タイルで家の外壁をおしゃれにリフォームする方法4選｜施工方法も解説!

本記事では、タイルで家の外壁をおしゃれにリフォームする方法4選と施工方法について解説しています。

「外壁材としてのタイル」「外壁材の種類と比較」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁タイルってどんな外壁材？メリット・費用・代表製品を徹底解説」
>>「【全7種】外壁材の種類は結局どれがいい？人気の外壁材ベスト3を公開」

家の外壁にタイルを使用するのがおすすめな理由とは？

築年数が経過した家は、外壁のメンテナンスが必要になります。そこで、外観のデザインを一新するためにもタイルを使用するというのはいかがでしょうか。家の外壁にタイルを使用するのがおすすめな理由としては、デザイン性が増す点や立体感が出る点が挙げられます。

デザイン性がある

家の外壁にタイルを使用するのがおすすめな理由には、デザイン性が増す点があるでしょう。タイルは色や質感、形のバリエーションが豊富なため、異国情緒あるデザインや都会的でシックなデザインなど、自由に変化を楽しめます。

石材や木製の資材とも相性が良いため、組み合わせ次第でオリジナリティあふれる外壁にすることも可能です。

立体感がある

タイルには、凸凹があり立体感が出るため、自然の素材を使用したような風合いを楽しめます。

立体感は他の外壁材にはない魅力です。一面に敷き詰めると、相応の風格が出てくるので家自体が一気に高級感のある印象になるでしょう。

家の外壁をおしゃれなタイルにリフォームする際にかかる費用とは？

タイルをリフォームで使う場合の費用は、湿式工法と乾式工法、どちらにするかによっても異なります。この2つの工法については「外壁をおしゃれなタイルにリフォームする施工方法とは？」の項目で説明します。

業者や選ぶタイルによっても費用は変わってきますが、乾式工法で進める場合は、1平方メートルあたり4,000円～10,000円ほどかかります。湿式工法では天候によっては工期が長くなることもあるため、1平方メートルあたり10,000円～25,000円ほど費用がかかると言われています。

タイルで家の外壁をおしゃれにリフォームする方法4選

次は、タイルで家の外壁をおしゃれにリフォームする方法4選を紹介します。実際にタイルで家の外壁をリフォームする場合、どのような方法があるのか知っておくと、デザインの幅が広がります。

タイルで家の外壁をおしゃれにリフォームする方法には、「一部分だけにする」「全体にする」「門扉に使う」「玄関に使う」などがあります。

タイルは他の資材に比べて、設置費用が高くなる傾向にあるので、予算が厳しい場合は一部分だけの使用も検討してみましょう。

1：一部分だけにする

外壁の全てにタイルを使用するのではなく、一部分だけにする方法があります。ベランダ部分や1階部分だけなど、限定的にタイルを使用することで、家のアクセントとしておしゃれな外壁になるでしょう。

例えば、一部分だけでも茶色やベージュのレンガを使用にすると、一気に洋風で温かみのある印象になります。グレーやネイビーなどのタイルを使うとモダンでシック、落ち着きある雰囲気になります。

2：全体にする

家の外壁全体をタイルにすることで、視覚的にも厚みが増し、重厚で高級感が出ます。住まいを上質でラグジュアリーな外観にしたい方は全体にタイルを施すリフォームがおすすめです。

最近では西洋風のレンガ調の外壁タイル以外にも、丈夫で汚れにくい磁器質タイルや素焼きのようなマットさも出せるせっき質タイルなど、さまざまなデザインのタイルが出ているため、選択肢も広がっています。

3：門扉に使う

この記事では外壁に用いる材料としてタイルを紹介していますが、門扉にタイルを使うことも可能です。家の外壁は面積が広いため、まずは門扉だけタイルにしてみるというのも良いでしょう。

門扉だけタイルにするだけでも一気に洋風な印象になったり、スタイリッシュな雰囲気が出たりします。門扉は家に入るときに目に入るため、第一印象に変化を与えるポイントになります。

4：玄関先に使う

玄関先にタイルを使うという方法もあります。玄関先のみタイルを使用するだけで十分華やかな印象になるでしょう。

また、玄関の壁と床に同じタイルを使用するとデザインが統一され重厚感が増し、マンションのような雰囲気に仕上げることも可能です。家の雰囲気をがらりと変えたい方におすすめです。

外壁をおしゃれなタイルにリフォームする施工方法とは？

外壁をおしゃれなタイルにリフォームする施工方法として、湿式工法と乾式工法があります。湿式工法は、職人さんがセメントと砂を水で練って作るモルタルにタイルをつける方法です。

水を使用するため、気温や湿度によって調整が必要になり、その日の天候によっては工期が伸びることもあります。また職人さんの腕によって出来栄えに差が出る部分があるでしょう。

乾式工法では水を使わないため乾式と呼ばれています。こちらはモルタルを使用しません。タイル施工用のベースサイディングを敷き詰めて接着剤でタイルをはっていきます。一戸建てなどの大型の建物でない場合は、乾式工法が使われることが一般的です。

「外壁タイルのリフォーム事例」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「タイルで家の外壁をおしゃれにリフォームする方法4選｜施工方法も解説!」

タイルで家の外壁をおしゃれにリフォームしよう

外壁すべてをタイルに変えることで大きな変化を楽しめますが、門扉や玄関先など一部分だけでもタイルを使用することで立体感が生まれ、高級感あるデザインを楽しめます。

都会的でスタイリッシュな玄関にしたい場合は、ホワイトやブラック、ネイビー、グレーのタイルがおすすめです。西欧風にする場合は、赤味のある茶色のレンガ調のタイルを選ぶと良いでしょう。

この機会に、おしゃれな外壁のリフォーム方法としてタイルを検討してみてはいかがでしょうか。