水回りリフォームとは?効果やメリット・デメリット、部位別の工事例

  • 【更新日】2023-12-11
はじめての水回りリフォーム入門

キッチン、お風呂、洗面台、トイレが含まれる「水回り」は家の中でも特に消耗しやすく、不具合や劣化が起きやすい部分です。
水回りリフォームを考える際にはリフォーム箇所別の費用相場を把握しておくことが重要です。この記事では、水回りリフォームの箇所別の費用相場や施工事例を詳しく紹介しています。
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水回りリフォームとは?

水回り設備4箇所のイメージ

水回りリフォームとは、住宅内の水を使用するエリア、特にキッチン、お風呂、トイレ、洗面所などのスペースを改修し、最新の設備やデザインに更新するプロセスを指します。このリフォームは、住宅の快適性機能性安全性を大幅に向上させることができます。

水回りのスペースの設備が古くなってくると、どうしても快適性・効率においてだんだんと劣ってきてしまいます。例えば、古いキッチンでは調理や掃除がしにくいですし、古いバスルームではリラックスできないかもしれません。また、古い設備は故障しやすく、水漏れやその他の問題を引き起こす可能性があります。

水回りリフォームを行うことで、これらの問題を解決し、より快適で安全で、作業効率的にもよい空間を作り出すことができます。とくに最新の設備はエネルギー効率が良く、水の使用量を減らすことができるため、長期的にはコスト削減にもつながります。
また、最新のデザインと機能を備えた水回り設備は、住宅全体の価値を向上させることもできます。

水回りリフォームは、単に古い設備を新しいものに交換するだけでなく、住宅の機能性と快適性を向上させ、日常生活の質を高めるための投資と言えるでしょう。

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水回りリフォームのメリット

水回りリフォームのメリットの例

水回りリフォームには、住宅の快適性を向上させるだけでなく、省エネ・節水安全性の向上資産価値の向上など、多くのメリットがあります。

メリット① 光熱費の削減

まず、最新の設備の優れた省エネ性・節水性により、光熱費の削減につながり、長期的には経済的なメリットがあります。また、新しい設備は古いものに比べて故障のリスクが低く、メンテナンスコストの削減にも寄与します。

メリット② 安全性の向上

安全性の向上も大きなメリットの一つです。特にバスルームでは、滑りにくい床材を選ぶことで転倒事故を防ぐことができますし、手すりの設置などでさらに安全性を高めることが可能です。また、古い配管や電気設備を新しいものに交換することで、水漏れや火災のリスクを減らすことができます。

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メリット③ 建物の価値の向上

さらに、水回りリフォームは住宅全体の資産価値を向上させることが期待できます。特にキッチンやバスルームは住宅の価値を大きく左右する要素であり、リフォームによってこれらのスペースを最新の状態に保つことで、将来的に住宅を売却する際の価格を高めることができます

メリット④ 美観の向上

最後に、水回りリフォームは住宅の内観・美観を大幅に向上させることもできます。美しく機能的なキッチンやバスルームは、日常生活の質を高め、家で過ごす時間をより楽しいものにしてくれるでしょう。また、家族全員が使いやすいデザインにすることで、生活のストレスを軽減し、より快適な生活を送ることが可能です。

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水回りリフォームのリスク

水回りリフォームにはメリットがある一方で、いくつかのデメリットやリスクも存在します。

水回りリフォームのリスクの例

リスク① リフォーム中は設備が使えない

リフォーム工事中は、家のキッチンやお風呂が使用できない期間が発生します。そのため、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。これは特に、家族が多い家庭や1つしかお風呂・トイレがない家で顕著です。

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リスク② やりたいリフォームができない場合もある

リフォーム中に家の構造的な問題が見つかることがあり、これにより工事の範囲やコストが予想以上に増加することがあります。また、柱の位置や給排水管の都合により思ったとおりの設備配置や機能が実現できないことも無きにしもあらずです。

リスク③ 使い勝手が悪くなる場合もある

リフォームした結果、前よりも使い勝手が悪くなってしまったり、期待していた通り印象に仕上がらない結果となるリスクがあります。そのため、再度お金をかけてリフォームし直す方も珍しくありません。
これは特に、使用シミュレーションや適切な業者選びを怠った場合に起こりやすいです。

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主な水回りリフォームの種類

「キッチン」におけるリフォーム例

トクラス・Collagia

キッチンでは、ガスコンロ、シンク、食洗機などの設備を最新のものに交換し、効率的な調理ができるようにレイアウトを変更します。さらに、収納スペースを増やすために引き出しや棚を追加し、キャビネットの扉を交換してキッチン全体のデザインを一新することもできます。

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「お風呂」におけるリフォーム例

LIXILのリノビオVで採用されている人造大理石浴槽

お風呂では、快適なバスタイムを提供するために浴槽やシャワーを最新のものに交換し、壁や床のタイルを張り替えて清潔感を保ちます。また、防水処理を施し、水漏れやカビの発生を防ぐ工事をするのも一般的です。

>>はじめてのお風呂リフォーム入門

「トイレ」におけるリフォーム例

トイレでは、水の使用量を減らすために省エネ・節水型の便器に交換し、清潔で快適なトイレ利用のためにウォシュレットを追加します。また、トイレ空間を快適で使いやすいものに改善します。

>>はじめてのトイレリフォーム入門

「洗面所」におけるリフォーム例

洗面所

洗面所では、使い勝手を向上させるために洗面台を交換し、収納スペースを増やして洗面所をすっきりと整理できるようにします。さらに、照明を改善して明るく使いやすい空間に変えることもできます。

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まとめ

水回りは同じ箇所のリフォームでも、グレードの違いによって費用が大きく異なります。そのため、グレードと工事内容は綿密に考え、コストを計算した上で上手に水回りのリフォームを進めていきましょう。

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