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シリコン塗料の定番製品と価格一覧。塗料の選び方のポイントも紹介

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お家の塗り替えにシリコン塗料を使う予定の方に向けて、定番のシリコン塗料製品とその実勢価格の例を調査、なるべく多く掲載しました。
使う塗料の選択や、見積もり書の金額が相場内かといった確認にお役立ていただければ幸いです。

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目次

定番シリコン塗料の製品名と価格一覧

住宅の塗装リフォームに使われるシリコン塗料の価格は、平均して塗装面積1㎡あたり「2,200~3,000円」が相場です。
見積もり書などで登場することの多い、代表的なシリコン塗料の製品名と価格は以下のとおりです。

※塗料名がリンクになっているものは、クリックすると塗料個別の解説にジャンプします。

塗料名実勢価格特徴
プレミアムシリコン2,400~2,820円/㎡耐用年数14~16年。価格に対して高耐久で人気の「ラジカル塗料」
アレスダイナミックTOP2,600~3,000円/㎡ラジカル塗料。耐用年数15年。雨天後でも塗装可能
水性サーモアイウォールSi2,200~3,200円/㎡表面の温度上昇を抑える「遮熱塗料」
水性ペリアートUV2,200円/㎡~石材調の仕上がりになる多彩模様塗料
アレスクールプラスウォール水性Si3,480円/㎡~通常の遮熱塗料よりもさらに効果が高い
アドグリーンコート2,160~2,970円/㎡遮熱性能に加えて放熱性をもつ「冷めやすい」塗料
ミラクールウォールSI2,280円/㎡~外壁用遮熱塗料。日差しを反射して厚さを和らげる
ナノシリコンW一般色1,500~2,220円/㎡外壁用汎用シリコン塗料。耐用年数より価格の安さを重視
ナノシリコンW遮熱色1,680~3,360円/㎡外壁用遮熱塗料

「遮熱塗料」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「遮熱塗料とは?メリット・デメリットや代表商品、使用がおすすめのケースを解説」

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シリコン塗料とは

シリコン塗料とは外壁工事で使われる塗料の1つで、外壁リフォームを考えている人達の多くが選ぶ、需要の高いものです。シリコン塗料は種類も多く、取り扱っているメーカーや業者もたくさんあります。

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シリコン塗料のグレードは?

現在外壁塗装のグレードはアクリル塗装、ウレタン塗装、シリコン塗装、ラジカル塗装、フッ素塗装の5段階が存在し、そのグレードによって耐用年数や施工価格に違いがあります。

シリコン塗装は、耐用年数も施工価格も5段階の中間に位置し、コストパフォーマンスにおいて非常にバランスのいい塗装といえるでしょう。

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使う塗料に迷ったら、専門家への無料相談がおすすめ!

ここまででシリコン塗料の製品例や価格などについて、徐々にお分かりいただけたているのではないでしょうか。
しかし、実際に自宅に使う塗料を決めるとなると、自分の判断だけでは不安が残りますよね。
塗装工事は専門性の高い工事なので、専門家の意見を聞いてから最終的な決定をしたいところです。

「でも、専門家を自分で見つけてくるのは面倒くさい……」

そんな方には、ヌリカエの利用がおすすめです。
ヌリカエなら、全国2500社以上の加盟店の中から、塗料選びに詳しい優良業者に絞ってご紹介することができます。
もちろんご相談は完全無料、絶対に工事を行わなければいけない…なんてこともありません。
まずは一度、専門家に無料で話を聞いてもらいませんか?

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シリコン塗料の価格についての3つの概要

ここからは、シリコン塗料の価格について解説します。塗装工事別の平均価格、種類別の平均価格、そして類似塗料との比較の3つに分けて説明します。シリコン塗料について知りたい方は参考にしてください。

1:シリコン塗料を使用した塗装工事別の平均価格

それではまず、シリコン塗装を使用した塗装工事別の平均価格を見ていきましょう。外壁の場合、屋根の場合、また坪数別から見る平均価格相場を紹介します。

外壁リフォーム業者に見積もりを出してもらう際の目安にするといいでしょう。

外壁の場合

シリコン塗料の施工価格の相場は1㎡あたり3,000~4,000円程度といわれています。

一般的な2階建て戸建住宅の外壁のみを施工した場合の、平均的な施工費用は、坪数10坪までは~30万、30坪までは~90万、50坪までは~150万、80坪までは~250万、100坪までは~300万、101坪以上は350万程度が目安です。

これは足場設置費用、高圧洗浄費用、下地処理費用、養生費用などを含む金額になります。

屋根の場合

それでは屋根にシリコン塗装を使用した場合の価格を見ていきます。塗装の費用は屋根と外壁を区別して設定されています。一般的に屋根塗装する場合、外壁費用に10~30万程度プラスした金額が相場です。

坪数別から見る平均価格

施工価格を見てわかるように、外壁塗装の費用は塗装する建物の大きさに比例して高くなっていきます。これは塗り面積が増えれば、その分だけ塗料代・人件費も増えてしまうのが理由です。家の坪数が大きいと、総工事費用も高くなるといえるでしょう。

2:種類別の平均価格

シリコン塗装には比較的安い水性と、耐用性が高い油性があります。また1つの缶の液体だけで塗る1液型と2つの異なる缶の液体を組み合わせて塗る2液型に分けられます。

シリコン塗装は水性なのか油性なのか、また1液型なのか2液型なのかによっても平均価格が違ってきます。それぞれの種類の特徴や、種類別の平均シリコン塗料価格を見ていきましょう。

水性の場合

水性塗料の特徴として比較的低価格、保管が簡単、そして臭いが少ないことがあげられます。油性に比べてやや耐用性が低いですが、臭いもさほどないため住宅密集地ではよく使われています。

塗料そのもののメーカー価格は、16kgで7,000円程度です。油性に比べて安くなっていますが、下地によっては施工できなかったり、天気や気温などに工事が左右されるなどのデメリットもあります。

油性の場合

一方、油性塗料のメーカー価格は同じ16kgで10,000円程度になり、一般的に水性塗料よりもやや高い設定になっています。もちろんメーカーによって価格差が異なるため、業者に見積もりを出してもらう際に調べてみましょう。

油性塗料は水性に比べて耐用性が高いため、雨の日などでも工事が行えることがメリットですが、臭いがあることから住環境を考慮して選択していくといいでしょう。

1液型の場合

1つの塗料缶に、水やシンナーを薄めて使う塗料のことを1液型といいます。1液型は、塗料を硬化させる硬化剤がすでに中に混ざっているのが特徴です。

1液型は耐用性が低く、塗れる場所が限定されているものの、作業前に硬化剤を混ぜ合わせる必要がなくすぐに使えるため、作業性が高いといえます。

同じメーカーが販売している、同じ樹脂を使用した塗料で1液型と2液型の価格を比較した場合、1液型の方が1割程度安くなります。

2液型の場合

2つの異なる缶の液体を組み合わせて塗る塗料を2液型といいます。塗装する直前に主材と硬化剤を混ぜ合わせる必要があり、すぐに使わないといけないというデメリットもありますが、1液型よりも3年程耐用年数が長くなります。

塗料の価格だけで考えると2液型は1液型に比べて高くなりますが、次の外壁塗装までの期間を長くできるため、長期的に考えるとお得になる場合もあります。

1回の工事を安く済ませたければ1液型の方が優れてはいますが、海に近い、雨風が強い、降雪地かなど住環境を考えて総合的に考える必要があるでしょう。

3:類似塗料との比較

シリコン塗料の価格は、塗装工事の種類や坪数、水性・油性か、1液型・2液型かの種類によって違いがあることがわかりました。

それでは次に、シリコン塗料の価格を類似塗料と比べてみましょう先述したとおり、外壁塗装の塗料には5つのグレードがあります。今回はラジカル塗料の価格と比較してみます。

ラジカル塗料との比較

ラジカル塗料は、塗装された外壁劣化の原因であるラジカルの発生を制御できます。

ラジカル塗料を使った場合、1㎡あたり2,500~4,000円程度、シリコン塗料は2,500~4,000円程度になるため、ほぼ値段は変わらないといえるでしょう。

耐用年数はラジカル塗料で8~16年、シリコン塗装で7~15年程度といわれ、こちらもそこまで大きな差はありません。

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シリコン塗料の価格を参考にした選び方のポイント4つ

シリコン塗料の価格について紹介していましたが、外壁リフォームを考えている人が塗料を選ぶ際には何に気をつけたらいいのでしょうか。選び方のポイントを4つ紹介していきます。

1:外壁を今後どのようにしていきたいかを決める

シリコン塗料は、耐用年数、コストパフォーマンスともにバランスがいいため、外壁リフォームを考えている多くの人の選択肢にあがってくるでしょう。

外壁リフォームを選ぶ際に大切なのは、外壁を今後どのようにしていきたいのかを決めることです。光沢のある仕上がりにしたい、長持ちする塗料がいい、1回の工事費用を安くしたい、長期的なメンテナンス費用を安くしたい、など希望の優先順位をはっきりさせるといいでしょう。

2:期待耐用年数を確認する

シリコン塗料には色々な種類やメーカー品があり、シリコン含有率は、低いもので20%以下、高いもので45~65%程度と差があります。含有率が高くなると、防汚性や耐用性が高まります。

シリコン塗料を選ぶ際は、業者にしっかりと期待耐用年数を聞いておきましょう。次の外壁塗装工事まで、何年もつのかで総合的にかかってくる値段に差がついてきます。

3:信頼できるメーカーのものを選ぶ

防汚性や耐用性に影響するシリコンの含有率ですが、塗料のカタログやメーカーのサイトには細かい含有率が記載されていないことも多々あります。中にはシリコン含有率が低い塗料で高額な見積もりを作る業者も存在するため注意が必要です。

シリコン塗料には様々な種類があるため、まずは信頼できる塗装業者をしっかり選び、実績のある大手メーカーの塗料を使って施工してもらうのがいいでしょう。

4:複数メーカーと比較する

いくつかの塗装業者から信頼できるところを選んだら、リフォームする家の住環境や外壁リフォームへの希望を伝え、どのメーカーのシリコン塗料を選んだらいいのか相談しましょう。

プロのアドバイスをもらい、複数のメーカーと比較することで、希望にぴったり合った外壁リフォームが実現するでしょう。

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シリコン塗料の価格について知ろう!

外壁リフォームの際の選択肢として、シリコン塗料の価格と選び方のポイントを紹介しました。

外壁リフォームは大きな買い物であり、愛着のある自分の家に長く快適に住むために欠かせないものです。この記事でシリコン塗料の価格について知り、納得のいく外壁リフォームをしていきましょう。

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