ユニットバスの蛇口交換にかかる費用と交換方法は?リフォーム時の注意点も解説

  • 【更新日】2023-12-11
ユニットバスの蛇口交換にかかる費用と交換方法は?リフォーム時の注意点も解説

ユニットバスの蛇口交換にかかる費用と交換方法は?リフォーム・DIYをする時の注意点

ユニットバスの蛇口に使われるシャワー水栓やバス水栓は、経年劣化による水漏れなどの不具合が起こりやすい箇所です。

蛇口の耐用年数は10年程度とされているため、新築から10年以上使い続けている水栓は交換する必要が生じてきます。

一方、蛇口交換にかかる費用・工期が気になる方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、ユニットバスの蛇口交換を行う時期の目安と費用相場、蛇口交換を依頼する際の注意点を解説します。

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ユニットバスの蛇口交換をする時期とは?

ユニットバスの蛇口交換を検討するタイミングとしては、以下の3点が挙げられます。

  • 水漏れを起こしている場合
  • ユニットバスが耐用年数を過ぎている場合
  • 使い勝手が悪く感じる場合

 

それぞれ詳しく解説します。

水漏れを起こしている場合

ユニットバスの蛇口から水漏れが起きている場合は、可能な限り早めに交換しましょう。

蛇口を閉めた後に少し水漏れがしている程度の不具合でも、劣化が進むとトラブルになる可能性があります。

水が止まらなくなるまで悪化すれば、余分な水道代が発生したり、集合住宅の場合は階下の部屋に影響したりするリスクもあります。

シャワー水栓やバス水栓からの水漏れに気づいたら、すぐに管理会社や家主、水道業者やリフォーム会社に連絡しましょう。

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ユニットバスが耐用年数を過ぎている場合

前述の通りユニットバスの蛇口の耐用年数は約10年ですが、ユニットバス全体では約15年~20年とされています。

15年以上使用している浴室では、蛇口に不具合がなくても、ユニットバスの壁や床、浴槽などで劣化が進んでいる可能性もあります

そのためユニットバスの寿命に合わせて、蛇口を含めたユニットバス全体の交換リフォームを行うこともおすすめです。

最新のユニットバスを導入することで、保温性や掃除のしやすさが向上し、増築なしで浴室を広く使うことも可能になるため、検討してみると良いでしょう。

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使い勝手が悪く感じる場合

小さなお子さんや高齢の家族にとって使いづらい水栓を使用している場合や、温度調節がうまくいかない場合など、使い勝手が良くないと感じる時も蛇口交換の目安です。

最新の浴室用水栓の中には、節水効果や美容効果を高めた製品や、弱い力で切り替えられるタッチスイッチを搭載しているものもあります

浴室の機能性や快適性を高めたい方は、メーカーのカタログやショールームを確認してみましょう。

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ユニットバスの蛇口(水栓)の種類

ユニットバスの蛇口に使用される水栓には、以下の3種類があります。

  • 2ハンドル混合水栓
  • サーモスタット混合水栓
  • シングルレバー混合水栓

 

それぞれの水栓の特徴とメリット・デメリットを解説します。

現在お使いの水栓はどれか、あるいは新しい水栓を選ぶ際の参考にしてください。

2ハンドル混合水栓

出典:TOTO

2ハンドル混合水栓とは、ハンドルがお湯用と水用に分かれており、2つを回して温度調節をする蛇口のことです。
一昔前までは主流だった水栓で、構造がシンプルなため故障しにくく、価格が抑えられるメリットがあります。

一方、温度調節の手間がかかる点や、節水効果の低い点がデメリットです。

築年数が経ったユニットバスで使用されることが多いため、経年劣化による水漏れなどのトラブルが起こりやすい蛇口です。

サーモスタット混合水栓

出典:TOTO

サーモスタット混合水栓は、温度調節用のハンドルが備わった蛇口で、近年では最も普及しています。

一定の水温でお湯を出し続けられるほか、開閉が容易なため小さなお子さんや高齢の家族がいる家庭でも安心して使用できるメリットがあります。

ただし、サーモスタット混合水栓は構造が複雑なため本体が高価なことから、故障した際にも修理が難しい点がデメリットです。

シングルレバー混合水栓

出典:TOTO

シングルレバー混合栓は、洗面所やキッチンで使用されることの多い蛇口です。

温度調節・開閉を1本のレバーで行うのが特徴で、左右に動かすことで温度調節、上下させることで開閉します。 操作が手軽で扱いやすいメリットがありますが、複雑な構造のため故障しやすいデメリットもあります

なお、サーモスタット混合水栓が普及した近年の浴室では、シングルレバー混合水栓が使われることは少なくなっています。

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ユニットバスの蛇口交換にかかる費用

ユニットバスの蛇口交換では、水栓本体の代金に加えて出張費と作業費が必要になります。

場合によっては、早朝・深夜は割増料金やキャンセル料などが発生する可能性があるため、業者からの見積もりを十分に確認しておきましょう。

ここでは交換する水栓の種類ごとに費用相場を解説します。

2ハンドル混合水栓の交換費用

2ハンドル混合水栓に交換する場合、2万円〜3万円程度が費用相場です。

水栓本体は1万円〜1万5,000円程度、出張費は3,000円程度、作業費として1万円程度が内訳です。

水栓の機能性やグレードによって交換費用は変わるため、正確な金額を知りたい方は業者から見積もりを取り寄せましょう。

サーモスタット混合水栓の交換費用

サーモスタット混合水栓への交換費用は、2万円〜4万円程度が相場です。 水栓本体が1万円〜2万円程度と割高になるため、2ハンドル混合水栓よりも交換費用が高くなるケースが多くなります。

出張費や作業費には大きな差がなく、それぞれ3,000円程度、1万円程度です。

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ユニットバスの蛇口交換を依頼する時の注意点

ユニットバスの蛇口交換は、メーカーまたはリフォーム会社・水道業者に依頼するのが一般的です。

それぞれの修理方法と注意点について解説しましょう。

保証期間内であればメーカーに依頼する

TOTOやLIXILなどのメーカーでは、水栓に2年間の無料保証期間を定めています。 延長保証に加入することで、保証期間を5年・10年に延長できるケースもあります

保証期間内に水栓が故障した場合には、メーカーの無償修理が受けられる可能性が高いため、水栓メーカーの問い合わせ窓口に連絡してみることをおすすめします。

リフォーム会社・水道業者からは相見積もりを取る

保証期間が切れている場合や、使い勝手を向上させるために蛇口交換をする場合には、リフォーム会社や水道業者に依頼することになります。

急な水漏れですぐに修理が必要な場合には、地域の水道業者や、賃貸の場合は管理会社などに連絡することになるでしょう。 軽微な水漏れや不具合などで水栓を交換する際には、複数のリフォーム会社から相見積もりを取り寄せることをおすすめします。

依頼する会社によって見積もり費用が異なるため、比較して選びましょう。

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ユニットバスの蛇口交換は専門会社に依頼するのがおすすめ

ユニットバスの蛇口交換は、水漏れを起こしている場合や10年以上使い続けている場合、使い勝手が悪い場合などのタイミングで行うことが多くなります。

古いタイプのユニットバスでは2ハンドル混合水栓が使われていることが多く、近年普及しているサーモスタット混合水栓への交換作業を行うのが一般的です。

保証期間内の不具合であれば、メーカーの修理も受けられます。

DIYで交換することも可能ですが、DIYに不慣れでリフォーム会社に依頼したい場合には、必ず相見積もりを取って費用や工事内容を比較するようにしましょう。

相見積もりを取る際には、複数のリフォーム会社からの見積もりを一括で取得できる「ヌリカエ」も便利です。実際にリフォームを行った方の評価・レビューを参照しながら、無料でリフォーム診断が受けられるので、気軽にお試しください。

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