている方へ向けて、足場代の価格情報や足場代が相場よりも高くなるケースについて解説しています。 ...

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

屋根修理で怪しい業者や見積もりの特徴

屋根修理では、突然訪ねてきた業者に不安をあおられ、高額な契約をしてしまうトラブルが増えています。

国民生活センター(2023年10月発表)によると、屋根工事の点検商法に関する相談は2022年度に2,885件で、2018年度の約3倍に増えました。

契約した人の8割超は60歳以上です。業者の話や見積書に次のような特徴があれば、その場では契約せず、ほかの業者の見積もりと比べてください。

  • 見積書の項目に「一式」が多い
  • 「今すぐ直さないと雨漏りする」と契約を急がされる
  • 「火災保険を使えば無料で直せる」と言われる
  • その場で大幅な値引きを持ちかけられる

項目に「一式」が多い

見積書の項目に「一式」が多く、数量や単価が書かれていない見積もりには注意が必要です。

住宅リフォームの相談窓口である住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)も、数量が「一式」になっている場合は内容を確認するよう呼びかけています。

数量や単価がわからなければ、相場と比べられません。「一式」の項目は、数量と単価を示してもらうことが大切です。

住まいるダイヤルは、現場調査をしていない見積もりでは数量が実際と合わず、あとから追加費用を請求されるおそれがあるとも指摘しています。

本記事の見積もり例のように、足場は「㎡」、棟板金は「m」といった単位で、数量と単価が書かれているかを確認しましょう。

内訳を聞いても答えない、あいまいな返事しかしない業者とは、契約しないことが大切です。

「今すぐ直さないと雨漏りする」と契約を急がされる

「このままだと台風が来たら雨漏りしますよ」「すぐに直さなければ大変なことに」と不安をあおり、契約を急がせるのは、点検商法でよく使われるトークです。

国民生活センターによると、業者は「近くで工事をしている」「屋根瓦がずれているのが見えた」などと突然訪ねてきて、無料の点検を持ちかけます。

点検のあとに見せられる写真や動画は、業者があらかじめ用意したものである場合もあります。

突然訪ねてきた業者には、無料と言われても点検を頼まないようにしましょう。点検をさせると勧誘トークに乗せられ、断れなくなるおそれがあります。

屋根の状態が心配なときは、家を建てた工務店などに相談するか、複数の業者から見積もりを取って比べると安心です。

「火災保険を使えば無料で直せる」と言われる

「保険金を使って修理すればいいじゃないですか」「保険申請の手続きもしてあげます」と、火災保険を使えば自己負担なく直せると持ちかけるのも、よくある勧誘の手口です。

国民生活センター(2020年10月発表)によると、「保険金が使える」と勧誘する住宅修理の相談は、2019年度に2,684件と、2010年度の約24倍に増えています。

相談事例には、工事をしない場合は保険金の5割を違約金として支払うと書類に書かれていたケースもあります。

「無料で直せる」と言われても、実際に保険金が支払われるかはわかりません。保険のことは業者ではなく、加入している保険会社か代理店に直接確認しましょう。

また、うその理由で保険金を請求すると、保険会社から保険金の返還を求められたり、詐欺罪に問われたりするおそれがあります。

その場で大幅な値引きを持ちかけられる

「この場で契約するなら特別に安くしますよ」「通常より大幅に割り引いた価格です」と、その場での契約を条件に大きな値引きを持ちかけられたら注意が必要です。

国民生活センターによると、業者は「今ならお得」と感じさせてその場で契約させようとします。しかし、値引き後の金額でも相場より高額な場合があります。

値引きの大きさではなく、値引き後の金額が相場の範囲に収まっているかで判断しましょう。たとえば、屋根塗装の相場は45万円~84万円です。

訪問販売で契約してしまった場合も、特定商取引法の訪問販売にあたれば、契約書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができます。

不安を感じたら、消費者ホットライン「188」に電話してみてください。最寄りの消費生活センターなどを案内してもらえます。

屋根修理の契約を迫られたときの対処法

・突然訪ねてきた業者には、無料でも点検を頼まない
・その場では契約せず、複数の業者の見積もりと比べる
・保険のことは加入している保険会社か代理店に確認する
・訪問販売の契約は、書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフできる
・困ったときは消費者ホットライン「188」に相談する

※出典:国民生活センター「屋根工事の点検商法のトラブルが増えています」(2023年10月11日)、国民生活センター「『保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる』と勧誘されてもすぐに契約しないようにしましょう!」(2020年10月1日)。制度の内容は執筆時点(2026年10月)の情報です。

屋根修理の悪質業者の手口や見分け方は、以下の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい
屋根修理の詐欺を見分けるポイントは?3つの質問から見分ける判定ツールつき! 国民生活センターによると、近年は全国的に屋根工事のトラブルが増えているといいます。全国の消費生活センターには「突然訪問してきた業者と屋根修理工事の契約をして...

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

屋根修理のタイミングを屋根材・劣化症状で比較

屋根は普段意識してみる機会が少ないため「修理タイミングはいつなんだろう?」と悩まれる方は多いかと思います。

そこで本章では、「屋根材」「劣化症状」の2つの切り口から、適切な屋根の修理タイミングをご紹介します。

屋根材別の屋根修理タイミング比較

住宅の屋根材には「スレート」「ガルバリウム」「瓦」など主に5つの屋根材が使われます。

そこで、まずは5種類の屋根材ごとに耐用年数はメンテナンス時期を比較してみましょう。

屋根材スレートガルバリウム瓦アスファルトシングルトタン
写真トタン屋根
耐用年数20年 〜30年30年〜40年50年以上(粘土瓦)20年~30年15年~20年
メンテナンス時期10年〜15年ごと10年〜15年ごと10年〜15年ごと5年〜15年ごと5年〜10年ごと
対応工事塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修葺き直し / 葺き替え / 部分補修塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修

どの屋根材も数十年という長い耐用年数がありますが、長年放置していると気づかぬうちに劣化が進行して雨漏りなどを引き起こしてしまいます。

そのため、目立って劣化がなくても点検を行い、必要であれば塗装や部分補修などを検討するとよいでしょう。

ここから、各屋根材ごとの特徴について詳しくご紹介します。

スレート

項目特徴
耐用年数20年〜30年
メンテナンス時期10年〜15年ごと
対応工事塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修

スレートは多くの戸建て住宅で使用されている屋根材です。、

経年劣化により表面の塗装が剥がれやすくなるため、10年〜15年ごとに塗装のメンテナンスがおすすめです。

スレートついて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
スレート屋根とは?特徴や耐用年数を種類別で比較! 多くの住宅の屋根に使用されている「スレート屋根」ですが、詳しくはどのような特徴を持つ屋根材なのでしょうか。 また「そろそろスレート屋根のメンテナンスが必要?」...

ガルバリウム

項目特徴
耐用年数30年〜40年
メンテナンス時期10年〜15年ごと
対応工事塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修
「塗装は意味がない」と言われることもありますが、メンテナンス観点からは錆びや腐食を防止するためには定期的な塗装はした方がよいでしょう。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

ガルバリウムについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
非公開: ガルバリウム鋼板とは?デメリットやデザイン例を紹介! 外壁や屋根材を何にするか検討されるなかで「ガルバリウム鋼板」という建材が良く出てきますが「ガルバリウム」とはどのような材質なのでしょうか。 そこで本記事では、...

瓦

項目特徴
耐用年数50年以上(粘土瓦)
メンテナンス時期10年〜15年ごと
対応工事葺き直し / 葺き替え / 部分補修

瓦屋根は耐久性が高く、適切なメンテナンスを行えば長期間使用できます。

瓦のズレや割れ、漆喰の剥がれなどをチェックし、必要に応じて補修や塗り直しを行います。セメント瓦の場合は、10年〜15年ごとに塗装のメンテナンスが必要です。

ただし、瓦の場合は塗装とカバー工法には対応していないので注意してください。そもそも瓦は塗装する必要がないのと、カバー工法は屋根の重量は重くなり耐震性が極端に弱まるためです。

瓦屋根ついて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
屋根瓦とは?特徴や種類についてまでを徹底比較 既存の住宅では最も多く利用されている「屋根瓦」は、種類も豊富にあり、耐久性や性能もバラバラです。 自宅にあった屋根瓦を選定するためには、各屋根瓦の特徴から耐用...

アスファルトシングル

項目特徴
耐用年数20年~30年
メンテナンス時期5年〜15年ごと
対応工事塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修

アスファルトシングルは、表面に小さな石粒がついたシート状の屋根材です。スレートやガルバリウムと並び、戸建て住宅でも広く使われています。

耐用年数は最大30年程度ありますが、劣化してくると表面にある石粒が剥がれ落ちてくるようになります。そのため、5年単位での点検やメンテナンスをしておくと安心です。

アスファルトシングルについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
アスファルトシングルとは?メリット・デメリット、代表製品、費用を解説 アスファルトシングルは、洋風のおしゃれなデザインが人気の屋根材です。 しかし、屋根を選ぶのであれば、デザイン性だけでなく、防水性能や耐久性、価格なども気になり...

トタン

トタン屋根
項目特徴
耐用年数15年~20年
メンテナンス時期10年〜15年ごと
対応工事塗装 / 葺き替え / カバー工法 / 部分補修

トタンは、住宅だけでなく農作業小屋などにも広く使われている屋根材です。

同じ金属屋根であるガルバリウムと違い錆びやすいため、定期的な塗装が必要になります。腐食が進むと張り替えされるのが一般的です。

トタン屋根について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

あわせて読みたい
トタン屋根とは?各種類の比較からおすすめ商品をランキング形式で紹介! 日本中の住宅で活躍していたトタン屋根。 本記事では「小屋をトタン屋根にしたい」といった方や、お住まいのトタン屋根が古くなってきた方に向けてトタン屋根の種類や種...

劣化症状別の屋根修理タイミング比較

続いて、劣化症状別での修理タイミングをご紹介します。

よくある屋根の劣化症状とその修理タイミングを以下で比較しています。

欠けズレ割れ破損
写真
修理タイミング要点検要点検なるべく早く修理なるべく早く修理
修理方法部分補修 / 塗装 / 葺き替え / カバー工法葺き替え / 葺き直し部分補修 / 葺き替え / 葺き直し葺き直し / 葺き替え

屋根に目立った劣化がある場合、なるべく早い段階で修理すべきなのが前提ですが、それでも「今すぐの修理は難しい」という方もいらっしゃるでしょう。

一般的に、実害が出ていないのであれば今すぐに急いで修理する必要はありません。しかし、劣化を放置しておくと気づかないうちに劣化が広がり室内に雨水などが入り込んでしまう可能性があります。そのため、点検だけでもしてもらうのがおすすめです。

また、屋根材の割れや破損などがある場合は屋根材自体の耐久性が限界にきているサインです。すでに大量の雨水や汚れが屋根の内部に入っている可能性が高いため、なるべく早く点検し修理する必要があるでしょう。

屋根修理の費用を抑える4つの方法

屋根修理の費用を抑える4つの方法について

屋根修理の費用を少しでも抑えるためには、以下の4つの方法を検討してみてください。

◆屋根修理の費用を抑える4つの方法◆

助成金を活用する
リフォームローンを活用する
相見積もりをとり、適正価格で修理する
複数工事をまとめて行う

助成金を活用する

国や自治体は屋根修理に利用できる助成金を用意していることもすくなくありません。

たとえば「長期優良化リフォーム推進事業制度」は、子育てを行う生活環境の向上、中古住宅における質の向上を目的とし、国が実施しているリフォーム事業です。

自治体においても各市町村ごとに助成金は多く設定されています。条件が整えば、費用の1/2が補助されるなど費用を抑えられるため、お住いの地域で助成金制度はないかを確認してみてください。

助成金が活用できるか確認したい場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。
>> 【2025年最新】外壁塗装の助成金・補助金がもらえる条件は?自治体の情報も一覧で紹介

リフォームローンを活用する

リフォームローンとは、自宅の修繕や改築の費用を分割払いできる融資制度で、銀行や信販会社が提供する住宅向けローンの一種です。

ローンで支払うため、現時点で手元に資金がない場合でもすぐに屋根の修理が行えます。

リフォームローンを提供しているのは「銀行」「クレジットカード会社」「住宅金融支援機構」「修理業者」の4つです。

担保なしで借りられたり、審査に通りやすいのがメリットですが、きちんと返済計画も立てることが何よりも大切です。

リフォームローンについての詳細を確認したい場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。
>> リフォームローンとは?住宅ローンとの違いや選び方、借入方法も解説

相見積もりをとり、適正価格で修理する

修理を検討する場合は、必ず複数の業者から相見積もりをとることが大切です。

相見積もりをとることで、見積もり内容の比較ができ、適正価格で修理することが可能になるためです。

とくに災害などが起こった後は、悪質業者が早めに修理が必要だと不安を煽り、法外な料金をぼったくったり、質の低い修理をして余計な費用負担を背負わせたりします。

悪質業者を避け、適正価格で屋根を修理するためにも相見積もりは必ずとりましょう。

ヌリカエでは、該当地域の業者から一括で見積もりを取得できる無料サービスを提供しています。加盟基準が設けられているため、悪質な業者がおらず、安心して利用ができます。
>> ヌリカエの一括見積もりサービスを覗いて見る

複数工事をまとめて行う

屋根修理のタイミングで外壁塗装も同時に行うなど、複数工事をまとめて行うことも費用を抑えることにつながります。

屋根修理と外壁塗装に費用には「足場代」が設定されます。足場代は高所での作業を安全に行うために、必ず必要なものです。

屋根修理と外壁塗装を別々に行うと、それぞれの作業に足場代が必要なり、トータルコストが上がってしまいます。一方で同時に工事を行えば、足場代は1回分の料金で済むため、長期的に見たときに節約になります。

足場代は修理費用の20%を占めるとされているため、屋根修理のタイミングで外壁塗装なども同時に行えないかを検討してみてください。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

私の家だといくら?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

屋根の修理費用についてまとめ

屋根修理費用についてまとめ

屋根の修理にかかる費用は?

修理部位や範囲の広さによって変わります。金額は以下が目安です。・瓦の部分修理:15万円~30万円
・スレートの部分修理:15万円~30万円
・棟の修理20万円~35万円
・雨漏りの修理:12万円~36万円
・雨樋の修理:10万円~30万円
・塗装の塗り替え:45万円~84万円
・カバー工法:123万円~185万円
・葺き替え:139万円~190万円

屋根の修理費用は施工方法や劣化症状によって変わってきます。正確な値段については必ず相見積もりをとって適正な価格で実施するようにしてください

また、助成金やリフォームローンなどの活用ができないかも合わせて確認してみてください。

屋根修理について分からないことや、業者に条件や希望のある場合などもヌリカエにぜひお気軽にご相談ください。本記事が、屋根修理をお考えの方のお役に立てば幸いです。

リナビス
リナビス

あなたのお家
外壁塗装するといくら?

step1
step2
step3
step4

参考記事・ウェブサイト
▼専門家(ヒアリング)
株式会社POD 代表 長谷川佳広 氏

目次