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外壁ツートンおしゃれ仕上げポイントはこれ!色分けや組み合わせなどばっちり解説

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この記事を監修しました

株式会社Speee

小林 成光
所有資格

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

専門分野

外壁工事

職業

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

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目次

外壁ツートンのおしゃれ仕上げポイントを知っておくとよい理由

外壁ツートンは、塗った後に思っていた出来上がりと印象が違ってしまい「失敗してしまった」ということが少なくありません。しかし、おしゃれに仕上げるポイントを知っておくと、失敗を未然に防げます。

本記事では、外壁ツートンおしゃれ仕上げポイント、色分けや組み合わせなどについて解説していきます。大事な家の外装塗装に失敗しないためにも、リフォームを検討している方は参考にしてみてください。

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外壁ツートンのおしゃれ仕上げポイント5つ

外壁ツートンのおしゃれ仕上げポイント5つを紹介します。外壁ツートンをおしゃれに仕上げるためにも、ポイントを理解しておきましょう。

外壁ツートンのおしゃれ仕上げポイントには、色分けのパターンをチェックする・色の比率を意識する・相性の良い色の組み合わせを知る・木目やレンガなど柄を取り入れる・雨樋など付帯物との相性も考慮する、などがあります。

1:色分けのパターンをチェックする

好みの色を2つ選んだ場合、その色分けをどこで区切るかによって印象は大きく異なります。ここでは、色分けのパターンとして、縦に分ける方法や階数で分ける方法、ベランダやバルコニーなどで分ける方法について紹介します。

縦に分ける

上下の分け方ではなく、家を垂直に区切ってツートンカラーを取り入れる方法は、家の縦ラインが協調されるため、シックでスタイリッシュな雰囲気を与えます。

使用する塗料の色にもよりますが、モノトーンにするとより都会的なデザインになるでしょう。色を切り替える面を、北側の面と西側の面など方角で分けるパターンもあります。

階数で分ける

1階と2階など、階数で分ける方法は外壁ツートンの塗り分け方法として一般的です。1階を暗い色、2階部分を明るい色で塗ると、家を広く大きく見せる効果があり、バランスもとりやすい印象になります。例えば、1階はこげ茶、2階はベージュなどです。

あらかじめ、1階と2階の上下で区切られている構造の建物が多いので、階数で色を分ける方法は違和感なく仕上がるでしょう。

ベランダやバルコニーなどで分ける

外壁ツートンのおしゃれ仕上げのポイントには、ベランダやバルコニーなど、家の出っ張りある部分で分ける方法もあります。ベランダやバルコニー部分の色を変えることで立体感が生まれ、家のカラー構成のアクセントにもなるでしょう。

2:色の比率を意識する

外壁ツートンのおしゃれ仕上げポイントには、色の比率も関係してきます。「ツートンだからこそ、組み合わせる色を同じ比率にしたほうがバランスは取れる」と考えている方も中にはいるでしょう。

1階と2階で色を分ける場合は、5対5の比率になるケースも多いですが、一般的にベースとなるカラーが6、7割を占めているとバランスが良いと言われています。

「外壁がおしゃれになる色選び」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

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3:相性の良い色の組み合わせを知る

相性の良い色の組み合わせを知ることで、外壁ツートンのおしゃれ仕上げポイントにもなります。相性の良い色の組み合わせには、同系色にするか、淡い色にするか、白×鮮やかな色にするなど、一定のルールがあります。

同系色

相性の良い色の組み合わせに、色と色の差が近い同色系があります。同色系は、色相環の中で隣り合う色、近い位置にある色のことを言います。色相環の中で隣り合う色は、例えば赤であれば、ピンクやオレンジ、青であれば緑や紫です。

同色系を選ぶことで色の差が少ないため、ちぐはぐな印象になりにくく、まとまりがある印象になります。雨樋など付帯物の色も入り3色以上になる場合は、同色系でまとめると統一感が出ます。

淡い色

淡い色の外壁は、落ち着きや優しい雰囲気があり、近隣の景観と馴染みやすいことから家を風景の一部として見るときにまとまった印象を与えます。

特に3色以上になる場合は、そのうちの1色は、薄いグレーやベージュ、薄目のピンクなど、淡いカラーを入れると奇抜なデザインにならず、バランスをとりやすいでしょう。

白×鮮やかな色

白×鮮やかな色の外壁ツートンも人気です。白はどのカラーとも相性が良く、白を入れることで家自体が爽やかで明るい印象になります。

ピンクやグリーン、黄色など彩度の高く鮮やかな色も、白との組み合わせでフレッシュな印象に仕上がります。ただ、白は外壁の汚れが目立ちやすいデメリットもあります。

そのため、オフホワイトよりも汚れが目立ちにくいアイボリーやベージュなど、黄色や灰色の色味が入った白がおすすめです。

「外壁色の組み合わせとイメージ」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

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4:木目やレンガなど柄を取り入れる

ツートンの外壁だけでもおしゃれな印象はありますが、そこに木目やレンガ柄のパネル外壁材もプラスすると、より個性的で高級感あるデザインに仕上がります。

木目調のパネルはナチュラルで木の温もりを感じる風合いが、レンガ調のパネルはヨーロッパ風の落ち着きのある雰囲気が増すでしょう。

5:雨樋など付帯物との相性も考慮する

外壁ツートンのおしゃれ仕上げポイントとして、雨樋など付帯物との相性も考慮するようにしましょう。雨樋は、屋根から流れ落ちる雨水を受け止め地上へと流し込む装置ですが、家の外観の一部でもあるため、外壁のカラーとの兼ね合いも考える必要があります。

雨樋の色でよく使用されるのは、白・黒・ブラウン・グレーが多いでしょう。外壁と色の相性が合わない場合は、この機会に雨樋の色をツートンの間を取り持つような色に塗装してもらうか、片方と同じ色にするか、など塗り直すというのも一つの手です。

「雨樋の塗装」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

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セパレートやアクセントカラーとしての活用もおすすめ

ツートンカラーとして選んだ色の対比が強すぎたり、同色系にしてもぼんやりと面白味のない印象になったりする場合は、3色目としてセパレートやアクセントカラーの活用もおすすめです。

セパレートカラーは、あくまで脇役のカラーです。使う色は、白か黒が基本になるでしょう。近似色やぶつかり合うような補色同士の配色に使用し、2色の間を取り持つ色になるため全体的に調和がとれます。

アクセントカラーとは変化をつけるためワンポイントになる色のことを言います。色を入れすぎると統一感が崩れやすい傾向がありますが、全体のバランスを考えた上でアクセントとして1色プラスする場合は、センス良く仕上がるでしょう。

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外壁ツートンおしゃれはここが重要!2つの注意点

外壁塗装では、「完成後、イメージと違った」という失敗は少なくありません。こうなってしまわないために最後は、外壁ツートンを決める際の注意点について紹介します。外壁の色決めでは、ベースカラーから決めること、大きい色見本で確認することが大切です。

ベースカラーから決める

外壁をツートンで塗装するときに失敗しないためには、まずベースとなる色を決めておくことが重要です。ベースカラーを決めてから、それに合わせる2つ目の色を決める形が失敗しにくい方法です。好きな色を2つ選ぶ方法は色同士の相性が悪いこともあり、失敗しがちです。

ベースカラーは、塗装面積が一番大きい色のため、一番印象に残る色でもあります。近隣の家の外壁カラーとあまりにも離れた色にしてしまうと、悪目立ちする可能性が高くなるため、街並みに合うベースカラーを選ぶようにしましょう。

大きい色見本で確認する

塗料メーカーでは、塗料を色見本で確認させてくれる行程があります。そのとき色見本をしっかり確認しましょう。確認しなかった場合、実際に外装を塗った後の印象の違いに違和感を覚える可能性が出てきます。

原因は面積効果になります。面積効果とは、同じ色でも、面積が大きくなることで明度・彩度が変化する現象が発生するためです。黄色や水色など、明るい色の場合は面積が大きくなるとより明るく、こげ茶や紺色など暗い色の場合は面積が大きくなるとより暗く見えます。

塗料メーカーが用意する色見本は小さいことが多いため、面積効果を防ぐために大きめの色見本を用意してもらい、イメージの差を埋めるようにしましょう。

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外壁ツートンおしゃれポイントを知って活かしてみよう

外壁ツートンおしゃれ仕上げポイント、色分けや組み合わせなどについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。センスの良い外壁ツートンのカラーになるかは、配色の比率や色の選び方によって左右されます。

色分けのパターンや色の比率を意識、相性の良い色の組み合わせを知ることで対策できるため、外壁ツートンのおしゃれポイントを知り、リフォームに活かしていきましょう。

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