ジャグジーをリフォームで取り付けたい！費用やメーカー・掃除の仕方など徹底解説！

「我が家にあこがれのジャグジーを取り付けたいけど、リフォームで設置できるものなのだろうか？」と気になる方も多いのではないでしょうか。

ジャグジーとは側面や底面から気泡が出るジェット装置を搭載した浴槽ではありますが、「ジャグジー」はアメリカのJacuzzi社の登録商標であることから、日本では「ジェットバス」などの名称で販売されているのが一般的です。

この記事では、ジャグジー（ジェットバス）を取り付けるリフォームの費用や注意点について詳しく解説していきます。自宅にジャグジー導入を検討している方は、記事をぜひご覧ください。

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ジャグジーを取り付けるリフォームの費用

ジャグジー（ジェットバス）をリフォームで取り付ける際の費用は、元々の浴室の状態により大きく2通りに分かれます。

一般的に、既存の浴槽に穴を開けてジャグジーを後付けすることはできません。ジャグジーを取り付けるには、ジェットバス搭載型のユニットバスへ浴槽を交換する必要があります（家庭用の簡易ジャグジーを除く）。

なお、工事費用を極力抑えるには、現地調査を実施し相見積もりを取りましょう。複数社から見積もりを取って比較すれば、価格の安い業者を客観的に探せます。

自宅のお風呂にジャグジーを導入する際には、事前に見積もりを取り、比較して安くて良い工事をする業者を選びましょう。順に詳しく解説していきます。

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① 在来浴槽からリフォームする

従来型の浴室へジャグジー（ジェットバス搭載型ユニットバス）を導入するには、65～200万円以上と、比較的高めの金額がかかります。

理由はもともとがユニットバスの浴室に比べて大がかりな工事が必要になるからです。

たとえば、床や壁がタイル材でできていたり、壁材などをすべて張り替える工事が必要になったりすると費用は高くなりがちです。また、デザイン性の高いユニットバスの場合も同様に、工事費は高くなる傾向にあります。

② ユニットバスからリフォームをする

もともとの浴室がユニットバスの場合、費用の相場は50～180万円です。比較的費用が安く済み工事日数も短い傾向にあります。

なお、メーカーの展開する製品よっては、ジャグジーが取り付けられないものもあります。ユニットバスをジャグジー付きの浴槽にする際には、ジャグジー（ジェットバス）機能のオプションが選択可能な製品であるか確認しましょう。

リフォームで取り付けられるジャグジーの機能

リフォームで設置できるジャグジー（ジェットバス）には、以下の3つの機能や効果が期待できます。

① マイクロバブル機能

「お肌のケアをしたい、お風呂に入りながら美肌を手に入れたい！」「最近身体の汚れや体臭が気になる…」そう感じている方は、マイクロバブル搭載のジャグジーを選びましょう。

マイクロバブル機能とは、毛穴の奥まで入り込む気泡を放出でするものです。同機能を使うと、以下3つの効果が期待できます。

美容に関心がある方や冷え症・体臭に関する悩みがある方はぜひ導入しましょう。

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② マッサージ機能

ジェットエアーで全身をくまなくほぐしてくれるのがマッサージ機能です。腰や肩など部分的に特化したものもあれば、全身をケアできるものもあります。

腰痛が気になるなら腰ジェットがあるものを、全身の疲れを癒したいなら底面からまんべんなく泡が出るものを選びましょう。

ジャグジーのなかには、その日の気分に応じてマッサージの機能や強さを自分好みに調整できるモデルもあります。モデルや製品ごとにケアできる箇所は異なるため、自身の身体の悩みに合ったものを選択してください。

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③ 温熱機能

ジャグジーの気泡が身体全体を包み込むことや、気泡がはじけるときに発生する超音波によって、温熱機能が期待できます。

温熱機能によって、肩・首の血行の促進や、筋肉が熱によって伸びることで緊張が和らぐなどの効果が期待できるます。デスクワークなどで肩が凝る方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

リフォームでジャグジーを導入する際の注意点

ジャグジー（ジェットバス）を自宅に導入する際の注意点は、以下の3つです。

① 定期清掃を行う必要がある

ジャグジーは精密機械のため、通常の浴槽と異なるお手入れが必要です。パーツを分解したり、専用の洗剤を使うなどの手入れが必要になります。

自宅浴槽でジャグジーを利用するには、以下のような定期手入れが必要です。

掃除が面倒と思う方のために、お手入れが簡単なモデルも各社から販売されています。お手入れに手間をかけたくない方は、ぜひ導入しましょう。

② 使用不可な入浴剤がある

ジャグジーによっては特定の入浴剤と相性が悪いものもあります。

お手入れが簡単なジャグジーは、多種類の入浴剤を使いやすい傾向にあります。ワンタッチで手入れ可能なフィルターを搭載したものや、浴槽の自動洗浄機能があるものなら幅広い入浴剤を使いやすいでしょう。

配管や内部機械の故障につながる恐れもあるため、入浴剤を使いたい方はジャグジー・入浴剤両方の説明をよく読み正しく入浴してください。

③ 賃貸の場合は設置にリフォーム許可が必要

賃貸物件の浴室をジャグジーに変える際には、原則として大家さんの許可が必要です。購入したい製品の詳細や、改修を行う箇所を事細かに書面で通知せねばなりません。

許可が下りた場合も、騒音トラブルを防ぐために近隣住民へ工事の旨を伝えてください。あらかじめ周辺に住む方の許可を得ておけば、設置工事・使用はしやすくなります。

賃貸物件に住んでいるけど改修をどうしても行いたいと願う方は、トラブルを防ぐためにも、工事前に承認を得るのは忘れず行いましょう。

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ジャグジー付きのユニットバスを取り扱うメーカー

ここではジャグジー（ジェットバス）付きのユニットバスを取り扱うメーカーを紹介します。取り上げるメーカーは、以下の3つです。

LIXIL

あたたかいお湯で肩を温める肩湯やほぐし湯、全身用ジェットバスなどさまざまな機能を選択できるのがLIXILの特徴です。

LIXILのサイレントジェット搭載モデルなら、夜間入浴の騒音を気にせず快適なバスタイムが楽しめるでしょう。

アクアフィール

画像出典：LIXIL

「アクアフィール」は「肩湯」と「肩ほぐし湯」、「腰ほぐし湯」の3つの吐水により、究極の心地よさを提供します。

肩湯や肩ほぐし湯は、半身浴をしながら首や肩まわりをやさしく温めてくれます。溜まりがちな疲れやストレスを忘れさせてくれる、まるでスパにいるような贅沢な時間を堪能できます。

腰ほぐし湯では勢いよく吐出されるウェーブ状の噴流により、腰回りを広範囲にほぐしてくれます。気泡を含まない水流であるため、ジェット噴流とは異なり解きほぐされているような感触を味わえます。

アクアジェット

画像出典：LIXIL

LIXILの「アクアジェット」は腰や背中に心地よい刺激を与えて、極上の癒しを提供します。

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パナソニック

まるで温泉旅館のようなゴージャスなバブル・ジェットに定評があるジャグジーメーカーがパナソニックです。

パナソニック製品には、ジェット機能に重きを置いたモデルや泡の細かさ・美肌効果を重視したものなどがあり、ラインナップが充実しています。

リゾートバブル

画像出典：パナソニック

Lクラス バスルームに標準仕様の「リゾートバブル」は、湧き上がる大きなバブルが疲れの溜まりやすい場所を心地よく刺激してくれます。

浴槽底面からボコボコと断続的に噴き出す泡が、足先から首の付け根まで全身を包み込んでくれます。時間でも身体がしっかり温まるのも特徴です。

酸素美泡湯

画像出典：パナソニック

パナソニックの「酸素美泡湯」は、酸素を含んだミクロの泡で身体を包み込み、肌表面をやさしく綺麗にしてくれます。

入浴剤を使ったような白いお湯は、微細な泡で肌表面の洗浄効果やモイスチャー効果を期待できます。39℃ほどの低い湯温でも身体をしっかり温め、湯上り後に湯冷めしにくいことも特徴です。

ジェットバス

画像出典：パナソニック

パナソニックの「ジェットバス」は背面2ヵ所からの噴流で身体を爽快に刺激してくれます。

ジャグジー以外にも浴室テレビやバスオーディオといったAV関連機器も充実しているパナソニックだからこそ、自分好みのお風呂にカスタマイズしたい人におすすめです。

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TOTO

仕事・スポーツの疲れをしっかり癒せる「ブローバス」「エアブロー」を扱っているメーカーが、TOTOです。

手入れが簡単なフィルターを使っているため、掃除に時間をかけたくない方でも気軽に利用できるでしょう。

ブローバスSXⅡ

画像出典：TOTO

「ブローバスSXⅡ」は浴槽側面4ヵ所からのブロー噴出により、腰や脚をしっかり刺激してくれるため高級感あふれるバスタイムを実現します。

強烈な勢いでジェットを噴射できるTOTOのジェットバスは、日々の仕事での疲れを癒したい方やアスリートの方に適しています。吸込み口部はワンタッチで着脱可能のフィルターを使っているため、お手入れも簡単です。

エアブローⅡ

画像出典：TOTO

単体浴槽 スーパーエクセレントバスの人気オプションである「エアブローⅡ」は、浴槽底面8~11ヵ所から不規則に噴出される泡が全身を包み込んでくれます。

運転モードは強・中・弱の3段階に加えて、強弱をゆっくり繰り返す揺らぎウェーブモードも楽しむこともできます。また、エアブロー配管内の残水は、お掃除スイッチ一つで簡単に処理してくれます。

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リフォームが不要な簡易家庭用ジャグジー

「高価なジャグジーをいきなり買うのは不安…」とお悩みの方は、後付けで設置ができる家庭用の簡易ジャグジーを利用しましょう。簡易ジャグジーの種類は、主に3つです。

簡易ジャグジーには、泡がたくさん出るタイプや水流をある程度調整できるものもあります。上記の表を参考に、自身に合った商品を選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事ではジャグジー（ジェットバス）を自宅に導入したい方向けに、リフォームの費用相場や注意点などを解説していきました。

浴槽をジャグジー仕様に改修すれば、マイクロナノバブルや強力なジェット噴射によるマッサージ、温熱効果などを得られます。多機能ジャグジーを自宅に導入できれば、日々の疲れは軽減されるでしょう。

なお、ジャグジーリフォームの業者を探しの場合には、優良リフォーム業者紹介サービス「ヌリカエ」 の利用がおすすめです。

入力した条件によってリフォーム業者を検索できる他、一括で相見積もりの依頼をすることも。無料で利用できますので、ぜひお気軽にご利用ください。