トクラスのお風呂の特徴は？独自機能・違い・価格帯まとめ

古いお風呂を新しい設備、機能を備えた最新のリフォームしたいという需要は増えています。

この記事では、ハウスメーカーであり、電化製品メーカーでもある人気のトクラスのお風呂の魅力、設備や機能、またリフォーム向けに用意された「リフォムス」によって一新するお風呂について詳しく紹介します。

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トクラスのお風呂の特徴

トクラスのお風呂の特徴は、全シリーズで浴槽に人造大理石が使われていることにあります。
浴槽が人造大理石製だとお湯が冷めにくく肌触りも滑らかなため、入浴時間心地よいものになるでしょう。

加えて、音響メーカーのヤマハを母体にもつことから、上位シリーズでは浴室用音響システムが標準搭載されていることにも注目です。

トクラス製のシステムバスの特徴的な機能とその内容は以下のとおりです。

それぞれの機能をくわしく解説します。

ダブルバブルバス

「ダブルバブルバス」は、微細な泡が湯船に行き渡る「マイクロバブルバス」とマッサージ効果のある「ジェットバス」の2つのモードが楽しめる浴槽の機能です。

マイクロバブルバスには肌の表面を落とし、入浴後のうるおいとぽかぽか感を長持ちさせる効果が期待できます。
スパなどで人気のお風呂「炭酸泉」と同様のお湯と考えてよいでしょう。

一方、ジェットバスは「強」「弱」「リズム（強～弱繰り返し）」の3つの強さがあり、その日の疲れ具合や気分に合わせた力で体をほぐすことが可能です。

ダブルバブルバスの機能は、「ユーノ」のComfort Life（以下「CL」）・Urban Life（以下「UL」）では標準搭載、ユーノの「Base」・エブリィ・エブリィ ミニマルタイプでは追加オプション扱い、マンション専用の「ヴィタール」では選択不可となっています。

人造大理石バスタブ エクラン

「エクラン」は、トクラスが開発した人造大理石製の高機能バスタブです。

エクランが他の人造大理石浴槽と異なる点はゲルコーティングが施されていることです。
汚れを防ぎ美しさを保つだけでなく、表面をこすり洗いすることで入ってしまった傷を目立たなくすることができる優れものです。

エクランには、表面のデザイン・肌触り・カラーリングが異なる4つのタイプがあり、製品やシリーズにより選択肢が異なります。

エクランのタイプ	特徴
マット	天然大理石の模様を再現 光沢をおさえた仕上がり。肌触りもやわらか
レガリア	ガラス粒を使用したきらめきと高級感のある仕上がり 全3色（ホワイト、ブラウン、ブラック）
クオリア	大理石層の流れ模様を再現 ブロッコタイプの形状と好相性 全2色（ホワイト、ライトブラウン）
グレイス	透明感のある豊富なカラーが特徴 全5色（ホワイト、イエロ、ピンク、ネイビー、ブラック）

エクランの浴槽が選択可能なのは、「ユーノ」と「ヴィタール」のみで、「エブリィ」（ミニマルタイプ含む）には非対応です。

もうひとつの人大製バスタブ「スターク」

エクランが標準搭載でないもしくは非対応の製品では「スターク」という人造大理石浴槽が採用されています。エクランとの違いは、主にゲルコートの有無です。汚れの落ちやすさや耐久性、美観はエクランに劣らない性能です。

画像出典：トクラス オンラインカタログ「YUNO」

2種類のバスタブデザイン

トクラスのお風呂のバスタブには「ブロッコタイプ」と「エルゴタイプ」の2種類の形状があります。

ブロッコタイプはフラットでお洒落なデザインが特徴。
エルゴタイプは身体のカーブに合わせた曲線的な仕上がりが特徴です。エルゴタイプを選んだほうが洗い場の横幅も少し広くなります。

浴槽の形状	特徴
ブロッコ	平面的・直線的なデザイン ユーノの「UL」はこちらのタイプのみ選択可
エルゴ	身体のカーブに合わせた曲線的なデザイン 包み込まれるような使い心地 洗い場のスペースが広めに確保できる

製品・タイプ別の対応している形状タイプは以下のとおりです。
比較するとエルゴタイプのほうが対応製品が多い傾向があります。

サウンドシャワーe

「サウンドシャワーe」は、トクラスのお風呂の天井に埋め込まれた高音質スピーカーです。

何を隠そうトクラスは、楽器・音響メーカーとして名高い「YAMAHA（ヤマハ）」の住宅機器部門を担当する子会社。
同社が「音のノウハウをもつ会社だからこそ設計できた」と自信をもって送り出しているのがこの機能です。

サウンドシャワーeには音源機器を有線で繋げるほか、ワイヤレスレシーバーがあればBluetooth接続でも音声を楽しめます。
湯船に浸かりながら音楽・動画・ラジオなどを楽しむ方にはもってこいの機能ではないでしょうか。

「ユーノ」3タイプにはなんと標準搭載

浴室用スピーカーといえば通常はオプション機能のイメージがありますが、トクラスの上位モデル「ユーノ」ではサウンドシャワーeが標準搭載なのも注目ポイントです。

ウルトラファインバブルシャワー

「ウルトラファインバブルシャワー」は、3タイプの水流を切り替えて使えるシャワーヘッドです。

水流のタイプには霧状の「ミスト」、狭い範囲に適度な圧をかける「スポット」、全身を流すのに向く「レギュラー」があります。
切り替えはシャワーヘッドについている切り替えダイヤルをつまんで回すことで可能です。

すべてのタイプで「ウルトラファインバブル」という微細な泡が発生し、身体の表面の汗や汚れを効率よく落とす効果が期待できます。

調色ダウンライト

「調色ダウンライト」は、光の色と量を自分好みに調節できる浴室の照明演出機能です。

ライトの光の色は3種類で、温かみのある電球色はくつろぎたいときに、さわやかな昼白色は朝などのスッキリ目を覚ましたいときに……といったように使い分けるとよいでしょう。

光の量（明るさ）は、浴室外の調光機で無段階調整が可能です。

うるおいミスト

「うるおいミスト」は、浴室内の足元から吹き出すミスト式の暖房機能です。

脱衣所で支度をしている間に作動させることで、寒い冬でも浴室全体を暖かい状態にできます。
この機能はお風呂場の寒さが気になる方や、急激な温度変化がひきおこすヒートショックのリスクを低下させたい方に最適です。

単なる温風機能ではなく水の粒子を含んだ暖房のため、お肌のうるおいをアップさせ発汗を促す効果もあります。

おそうじ浴槽

「おそうじ浴槽」は、洗面所のボタンを押すだけで浴槽を自動洗浄できる機能です。

洗浄にかかる時間は約10分。気になる電気代・水道代等のコストは1回あたり約22円と手洗いとほぼ同じとなっています。

おそうじ浴槽は、「ユーノ」のBaseタイプか「エブリィ」「エブリィ ミニマルタイプ」の3機種に限り追加オプションとして選択可能です。
仕事が忙しく掃除の時間が惜しい方や、育児で手が離せない時間が多い方などにはピッタリの機能ではないでしょうか。

わすれま栓

「わすれま栓」は、キッチンにあるリモコンからボタンひとつでお湯はりが開始できる機能です。
お湯を出しにわざわざお風呂まで行く必要がなくなるだけでなく、自動で排水栓が閉まるためうっかり閉め忘れてお湯が無駄になることもありません。

わすれま栓は、トクラスの住宅用のすべてのお風呂で使用可能ですが、いずれも追加オプションとなっています。
家事の時短やうっかりミスを防ぎたい方は、ぜひ搭載しておきたい機能です。

スミらくフロア

「スミらくフロア」は、水はけがよく汚れも落ちやすい加工をされた浴室の床素材です。

ヌメリやカビの原因である皮脂をとことん床に残さないよう、油分をはじいて表面の水とともに排水口に運ぶよう工夫がされています。
模様の凹凸から掃除をしにくいように見えますが、溝の幅が広めなので心配は不要です。

同様の防汚床機能は、エブリィ（ミニマルタイプ含む）では「うつくしフロアW」、ヴィタールでは「やわらぐフロア」という名称で標準搭載されています。

カミトリ名人＋

「カミトリ名人＋（プラス）」は、シャワーを浴びたときの水流のうずを利用して床のゴミや髪の毛やキャッチする排水口の中蓋です。

中蓋のパンチ穴にあつまったゴミは手を汚さずにゴミ箱に直接捨てられます。
また、中蓋には抗菌イオンを発するアタッチメントが装着されており、排水口のヌメリやニオイをおさえる効果も期待できます。

カミトリ名人＋は、トクラスの住宅用のすべてお風呂で標準搭載されています。

うつくしドア

「うつくしドア」は、カビがたまる機構をとことん排除したお手入れしやすく汚れにくい浴室ドアです。

足元にあることが多い換気口はドアの上部に移動させ、黒カビが生えやすいゴムパッキンは思い切って不使用に。
汚れを落とすのが非常に大変なイメージのある従来のお風呂の扉を一新し、サッとひと拭きするだけで美しさを保つことができるでしょう。

うつくしドアも、トクラスのすべてお風呂で指定せずとも標準搭載されている機能です。

うつくしミラー

入浴中、見たいときに曇っていて見えないことも少なくない、お風呂の鏡。
トクラスの「うつくしミラー」は、特殊コーティングにより曇りをおさえてよごれも定着させづらい浴室鏡です。

鏡にシャワーをかけるだけで曇りが取れて皮脂や石鹸の成分もスルッと落ち、入浴中の見づらさを解消します。

うつくしミラーは、トクラスのどの製品でも使用可能ですが、いずれのタイプでも追加オプションとして指定する必要があります。

高断熱浴槽

「高断熱浴槽」は、空気層と断熱材の効果的な使用によりお湯の温かさを長く保つトクラスのバスタブ機能です。

浴槽だけでなくフタにも断熱材を使用することにより、5時間後の湯温低下をわずか2.5℃におさえたデータも出ています。

高断熱浴槽はほとんどトクラスのお風呂で標準搭載されている機能ですが、「エブリィ」のシャワータイプ・ベーシックタイプの2つのみ追加オプション扱いとなっています。

浴室まるごと保温

「浴室まるごと保温」は、天井・壁・床にも断熱材を使用することにより、浴槽だけでなくお風呂全体の保温性を高める機構です。

居室とお風呂の寒暖差を少なくする効果や、浴槽のお湯をさらに冷めにくくする効果が期待できます。

トクラスのお風呂の製品

トクラスのお風呂（ユニットバス）には、「ユーノ」「エブリィ」「エブリィ ミニマルタイプ」「ヴィタール」の4製品があります。
上位製品の「ユーノ」は、さらに「アーバンライフ（UL）」「コンフォートライフ（CL）」「ベース（B）」の3つのタイプに分かれ、搭載可能な機能が異なります。

合計6つの製品・タイプと、実勢価格・対応機能をまとめると以下のようになります。

製品名	本体価格	対応オプション
		ダブル バブル バス	人大 浴槽 エクラン	バスタブ 形状	サウンド シャワーe	ウルトラ ファイン バブルシャワー	調色 ダウン ライト	うるおい ミスト	おそうじ 浴槽	わすれま 栓	スミらく フロア	カミトリ 名人＋	うつくし ドア	うつくし ミラー	高断熱 浴槽	浴室 まるごと 保温
ユーノUL	176～236万円	◯	◯	エルゴ のみ	◯	―	◯	―	―	△	◯	◯	◯	△	◯	◯
ユーノCL	140～182万円	◯	◯	ブロッコ エルゴ	◯	◯	◯	―	―	△	◯	◯	◯	△	◯	◯
ユーノB	80～121万円	△	◯	ブロッコ エルゴ	◯	△	△	△	△	△	◯	◯	◯	△	◯	◯
エブリィ	95～152万円	△	―	エルゴ のみ	△	△	△	―	△	△	◯	◯	◯	△	◯or△	△
エブリィ ミニマルタイプ	95～152万円	△	―	エルゴ のみ	△	△	△	―	△	△	◯	◯	◯	△	◯	◯or△
ヴィタール	96～132万円	―	△	ブロッコ のみ	△	―	―	―	―	△	◯	◯	◯	△	◯	―

◯：標準搭載、△：オプションで選択可、―：非対応

それぞれのお風呂の特徴や他タイプに対するメリット・デメリット、他製品との違いをくわしく解説していきます。

ユーノ

「ユーノ（YUNO）」はトクラスのユニットバスのなかでも最高級ラインのシリーズです。
ユーノはさらに「ユーノ アーバンライフ（YUNO Urban Life）」「ユーノ コンフォートライフ（YUNO Comfort Life）」「ユーノ ベース（YUNO Base）」の3タイプに分かれ、デザイン・色・搭載可能な機能が一部異なります。

トクラス「ユーノ」の特徴は？価格や口コミ・評判もご紹介！

新しい浴室に、人造大理石が魅力のトクラス「ユーノ」はいかがですか。ハイクラスなものからオプションでカスタマイズするものまで、多彩なバリエーションがあります。あなただけの浴室を手に入れましょう。

ユーノ アーバンライフ

「ユーノ アーバンライフ」（以下「ユーノUL」）は3種類ある「ユーノ」シリーズのなかの1製品です。
ユーノのなかでも明るくモダンなデザインが好みの方向けのセットとなっています。

ユーノULでは、アメリカの水栓ブランド「KOHLER」とコラボしたシャワーや収納を使えるのが特徴です。
また、壁の幅いっぱいの長さの鏡にできる「フルワイドミラー」に唯一対応しています。

一方で、ブロッコタイプ（曲線的）の浴槽と、水流を切り替えられる「ウルトラファインバブルシャワー」、バスタブを自動で洗う「おそうじ浴槽」には非対応なので注意しましょう。

壁のパネルには薄めのカラーや木目調・石目調のものを選ぶことで、ユーノULに合うスタイリッシュで少し未来的なデザインに仕上がるでしょう。

ユーノULのメーカー希望小売価格は258万7,500円（1621サイズ）、実勢価格は約140～182万円となっています。

ユーノ コンフォートライフ

「ユーノ コンフォートライフ」（以下「ユーノCL」）も「ユーノ」シリーズの3タイプのうちの1製品です。
ユーノのなかでも落ちついたトーンの空間で癒やしの時間を過ごしたい方に向くセットとなっています。

ユーノCLでは、他のモデルでは追加オプションでしか選択できない「ウルトラファインバブルシャワー」に標準対応している点が特徴です。

また、浴槽の形状・素材の選択の幅がユーノのなかでもっとも広いのもCLタイプの優位点です。
浴槽の形状は、人間工学にもとづいた曲線状の「エルゴ」と、フラットでモダンな「ブロッコ」の2つから決められます。
浴槽の色・素材も、大理石調の「マットエクラン」、ラメ入りで高級感のある「エクランレガリア」、淡色でフラットな「エクランクオリア」の3種類から選択可能となっています。

ただし、浴槽洗浄を自動化するおそうじ浴槽の機能は選択不可のため気をつけましょう。

ユーノCLの浴室壁には、写真のようにダーク系のカラーを選べばゴージャスさを感じるリラックス空間に仕上がりやすいでしょう。

ユーノCLのメーカー希望小売価格は233万3,300円（1621Sサイズ）、実勢価格は約176～236万円となっています。

ユーノ ベース

「ユーノ ベース」（以下「ユーノB」）もまた「ユーノ」シリーズの3種類のうちの1つです。
ユーノのなかでも搭載可能なオプション機能の幅がもっとも広いのため、予算や好みに合わせたカスタマイズに向くセットとなっています。

例えば、浴槽を自動で洗う「おそうじ浴槽」を搭載したうえでバスタブの形状をモダンな「ブロッコ」タイプにしたい場合、ユーノUL・CLではこの両方を同時に選択できません。
そのような仕様を希望する方は、このユーノBを選びカスタマイズすることになります。

また、本記事で紹介した全オプションを同時に搭載できるのもこのユーノBだけです。
とくに浴室の加湿温風機能「うるおいミスト」を使用できるのは、トクラスのお風呂のなかでこのユーノBのみとなっています。

ただしユーノBのバスタブの人造大理石の色・質感は、「エクラングレイス」というプレーンな単色タイプしか選べません。

ユーノBのメーカー希望小売価格は145万6,600円（1616サイズ）、実勢価格は約80～121万円となっています。
もっとも、オプションを豊富に搭載するためにユーノBを選ぶ方にとっては、この金額よりも高くなる場合も少なくないでしょう。

エブリィ

トクラスのお風呂の「エブリィ（every）」は同社の中価格帯のユニットバスです。
上位品の「ユーノ」とは違い、ぜいたく感のある機能を標準搭載しないかわりに価格を抑えたモデルになっています。

そのため、トクラスのお風呂を使いたい方のうち浴室音響や演出照明、高級浴槽素材などは不要な方は、このエブリィを選んだほうが費用は安くなるでしょう。

また、エブリィには用途やニーズに合わせた以下の3つのタイプがあります。

タイプ名	特徴・向いている人
シャワータイプ	シャワー入浴がメインの人・多い人向き 3モードつきシャワーを標準対応 ミラーは「なし」か「コンパクト」のみ
カウンタータイプ	座って身体を洗う人、洗面器を使う人向き 腰の高さのカウンターを搭載 ロングミラーに標準対応
ベーシックタイプ	自分向きにカスタマイズしたい人向き 機能を絞れば洗い場を広くとれる

シャワータイプ

エブリィの「シャワータイプ」は、シャワーのみの入浴が多い方に向いたタイプで、3モードの水流を切り替えられるシャワーヘッドを標準搭載しています。
また、収納やタオルかけも立ったまま使いやすい位置についています。そのかわり浴室のミラーは「なし」か「コンパクトタイプ」しか選べません。

シャワータイプのメーカー標準価格は107万5,000円（1616サイズ）です。
リフォーム会社の販売値引き率を50～60％ととして、実際に購入する際には43～54万円が本体価格の相場でしょう。

カウンタータイプ

エブリィの「カウンタータイプ」は、椅子に座って身体を洗う使い方に向くタイプで、洗い場の腰の高さに広いカウンターが標準で設置されています。
カウンターにはシャンプーやボディーソープも多く置けるため、人数が多い家庭や、ボディケア用品をいろいろ使い分けている人にもうってつけでしょう。

カウンタータイプのメーカー標準価格は104万4,000円（1616サイズ）です。
値引き率を考慮した場合、実際に購入するときは42～52万円の本体価格となる場合が多いでしょう。

ベーシックタイプ

エブリィの「ベーシックタイプ」は、標準状態では一定の用途に特化していないため、好みに合わせてカスタマイズしたい人向けの製品です。

また、機能を足さない状態では洗い場がもっとも広くなるのもメリットです。
そのため、0.75坪タイプ以下のやや小さめのユニットバスを使いたい方は、このベーシックタイプを選ぶと身体が洗いやすいでしょう。

ベーシックタイプのメーカー標準価格は94万1,000円（1616サイズ）ですが、値引き率を考慮した実勢価格は38～47万円程度でしょう。
ただしオプションを色々付けたい人はもっと高い金額になります。

エブリィ ミニマルタイプ

トクラスのお風呂の「エブリィ ミニマルタイプ（every MINIMAL TYPE）」は同社の中価格帯のユニットバスです。
すっきりした内装の「エブリィ ベーシックタイプ」よりも標準状態ではさらに物が少ないため、ミニマリスト志向の方や掃除しやすいバスルームがいい方に向いている製品です。

エブリィ ミニマルタイプのメーカー標準価格は112万8,100円（1616サイズ）ですが、値引き率を考慮して実際には45～57万円が本体価格の相場でしょう。
ミニマルタイプというと安いイメージがするかもしれませんが、標準状態で比べると「エブリィ ベーシックタイプ」（94万1,000円・1616サイズ）よりもむしろやや高めとなるため、注意が必要です。

「エブリィ」との違い

「エブリィ」と「エブリィ ミニマルタイプ」の違いを公式カタログで比較した結果、おもな相違点は以下のような事柄でした。

トクラス「エブリィ」の特徴は？価格やオプション機能もご紹介！

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ヴィタール

トクラスのお風呂の「ヴィタール（VITAR）」はマンションリフォーム専用のユニットバス製品です。

マンションへの導入を想定して、戸建て向け製品より小さいサイズでもゆったり過ごせるように設計されているほか、トクラスの大きな魅力である高品質な人造大理石浴槽を変わらず楽しむことができます。

ヴィタールには2つのタイプがあります。
カウンター・ミラー・棚が標準でついている「Cプラン」と、壁付け水栓のみのシンプルな「Bプラン」タイプです。

また、ヴィタールは他の製品よりも搭載可能なオプションが少ないため、選ぶ際はお気をつけください。

ヴィタールのメーカー標準価格は96万2,000円～（Bプラン・1216サイズ）ですが、値引き後の実勢価格は約48万円が価格相場となるでしょう。

トクラス「ヴィタール」の特徴は？価格や口コミ・評判もご紹介！

トクラス「ヴィタール」の特徴や、価格とオプション機能について詳しく説明しています。 マンションの限られたスペースでも広くて心地よく、人造大理石を使用した上質なバスタブをお探しの方におすすめしたい記事となっています。

トクラスのお風呂の価格帯

システムバス（ユニットバス）の価格帯は、メーカー各社とも「スタンダード」「ミドル」「ハイグレード」の3つにおおむね分かれています。

それぞれの価格帯の具体的な金額と、各価格帯に属するトクラスのお風呂の製品名は以下のとおりです。

トクラスのお風呂はメーカー希望小売価格で60万円台を下回るような安価な製品はなく、中価格帯・高価格帯のラインナップが充実したメーカーといえるでしょう。

トクラスのお風呂は「豪華な演出」と「音響」がスゴイ

トクラス製のお風呂は、高級感のある人造大理石の浴槽や光の演出によるラグジュアリーな空間演出と、楽器・音響メーカーのヤマハを母体に持つメーカーならではの浴室音響の充実・手の届きやすさが特徴でした。

トクラスのお風呂の特徴や、他のメーカーのシステムバスとの違いをもっと知りたい、リフォームの具体的な金額が知りたい方のために、当社「ヌリカエ」ではお風呂リフォーム希望者向けの無料の相談窓口 をご用意しています。

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最後までお読みいただきありがとうございました。