サンワカンパニーのキッチンは低価格でありながら、多様なシリーズ展開があることで知られています。
また、デザイン面や機能面の評判も高く、高コストパフォーマンスのキッチンとして有名です。
本記事では、サンワカンパニーのキッチン全体の特徴・魅力をまとめ、シリーズごとの特徴もご紹介したうえで、実際にリフォームを検討する際の注意点まで詳しく解説します。
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サンワカンパニーのキッチンの特徴
サンワカンパニーのキッチンは、デザインや価格帯に選択肢が多く、機能性にも優れています。予算やキッチンサイズに柔軟に合わせられるため、コストパフォーマンスの高い、理想に近いキッチンを選ぶことができます。
以下ではサンワカンパニーのキッチンにおける、全体的な特徴について解説していきます。
①シリーズが豊富
サンワカンパニーのキッチンの特徴としてまず挙げられるのは、シリーズ展開の豊富さです。通常のキッチンメーカーは主要なシリーズを2~5シリーズほど展開しています。一方で、サンワカンパニーは13シリーズ以上となっています。
このようにシリーズが多く展開されていることから、より自分にぴったりのキッチンを選ぶことができるようになります。
②デザイン・オプションの豊富さ
サンワカンパニーのキッチンはデザインやオプションも豊富です。価格帯や好み、希望のキッチン機能に合わせて細かくオーダーメイドが可能になっています。
サンワカンパニーのキッチンはシンプルでスタイリッシュなラインアップが多いですが、扉の色を変えるなど、スタイリッシュさを残しつつ、個性的なデザインにすることもできます。なお、シンクの色も黄色や白、大理石のピンクを選ぶことも可能です。
特に人気のハンドメイドシンクは職人の手によって作られ、エッジのある武骨なデザインが人気です。
③広い価格帯&コストパフォーマンスのよさ
サンワカンパニーのキッチンは価格帯が幅広い点も特徴です。例えば、「ミニモラス」は6万円台から購入可能です。この価格設定から、セカンドキッチンが欲しいといった需要にも応えることができます。
なお、サンワカンパニーのキッチンは最上位モデルのキッチンであっても100万円台に収まるため、他社に比べると価格設定そのものがリーズナブルになっています。
サンワカンパニーのキッチンの代表的なシリーズと価格をご紹介
上述した通り、サンワカンパニーのキッチンは多数のシリーズ展開がされており、シリーズに応じて価格帯や機能などが異なります。以下では実際にサンワカンパニーキッチンのシリーズにどのようなものがあるのか、具体的にご紹介していきます。
グラッド45
サンワカンパニーのキッチンで一番の人気を誇るのが、「グラッド45」です。グラッド45では、ステンレスが全面に採用されており、30~50万円台の価格でありながら高級感のあるデザインになっています。
また、扉やサイドパネルは小口が見えないように留め加工がされ、すっきりと見えるように細やかな工夫がされています。
さらに、オプションとしてバイブレーション仕上げを利用することで、ステンレスキッチンで気になりがちな傷を目立たなくすることもできます。
サイズ展開も豊富で、グラッド45のスタイリッシュさはそのままに、1人暮らしやサブキッチンとして利用できるコンパクトなデザインもあります。
プレーンKミディアム
「プレーンKミディアム」はシンプルなデザインと、引き出し式の大容量収納が特徴のキッチンシリーズです。15万円台から購入可能となっていますが、機能面も充実しており、IHヒーターや食器洗い洗浄機などさまざまなオプションをつけることができます。
カラーバリエーションはシンプルなホワイトからブラック、オーク調(ダーク・ミディアム)と豊富で、キッチンの雰囲気をイメージ通りに変えることができます。
クビレキッチン
天板部分のクビレが特徴の「クビレキッチン」は、スッキリとしたデザインと機能性を両立したキッチンです。
ワークトップは白い大理石で作られており、キャビネットとの間には「クビレ」があります。このクビレがアクセントとなり、キッチン全体の雰囲気を引き締めるようになっています。
ハンドルレスの扉はキッチンをよりスマートに見せてくれるようになっているため、シンプルな雰囲気を好む方におすすめのデザインです。なお、クビレ部分のカラーはイエロー・オレンジ・ブルー・グレー・ホワイトから選択可能です。
オッソ
「オッソ」はグッドデザイン賞を受賞した、必要機能以外を極限までそぎ落としたシンプルさが特徴のステンレス製フレームキッチンです。
シンプルなデザインのため、通気性が良く、キッチンをいつでも清潔に保てます。またステンレスの特徴から、汚れが落ちやすいため簡単にお手入れができます。なお、棚板の追加や収納が追加できるなど、カスタマイズ性が高いことも特徴です。
高い性能とインテリア性を兼ね備えながらも、30万円台から購入可能で、オプションの選択肢も豊富です。
コンパクトキッチン430
「コンパクトキッチン430」は、オッソと同じくグッドデザイン賞を受賞しているキッチンです。ステンレスの箱をイメージして設計され、包丁差しまでステンレスで作られているなど、見た目のスタイリッシュさも魅力です。
またオールステンレスなのでリサイクル性が高く、環境にやさしいことも特徴の1つです。幅は900mm・1,200mm・1,500mmのラインアップから選ぶことが可能となっています。
エレバート
「エレバート」は50万円台後半の価格設定と、サンワカンパニーのキッチンの中でも上位モデルのキッチンです。特徴は6cm厚のステンレスワークトップ、そして大容量の収納機能です。
また、キッチン全体に漂う存在感と高級感あふれるデザインも魅力です。扉素材は鏡面・マット加工のホワイト・ブラック・木目ブラックから選択でき、金属素材の天板も選択可能です。
プレーンKプティ
「プレーンKプティ」はモダンなデザインが特徴の、シンプルなキッチンです。清潔感のあるホワイトとシックな印象のブラックの2色展開で、マットな黒が空間を引き立ててくれます。またコンパクトでありながら、オプションとしての水栓や加熱機器の選択肢が多く、高いカスタマイズ性も特徴となっています。
本体価格は4万円ですが、本体だけでは必要な機能が不足しているため、オプションを選択してキッチン機能を充実させる必要があります。「必要な機能を必要な分だけ」持たせられるため、低コストで理想のキッチンをカスタマイズすることが可能です。
サンワカンパニーのキッチンを導入する前にするべきこと
ここまで、サンワカンパニーのキッチンシリーズを解説してきました。高いデザイン性・機能性にもかかわらず、価格も比較的手頃なため、購入をより具体的に検討したいと考える方も多いでしょう。そこでキッチンの導入前には、カタログでの情報整理、そして実際にショールームへ足を運ぶことをおすすめします。
①あらかじめカタログで商品概要を把握しておく
本記事でご紹介した通り、サンワカンパニーのキッチンのシリーズ・種類は多いため、ショールームへ足を運んだ際にあまりの種類の多さに選びきれず、時間が足りなくなってしまったといったケースも考えられます。
そのため、実際にキッチンをショールームに見に行く前に、まずはカタログで商品に目を通しておきましょう。
カタログで検討をする際には、以下の3点に特に注目することをおすすめします。
- 素材・デザイン
- 大きさ
- 機能
実際にキッチンを設置する環境のサイズもあらかじめ計測しておくと、検討がスムーズに進みます。
なお、サンワカンパニーのHPでは各シリーズのカタログがweb上で公開されているため、空き時間等でも見れるようになっています。
②実際にショールームへと足を運ぶ
サンワカンパニーのWebサイトではさまざまな種類のキッチンを確認できますが、特にキッチンのように毎日使う大きな家具は、実際に目で見てイメージと合致しているかどうかを確かめることが必要です。
そこでまずは近隣のショールームに問い合わせを行い、足を運びましょう。なお、サンワカンパニーのショールームは現在、完全予約制となっているため、相談事項を明らかにしておくことでより適切なアドバイスを受けることが可能になります。
また直接足を運ぶことができない方は「オンライン接客サービス」もおすすめです。オンライン上で、スタッフへの相談はもちろん、zoomによる実際の仕様・動作確認も行うことができるようになっています。
サンワカンパニーのキッチンはリフォーム費用を抑えたい方におすすめ
サンワカンパニーのキッチンは、キッチンリフォームの費用は抑えた上で、デザインや機能性は妥協したくない方におすすめです。
しかし選択肢が多い分、どのキッチンを選ぶべきか、また自分の家に合うのか…など、不安に思う方も多いでしょう。
そこでキッチンを選ぶ際は、まずは実際にショールームへと足を運び、実物を見たうえで専門家に相談することをおすすめします。
なお、キッチンを含めて、リフォームを検討されている方は「ヌリカエ」の利用がおすすめです。ヌリカエでは、全国のリフォーム業者を探すことができるほか、見積もりなども無料で受け取ることが可能です。web上で簡単に利用できるため、是非一度使ってみてはいかがでしょうか?