外壁塗装のベストな塗り替え時期・季節とは?全季節のメリットデメリット徹底解説

【投稿日】

【更新日】

外壁塗装の塗り替えは「10年」を目安と一般的にいわれていることですが、

「何故一様に10年なの?」
「10年過ぎたらどうなる?」

など、疑問をお持ちの人もいるのではないでしょうか。
外壁塗装は10年を目安という認識は間違っていませんが、すべてが10年程度持つものではありません。

メンテナンス次第では、5年程度で塗り替えが必要な劣化が来るものや、防水性が高く15年程度持つものなどさまざまです。

今回、外壁塗装の適切な時期やメンテナンスのタイミング、外壁塗装に適した季節について解説します!


外壁塗装の耐用年数について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

Point
  • 塗り替えの時期は外壁材、塗料によって違うが、平均だと10年が目安
  • 外壁にチョーキングクラックなどの症状が見られたら、塗り替えが必要
  • 塗装が可能な時期は、気温5℃以上、湿度85%以下。真冬日や雨の日は無理
  • 1. 築10年が外壁塗装のタイミングといわれている理由

    築10年が外壁の塗り替え時期といわれている理由の1つが、塗料の耐用年数の平均が10年程度だからです(最短で5年程度、最長で20年程度)。

    また、外壁材の種類によっては10年程度経過するとひび割れが発生したり、コーキングが劣化したりと不具合が発生する時期です。

    さらに、こけや藻の発生、外壁の色あせや防水性の低下も10年程度でかなり目立ってきます。

    また、建物の外壁は、直射日光や風雨などの過酷な自然環境に晒される場所。外壁の塗膜やコーキングが建物を守っています。

    塗膜やコーキングの劣化を放置しておくと壁面の防水性が低下し、雨水が侵入するなど壁の内部ばかりか大切な構造体まで腐食させてしまう可能性があります。

    そうなってしまえば、大掛かりなリフォームが必要になり、費用も高額になります。10年程度ごとに住宅の劣化状態をチェックし、早めのメンテナンスを実施することが大切な住宅の寿命を延ばすだけでなく、余分な費用をかけないためにも大変重要です。

    2. 外壁塗装の時期は、外壁材の種類や性能・使用されている塗料・環境による

    外壁塗装が必要になる時期は、使用されている外壁材の種類や性能、塗られている塗料、建物の環境などによっても大きく変わってきます。

    塗料の種類別塗り替えサイクルは以下が目安になります。


    グレード 耐久年数 価格 使用状況
    アクリル 5~7年 1,400円~1,600円 めったに使われない
    ウレタン 8~10年 1,700円~2,200円 ベランダ防水工事に使われる
    シリコン 10~15年 2,300円~3,000円 最も頻繁に使われる
    フッ素 12~15年 2,500円~3,000円 比較的大きな家で使われる

    塗料全般について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

    そして、外壁材の種類や性能によっても塗り替えの時期は異なります。

    近年、住宅でもっとも多く採用されているサイディングには、窯業系・金属系・木質系・樹脂系などの種類があります。

    種類 塗り替え時期 概要
    窯業系サイディング 約10年 フッ素コートやプラチナコートされた窯業系サイディングは耐久性が高い。塗膜によって20年~30年保証されている物もある。
    木質系サイディング 約10年 断熱性は高いが、水に弱いため、他のサイディングよりカビが生えやすい。
    金属系サイディング 約10年~15年 雨水の漏れや、ひび割れの心配が必要ない。
    樹脂系サイディング 約30年 日本での使用例が少ないが、表面処理が不要であるため、ほぼメンテナンスフリー。

    中でも、一般的な窯業系の化粧サイディングは10年程度で塗り替えが必要な時期が訪れますが、サイディングの製造方法によって性能に違いがあり、フッ素コートやプラチナコートされたサイディングは高性能で超耐久性があります。

    さらに、塗膜の20年保証や30年保証されているものもあります。

    木質系のサイディングも一般的な窯業系サイディングと同じ程度(10年)でメンテンスが必要です。


    金属系サイディングの場合は、雨水の滲み込みやひび割れの心配がないため、少し長めの10年~15年程度がメンテンス時期のタイミングです。


    樹脂系サイディングは日本ではあまり採用されていませんが、表面処理を施す必要がないため、メンテナンスフリー(耐久性30年程度)といわれています。

    しかし、確実にリフォームの必要がないというわけではないので、放置せずに定期的な診断をプロに頼むことが必要です。

    モルタル壁の場合は、建物の動きに対しての追従性が少なくモルタル自体にひび割れが発生しやすいため、8~10年程度外壁塗装メンテナンス時期のタイミングです。


    外壁材全般について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。


    3. 外壁塗装のタイミング・セルフチェック

    新築から10年経過したら、セルフチェックを行いましょう。外壁の塗り替え時期に遅れないためにも、大切なことです。

    また、セルフチェックを行うときは、以下のような症状がないか確認してください。

    症状 特徴 時期・対策
    色あせ 経年と紫外線で塗膜の色あせが起きる。 色あせが著しい場合は塗り替えが必要。
    チョーキング 紫外線の影響で塗料が劣化し、白い粉状になって表面に出る症状。 薄っすらと付着する場合は2、3年以内に。それ以上だと早めの塗り替えを。
    クラック 外壁にひび割れが起きる症状。 幅0.3mm以下、深さ4mm以下を超える場合、メンテナンスが必要。
    こけ、藻 塗膜の保護機能が低下すると、こけ、藻が発生する。放置すると広がる。 塩素系漂白剤を水で薄めてスポンジで洗い流す。ひどい場合は塗り替えが必要。
    塗膜の膨れ、はがれ 塗膜の膨れ、はがれは、塗膜の保護機能と防水機能が低下している状態。 症状が部分的な場合、最低限の補修で済む。全体的だと早めの補修が必要。
    コーキングの劣化 コーキングが劣化すると、ひび割れ、破断など症状が出る。外壁材が脆くなる可能性も。 コーキングの劣化が見られたら、補修工事を依頼することがおすすめ。

    このような症状が確認されたら、外壁の塗り替え時期です。それでは、具体的にどのような症状なのか、詳しく見ていきましょう。

    4. 外壁塗装に適した時期は?季節ごとのメリット・デメリット

    外壁塗装を実施する際は、季節にも注意が必要です。塗装が可能な条件は、気温5℃以上、湿度85%以下となっています。真冬日(気温が5℃以下)や雨の日(湿度が85%以上)は、塗装ができません。

    その他にも、季節ごとのメリットやデメリットを以下にご紹介します。

    季節 時期 メリット デメリット
    3~5月 空気が乾燥しているため、塗料の乾燥が早い。塗装に適したベストな季節。 繁忙期であるため、希望の日程で取れない。価格が高くなる。
    6~8月 気温が高く、日照時間も長いため、塗料が乾きやすい。 雨が多い季節なので、工期が延びやすい。暑いので、職人の作業環境が悪い。
    9~11月 乾燥する季節なので、塗料が乾きやすい。特に気候が安定しやすい晩秋はベスト。 長雨、台風によって工期が延びやすい。
    12~2月 空気が乾燥しているため、塗料が乾きやすい。1月、2月だと希望の日程が取りやすい。 日照時間が短いため、作業時間が短い。気温が低い、積雪、霜によって工期が延びる。12月は繁忙期。

    5. まとめ

    外壁の塗り替えは、適切な時期を選んで実施することが大切です。

    適切なタイミングを知るには住宅の外壁材(屋根材)の種類や性能を知り、定期的なセルフチェックを心がけましょう。

    そして「塗り替えよう」と思ったときが本当のベストタイミング。「季節が悪いから、次の機会に…」と考えていては、なかなか実施できません。

    外壁塗装に適した時期を逃さないことがお家の耐久性を維持し、ムダな費用の削減にもつながります。


    関連記事

    関連サービス

    ヌリカエとは

    ヌリカエは塗装業者を探す人と塗装業者をつなげるマッチングサービスです。 塗装業界のスペシャリストである『専門アドバイザー』がお客様の要望をしっかりとヒアリングし、最適な業者をご紹介致します。 検討段階で、塗装の知識が無くどこに頼んでいいか悩んでいる方、おおよそかかる費用について相談したい方、どんな方でも気軽にお問い合わせ可能です。

    外壁・屋根塗装 の相場を知りたい方はこちら
    相談はこちら
    アドバイザーに相談依頼する

    お見積もりはこちら

    建物種別 必須
    希望工事箇所 必須
    携帯電話番号 必須

    ショートメッセージサービス(SMS)にて見積りと相場情報をお送りしております。SMSを受信できる携帯電話番号にてご登録いただくことをお勧めいたします。

    電話番号を正しく入力してください
    TOPへカエル