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外壁塗装にふさわしくない月とは?塗装工事に適さない理由を紹介

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外壁塗装にふさわしくない月は、6月~9月です。

6月~9月は梅雨や台風の影響を受けやすく、外壁塗装のスケジュールが延びる可能性があるため、一般的に外壁塗装にはふさわしくない月とされています。

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小林成光(コバヤシマサミツ)さんのプロフィール写真 監修者:外装劣化診断士 小林 成光

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

▼略歴・プロフィール
「監修者|小林 成光(株式会社Speee)」

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監修者:外装劣化診断士 小林 成光

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。

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「監修者|小林 成光(株式会社Speee)」

目次

外壁塗装にふさわしくない月とは

外壁塗装は年間を通していつでも実施が可能です。

しかし、時期によっては「塗料が乾きにくい」「工事が中断されてしまう」などにより、工事の期間が長引いてしまうことも。
ベストなシーズンを把握して塗装工事の計画を立てると良いでしょう。

外壁塗装にふさわしくない月

・12月~2月
・6月~9月
※寒い時期や雨が多く湿度が高い時期はふさわしくない

外壁塗装にふさわしい月

・3月~5月
・10月~11月
・気温・気候が安定していておすすめ

ふさわしくない月でも条件を満たせば施工は可能ですが、塗料が乾きにくかったり作業が中断されたりすることで工事期間が長引いてしまう可能性があります。

こんな時期はおすすめしない

外壁塗装にふさわしくない時期①:雨・台風の多い夏

夏場(6月~9月)は梅雨や台風などの天気の変動が激しい時期です。夏場は以下のような理由で工期が延期されやすいです。

・雨や台風で工事が中断される
・湿度が高く塗料が乾燥しにくい
・塗料が乾燥する前に雨が降ってしまうと手直しが必要

外壁塗装は屋外での作業が中心なので、天候の影響で工事の進行が難しくなります。『建築工事標準仕様書・JASS18塗装工事』でも、気温5℃未満や湿度85%以上の条件での塗装は推奨されていません。
塗装工事ができないわけではありませんが、一般的な工期よりも長くなる傾向があるため、外壁塗装にはあまりふさわしくありません。

外壁塗装にふさわしくない時期②:寒さで塗料が乾きにくい冬

寒さや雪の影響を受けやすい冬場も、塗装工事にはふさわしくありません。以下は冬場が外壁塗装にふさわしくないと言われる理由です。

・気温が5℃以下だと塗料が乾燥しない
・雪で湿度が高くなる
・豪雪の場合は工事が実施できない

塗料が寒さで乾きにくくなるのはもちろん、結露の問題も発生しやすくなります。こちらも『建築工事標準仕様書・JASS18塗装工事』の指針に基づき、5℃未満の環境での塗装は推奨されません。

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季節・月ごとのメリットとデメリット

春(3月~5月)

春の外壁塗装


春(3月~5月)は外壁塗装のベストシーズンです。
一方で、繁忙期でもあるので、早めに業者への依頼をしたほうがよいでしょう。

春(3月~5月)に実施するメリット

・天候が安定しており、工事が中断されにくい
・気温も暖かくなり、塗料が乾きやすい

春(3月~5月)に実施するデメリット

  1. 繁忙期のため予約が取りにくい
  2. 業者によっては価格が高くなることも
  3. 地域によっては気温が5℃を下回り施工できない日がある

夏(6月~9月)

夏の外壁塗装


夏(6月~9月)は天候の影響を受けやすく、工事が延期になりやすいという傾向があります。
デメリットを把握したうえで、許容できない場合は工事を控えたほうがよいでしょう。

夏(6月~9月)に実施するメリット

閑散期のため希望の日程を組みやすい
業者によっては割引キャンペーンを実施している

夏(6月~9月)に実施するデメリット

  1. 雨や台風で工事が進みにくい
  2. 雨が降っていなくても湿度が高く塗料が乾きにくい
  3. 猛暑日の場合、塗料の乾き方にムラが出るリスクがある
  4. 窓を開けられないため、クーラーが使えないと大変

秋(10月~11月)

秋の外壁塗装


秋(10月~11月)は春と同じく外壁塗装に適しています
ただ、同様に繁忙期でもあるので注意が必要です。

春(3月~5月)に実施するメリット

天候が安定している
気温もちょうどよい

春(3月~5月)に実施するデメリット

  1. 繁忙期のため日程を合わせにくい
  2. 少人数でやらざるを得ない場合は逆に工期が延びることも

冬(12月~2月)

冬の外壁塗装


冬(12月~2月)は寒さと雪の影響で工事が長引きやすいです。
温暖な気候の地域では問題なく実施できる場合もあります。

夏(6月~9月)に実施するメリット

繁忙期ではない
窓を開ける必要がない
温暖な地域ではむしろ施工しやすい時期

冬(12月~2月)に実施するデメリット

  1. 気温が5℃を下回る日は工事ができない/li>
  2. 雪が降ると湿度で塗料が乾きにくい/li>
  3. 豪雪の日は工事自体ができないことも/li>
  4. 外壁に結露が発生して塗料の密着性が弱まるリスクがある

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外装塗装にふさわしくない月でも工事はできる?

ふさわしい、ふさわしくないといっても、あくまで外壁塗装するにあたり通常より仕事が難しいかどうかという違いでしかないのです。

そのため、外壁塗装にふさわしくない月でも工事はできるのです。では、デメリットのある月でも工事ができるようにするには、どのような条件があるのかをご説明します。

雨・雪・気温・湿度・霜の影響を判断すれば塗装できる

外壁塗装にふさわしくない月でも、雨・雪・気温・湿度・霜の影響をしっかり判断することができれば、工事を行うことができます。

ただ、雨や雪などの影響を受けないタイミングを見計らうことが重要なので、経験の浅い業者では見極めが難しいです。業者に依頼する際は経験豊かな業者を選択することで、ふさわしくない月でも問題なく塗装をしてくれます。

積雪地帯では冬でも外壁塗装はできない

「雪・霜などが考慮できれば塗装ができる」と前述しましたが、積雪地帯では冬でも外壁塗装はできません。外壁の周囲や屋根に雪が積もっていると、工事自体が難しいです。また、雪が積もった後に天候が良くなったとしても、雪が溶けて外壁や屋根が濡れてしまいます。そのため、積雪地帯では塗装工事が難しいのです。

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外壁塗装業者を選ぶときのポイント

外壁塗装を行う際は、工事を行う時期よりもどの業者に依頼するかが非常に重要です。
残念ながら悪質な業者が存在するのも事実。外壁塗装で後悔しないためにも、信頼できる業者を選びましょう。

信頼できる業者に出会うためには、複数業者から見積もりを取って比較検討を行うのがおすすめです。

優良な業者の選び方は以下の記事でも解説していますので参考にしてみてくださいね。

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外壁塗装にふさわしくない月でも塗装工事が出来る場合があるという事を知っておこう

外壁塗装は家での生活を快適にしてくれるものです。ただ、外壁塗装をするにあたって、季節ごとのメリット・デメリットが存在します。デメリットがあったとしても、塗装するのが普段より難しくなるだけで、できないわけではないのです。

外壁塗装にふさわしくない月でも、注意点や業者によって塗装工事ができることを知っておき、自分のタイミングで塗装しましょう。

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