外壁タイルメーカーおすすめ13選!選び方のポイントなどを解説

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外壁塗装するといくら?
「外壁材としてのタイル」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁タイルってどんな外壁材?メリット・費用・代表製品を徹底解説」
外壁タイルはなぜ少ない?
日本の外壁のシェア率は、価格のリーズナブルな窯業系サイディングやモルタルが高いです。安い外壁建材と比べて価格が2〜3倍ほど高い外壁タイルは、日本では少ないタイプの建材です。
外壁タイルはサイディングやモルタルの外壁に比べて重量が重く、職人の施工技術が必要になるため、日本での外壁タイルのシェアは低い傾向にあります。しかし、外壁タイルは耐久性に優れ経年劣化が少なく、メンテナンスの手間がほとんどかからないことがメリットです。
長期間住む住宅では、外壁タイルのトータルコストは窯業系サイディングやモルタルの外壁とあまり変わりません。長期的に考えるとメンテナンス費用がかからないため、外壁タイルはコストパフォーマンスの良い建材といえるでしょう。
「外壁材の種類と比較」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「【全7種】外壁材の種類は結局どれがいい?人気の外壁材ベスト3を公開」
業者依頼でもDIYよりオトクに塗装する方法
業者への工事依頼は、一見DIYよりも高く感じます。
しかし、長期的なコストパフォーマンスを考えると、DIYよりもオトクになることが多いです。
さらに、専門業者に依頼をする際、助成金や火災保険金が使えば、相場よりも20万円以上安く工事できる可能性があります。
塗装工事は、知識さえ身につければ相場よりもずっと安くできるんです。
外壁塗装を安くするための助成金・火災保険については、以下の記事で詳しく解説しています。


外壁タイルメーカーおすすめ13選
外壁タイルメーカーには、自社で作ったタイルを販売する会社と、別会社が作った製品を自社の製品として商標・ロゴをつけて販売する会社があります。別会社が作った製品を自社の製品として販売する方法をOEM契約といいます。
このほかにも自社生産のタイルとOEM契約で仕入れたタイルの両方を販売している会社や、タイル専門の製造・販売している会社、建材を幅広く扱っている会社などさまざまです。
タイルを販売している会社の中で、おすすめの外壁タイルメーカー13選を紹介します。
1:LIXIL
タイル業界の草分け的な存在である株式会社LIXILは、350種類ほどのさまざまなタイルを販売しています。自社ブランドのタイルからOEM契約のタイルまで、幅広いタイルを扱っているのが特徴です。
株式会社LIXILから直接タイルを購入することはできず、株式会社LIXILが契約している特約店や小売り店からのみタイルを購入できます。タイルの種類が豊富な株式会社LIXILは、自分好みの外壁タイルを選べるのがメリットです。
2:名古屋モザイク工業
名古屋モザイク工業株式会社は、国内・海外どちらのタイルも豊富に取り扱っているメーカーです。タイルは小売店のインターネット通販や、店頭販売しているお店で購入できます。390種類ほどの豊富なラインナップと、レトロなデザインのタイルを数多く取り扱っている会社です。
3:ダントー
淡路島を拠点とするダントーホールディングス株式会社は、創業130年ほどの老舗タイルメーカーとして有名です。こちらの会社は、自社製のタイルを270種類ほど販売しています。
老舗メーカーの良さを生かした高品質のタイルを販売していることが特徴で、デザインは落ち着いた雰囲気のタイルが多く、日本の雰囲気に合った外観になります。
ダントーホールディングス株式会社のタイルは公式サイトのインターネット通販や、小売店での店頭販売で購入できます。
4:サンワカンパニー
株式会社サンワカンパニーは、OEM契約のタイルを販売している会社です。前述したようにOEM契約とは、輸入物のタイルを自社ブランドの製品として販売する方法です。
販売しているタイルのほとんどが輸入物で、サイズ違いや色違いを含めると500種類ほどのタイルを取り扱い、公式サイトやインターネット通販から購入が可能です。輸入物のタイルに強く、コストの安いタイルから高品質のタイルまで幅広く販売していることが特徴です。
5:日東製陶所
岐阜の多治見市を拠点にする株式会社日東製陶所は、外壁タイルの国内シェア率が30%ほどの日本を代表するタイルメーカーです。美濃焼で有名な多治見市は、質の良いタイルを販売する窯元のタイルメーカーが多数存在します。
160種類ほどある株式会社日東製陶所のタイルは、扱いやすい一般的なデザインが多いのが特徴で、公式サイトや小売店のインターネット通販、店頭販売で購入できます。
6:杉浦製陶
杉浦製陶株式会社は自社一貫でタイルを生産するメーカーで、タイル製造の技術に定評がある会社です。
老舗タイルメーカーであり、日本の住宅の雰囲気にマッチしたタイルを販売しています。ものづくりの技術や想いを大切にする会社で、タイルを使用した小物や雑貨なども制作・販売していることが特徴です。
7:アイコットリョーワ
生産拠点を中国に置く株式会社アイコットリョーワは、一般的なタイルをリーズナブルな価格で販売している会社です。
タイルのラインナップは100種類ほどあり、サイズと色を豊富に取り揃えています。日本の老舗メーカーと比べると品質は劣りますが、老舗メーカーより価格が安いことが魅力です。コスト重視でタイルを選びたい人におすすめできるメーカーです。
8:国代耐火工業所
レンガの建材をメインに販売している株式会社国代耐火工業所は、伝統的な陶芸技術を使った高品質のタイルが特徴です。自社工場で丹念に作られている製品は、クオリティが高く美術館や博物館などのタイルにも使用されています。
株式会社国代耐火工業所のタイルは公式サイトから購入可能です。
9:杉江製陶
岐阜県の多治見市を拠点にした杉江製陶株式会社は、豊富な種類のタイルを取り扱っているタイルの特注メーカーです。自社工場でタイルを製造・販売しているメリットを生かして、素材とデザインにこだわったタイルが特徴になります。
杉江製陶株式会社は特注タイルメーカーであるため、顧客のニーズに合わせたタイルを販売できる会社として人気です。
10:平田タイル
株式会社平田タイルは、デザイナーズの輸入物タイルや自社生産のタイルのほかに、住宅設備機器・建材などを販売する住宅の専門商社です。
タイル部門ではデザイン性の高い海外タイルから、日本の良質なタイルやセラミックタイルまで幅広く取り扱い、顧客のニーズに合わせたタイルを提案・販売できるのが株式会社平田タイルの特徴です。
11:セラメッセ
タイルの製造・販売がメインの株式会社セラメッセは、オーダーメイドのタイルを作ることを得意とした会社です。タイルは40種類ほどと多くはありませんが、ひとつひとつの品質が高い特徴があります。株式会社セラメッセのタイルはインターネット通販と店頭販売での購入が可能です。
12:ADVAN
株式会社アドヴァンは、海外のタイルや石材などの建材を輸入・販売している会社です。インテリア重視のタイルから品質にこだわったタイルまで、豊富な種類のタイルを販売しています。
海外の輸入タイルでありながら時代の流行や、日本の雰囲気とマッチしたタイルを中心に販売しているため、扱いやすいタイルが揃った会社として人気です。基本的には、インターネット販売によってタイルを購入できます。
13:久松製陶
岐阜県多治見市を拠点にする久松製陶株式会社は、自社生産の質が高いタイルを販売する会社です。
特徴は美濃焼で作られたタイルが多く、軽量タイプの外壁や落ち着いた雰囲気のデザインなどのタイルがあります。自社工場を持っている強みを生かしたオリジナルのタイルを生産している会社です。
外壁タイルメーカーを選ぶポイント4選
ここまで外壁タイルを扱うおすすめの会社を紹介してきました。ここからは、自分のニーズに合った外壁タイルメーカーの選び方を紹介します。外壁タイルメーカーを選定する際には、4つのポイントを押さえることが大切です。
1:国内メーカーか海外メーカーか
外壁タイルを選ぶポイントの1つ目は、国内メーカーのタイルと海外メーカーのタイルのどちらが自分のニーズにあっているのか見極めることです。
岐阜県多治見市を中心に作られる国内メーカーの外壁タイルは、さまざまな会社が生産・販売しています。品質の良さと日本の雰囲気にあったタイルを求めている人は、国内メーカーがおすすめです。
輸入物の海外メーカーのタイルは、前述したADVANやアイコットリョーワなどが販売しています。比較的リーズナブルな中国製のタイルや、きらびやかな外国製のタイルを求めている人は海外メーカーのタイルがおすすめです。
2:ハウスメーカー系か窯元か
注文住宅を扱うハウスメーカーは、さまざまな種類の外壁タイルを扱っていること、窯元であるタイル会社は質の良いオリジナルのタイルを販売していることが特徴です。
品質や機能性を重視している人はクオリティが高く、独自のデザインと機能性を備えた窯元のタイルがよいでしょう。一方、さまざまな種類のタイルを揃えているハウスメーカーは、特定の外壁タイルが決まっていない人におすすめです。
3:デザイン重視か機能重視か
外壁タイルの中でデザインに凝ったタイルにするか、機能面を重視したタイルにするかはその人のニーズ次第です。
たとえば、外壁タイルを輸入物のレンガタイプにすることで外国風の外観になります。機能面を重視する人は、目地のメンテナンスが不要なタイプやシロアリに強いタイプのタイルを選ぶといいでしょう。
4:価格重視か品質重視か
外壁タイルを選ぶポイントに、価格と品質のバランスも重要です。
価格重視の外壁タイルならば、輸入物の外壁タイルがおすすめです。品質重視したい人は、国内メーカーの窯元から販売しているタイルをおすすめします。
品質重視で外壁タイルを選ぶのであれば、国内には機能性とデザイン性の両方を備えている外壁タイルが数多くあり、ニーズに合ったタイルを探すことが可能です。
外壁タイルメーカーの特徴を知りお好みのスタイルに改修しよう
初期費用が高く国内シェア率が低い外壁タイルですが、リーズナブルで質の良いタイルを扱う会社は国内に多数存在します。また、海外メーカーの外壁タイルも個性的なデザインや、コストパフォーマンスが良いタイルなど種類が豊富です。
外壁タイルを取り扱う会社によってタイルの特徴も異なります。自分が気になるタイルを販売しているメーカーを何社か選び、その中から自分のニーズに合ったタイルを探すとよい製品が見つかるでしょう。
