【2022年最新版】スタイリッシュな外壁のポイント!おすすめの色や素材選びも紹介

あなたのお家
外壁塗装するといくら?
本記事では、一戸建てのリフォームや新築に向けデザインを検討中の方へ、
- スタイリッシュな一戸建てのデザイン事例
- スタイリッシュデザインに使われる色・素材のパターン
- スタイリッシュなデザインの外壁に仕上げるコツ
などについて、数多くの写真とともに分かりやすく解説していきます。
お家の外壁のデザインを決めるにあたって、候補やイメージを固めるお役に立てば幸いです。
▼外壁のおしゃれな配色・色選び全般について知りたい方は、以下の記事も一緒にご覧ください。

スタイリッシュなデザインとは?取り入れるコツも解説!
スタイリッシュとは?

「スタイリッシュ」という語を辞書で引くと「流行に合っている」「スマートなさま」といった意味が出てきます。
つまりスタイリッシュな建物とは、その時々の間隔や素材をとり入れた最新トレンドデザインのこと。
現在の建築だと、形は幾何学的で色はシンプルなデザインがスタイリッシュであるといえそうです。
一般住宅にスタイリッシュを取り入れるコツ
「幾何学的」「シンボリック」「ワントーン」などを一戸建てのデザイン向けに少し具体的にすると、例えば以下のポイントが挙げられます。
Point
形状は左右対称にする
色数はなるべく1色に統一する(例外もあり)
これらのポイントを踏まえて、スタイリッシュでおしゃれな一戸建てにみられる色や素材とデザインの工夫やバリエーションを挙げていきますので、ぜひ参考にしてください。
【最新版】スタイリッシュなトレンドデザイン事例一覧
迷ったらシンプルなワントーンがおすすめ

スタイリッシュなデザインにするうえで迷ったら、王道のワントーンがおすすめ。
シンプルなデザインだからこそ飽きが来にくいワントーンは、時代にとらわれず人気です。
ベージュ、ホワイトが最近のトレンド
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近年徐々に注目を集めているのは、ベージュ系やホワイト系の色を使った外壁塗装。
ナチュラルな雰囲気になるので、ワントーンはもちろん、ほかの色とも組み合わせやすく、人気が高いスタイリッシュな色です。
黒系もスタイリッシュな塗装にぴったり!

重厚感があり、洗練されたデザインになる黒系もスタイリッシュな塗装にぴったりです。
ただし、傷や汚れが目立ちやすい色なので、選ぶ際は要注意。
ワンポイントでスタイリッシュな外壁に

軒天や雨どいの付帯部分などを違う色で塗ることで、他とは違うスタイリッシュなデザインに仕上がります。
ワントーンでは寂しいと感じる方でも取り入れやすいので、少しスタイリッシュにしたい方におすすめです。
外壁ツートンもおすすめ

近年、特に若い層を中心に流行っているのが、外壁ツートンです。
明度差(明るさの差分)を持たせた2色を使うことで外壁にメリハリがつき、スタイリッシュな外壁になります。
ただし、似た色でツートンカラーをすると全体的にぼやけた印象になりやすいので、注意が必要です。
ブロックやタイルなどでアクセントをつける

スタイリッシュなデザインのトレンドとして、外壁にブロックやタイルをつける事例もあります。
全体ではなくアクセントとしてブロックやタイルを使うのが、スタイリッシュにするポイントです。
カラフルな色も今後注目したいスタイリッシュなデザイン

彩度の高い色を使うのも、個性的で今後注目したいスタイリッシュなデザイン例として挙げられます。
ただし、カラフルな色を選ぶ際は自然色より目立たない色を選び、可能な限り景観を崩さないような色を選択しましょう。
外壁をスタイリッシュなデザインにするためのポイント
施工事例の収集を通して見えてきた、スタイリッシュなデザインの共通点や、スタイリッシュデザインをとり入れつつ、おしゃれに魅せるための鉄則をご紹介します。
1色だけの外壁

外壁を色味が異なるホワイトで統一した、ミニマルなデザインの一戸建てです。

オールブラックの住宅です。
正面はほぼ水平と垂直の直線のみで構成されている点も、スタイリッシュデザインの鉄則にのっとっています。
迷ったら汚れが目立ちにくい色がおすすめ
もしスタイリッシュな色に迷った場合は、グレーやアイボリーなどといった汚れが目立ちにくい色を選択するのがおすすめです。
黒やホワイトと比べて白みがかっているため、汚れの目立ち具合が緩和されます。
2色使用した外壁

光沢の有るブルーグレーと灰色の2色を使った住宅です。
素材を縦スパン柄の金属系サイディングで揃えることで統一感が生まれています。
3色使用した外壁

外壁に黒・ライトグレー・白の3色を使用した片流れ屋根の住宅。
3色以上を使っても、すべてモノトーンで統一したことでスタイリッシュな印象は崩れていません。
光沢のある「黒」や「無彩色」を使う
スタイリッシュに仕上げたい場合、外壁のメインカラー色は「黒」か「光沢のあるカラー」を選ぶのがコツ。
スタイリッシュな雰囲気には「無機質さ・幾何学的印象」が必要と前述しましたが、この要素を強めるには無彩色が最適です。

どうしても無彩色以外にしたいなら、黒に近い濃色ならばマッチしやすいでしょう。
形状を反復させる
色の塗り分けで相似形を作る等の工夫をすると、形状の反復により幾何学感が高まって、家がグッとスタイリッシュになります。
また、窓の大きさが揃っていたり、建物の形状が箱状に近い家も、スタイリッシュなデザインに寄せやすいでしょう。


あなたが写真を見て「カッコいいな」と思ったデザインには、どこかに形状の反復が隠れているかもしれません。
スタイリッシュな外壁に使われている色の一例
スタイリッシュな印象の家にしたい場合の色の一例を紹介します。
黒の他に、「黒に近い濃色」や「光沢のある濃色」を使ってもスタイリッシュに仕上がります。
黒

直線的な形状の建物を黒一色で塗装した、これぞスタイリッシュデザインと言うべき一戸建てです。
堅牢で強そうなイメージもあることから、防犯上の理由で黒を選ぶ人もいます。
黒に近い濃色

屋根の傾斜と家の前の坂道が並行になるよう計算された、ダークブラウンの外壁の住宅。
ブラウン系と多用すると普通はナチュラルなイメージに傾いてしまいますが、マットな濃茶色で統一されているのでスタイリッシュなイメージを維持しています。
光沢のある濃色

正方形に近い形状、装飾のほとんどないフラットな外壁、メタリックな質感などスタイリッシュデザインの法則が多く適用されています。
光沢のある建物の外装は、多くが「金属系サイディング」という外壁材です。
グレー

無彩色であるグレーも、幾何学的なイメージを増すことができるため、スタイリッシュデザインに合います。
どちらかといえば濃いめのほうが相性が良いでしょう。
ホワイト系

やさしい色合いが多く人気の高いホワイト系は、もちろんスタイリッシュデザインにもあいます。
スタイリッシュな印象はもちろんのこと、すっきりとした清楚感があるイメージになります。
それ以外の色(ベージュ系など)

他にもベージュなどやさしい色味の外壁でも、形状が幾何学的(直線的・キューブ状など)な場合はスタイリッシュに仕上がります。
「色別の施工事例集」を見たい方は、下記の記事もご覧ください。
「外壁塗装の色の選び方&全10色分の仕上がり写真30選」
スタイリッシュなおすすめ配色例
茶色×グリーン
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自然に多く存在する色同士を組み合わせることで、親しみやすさとおしゃれを両立したイメージの外壁になります。
緑は、原色に近いものよりも、少しくすんだ深緑系かモスグリーンがよく似合い、スタイリッシュなデザインに仕上がります。
茶色の同系色
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茶色は、明るさや色味を変えれば3色以上でも違和感なくマッチしやすいのが特徴の色です。
レンガ調や石材調の外壁材をチョイスすることで、より高級感があるスタイリッシュなデザインに近づけます。
「外壁のデザイン」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
「外壁デザインのコツを写真付きで解説。おすすめのデザインパターン、色の選び方も紹介」
白×茶
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白と茶色の組み合わせは、定番感もあり目立ちすぎない組み合わせです。
特に、赤みがかった茶色がよくマッチするので、おすすめです。
白×黒
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反対色を組み合わせることにより、スタイリッシュでモード感のあるカラーリングです。
どちらも無彩色同士の組み合わせながら、存在感のあるおしゃれな組み合わせになります。
白×アイボリー
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アイボリーと組み合わせることで、完全な白一色よりも親しみやすさが出て、周囲住宅とも馴染みやすくなります。
白の清潔感を出しながらスタイリッシュになりすぎず、どなたでも使いやすいカラーリングです。
白×青
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青い外壁に白が入るだけで、明るく爽やかなイメージが増します。
青一色では個性が強くなりすぎてしまうのを抑えつつ、青の良いイメージを引き出すことができるでしょう。
スタイリッシュな外壁に使われる素材
おしゃれな外観に近づけるには、外壁材の選び方も気をつける必要があります。
スタイリッシュデザインにしたい場合、外壁は「金属系サイディング」がもっともおすすめです。
他にも、「窯業系サイディング」のうちデザインがメタリックなものや、「コンクリート・モルタル」なども利用するのもありです。
金属系サイディング

金属系サイディングとは、ガルバリウム鋼板などでできたパネル式の外壁材です。
メタリックな質感であること、直線要素が豊富にとり入れられることから、スタイリッシュデザインの住宅にしたい場合、金属系サイディングがもっとも有力な素材の選択肢となるでしょう。

スパン柄のガルバリウム鋼板
金属系サイディングは色や柄が豊富にある素材ですが、スタイリッシュなデザインにしたければ模様はボーダー柄で、色は黒か黒に近い濃色のものがおすすめです。
「金属系サイディング」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
「金属系サイディングとは?種類、メリット・デメリットと代表商品を解説」
「ガルバリウム鋼板外壁材のデザインパターンと施工事例15選。イメージ通りにリフォームするには?」
窯業系サイディング

窯業系サイディングのうち、打ちっぱなしコンクリートのようなデザインや、金属風のデザインの製品を使うことでも、外壁はスタイリッシュな印象になります。
また、窯業系サイディングは金属系サイディングやコンクリート仕上げなどより費用が安い点もメリットです。
ただし、窯業系サイディングの質感は表面のプリント(印刷)で再現されていることが多いため、本物の素材感には劣ることがあります。
「窯業系サイディング」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
「窯業系サイディングとは?メリットとデメリット、費用やデザインを比較!」
コンクリート・モルタル

無彩色で統一された色、キューブ状の形状、無機質な印象など、コンクリート・モルタル外壁もスタイリッシュデザインの家にうってつけです。
「モルタル外壁」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
「モルタル外壁とは?仕上げの種類や特徴、劣化症状や補修費用を解説」
スタイリッシュな外壁の一戸建て 事例4選
ほかにも、ぜひ参考にしたいおしゃれなスタイリッシュデザインの外壁を4例紹介します。
石積柄のダークブラウンの外壁

光沢のあるダークブラウンで塗装された細石積柄の外壁。
ブラウン系かつ自然物の柄は本来スタイリッシュな印象とは遠くなるのですが、キューブ状に近い家の外見と、合同な長方形が多用された窓のデザインが幾何学感を高め、スタイリッシュ寄りになっています。
もし建物や開口部の形状がシンプル・規則的ならば、あまり色を問わずにスタイリッシュになるようです。
木目柄と黒塗りのツートンの外壁

木目柄を広い面積で使うとログハウスのような印象になりがちですが、ブラックと組み合わせることでシックに仕上がっています。
ブラックと木目柄の組み合わせも、人気のスタイリッシュデザインの一種です。
白と木目柄を組み合わせキューブ状の外壁

ナチュラル寄りのカラーでも、立方体に近い家の幾何学感を利用してモダンに仕上がりました。
スタイリッシュな印象を高めるためのアクセントとして、白い部分と木目の間がネイビーブルーで塗装されています。
幾何学的なモスグリーン×ウッドの外壁

正面から見るとほぼ完全な正方形で、窓も正方形のものが1箇所のみ。
色や素材だけみるとかなりナチュラル寄りですが、形状がスタイリッシュに振り切れているため、絶妙なバランスとなっています。
外壁塗装で家をスタイリッシュに変えた成功例
もともとの印象をガラッと変え、家をスタイリッシュに大変身させた外壁塗装の事例を3つご紹介します。
「クリーム色」から「オールブラック」に
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温かくやさしい印象のベージュの外壁から、全面つや消しのブラックに塗り替えた例。
建物の形状が箱状でもともと幾何学感が高かったためか、黒に塗り替えて一気にスタイリッシュになっています。
「水色」から「黒ワンポイント×白ベース」の外壁に
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やや年月が経った薄い水色の外壁から、ブラックをワンポイントに使った白ベースの外壁に塗り替えた例。
外壁材も継ぎ目の目立たないものをチョイスし、カントリー調の印象からぐっとスタイリッシュに変わりました。
「白いモルタル」から「黒と白のツートン」の外壁に
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三角屋根・2階建ての一般的な日本家屋から、白と黒のツートンが印象的なモダン住宅へ。
門扉の撤去と外皮の一部改築をしているので予算はかかっていますが、あきらめずスタイリッシュを目指した好例です。
外壁の色や素材を決める前の注意点
スタイリッシュなデザインを志向している・していないに関わらず、家の色やデザインを決定する前に確認しておきたいポイントを最後に解説します。
カラーシミュレーションで色を確かめる

塗料メーカーや外壁材メーカーのウェブサイトには、デザインのシミュレーションページが用意されています。
外壁の色や塗装デザインを最終決定する前に、シミュレーターで色や塗り分けのパターンをいろいろ試しておきましょう。
おすすめのカラーシミュレーターは、エスケー化研のウェブサイトにある「住まいの塗り替えシミュレーション」です。
その理由は、操作が分かりやすいこと、戸建ての形状や色の種類が豊富なことと、候補となる色が決まったあとに塗料の色番号が分かることです。
「カラーシミュレーション」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
「調査してわかった!外壁カラーシミュレーションのおすすめ4選+α」
色見本はA4サイズのものを使う

塗料を選ぶ際に、施工店からは無料で冊子タイプのカラーサンプルがもらえると思います。
しかし、色の最終決定は冊子タイプのものではなく、A4大の「塗り板」と呼ばれるサンプルを取り寄せて、実際に屋外で見たり、自宅の壁に立て掛けて色の見え方をチェックしましょう。
塗り板は無料ではなく500~1,000円程度の料金がかかるのが通常で、取り寄せにも1週間前後かかるのが通常ですが、仕上がりに後悔しないためにも使うほうがオススメです。
ドアやサッシの色が変えられない場合も想定する
ドアや窓枠の塗装は、外壁塗装の工事には通常含まれていません。
サッシ等は外壁塗装時の養生の下に隠れてしまう部分であり、塗料も外壁と共通ではないため、同時に作業ができないからです。
玄関ドアやサッシの色が変えられることを前提に、プランを立てないほうがよいでしょう。
なお、サッシの塗装にかかる費用は1箇所につき3~6万円が目安で、作業期間も外壁と分ける必要があります。
そのような背景があるためか、ほとんどの方はサッシの色はそのままで住み続けます。
「アルミサッシの塗装」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
「塗装を長持ちさせる!アルミサッシの塗装は7つの工程を丁寧に」
塗装技術が高い業者に依頼する
外壁の色やデザインを決めただけではまだ半分。
実際におしゃれに仕上がるかどうかは、業者の腕にもかかっています。
腕が良くて信頼できる塗装業者に心当たりがない場合は、地域で3~4社ほどから相見積もりをとって、実際の業者と接してみるのが地道ながら有効です。
訪問した担当者の説明の分かりやすさ、質問や要望に対する対応力、担当者の人柄、工事費用など、対面でないと分からない要素を比べて、今後10年以上の家のデザインを託せる業者を見極めましょう。

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この記事が参考になったら、ぜひご利用いただけると幸いです。
まとめ
リフォームをイメージ通りに進めるには、そのイメージを支える要素を特定してとり入れることが重要です。
スタイリッシュデザインの場合は、濃色系を使いつつ色数は少なく抑えることや、金属系サイディングなどの無機質な素材を使うことがその要素でした。
家の形状まではなかなか変えられないものですが、色や外壁材を気にするだけでもかなりスタイリッシュな住宅に近づくはずです。
リフォームや新築が望むデザインで成功することを、編集部一同お祈りいたします。













