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屋根の葺き替え費用は?400件近くの見積もりの平均費用や高くなるケースを紹介

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屋根の張り替えとは、今の屋根材を撤去して新しい屋根材に張り替える工事です。雨漏りなど屋根に起因する様々な問題を解決できる反面、費用がかかる、工期が長いといったデメリットもあります。

そこで本記事では、屋根の張り替えの相場張り替える屋根材ごとの比較、費用内訳などについて詳しく解説していきます。

また、見積もりの特徴をチェックするだけでその見積もりが怪しいか判定できるツールもご用意しておりますので、すでに見積もりのある方やこれから見積もり取得を検討されている方の参考にもなれば幸いです。

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この記事を監修しました

株式会社Speee

小林 成光
所有資格

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

専門分野

外壁工事

職業

外壁アドバイザー、外装劣化診断士、ホームインスペクター

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

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目次

【坪数別】屋根葺き替え費用の相場

本章では「ヌリカエ」における実際の屋根葺き替え工事の見積もりをもとに、平均費用や金額帯別の分布もご紹介します。

屋根葺き替えの平均費用

「ヌリカエ」における、屋根修理の見積もり件より、屋根葺き替えの平均費用は363万円となりましたが目安です。

ただし、葺き替え含め工事費用は、工事範囲や使う屋根材など様々な要因で変動する点に注意してください。

以下に、坪数別の費用相場の目安をまとめました。

坪数(延床面積)費用の目安
20坪140万円〜200万円
30坪180万円〜260万円
40坪220万円〜320万円
50坪280万円〜400万円

上記の相場は、足場代、既存屋根の撤去・処分費、新しい屋根材の材料費と施工費をすべて含んだ総額の目安です。

基本的には屋根の大きさに比例して費用は高くなりますが、単純に坪数だけで決まるわけではありません。屋根の形状が複雑であれば施工費は上がりますし、使用する屋根材のグレードによっても価格は大きく変動します。

特に「葺き替え」の場合は、今ある屋根を解体して捨てるための「撤去・処分費」が発生するため、単に新しい屋根を被せるだけの工事に比べて初期費用が高くなる傾向にあります。

なお、今回ご紹介する費用はあくまでも目安としてご覧いただき、正確な費用は見積もりにて確認してください。

【金額帯別】屋根葺き替え工事の費用分布

【金額帯別】屋根葺き替え工事の費用分布

ヌリカエにおいて、実際に屋根葺き替えやカバー工法、屋根塗装を行った見積もりデータ397件より、屋根葺き替えは全体の66%が200万円以上であることが分かりました。

屋根の葺き替えは屋根のリフォームのなかでも最も規模か大きいもののため、費用も高額になる傾向にあります。一般的な大きな戸建て住宅でも、少なくとも100万円以上はかかるでしょう。

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カバー工法との費用差シミュレーション

葺き替えは「カバー工法」と比較して、およそ20万円〜ほど費用が高くなる傾向にあります。これは、「ヌリカエ」の見積もりデータから算出した、葺き替えとカバー工法の平均費用から分かりました。

項目葺き替え工事カバー工法差額の理由
30坪の費用目安363万円
(ヌリカエ平均)
345万円
(ヌリカエ平均)
撤去費・処分費の有無
工期10日〜14日7日〜10日解体作業の手間
メリット屋根が軽くなる
下地から新品になる
費用が安い
工期が短い

葺き替えとカバー工法の金額差の主な要因は、古い屋根材を剥がして処分するための費用です。

「それなら安いカバー工法の方がいい」という場合もあるかもしれませんが、すべての屋根でカバー工法ができるわけではありません。すでに雨漏りが進行して屋根の下地(野地板)が腐っている場合や重い日本瓦の場合は、カバー工法は選択できず、葺き替え一択となります。

また、葺き替えは費用が高い分、屋根全体の重量を軽くして耐震性を高められるという大きなメリットがあります。目先の数十万円の差額だけでなく、今後20年、30年住み続ける上での安心感を考慮して工法を選ぶことが大切です。

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【パターン別】張り替え前後の屋根材組み合わせと費用相場

スレートからガルバリウム鋼板に葺き替える費用

多くの戸建ての屋根材として採用されている「スレート(コロニアル)屋根」から、「ガルバリウム鋼板」へ葺き替える場合の費用相場は、30坪で約180万円〜250万円です。

既存の屋根材アスベスト有無30坪の費用相場特徴
スレートなし(2004年以降)180万〜230万円標準的な撤去費用
スレートあり(2004年以前)220万〜280万円処分費が高額になる

スレート屋根の葺き替えでカギとなるのは「アスベスト(石綿)」が含まれているかどうかです。

2004年以前に建てられた家のスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性あるため注意してください。アスベスト入りの屋根材を撤去・処分するには、法律で定められた特別な処理が必要となるため、通常よりも処分費用が数十万円上乗せされることがあります

もし予算オーバーになる場合は、アスベストを飛散させずに封じ込める「カバー工法」を検討するのも一つの手です。しかし、屋根の重さが増え耐震性に影響が出る可能性があります。

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日本瓦からガルバリウム鋼板に葺き替える費用

重い「日本瓦」から軽量な「ガルバリウム鋼板」へ葺き替える場合の費用相場は、30坪で約220万円〜320万円と、他の屋根材に比べて高額になる傾向があります。

項目費用の目安(30坪)高額になる理由
瓦の撤去・処分30万〜50万円瓦自体が重く、運搬・処分に手間がかかる
土・漆喰の撤去10万〜20万円瓦の下にある土や漆喰も撤去が必要
下地補強20万〜40万円瓦屋根は下地(野地板)の間隔が広い場合がある

費用が高くなる最大の理由は、瓦の撤去と処分の手間がかかるためです。

初期費用はかかりますが、瓦をガルバリウム鋼板にすることで屋根を軽量化できるため、耐震性を上げることができます。「地震対策リフォーム」としての側面もあるため、自治体によっては耐震改修の補助金対象になるケースも多いです。

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トタン・金属屋根から新しい金属屋根に葺き替える費用

古い「トタン屋根」を最新の「ガルバリウム鋼板」へ葺き替える場合の費用は、30坪で約160万円〜220万円と、比較的安価に抑えられます。金属屋根から金属屋根への葺き替えが安い理由は、解体が容易で廃材の処分費も安く済むからです。

古いトタン屋根はサビやすく断熱性も低いという欠点がありますが、ガルバリウム鋼板はサビに強く断熱材一体型の製品を選べば夏場の暑さや雨音も改善できるでしょう。

「そろそろサビが目立ってきた」という段階であれば、塗装で延命するよりも、思い切って葺き替えてしまったほうが長期的なメンテナンスコストは安くなる可能性があります。

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実際の見積もりにみる葺き替え費用の内訳費用

お手元にある見積もりが適正な価格かどうかを判断するには、総額だけでなく「内訳の単価」を確認することがとても大切です。内訳の金額や記載方法には決まったルールがないため、実は相場よりも高い金額となっている可能性もあります。

そこでここでは、瓦から金属屋根に屋根葺き替えを行った際の見積もり(見積もり①)と、既存板金から高機能金属屋根に葺き替えを行った際の見積もり(見積もり②)から、屋根葺き替えにおける内訳ごとの単価や相場についてご紹介していきます。

いずれも、実際に屋根葺き替えを行った際の見積もり書です。

瓦から金属屋根に屋根葺き替えを行った際の見積もり(見積もり①)
見積もり①
既存板金から高機能金属屋根に葺き替えを行った際の見積もり(見積もり②)
見積もり②

お手元の見積書と見比べながら項目ごごおtに金額を確認していきましょう。

また、以下は、外壁塗装に見積もりを確認するときのポイントについてまとめた記事です。屋根葺き替えの見積もりでも見るべきポイントは塗装と共通していますので、参考としてぜひご覧ください。

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足場仮設費用

屋根工事には欠かせない足場代です。飛散防止シート(養生シート)を含めて記載されることも多いです。

業者の所有資材かレンタルか、建物の立地条件(狭小地など)によって金額が変動します。

見積もり①の単価見積もり②の単価相場の目安
575円/㎡
(足場520円+シート55円)
1,000円/㎡
(足場900円+シート100円)
600円〜1,000円/㎡ 前後

足場代は葺き替え費用のなかでも大きな割合を占めますが、足場は職人の安全や施工品質のために必要になります。そのため、足場なしでの葺き替えははできません

「足場なしで工事はできないのか」と思われる方も多いかもしれませんが、足場代は削れない費用であることを確認しておきましょう。

既存屋根の撤去・処分費用

古い屋根材を剥がし、廃材として処分する費用です。元の屋根材によって金額は大きく変わります

見積もり①の単価(セメント瓦)見積もり②の単価(板金屋根)
実質約4,400円/㎡
(撤去費1,800円/㎡+処分費換算 約2,600円/㎡)
2,000円/㎡
(産廃費込み)

瓦のように重くてかさばる廃材は処分費が高くなります。見積もりに「処分費」が明記されているか(または単価に含まれているか)を必ず確認してください。

逆に安すぎる場合は、不法投棄のリスクや後から追加請求されるトラブルに注意が必要です。

防水シート(ルーフィング)・下地材

雨漏りを防ぐ要となる防水シートと、屋根材を固定するための木下地(野地板など)にかかる費用です。

見積もり①の単価見積もり②の単価相場の目安(防水シート)
750円/㎡
(別途、下地材2,500円/㎡)
900円/㎡700円〜1,000円/㎡ 前後

防水シートのグレードによって単価が変わります。下地の傷みが激しい場合は、見積もり①のように下地材の張り替え費用(2,000〜3,000円/㎡程度)が追加されます。

新しい屋根材(本体)

選ぶ屋根材の素材やグレードによって最も金額に差が出る項目です。

見積もり①の単価
(標準的な金属屋根)
見積もり②の単価
(高機能金属屋根)
相場の目安
(金属屋根の場合)
3,800円/㎡
(立平ルーフ)
7,500円/㎡
(ガルテクト)
4,000円〜8,000円/㎡ 前後

見積もり②のような、断熱性や耐久性に優れたSGL鋼板は相場よりも高くなります。

お手元の見積もりに記載されている「メーカー名・商品名」を検索し、妥当なグレードの価格帯かを確認しましょう。

役物(板金)費用

屋根の先端(唐草)、谷間(谷板金)、頂点(棟板金)など、雨水の侵入を防ぐための重要なパーツです。

通常は「m(メートル)」単位で計算されます。

部位見積もり①の単価見積もり②の単価
軒先唐草1,200円/m2,500円/m
棟板金2,800円/m6,000円/m
(木下地含む)
谷板金6,000円/m6,000円/m

屋根本体のグレードが上がると、それに合わせて専用の役物が必要になるケースがあり、単価も高くなる傾向があります。

諸経費

諸経費には、現場管理費や交通費、廃材運搬費、保険料などが含まれます。

相場の目安
工事全体の5%〜10%程度、もしくは一式で 3万〜5万円程度

見積もり①は現場管理費や諸経費などが細かく分かれていますが、事例②のように「現場諸経費一式」としてまとめられることも多いです。

最後に、見積もりを確認するときのポイントを整理しておきます。

見積もりを確認するときのポイント

極端に安い項目がある場合は「必要な工程が省かれていないか」、逆に高すぎる場合は「不要な工事が含まれていないか」を業者に直接質問してみることをおすすめします。納得のいく説明が得られれば、優良な業者である判断材料の一つになります。

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見積もり「300万円・400万円」は高い?内訳と変動要因

屋根葺き替えに300万円や400万円もの費用がかかるのは、相場からすると高めではあります。しかし、金額は屋根の大きさや使う屋根材のグレードなどの要因で大きく上下するため、状況によっては適正な価格であることも多いです。

屋根葺き替えで300万円・400万円が高いかを判断するためには、見積もりにある施工面積や屋根材などの詳細を確認する必要があります。見積もりは費用項目ごとに内訳で書いてあるため、まずは各項目の金額が妥当であるか、変に高くなっていたり曖昧であったりしないかを確認してみてください。

本章では、屋根葺き替えのえる費用の内訳や、費用が高くなるケースについて解説しています。金額が妥当か確認する際などの参考にしてみてください。

葺き替え工事の費用の内訳

屋根葺き替え工事の総額は、大きく分けて「材料費」「施工費(職人の手間賃)」「足場代」「撤去・処分費」の4つで構成されています。

費用の内訳項目割合の目安内容
材料費約30〜40%新しい屋根材、防水シート(ルーフィング)、役物など
施工費約30〜40%既存屋根の解体、下地調整、新しい屋根の設置手間
足場代約10〜15%足場の設置・解体、養生シート代
撤去・処分費約10〜20%廃材の運搬、産廃処理費用

塗装やカバー工法と違い、葺き替え工事では、撤去費用や廃材処分費用も大きな割合を占めます。また、見積もりを見る際は、総額だけを見るのではなく、このバランスが崩れていないかを確認してください。

例えば、「諸経費」などの名目で不明瞭な金額が大きく計上されている場合は注意が必要です。信頼できる業者の見積書には、これらの項目が細かく記載されています。

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葺き替え費用が高額になるケース

一般的な30坪の家でも、条件が重なれば見積もりが300万円、400万円を超えることはあり得ます

単なる「高い」ではなく「正当な理由」があるケースは主に以下の3つです。

葺き替え費用が高額になる主なケース

  • アスベスト処理が必要な場合:
    前述の通り、特別な飛散防止対策と処分ルートが必要になるため、数十万円単位で費用が上がります。
  • 下地(野地板)が腐食している場合:
    雨漏りを放置していた場合など、屋根の下の板(野地板)や骨組み(垂木)まで交換が必要になると、大工工事の費用が追加されます。
  • 高級・高機能な屋根材を選ぶ場合:
    断熱材が一体になった高級グレードのガルバリウム鋼板や、天然石粒付きの屋根材、あるいは瓦を選んだ場合は、材料費だけで通常の1.5倍〜2倍になります。

これらの特別な事情がないにもかかわらず300万円を超える見積もりが出た場合は、利益を上乗せしている可能性もあります。

訪問販売業者などでは、「今契約すれば足場代を無料にします」と言いつつ、トータル金額を相場より高く設定するといった手口があるのでご注意ください。

わたしの家の見積もり額は適正?判定ツールでチェック

手元の見積もりが安心できるものか、以下の判定ツールで確認してみましょう。

見積もり健全性チェック

お手元の見積書を確認し、
「当てはまる項目」にチェックを入れてください。

プロにセカンドオピニオンを依頼しましょう。

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見積もり項目に不安がある場合や、理由の説明がなく相場より高いと感じる場合は、即決せずに必ず他社の見積もりと比較してみましょう同じ条件で見積もりを取ることで、その価格が「家の構造上必要な費用」なのか「業者の言い値」なのか判断するときの参考となります。

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屋根葺き替え費用を安く抑える3つの方法

屋根葺き替え費用を安く抑える3つの方法の図解

屋根葺き替えは200万円や300万円といった高額な費用がかかるため、なかなかその費用を出すのが難しいケースもあります。

そこで、本章では屋根葺き替えをはじめとした外装リフォームで検討できる3つの費用節約方法をご紹介します。いずれも数十万円もの費用を節約できる可能性がありますので、ぜひ検討されてください。

自治体の補助金・助成金を確認する

屋根の葺き替え工事は、条件を満たせば自治体の「省エネ改修(断熱改修)」や「耐震改修」に関する補助金制度を利用できる場合があります。

補助金の種類対象となる工事例補助額の目安
省エネリフォーム断熱材一体型の屋根材への変更
遮熱塗料の使用など


10万〜50万円
耐震リフォーム重い瓦屋根から軽い金属屋根への変更
(旧耐震基準の住宅が対象のことが多い)

特に「瓦から金属屋根への葺き替え」は、建物の重量を減らして地震に強くする工事とみなされ、助成を受けられる可能性があるでしょう。

ただし、助成金や補助金制度は「着工前の申請」が必須であり、予算上限に達すると受付終了となることがほとんどです。また、自治体によってはそもそも制度がない場合もあります。契約する前に、お住まいの市区町村のホームページや窓口で最新情報を確認されるのがおすすめです。

以下は、外壁塗装をはじめとしたリフォームで使える助成金・補助金制度についてまとめた記事です。

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火災保険がおりるか確認する

もし屋根の劣化原因が「台風」「強風」「大雪」「雹(ひょう)」などの自然災害によるものであれば、ご加入の火災保険(風災補償)を使って修理費用を賄える可能性があります。

ただし、火災保険がおりるのは自然災害が原因の修理やリフォームのみであって、老朽化は対象外です。また、自然災害によるものと認められるたえには、「いつどこがどのような災害で壊れたか」を証明できる必要があります。

申請手順もやや複雑であることも多いので、火災保険の活用を検討される方は、工事契約前に保険会社または代理店に相談してみましょう。

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相見積もりで適正価格を見極める

補助金や保険が使えない場合でも、工事費用を適正範囲内に収める簡単な方法は「相見積もり」を取ることです。

1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか、提案されている工法が本当にベストなのかを判断できません。2〜3社の見積もりを比較することで、以下のようなメリットが得られます。

相見積もりのメリット

  1. 適正相場がわかる
    (A社200万、B社210万、C社350万なら、C社が高すぎることが一目でわかる)
  2. 提案力の差が見える
    (「とにかく安く」の業者と、「長持ちする提案」をしてくれる業者の違いがわかる)
  3. 値引き交渉の材料になる
    (「他社さんはこの金額だったのですが…」と相談しやすくなる)

屋根の葺き替えは100万円を超える大きな買い物です。複数の業者とやり取りして見積もりを比べるのは面倒ですが、数十万円も節約できる可能性もあります

後悔のない契約をするためにも、できるかぎり2社以上から見積もりをとって比較するようにしましょう。

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まとめ

この記事では、屋根の葺き替え費用について、坪数別の相場や屋根材による違い、安く抑える方法を解説してきました。重要なポイントを振り返ります。

屋根葺き替え費用のポイント

  • 相場の目安:
    30坪の住宅で約180万円〜260万円、40坪で220万円〜320万円が一般的です。
  • 屋根材選び:
    スレートや瓦から「ガルバリウム鋼板」への葺き替えが、耐久性と耐震性のバランスが良く最も選ばれています。
  • 高額になる理由:
    アスベストの撤去、下地の腐食、高級屋根材の使用など、明確な理由があれば300万円を超えることもあります。
  • 安くするコツ:
    自治体の補助金や火災保険が使えないか確認し、必ず複数社で相見積もりを取って価格を比較してください。

屋根の葺き替えは、家の寿命を延ばし、資産価値を守るための重要なリフォームです。しかし、費用が高額なだけに、業者選びを間違えると大きな後悔につながります。

適正価格で工事を行うためには、まず「自宅の屋根の状況(面積や劣化度合い)」を正しく把握し、複数の専門業者から診断を受けることが不可欠です。提示された見積もりが「相場通り」なのか「ぼったくり」なのか、あるいは「安すぎる手抜き工事」なのかは、比較対象があって初めて判断できます。

まずは、お住まいの地域で実績のある優良業者を探し、現地調査を依頼することから始めてみましょう。
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