外壁塗装は7月にできる?おすすめの月・季節をご紹介

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外壁塗装するといくら?
「7月に外壁塗装をしたいけど、もし行う場合にはどのような注意点があるのか」「そもそも外壁塗装に向いた月はあるのか」といった不安や疑問をお持ちではないでしょうか。
外壁塗装は1年を通して業者に発注できるものの、実は塗装に向いている季節・向いていない季節があります。
外壁塗装を7月に行おうか検討している方は、是非とも当記事をご一読ください。
外壁塗装は7月でも行えるが不向き

結論から言うと、外壁塗装は7月でも行えますが、梅雨の時期と重なる可能性が非常に高いためおすすめしません。
というのも雨が降ると塗料が流れ落ちてしまうため、全く外壁塗装ができないためです。
また、7月は晴れの日が他の月に比べると少ない傾向にあるため、なかなか作業がスケジュール通りに進みづらいことも原因と言えます。
したがって7月を含めて、梅雨の時期前後の外壁塗装はスムーズに進めづらいので、他の季節に発注することがおすすめです。

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7月に外壁塗装をするメリット・デメリット
前述のとおり7月は梅雨の時期に近く、雨が降っていると塗料が塗れないため外壁塗装には適していないと言えます。
しかし裏を返せば雨さえ降らなければ外壁塗装は可能なため、絶対に7月は不可能というわけではありません。
- 「そもそも7月しか塗装できる時間がなさそう」
- 「すでに契約して7月に塗装することが決まっている」
本章ではそんな方々にもお役立ていただけるように、知っておきたい7月に外壁塗装をするメリット・デメリットをお伝えします。
7月に外壁塗装をするメリット

7月の外壁塗装は、雨さえ降らなければ下記のようなメリットもあります。
7月に外壁塗装をするメリット
- 希望の日程で外壁塗装を依頼できる可能性が高い
- 日照時間が長いことによって、作業時間を十分に確保できる
- 気温が高いため、塗料が乾燥しやすくスピーディーに塗装ができる
7月に外壁塗装をするメリットとして最も挙げられるのは、業者に希望通りの日程での施工を依頼しやすいことです。
「仕事や家庭の事情でどうしても7月しか塗装できる日程がない…」という方も、他の時期と比べて業者の都合で断られることは少ないと言えるでしょう。
7月に外壁塗装をするデメリット

一方で7月の外壁塗装は、下記のようなデメリットがあります。
7月に外壁塗装をするデメリット
- 雨や夕立が多く、作業日が確保できないことがある
- 猛暑のため、職人の作業環境が辛い
7月に外壁塗装をするデメリットとして最も挙げられるのは、梅雨の影響によって塗料が塗れず、スケジュールよりも施工完了が後ろ倒しになりがちなことです。
7月は梅雨の時期と重なっているためほぼ確実に雨が多いと予想されますが、いつ雨が降るかは職人としても住人としても読めません。
スムーズに工期が進んでいくかは天候の影響にかなり委ねられるため、スケジュール通りに進んで欲しい方にはデメリットと言えるでしょう。
7月に外壁塗装する場合の注意点
本章では7月に外壁塗装を行うと決めた場合に、ここだけは気を付けておきたいポイントを解説します。
7月に外壁塗装する場合の注意点
- 塗装中もエアコンを使えるようにしてもらう
- 塗装中も換気をできるように打ち合わせをしておく
- 信頼できる業者に依頼する
塗装中もエアコンを使えるようにしてもらう

7月は35度を超える猛暑日となることも珍しくないため、必ずエアコンを使えるようにお願いしておきましょう。
昨今の塗装業者であれば、ほとんどの場合エアコンの室外機の機能を失わないように養生してくれるはずですが、もしも認識の齟齬がありエアコンが使えなければ生活環境が大きく変わります。
そのため現場打合せの際などなるべく早い段階で、エアコンを使えるようにとお願いしておくことが大切です。
塗装中も換気をできるように打ち合わせをしておく

外壁塗装中は塗料の飛散を防止するため基本的に家の窓なども養生されることになり、開けることができません。
しかし事情があって生活の動線としてや空気の入れ替えの問題で、どうしても開閉したいという場所もあるでしょう。
そのような場所があれば、事前に業者に伝えておくことが大切です。
業者との相談により、塗装のエリアを分けたりして指定の日程や時間帯では窓やドアを開けることを許してもらえます。
信頼できる業者に依頼する

7月の外壁塗装は、猛暑による作業環境の過酷さや塗料が早く乾燥することによる塗装の難易度の高さ、雨によるスケジュール管理の難しさがあるため、業者には高い技術が求められます。
思わぬ要因で納品の品質が粗悪で塗り直しになったり、スケジュールが大きく後ろ倒しにならないように、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
「建設業許可・塗装技能士資格のある業者か」「見積書の内容が詳細か」などが、優良な業者であるポイントですので覚えておきましょう。

外壁塗装を7月に行った人の体験談
本章では、外壁塗装を7月に行った人の体験談を紹介していきます。
ネガティブな意見もあれば、7月でも問題ないという意見も紹介するので塗装をお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
体験談①:塗料の臭いで窓が開けられず、養生でエアコンも使えず暑さに苦しんだ
業者とのコミュニケーション不足で、住民側の暑さ対策ができずに辛い思いをしたという体験談です。
今年の7月に外壁塗装工事をしました。
私の考えでは、ご近所が窓を閉める冬に行うつもりでした。臭い等を考えてのことです。
しかし業者が、どうせやるのなら夏の強い日差しがさす前にやった方が良いとのことで、暑い時期になりました。
しっかりと養生してあったので、窓も開けられないし、室外機もビニールで覆われていたのでエアコンも使えず、とてもつらい2週間でした。
yahoo知恵袋より引用
外壁塗装の塗料の中には水性塗料などの臭いがほとんどない塗料も存在します。
また昨今の業者おいては通常エアコンが使えるように養生する業者がほとんどのため、この業者は配慮が足りないと言わざるを得ません。
とは言え7月の暑さの中ではしっかりと打ち合わせをしなければ不便をすることもあるため、注意しておきましょう。
体験談②:工期が予定よりも長引いて不信感を持った・手間がかかった
天候の都合により工期が度々延期となり、「こんなに時間がかかるの?」と不信感や手間を負ったという体験談です。
実家の外壁塗装を、建築業者の方にそのままお願いしたのですが、7月初旬に足場を組んでから、殆ど作業が進んでいません。
外壁塗装ってこれだけ長期間にわたってするものなのでしょうか?
毎日朝から夕方まで、作業をしてくれるなら良いのですが、朝来たかと思うと”雨が降りそうだから、帰る(結局雨は降っていない)”とか
”今日は作業終了、明日は雨かもしれないからまた連絡する”と言って帰ってしまったり。
丁寧な口調で言いながらも、悪びれた感じが有りません。あの作業の仕方を見ているに、どうしても不信感を覚えます。
yahoo知恵袋より引用
住宅の大きさにもよりますが、外壁塗装の工期はおよそ2週間かかります。
加えて外壁塗装は雨が降ると塗料が塗れないため、どうしても梅雨に近い7月は延期になりがちです。
きちんと説明をしないことや悪びれた様子のない業者にも大きな問題がありますが、予定していた工期よりも伸びてしまい不信感・煩わしさを覚えてしまうのも無理はないでしょう。
体験談③:7月でも特に外壁塗装は問題なく行える。大切なのは業者選び
一方で7月でも外壁塗装は問題なく行うことができるという意見です。
7月の状況下であっても、天候と工程管理をしっかりと行う会社であれば問題はないでしょう。
雨の中でも平気で工事を進めるような悪質な業者に頼んでしまえば、いつの時期であっても良くはないと思います。
要するに、いつやるかよりも、誰に頼むかが重要です。
現在の塗料は、各シーズン適切な使用方法を守れば、問題なく施工できるようになっています。なので、各シーズンに応じて無理なく施工をできる業者なら問題ありません。
雨が降りそうだったり、異常に湿度が高かったり、気温が異常に高い時や低い時、風が強くてほこりがついてしまいそうなとき、そのような時に作業を行わない業者を選ぶことが重要なのです。
yahoo知恵袋より引用
結局のところイレギュラーがあっても工期に間に合わせることができるかは、業者の手腕にかかっている部分は大きいです。
丁寧な品質と密接なコミュニケーションを取ってくれる業者を選べば、確かに時期はそれほど関係ないとと言えるでしょう。
しかし一方でそのような良い業者はシーズンを通して予約が埋まりやすい傾向にあるため、なるべく早く相談してみることが大切です。
まとめ

7月に外壁塗装を行うのは、不可能ではないものの、あまりおすすめできません。
もし「工期はできるだけ短くしたい」「雨や雪の影響で、きれいな塗膜ができなかったらどうしよう」といった要望や不安があれば、3月~5月の春か9月~11月の秋に塗装してもらいましょう。
もちろん北海道と沖縄県では気候が異なりますので、外壁塗装に向いた月はあくまでも目安としてください。
お住まいの地域でおすすめの月や季節は若干異なるため、心配であれば塗装業者に相談することが賢明でしょう。
