ヌリカエシンナーの影響は問題ないの?身体への影響と対策方法

シンナーの影響は問題ないの?身体への影響と対策方法

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「自宅を塗装したいけれど、シンナーの影響が心配だ...体に悪いのかな?」
「シンナーって、体にどんな影響が表れるの?」
「油性塗料を薄めるために、シンナーを使って大丈夫なの?」

シンナーが体に悪いという事実は知られています。
しかし「なぜ悪いのか」という点は、意外にも多くの人に知られていません。

そこで、この記事では...
「シンナーの危険性」
「シンナーによる体への悪影響」
「シンナーの影響が心配される例」

について解説します。

結論から述べると、シンナーは体にとって有害です。
しかし、取扱い方法に注意をすれば、安全に利用できます。

記事では、シンナーの要点を分かりやすく解説しているので、ぜひ、ご覧ください。

Point
  • シンナーの悪影響は「急性的な影響」と「慢性的な影響」の2種類がある。
  •  ▶「急性的な影響」とは、シンナーを吸入して短時間に表れる症状。
     ▶「慢性的な影響」とは、シンナーを長期間吸入して表れる症状。


  • シンナーの取扱い時は、マスク着用・全身防備・換気絶対・火気厳禁。
  •  ▶「マスク着用」は、シンナーの吸入を防ぐため送気マスク・防毒マスクを使用。
     ▶「全身防備」は、シンナーが皮膚からの侵入を防ぐため。
     ▶「換気絶対」は、シンナーが閉め切った場所、狭い場所に溜まりやすいため。
     ▶「火気厳禁」は、シンナーに引火性を持っているため。


  • 業者に依頼するときは、相見積もりを利用する。

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    1. 取扱いに注意することで、体への悪影響は回避できる

    もっとも気になるのは「シンナーは体に悪影響があるのか?」という点でしょう。

    確かに、シンナーは体に悪影響をもたらします。これは、シンナーに複数の有害物質が含まれているからです。

    しかし、取扱い方法に注意すれば、素人でも安心して使えます。

    まずはシンナーの悪影響について見ていきましょう。

    2. シンナーがもたらす体への悪影響

    シンナーの悪影響は、大きく2つの種類に分けられます。

  • 急性的な影響
  • 慢性的な影響
  • それぞれ確認してみましょう。

    2.1. 急性的な影響

    急性的な影響とは、シンナーを吸入して短時間に表れる症状のことです。原因としては、シンナーを過剰に摂取したことで表れます。

    例えば、少し昔、若者がシンナーを吸入して酩酊する遊びが流行りましたが、これも急性的な影響です。

    急性的な影響は最悪、死に至る危険性があるため、十分注意しましょう。

    具体的な作用

    急性的な影響は、以下の作用が発生します。

  • 酩酊作用
  • 麻痺作用
  • 知覚異常
  • 幻覚作用
  • 特に「麻痺作用」は非常に危険です。なぜなら、呼吸器官を麻痺して、死亡する危険性があるからです。

    具体的には、シンナーの有害成分が中枢神経の作用を抑制することで発生します。

    もちろん、ほかの作用も危険なため、注意が必要です。

    2.2. 慢性的な影響

    慢性的な影響とは、シンナーを”長期間”吸入して表れる症状です。これは、シンナーの有害成分が体内に蓄積することで発生します。

    具体的には脳や神経と結びつき、身体・精神に甚大な悪影響を及ぼします。

    慢性的な影響は治療が困難であるため、十分に注意しましょう。

    具体的な作用

    慢性的な影響は、以下の作用が発生します。

    身体的な症状
  • 手足の痺れ
  • 慢性気管支炎
  • 末梢神経炎
  • 視神経萎縮
  • 肝障害
  • 脳障害
  • 再生不良貧血
  • 白血病

  • 精神的な症状
  • 過度のイラつき
  • 無気力
  • めまい
  • 不眠
  • 幻覚作用
  • 慢性的な影響は、重篤な症状が表れる危険性があります。これは、体内でシンナーの有害成分が蓄積され、体の重大な部分にダメージを与えるからです。

    そのため、シンナーの影響を受けやすい塗装業者は、法律で送気マスク・防毒マスクの着用が義務付けられています。

    このように、シンナーは健康に大きな被害を与えるため、十分な対策が必要です。

    3. シンナーの悪影響を防ぐ、4つの注意点

    1.
    送気マスク・防毒マスクの着用
    2.
    皮膚からの侵入に注意
    3.
    換気の良い場所で使用する
    4.
    火の近くで使わない

    以上の4点に注意しましょう。この4点に注意することで、シンナーの悪影響を防げます。

    これなら、シンナーによって健康を害されることなく、安全に作業ができます。

    それでは、4つの注意点について見ていきましょう。

    3.1. 送気マスク・防毒マスクの着用

    送気マスク・防毒マスクを着用しましょう。このマスクを着用することで、シンナーの吸入を防ぎ、安全に作業を行えます。

    マスクの特徴については、以下の通りです。

    マスク 価格 特徴
    送気マスク 20,000円~30,000円 ホースを通して綺麗な空気を送る仕組み。ただし、価格が高い。
    防毒マスク 約2,000円 シンナーの成分をマスクがろ過する仕組み。価格が安い。

    表を見てみると、送気マスク・防毒マスクはそれぞれ特徴が違い、価格も違います。

    塗装工事に合ったマスクを選び、シンナーによる健康被害を防ぎましょう。

    3.2. 皮膚からの侵入に注意

    皮膚からの侵入に注意しましょう。なぜなら、シンナーは油脂に溶ける性質があるため、皮膚から体内に侵入する恐れがあるからです。

    そのため、マスクだけでなく体全体も覆いましょう。

    具体的には長袖、長ズボン、ゴーグル、作業手袋などを装着して作業に臨む必要があります。

    また作業用の服装はシンナーが付着している恐れがあるため、子どもが触れられない場所に保管しましょう。

    シンナーは口だけでなく、皮膚への対策も大切です。

    3.3. 換気の良い場所で使用する

    換気の良い場所でシンナーを使いましょう。なぜなら、閉め切った場所、狭い場所だと、シンナーが溜まりやすいからです。

    シンナーは空気よりも比重が重いため、閉め切った場所はもちろん、狭い場所でもシンナーは溜まります。

    そのため、以下のような対策が必要です。

    場所 対策
    屋内(閉め切った場所) 窓を開け、換気扇を回す。窓・換気扇がない場合、ドアを開けたままにする。
    屋外(狭い場所) 送風機を利用して、外へシンナーを出す。

    とくに注意してほしいのは、狭い場所の対策です。三方向を壁に囲まれ、天井が近い場合は、必ず送風機を利用しましょう。

    また、マスクの着用も忘れてはいけません。

    塗装作業は必ず、換気に注意しましょう。

    3.4. 火の近くで使わない

    シンナーは火の近くで使わないように注意しましょう。なぜなら、シンナーは引火性を持っているからです。

    もし、シンナーを使っている側でタバコを吸ってしまうと、火災に繋がります。

    他にも、シンナーが染みた布や紙にも注意しましょう。これは十分に水分を含ませてから捨てる必要があります。

    シンナーを吸入しないことはもちろん、火に近づかせないように注意してください。

    4. シンナーの悪影響が心配される例

    シンナーは他人にも悪影響を与えます。やはり、シンナーは気体なので、周囲へシンナーが流れてしまうのです。

    そのため、周囲の人にも、知らない間にシンナーの悪影響を受けている可能性があります。

    このような事態を防ぐためにも、シンナーの悪影響が心配される例を見ていきましょう。

    4.1. 臭いだけでも注意が必要

    周囲の人が、シンナーの臭いを感じるだけでも注意が必要です。なぜなら、シンナーによる悪影響が懸念されるからです。

    例えば、周囲の人がシンナーの臭いをかぎ続けていると、眩暈や吐き気といった症状を引き起こす危険性があります。

    そのため、同居人など、もしシンナーを長時間吸入し続ける人がいたら、マスクを装着してもらうか、一度外出してもらいましょう。

    外壁塗装は自分だけでなく、周囲の人への注意が必要です。

    4.2. 赤ちゃん・妊婦はシンナーから悪影響を受けやすいため注意

    赤ちゃん・妊婦は、特にシンナーの悪影響を受けやすいため注意しましょう。

    これは、赤ちゃんの場合、シンナーを含めた化学物質の影響が強いのと、妊婦の場合、吸入したシンナーの有害成分が胎児に届く可能性があるからです。

    そのため、赤ちゃん、妊婦がいる場合はシンナーの使用を避けましょう。

    それでもシンナーを使いたい、塗装したい場合は、赤ちゃん、妊婦を別の場所へ避難させるか、水性塗料を使用しましょう。

    ただ、やはり赤ちゃん・妊婦がいる家庭でシンナーの使用はおすすめしません。

    5. 外壁塗装を業者に任せよう

    もし自分で塗装することは難しいと感じたら、業者に任せてみましょう。

    業者なら、シンナーに対する危険性も十分に知っているため、安心して任せられるからです。

    さらに、自分で塗装するよりも、より綺麗な仕上がりが実現します。

    それでは、外壁塗装の費用・注意点を見ていきましょう。

    5.1. 業者に依頼した場合の費用

    外壁塗装の費用はそれぞれ異なりますが、一般的には以下のようになります。

    坪単価
  • 約20,000円~30,000円

  • 30坪の平均費用
  • 約60万円~90万円
  • 以上のように、坪単価で20,000円~30,000円程度、30坪で60万円~90万円程度かかります。

    ただし、これは目安なので参考程度に押さえてください。

    費用の内訳

    外壁塗装を業者に依頼した場合、費用の内訳は以下の通りです。

  • 塗料代
  • 人件費
  • 足場代
  • 洗浄費用
  • マスキング費用
  • 飛散防止ネット
  • 廃材処理費用
  • 駐車代
  • 保険費
  • 印紙代
  • など...

    この中で、「人件費」は外壁塗装で3割も占めている費用です。

    そのため、業者に依頼する時は作業員の人数に注意しましょう。


    外壁塗装の内訳を詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

    5.2. 業者に依頼する際は相見積もりが絶対に必要

    業者に依頼するときは相見積もりを行いましょう。これは、安く、信頼できる業者を見つけるためです。

    もし相見積もりを行わずに一つの業者に依頼したら、その業者の費用が適正か、または信頼できる業者か分かりません。

    しかし、相見積もりを行えば、複数の業者から費用を比較できるため、適正な価格で、より安く依頼できます。

    そのため、業者に依頼するときは必ず、相見積もりを行いましょう。

    6. まとめ

    ここまで、シンナーが身体に及ぼす影響について解説しました。

    確かに、シンナーは体に悪影響を与えますが、取扱いに注意すれば、安全に利用できます。

    以下は、記事のポイントです。

  • シンナーの悪影響は「急性的な影響」と「慢性的な影響」の2種類がある。
  •  ▶「急性的な影響」とは、シンナーを吸入して短時間に表れる症状。
     ▶「慢性的な影響」とは、シンナーを長期間吸入して表れる症状。

  • シンナーの取扱い時は、マスク着用・全身防備・換気絶対・火気厳禁。
  •  ▶「マスク着用」は、シンナーの吸入を防ぐため送気マスク・防毒マスクを使用。
     ▶「全身防備」は、シンナーが皮膚からの侵入を防ぐため。
     ▶「換気絶対」は、シンナーが閉め切った場所、狭い場所に溜まりやすいため。
     ▶「火気厳禁」は、シンナーに引火性を持っているため。

  • 業者に依頼するときは、相見積もりを利用する。
  • 以上の点を押さえることで、安全にシンナーを取り扱えます。

    もし、シンナーの取扱いが不安だと感じる人は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか?

    ▼「業者依頼」と「自分でDIY」どっちが安い?

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    この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

    監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

    塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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