お風呂の手すりを交換する方法・費用は?DIYか補助金を利用して格安で交換しよう!

  • 【更新日】2023-12-11
お風呂の手すりを交換する方法・費用は?DIYか補助金を利用して格安で交換しよう!

お風呂の手すりが古くなってきたり、緩んできたりした場合、交換を検討される方も少なくないでしょう。

本記事では、お風呂の手すりを交換・設置する方法と費用について解説します。

また、バリアフリーリフォームを目的とした手すりの交換・設置で利用できる補助金についても紹介しているので、是非参考にしてください。

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お風呂の手すりの主な4つの設置場所

お風呂の手すりの主な設置場所

一般的に、お風呂の手すりの設置場所には、主に次の4箇所があります。

  • お風呂の出入り口
  • お風呂の壁
  • 浴槽の横(浴槽に出入りするときの補助用)
  • 浴槽の中(浴槽から起き上がるときの補助用)

 

どの手すりも転倒を防止するために設置されています。

手すりは、介護が必要になったときに設置を考える方が多くなっていますが、妊娠中や小さなお子さんがいる場合にも、あるいは掃除をする際にも手すりがあると便利です。

そのため、ライフスタイルの変化が想定できる場合や、掃除の利便性の向上などのために、手すりの取り付けを検討すると良いでしょう。

>>浴室手すりの設置位置はどこが正解?

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お風呂の手すりの取り付け費用

お風呂の壁の取り付け費用

それでは、お風呂に手すりを取り付ける費用はいくらかかるのでしょうか。ここからは業者に依頼する場合と、自分でDIYをするときの費用、2パターンそれぞれについて解説します。

業者に依頼する場合の費用相場

業者に依頼し、お風呂の手すりを設置する施工費用は、15,000円程度が相場です。これに手すりの本体代金5,000円〜10,000円を追加して、合計20,000円〜25,000円程度が目安となります。

なお、これらの費用は在来工法・ハーフユニットバス・ユニットバス等、どのお風呂のタイプでも、相場はほぼ同様となっています。

自分でDIYをする場合の費用相場

お風呂の手すりはDIYで設置することも可能です。

自分で行う場合、工具のほかは本体代金のみとなるため、4,000円〜5,000円程度となります。例えば次のように簡易に取り付けができる手すりであれば、4,000円ほどで購入可能です。

参考:MRG浴槽用手すり 業者不要かんたん取付け

なお、自分で工事をする際には、以下のような道具が必要となります。

  • 電動ドリル
  • 電動ドライバー
  • 樹脂プラグ
  • タイル用のドリル
  • 浴室用シリコンコーキング材

 

手すりは身体を支えるために体重がかかる部分なので、DIYで行う際には、手すりの下地の補強や調整をしっかりと行い、安全性を高めましょう。

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お風呂の手すりの3タイプ

お風呂の手すりの3タイプ

足腰を支えたり、転倒を防止するために設置するお風呂の手すりには、主に次の3つのタイプがあります。

  • 水平手すり(横手すり)
  • 縦型手すり(I型手すり)
  • L字型手すり

 

具体的に太さや材質などをイメージするためには、実際にショールームや店頭でチェックしてみるのがおすすめです。上記のそれぞれの手すりについて、以下で解説していきます。

水平手すり(横手すり)

もっとも一般的なタイプで、床と水平に設置される横型の手すりです。

歩行をサポートしたり、浴槽から立ち上がる際に転倒を防止したりするために、お風呂の壁に取り付けるケースが多くなっています

縦型手すり(I型手すり)

名前の通り縦型(I型)の形状で、体の重心や姿勢を安定させることを目的として設置される手すりです。

浴槽から立ち上がるときや、浴槽をまたいで出入りするときに利用することが多いため、ある程度太めでつかまりやすい32mm〜36mm程度の手すりがおすすめです。

L字型手すり

名前の通りL字型をしている手すりで、水平手すり(横手すり)と縦型手すり(I型手すり)が一つになったタイプです。

L字型も、浴槽で立ち上がったり、浴槽をまたいだりするときに利用されることが多く、転倒防止のほかに入浴姿勢を安定させる効果もあります。

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お風呂の手すり交換をDIYで行うときの注意点

お風呂の手すり交換の注意点

DIYを行う際、手すりを取り付ける壁にヒビが入っていないかを確認しましょう。

ヒビが入っている場合は、安全性やヒビ割れ悪化の危険性があるため注意が必要です。

業者が手すりを取り付ける際には、ビス止めだけではなく、下地の補強作業や防水処理を行い、専門の工具を用いてしっかり取り付けを行います。

そのため、安全面を重視する場合には、業者に頼むことをおすすめします。

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お風呂の手すりのおすすめのメーカー

お風呂の手すりのおすすめメーカー

お風呂の手すりのメーカーは数多くありますが、ここでは主なメーカーである次の3社をご紹介します。

  • リクシル(INAX)
  • TOTO
  • タカラスタンダード

 

それぞれ解説します。

リクシル(INAX)

リクシルの水回り製品のブランドがINAXです。

お風呂用の手すりは、「浴室入り隅用手すり(L型)」「浴室洗い場用手すり」「浴室用手すり」の3種類があり、低価格の「浴室洗い場用手すり」は縦型で、価格は14,500円からとなっています。

それぞれステンレスの芯材を樹脂で覆っているので、握りやすい造りです。また、ご自宅の浴室のレイアウトに合わせた特注の手すりを作成できる点も魅力です。

なお、手すりと金具が別々の品番になっているため、購入する時には注意しましょう。

そのほかの製品について、詳しくはリクシルのカタログをご確認ください。

リクシル「水まわり手すりカタログ

TOTO

TOTOには、浴室用として「インテリア・バー(コンテンポラリタイプ)」「インテリア・バー」「インテリア・バーFシリーズ」があります。

滑りにくく、握りやすい上に、比較的リーズナブルな手すりであれば、「インテリア・バーFシリーズ」がおすすめです。

滑りにくいソフトな樹脂を使用したメッシュタイプで、柔らかい丸みを帯びたデザインとなっており、本体価格も15,600円からとなっています。

TOTO「手すりカタログ

タカラスタンダード

タカラスタンダードの手すりは、ハンドバーという名称で販売され、「安心ハンドバー」「ステンレス製ハンドバー」の2種類があります。

ステンレス製ハンドバーは400mmだと6,500円で購入できるので、費用を抑えて手すりを購入したい人におすすめです。

また、安心ハンドバーの方は、ステンレス製のバーを樹脂でコーティングしてグリップ形状にしているため、滑りにくく、色のバリエーションもホワイトとベージュの選択肢があります。

各商品について、詳しくはタカラスタンダードのカタログをご確認ください。

参考:タカラスタンダード「システムバスカタログ

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お風呂の手すり取り付けは補助金が利用できる

お風呂の手すり交換で使える補助金

介護やバリアフリーリフォームのために手すりを取り付ける場合には、介護保険から補助金が支給される可能性があります。なお、支給の条件は以下の通りです。

  • 要介護もしくは要支援の認定を受けていること
  • ケアマネージャーと相談して必要だと判断されること
  • 事前に申請書や書類の提出をすること

 

対象工事の費用の上限は20万円で、自己負担の1割を除いた最大18万円の補助金が受け取れます。

受給の際には、工事の領収書、工事費内訳書、完成後の状態を確認できる書類が必要となるため、工事完了後までとっておきましょう。

なお、介護保険の補助金対象となる具体的な工事は、手すりの設置を含めて次のような工事があります。

  • 手すりの設置
  • 段差の解消
  • 滑りの防止や移動の円滑化のための床材変更
  • ドアの付け替え
  • トイレの取り替え
  • その他、上記の工事に付帯して必要となる住宅改修(壁の補強、スロープ設置にともなう転落防止柵の設置など)

 

手すりの設置自体は25,000円程度でできるため、他のバリアフリーリフォームも予定がある場合には、組み合わせることも検討してみると良いでしょう。

介護保険を利用しての手すりの設置や住宅改修の詳細は、厚生労働省が配布している資料(下記)をご確認ください。

参考:厚生労働省「介護保険における住宅改修

>>介護保険リフォームとは?

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お風呂の手すり交換は業者に依頼しよう

お風呂の手すりはDIYで交換することもできますが、業者に依頼しても25,000円程度と比較的リーズナブルな工事のため、安全面を考慮すると業者に依頼することをおすすめします。

また、お風呂の手すりのタイプには、主に、 水平手すり(横手すり)・縦型手すり(I型手すり)・L字型手すりの3種類があります。

設置場所は、お風呂の出入り口や、お風呂の壁、浴槽の横、浴槽の中が主な場所です。

要介護・要支援の方がいる場合には、介護保険から手すりの設置工事の補助金を受け取れる可能性があるため、支給の要件を確認することをおすすめします。

なお、浴室を含むリフォームを考えられている方は「ヌリカエ」のご利用がおすすめです。

全国2000社以上の優良なリフォーム業者と提携しているヌリカエでは、リフォーム会社ごとの評価・レビューもチェックできるため、安心して任せられる会社を見つけることができます。ぜひお試しください。

>>お風呂のバリアフリーリフォームの種類と費用

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